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2018年8月5日(日)

“VTuber”になれる夢のツールから、中学生が作った作品まで! ぜんためレポートPart3【電撃PS】

文:まさん

 8月4日(土)~5日(日)の2日間、岐阜県岐阜市の柳ケ瀬商店街を中心に開催された“第2回 全国エンタメまつり(ぜんため)”。電撃PlayStation編集部が、インディーゲームの注目タイトルレポートの3回目をお届けします。

“第2回 全国エンタメまつり”レポート記事

 というわけで、ここからはトップギア! インディーゲームのお祭りらしいカオスな物から独断で選んだタイトルまで、ノンストップで語っていきます。

第2回 全国エンタメまつり
第2回 全国エンタメまつり
▲元コナミ矩形波倶楽部の古川もとあき氏が音楽を担当した、カオスな傑作シューティング『ももいろアンダーグラウンド』も販売。

誰もが“VTuber(バーチャルYouTuber)”になれる時代!

 最新のツールやガジェットにいち早く目をつけるのがインディーゲームクリエイター。今やすっかりおなじみとなったVRもそうですが、新しいもの好きならインディーイベントをチェックしておくと、意外な発見があるものです。

 そんなわけで、今年の最新トレンドは“VTuber”。キズナアイをはじめとするバーチャルな女子キャラや、よくわからない化け物などがYouTuberとなる文化はオタク界隈ですっかり浸透しましたが、そんな“バーチャルYouTuber”を体験できるブースが設けられているのに新たな時代を感じました。

第2回 全国エンタメまつり
第2回 全国エンタメまつり

 そう、みんな二次元美少女になりたいのです。自分という肉体を捨てて、VTuberのアバターで好きなことを語る。外見で差別されないSF世界がまた一歩実現したと言えるでしょう。そんな未来の体験ができるとあって、やはり注目度は高い様子。

第2回 全国エンタメまつり
第2回 全国エンタメまつり

 もし、来年もぜんためがあったら、VRではなくVTuberブースもできているのでしょうか。ちょっと気になるところですね。

『おてんば少女と学校の迷宮』

 会場内を歩いていると、突然飛び込んできた謎のフリップ。そこには“岩野田中学校生3Dゲーム作品”なる文字列が。「どういうこと? 中学生が作ったの?」と会場の人に話を聞いてみると、まさにそのとおり。なんと中学生が作った3Dゲームが出展されていたのです。

第2回 全国エンタメまつり

 制作ツールの充実で、だれでもゲームを作りやすい世の中になったといわれていますが、今や3Dアクションでも中学生が作れるんですよね。未来のクリエイターがここからどんどん生まれてくるのでしょうか。

第2回 全国エンタメまつり
第2回 全国エンタメまつり

 巨大な玉をよけながら戦う3Dアクションとして、ロックオンやショットなど、ひととおりのアクションができる本作。開発者いわく「ボスがごり押しできちゃうのが課題です」とのことですが、不具合などもなく、しっかりとボス戦まで遊べました。

 インディーゲームイベントは、こういうサプライズがあるのが素敵なんですよ。ゲーム制作に年齢は関係ない。自分も今からゲームを作りたくなってくるような体験でした。

“PS Mobile”終了後も見かけるPSM出身のゲームたち

 今から、メチャクチャ個人的な話をします。2015年9月10日。PS Vitaでとあるサービスが終了してしまいました。それが“PlayStation Mobile(PSM)”。PS Vitaやスマホなどで個人がインディーゲームを配信できるすばらしいサービスだったのですが、現在は購入や再ダウンロードもできません。

 サービス中の約3年の月日で生まれたゲームは数知れず。世間的にはそこまで重要な立ち位置に見られていないのですが、じつは『ヒーラーは二度死ぬ』のPon Pon Gamesや、海外のインディーゲームクリエイターたちが産まれた偉大な実験場でもあったのです。

 そんなPSM出身のゲームが会場内でも出展されていて、300本以上のPSMタイトルを買った自分としては思わずニヤリ。

第2回 全国エンタメまつり
第2回 全国エンタメまつり

 サービス後期にあった作品『Emil’s Task』のリファイン版で、最近、Nintendo Switch版も出たパズルゲーム『パケットクイーン』。自分もよく知っているタイトルが並んでおり、PSMが残したものの萌芽を感じ取ることができました。

第2回 全国エンタメまつり
第2回 全国エンタメまつり

じつはインディーブースの会場外もすごかった!

 ぜんためでは、企業ブースの出展を屋外の“ゲームストリート”で展開。インディー&VRゾーンから少し離れたところで、SIEや任天堂など大手メーカーのタイトルを遊ぶことができました。

 とくに注目したいのが任天堂ブース。任天堂がSwitchで展開するインディーゲームを多数展示していたのですが、子どもが多いこと多いこと! 親子連れで楽しんでいる姿や少年少女が熱中している姿が見受けられました。

 60秒で力尽きる主人公を操りながら謎を解いていく『Minit』や、親子連れの注目度がバツグンに高かったマルチプレイアクション『OVERCOOKED! 2』など、展示されているタイトルにもハズレなし。

第2回 全国エンタメまつり
第2回 全国エンタメまつり
第2回 全国エンタメまつり

 自分も、最近はSwitchでインディーゲームを買うことが多いのですが、今年以降もまだまだインディーゲームが盛り上がる勢いを感じられてワクワクしちゃいましたよ!

 もちろん、インディーゲームだけではなく、最新格闘ゲームの試遊や物販もみどころ。『SNKヒロインズ Tag Team Frenzy』の画面に釘付けになって何かに目覚めようとしている少年を見かけて、思わず心の中で応援してしまいました。

 グッズの物販に加えてスーパーボールすくいも遊べるなど、完全に縁日の出店と化していたアークシステムワークス。『白き鋼鉄のX(イクス)』を試遊できたインティ・クリエイツなど、グッズの物販だけではなくブースも多く、時間さえあればもっと回りたかった……。

第2回 全国エンタメまつり
第2回 全国エンタメまつり

 おりしも、時間は午後3時。最高気温38度を記録していましたが、外の人通りは絶えず、地域の人々が“お祭り”としてぜんためを楽しんでいる様子が見られたのが印象的でした。

 というわけで、インディーレポートはここまで。ぜんためでは各種ステージなども催されましたが、こちらのレポートはあらためて書く予定ですので、お楽しみに!

第2回 全国エンタメまつり
第2回 全国エンタメまつり
▲オバケと人間がケイドロするぜんため限定のゲーム『オバケイドロ』。

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