2018-08-16 17:15

『あんステフェス』開催記念、独占流星隊キャストインタビュー！第３回は南雲鉄虎役の小西成弥さん

　4作目でメインストーリー完結篇を上演した『あんステ』が、今度はライブでお目見え！　出演キャストが全員登場する『あんステフェスティバル』のビジュアル撮影現場で、流星隊のメンバーにインタビューを敢行。5人それぞれが抱く『あんステ』や流星隊への想いが見られるかも？　撮影の合間のキャストのオフショットも特別にお見せします♪

男のなかの男に憧れる元気いっぱいの1年生！

　流星隊の1年生トリオのなかではまとめ役となることが多い南雲鉄虎。口上は「黒い炎は努力の証！　泥で汚れた燃える闘魂！　流星ブラック　南雲鉄虎……！」ということで、メンバーカラーは黒です。少々猪突猛進なところはあるものの、そんなまっすぐなところが彼の魅力。目立ちたくない翠と人見知りの忍を引っ張る頼もしい一面もあります。空手部に所属していて、部長である鬼龍紅郎を「大将」と呼んで慕っています。

　南雲鉄虎を演じる小西成弥さんは、『あんステ』には3作出演。なんと初演では流星隊から唯一の参加でした。その際は1人で流星隊の曲である「メテオレンジャー」を歌っていました。2作目でついに流星隊5人が揃い、4作目で再び5人で「メテオレンジャー」を披露できたことについて嬉しかったと語っていたことも。

鉄虎役の小西成弥さんに直撃インタビュー！

――本日の撮影の感想をお願いします。

小西「久し振りの撮影でしたが、こういった撮影もようやく慣れてきたんじゃないかなと思います。ただちょっと苦労したことがあったんですよ。僕は『あんステ』は3作出演させてもらっているのですが、撮影の際のポーズがなかなか……。もう使い切った感があったんですけど、なんとか絞り出しました（笑）！　撮影自体は、鉄虎が元気なキャラクターなので、すごく楽しかったです。演じているときも撮影しているときも、自分が元気になれるのが鉄虎ですね」

――これまで出演された公演のなかでの思い出や、印象に残っていることはありますか？

小西「前回の1月の公演（『あんさんぶるスターズ！オン・ステージ』～To the shining future～）では日替わりのシーンがあったんですけど、そこが大将（鬼龍紅郎）と鉄虎の2人でやるシーンだったんです。じつはそのとき仙石もステージにいるんですけど、僕たちは気づいていないフリをするという……。完全なアドリブではなく、2人であらかじめ話し合って色々作っていったことが思い出になっていますね。稽古の段階でいくつかパターンを作っていて、そこから本番で客席の反応を見ながら、良かったものはブラッシュアップしました。でもあまり狙い過ぎず、空手部の2人らしい関係性を出せるといいなと思って臨んだシーンでもあります」

――ご自身が演じる“南雲鉄虎”の第一印象、そして実際に演じてみての変化があれば教えてください。

小西「基本は元気なキャラクターです。でもすごくしっかりしていて、ある意味達観してるというか、ちょっと大人なところもあります。舞台では元気なところの方が多かったように感じますが、大将と絡むときと千秋と絡むときでも差がありますね。初演は流星隊が僕以外出演していなかったので、大将とのやり取りしかなかったんです。そこでは元気で明るい部分がフィーチャーされていたと思います。でも千秋とはちょっとクールというか、大将といるときの鉄虎とはまた雰囲気が違うんですよ。そのちょっとした関係性の差を出せればいいなと思っていました。2人とも鉄虎にとっては先輩なんですけど、大将はすごく尊敬している憧れのような存在で、追いつけない、手が届かないと感じています。一方の千秋については、彼を目指しているわけじゃないですけど目標のような存在なのかなと」

――次は『あんステフェスティバル』という新しいステージになりますが、そちらへの意気込みや、何か挑戦してみたいことはありますか？

小西「なんだかんだ今までも公演の中で結構ライブをやってきた印象もありますけど、ライブだけというのは初めてなんですよね。これまで以上に大きな会場ですし、たくさんのお客さんの前でライブができるのは楽しみです。まだ全然わからないですけど、ライブならではの演出もあるだろうし。これまでは舞台のなかのワンシーンとしてのライブという前提があったので、皆さんそこまで騒げないと感じていたこともちょっとあったと思うんですけど、フェスではそこをもう開放していただいて(笑)。もう存分に声を出して騒いで、楽しんでいただけたらと思います」

――最後にファンの皆様にメッセージをお願いします。

小西「流星隊がまた揃いますし、fineの新キャストを除く3名と紅月が今のキャストでは卒業になります。今までももちろん1回1回をすごく大切にしてきましたし、舞台ってなかなか「絶対に次がある」とも言えないので、「これが最後だ！」と思って毎回やってきました。でも今回は本当にfineと紅月は最後なんですよね。物語のなかの大将と鉄虎の関係性もですが、僕と大将役の（上田）堪大くんと築いてきた関係性もすごく大事にしてきました。ライブなので少ないですけど、1公演1公演を楽しんで、お客さんと一緒に盛り上がっていけたらなと思います。そして、流星隊全員で皆さんを笑顔にできるようなライブにしていきたいと思いますので、ぜひ盛り上がる準備をして、楽しみにしていてください！　僕も負けずに頑張ります！」

　流星隊だけでなく、“大将”を演じる上田さんへの想いもたっぷり語ってくれた小西さん。深い絆を感じました……！　次回は高峯翠を演じる村川翔一さんのインタビューをお届けします！

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