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2018年8月9日(木)

【ガンソク】“第二章”のアップデートで遊びの幅が広がる!(オオチP便り#2)

文:電撃オンライン

 バンダイナムコエンターテインメントから配信中のiOS/Android用アプリ『機動戦士ガンダム 即応戦線(略称:ガンソク)』。本記事では、本作のプロデューサー・オオチ ヒロアキ氏へのスペシャルインタビューをお届けします。

【『ガンダム即応戦線(ガンソク)』とは】

 アニメ『機動戦士ガンダム』シリーズにおける「一年戦争」にスポットをあてた、対戦型リアルタイムガンダムバトル!

 プレイヤーは、「地球連邦軍」/「ジオン公国軍」どちらかの陣営を選び、所属する軍の指揮官となり、オンラインで友達と同時対戦できるゲーム。

『ガンダム即応戦線(ガンソク)』

バンダイナムコエンターテインメント

機動戦士ガンダム 即応戦線 プロデューサー

オオチ ヒロアキ

 開発の指揮を執るプロデューサー。

※本ページの内容は、基本的に執筆時点のものです。最新のゲーム内容とは異なる場合や、画面写真に開発中のものが含まれている場合がありますので、あらかじめご了承ください。

“ガンソク第二章”と銘打った大型アップデートへの意気込み

――リリースから約半年が経過したところで、“第二章”という大きな変化を予感させるアップデートが発表されました。詳細は後ほど質問させていただきますが、まず“第二章”のコンセプトや意気込みをお聞かせください。

 現在プレイしていただいている方はもちろん、まだ『ガンソク』をプレイしていない方や、一度遊んだけど最近遊んでいないユーザーさんの状況も想定したうえで、“もっと遊びやすくしたい!”と考えてのアップデートになります。

 これまでは“連邦軍vs.ジオン軍”をテーマにした、対人戦で遊ぶゲームだったんですけど、実際のユーザーさんの声を詳しく追っていくと「1人でコツコツ遊べるモードが欲しいな」って人や、対人戦が好きな人のなかでも「練習できる場所が少なすぎる」という意見を多数いただきました。

 なので対人戦だけではなくコンピュータ……つまりNPC(ノンプレイヤーキャラクター)と戦える要素が必要だと常々感じていました。

『機動戦士ガンダム 即応戦線(ガンソク)』

・ガンソク第二章特設サイト

――NPCと戦う仕組み自体はすでに実装されていますよね?

 はい。6月の下旬に“対人戦に敗北したあとに一定確率でNPCとマッチングする仕様”と“対戦相手が一定時間見つからない場合にNPCと戦う仕様”を実装しました。これによって一部のユーザーさんからは「対人戦しかやりたくない」という声もありましたが、多くのかたに継続して遊んでいただけるようになりました。

 今後拡張していくNPC戦の仕組みは、1人でコツコツ遊べてユーザーさんのプレイ継続率の向上により繋がる形で実装したいと思っています。

――宇宙世紀から一年戦争以降の機体が参戦することも発表されました。

 これまでは一年戦争の機体だけで遊ぶゲームだったんですが、ユーザーさんにヒアリングしたところ「世界観はある程度守って欲しいけど、できれば一年戦争以降の機体も触りたい」という素直なご意見をいただきましたので「一年戦争以降の機体も参戦させよう」と方針を定めた次第です。

 この段階で“1人用モードの強化”と“一年戦争以降のユニット参戦”という大きな改修が決まりましたので“ガンソク第二章”と銘打たせていただきました。

――これまでは“手のひらの一年戦争”というキャッチフレーズでしたが、一年戦争以降のユニットの参戦によって変わったりするのでしょうか?

 ゲーム内ではこれまでどおり“一年戦争”を模した“一カ月戦争”を行っていきますので特にキャッチフレーズには変更ありません。あくまで「一年戦争以降の機体も“特別に”出てくるゲーム」と思っていただければと思います。

“ガンソク第二章”の先駆けとして行われたプレゼントキャンペーンの反響

――7月26日に行われた“全レアリティ全ユニットプレゼントキャンペーン”はガンダムのゲームアプリ初の試みということですが、反響はいかがでしたか?

 特に既存ユーザーの皆様からは好評をいただいています。併せて新規ユーザーさんと、復帰ユーザーさんが徐々に増えるなどの反響が見え始めました。

――復帰者が増えたということですが、これを期にガンソクを始めた人も増えましたか?

 「新しくやってみようかな、けど今から他の人に追いつくのはしんどいな」と思っている人が始めやすい状態だったので、「久しぶりにやってみようかな」という復帰ユーザーさんとあわせて着実に人は増えていますね。

『機動戦士ガンダム 即応戦線(ガンソク)』

・配布される全レアリティ・全ユニット一覧

一年戦争以降から初の参戦となるユニコーンガンダム&シナンジュの詳細

――“宇宙世紀から一年戦争以降のエースユニットが参戦”という発表について、ズバリ参戦ユニットを教えてください!

 『機動戦士ガンダムUC』から参戦するユニコーンガンダムとシナンジュです。

ユニコーンガンダム

『機動戦士ガンダム 即応戦線(ガンソク)』

シナンジュ

『機動戦士ガンダム 即応戦線(ガンソク)』

――第二章の主役ユニットともいえる、これらのユニットの性能を教えてください。

 ユニコーンガンダム、シナンジュとも “マップ全体の敵すべてのバフ&デバフ効果を無効化する”というアビリティを持っています。ユニットが生存している間はずっとこの効果が継続するので、バフ&デバフ持ちユニットを使う場合の戦略が大きく変わってくると思います。

 なおユニットの性能はそれぞれユニコーンガンダム、シナンジュ同一になっています。最初はダッシュで攻撃し、敵に接近したら格闘攻撃に移行するタイプ。消費ENは多いですが総合力はかなり高いので、ぜひ実装に期待してください!

――この次の新ユニットも『機動戦士ガンダムUC』からの参戦になるのでしょうか? それともほかの宇宙世紀関連作品から選ばれるのでしょうか?

 未定ですね。今回のユニットが出たあと様子を見つつ検討していきますが、一年戦争のユニットは継続的に出す予定ですので、そこはご安心ください。一年戦争以降のユニットは、基本的に“ゲスト”のような立ち位置になっていくと思います。

近日中に行われる大型アップデートの目玉“戦域赴任システム”の詳細

――“戦域赴任システム”の詳細について教えてください。

 まず今までは全体で1つだけあった“勢力ゲージ”が各戦域別に設定されます。今までの“一カ月戦争”の勝敗は単純に全ユーザーさんの陣営ポイントの合計で決まっていたんですが、アップデート後は優勢な戦域が多い軍の勝ちになります。戦域ゲージのある戦域は全部で7つになりますので、4つ以上の戦域で優勢をとれば勝利となります。

『機動戦士ガンダム 即応戦線(ガンソク)』

 また戦域別にコンテナから排出されやすいユニットが設定されていたり、「○○の戦場で○回戦おう」などのミッションが指定されたりと、新たな戦域システムを使った遊びをいろいろと組み込んであります。

 各戦域を回って報酬を獲得しながら不利な戦域に乗り込んで味方陣営の逆転勝利に貢献するといった遊びができますので、これまでよりも個人や兵団が戦況に与える影響をダイレクトに感じられると思います。

『機動戦士ガンダム 即応戦線(ガンソク)』

――特設サイトには“ソロで遊ぶ仕組みも追加”とありましたが、具体的にどういった要素でしょうか?

 各戦域に入るときには基本的に遭遇戦という“対人戦”と、哨戒任務という“NPC戦”を選ぶ仕組みになっていて、1人でコツコツ遊びたいなという方は各戦域の“NPC戦”を選んでいただければOKです。NPC戦でも対人戦とほぼ同様の報酬をもらえるので、ひたすら1人で遊ぶことも可能になっています。

 ちなみに各戦域の“対人戦”の方は、対人戦が優先されるというだけで相手が見つからない場合は今までどおり“NPC戦”になります。戦域がバラけるので全体的には今よりも“NPC戦”が発生する確率が高くなると予想されます。

 ただし上位のプレイヤーが最上位の戦域に集まることで“対人戦が発生しやすい状態”が作れるので、戦域を一通り回って報酬を入手したあとは、良い報酬が出やすい最上位の戦域に集まって対戦していただければと思います。

『機動戦士ガンダム 即応戦線(ガンソク)』
『機動戦士ガンダム 即応戦線(ガンソク)』
『機動戦士ガンダム 即応戦線(ガンソク)』
『機動戦士ガンダム 即応戦線(ガンソク)』
『機動戦士ガンダム 即応戦線(ガンソク)』
『機動戦士ガンダム 即応戦線(ガンソク)』
『機動戦士ガンダム 即応戦線(ガンソク)』

――プレイする戦域は誰もが任意に選べるのですか?

 戦域自体は任意で選べるのですが、“戦域の解放”という要素はこれまで通りあるので、例えば“ジャブロー”の戦域でプレイするには、今までどおりスコア3,000以上を維持する必要があります。とはいえNPC戦でもスコアは増えますので、こちらも特に難しいことはありません。

 なお全ユニットのレベルが1に制限された対戦が行える特殊な戦域が追加されますので、常に同じ条件でひたすら対人戦を楽しみたいユーザーさんは、この戦域を利用していただくのが良いと思います。

 ただし、この戦域は特殊で勝っても報酬がもらえませんので、基本的には腕を磨いたり競ったりするためのストイックな戦域と考えてください。

『機動戦士ガンダム 即応戦線(ガンソク)』

――スコアと陣営ポイントの仕組みはどう変わりますか?

 今までは陣営ポイントで競っていた個人ランキングがスコアで競う形に変わり、ランキング報酬により階級が決まるようになります。陣営ポイントは“一カ月戦争”に影響のある“戦域の優劣”を決める要素と、兵団ランキングの要素になります。“一カ月戦争”での兵団ランキングでは兵団全員に報酬が入りますので、兵団で団結して1位を目指してみてください。

 以前は“スコアをわざと下げて陣営ポイントを稼ぐ”という方法がありましたが、アップデート後は陣営ポイントの意味合いが変わるうえ、NPCと戦って稼ぐこともできるので必要なくなりました。

『機動戦士ガンダム 即応戦線(ガンソク)』
『機動戦士ガンダム 即応戦線(ガンソク)』

――特設サイトには“兵団での遊び方を強化”とありましたが、具体的にどういった要素でしょうか?

 各戦域で報酬のある兵団のランキングが用意されていますので、例えば「すべての戦域で我が兵団を1位にするぞ!」という目標を立てて遊ぶことも可能になります。また兵団に関するミッションを充実させる予定です。より密接な協力プレイを楽しんでください。

『機動戦士ガンダム 即応戦線(ガンソク)』

“戦域赴任システム”まとめ

・8つの戦域があり、任意に入る戦域を選べる

・ “ユニットレベル1限定”かつ“報酬なし”の特殊な戦域が実装される

・各戦域で陣営ポイントの合計による優劣を決め、4つ以上の戦域で“優勢”だった陣営が“一カ月戦争”で勝利する

・遭遇戦(対人戦)と哨戒任務(NPC戦)が用意されており、入るときにどちらかを選択する

・上位の戦域がスコアによって解放する仕組みはそのまま

・戦域ごとにミッション報酬が設定されている

・戦域によってコンテナから排出されやすいユニットが異なる

アップデート後の“陣営ポイント”まとめ

・“一カ月戦争”の勝敗に影響する

・各戦域の兵団ポイントランキングに影響する

・個人で陣営ポイントを稼いでも特に報酬はない(兵団ランキングでの報酬は得られる)

・全体の兵団ランキングに影響する

アップデート後の“スコア”まとめ

・“一カ月戦争”の勝敗には影響しない

・マッチングする相手に影響する(近いスコアの相手が選ばれる)

・個人ランキングはスコアで競う仕組みになり、ランキングにより階級章がもらえる

・上位の戦域で勝ったほうが獲得量が多い

・NPCに勝っても獲得できるが、対人戦のほうが獲得量が多い

※本記事の内容は開発中のものであり、実施時には異なる場合があります。

8月26日に行われる賞金付きオフライントーナメント“GGGP”について

――日本最大級のキャラクター&ホビーイベント“C3AFA TOKYO 2018”において『ガンソク』が競技種目となっている“GGGP(GUNDAM GAME GRAND PRIX)”という賞金付きゲーム大会が行われます。この企画にはどういった狙いがあるのでしょうか?

 「eスポーツ元年」と言われて盛り上がっている昨今、競技性のある本作でもeスポーツを意識してオンライン大会を行っていました。その流れでリアルイベントでの大会や賞金付きゲーム大会もやりたいと思っていました。

 賞金があることでどこまでゲームをプレイするユーザーさんのモチベーションが上がるかはわかりませんが、“賞金付き大会がある”というだけでも運営側の本気度を伝えられると思いますし、真剣に遊んでいただいているユーザーさんにとってもやりがいを感じていただけるのではないかと考えていました。

 そんなときちょうど株式会社創通様が主催されるGGGPへの参加を、創通様よりご提案いただき、実施に至ったという次第です。ちなみに今回が第1回大会で、本作のほか『機動戦士ガンダム エクストリームバーサス マキシブースト ON』が競技種目となっています。

 大会へのエントリーはすでに締め切っていますが、8月26日(日)には生配信を行いますので、お時間のある方はぜひご視聴ください!

『機動戦士ガンダム 即応戦線(ガンソク)』

“C3AFA TOKYO 2018”の詳細はこちら

――通常の抽選枠だけでなく、7月のオンライントーナメントでベスト4に入ったプレイヤーには優先出場権を付与しているとのことですが、前者と後者ではかなり実力差が生まれることも予想されます。当日は生配信も行われるとのことですがどのような試合を期待しますか?

 まず当日の試合は、正々堂々楽しくプレイしていただくことを期待しています。

 実況にはガンソクのオンライン大会でもおなじみ、プロのスポーツ実況者である大楽聡詞さんをお呼びしました。実況も含めて大会が盛り上がると嬉しいです。

 次に格差についてですが、抽選で参加する人のことも考慮していまして、当選した時点で、もしユニットが揃っていなかったとしても、先日の全ユニットプレゼントキャンペーンによって7月26日までに実装されたユニットはすべて手に入るように環境を準備しました。

 そして大会は全ユニットがレベル1の制限を設けますので、ユニットのレベル格差もありません。

 さらに大型アップデートの際に大会と同じ環境で練習できる「レベル1戦域」が追加されます。以前からずっとプレイしている人にはスキル面で及ばないかもしれませんが、当選してからしっかり努力すれば、格差は埋めて行けると考えています。

――今後も賞金付き大会を開催する予定はありますか? またオンライン大会はこれまでどおり行われるのでしょうか?

 8月のGGGPを一度区切りとして、今後の運営方法の見直しを考えています。オンライン大会は月に1回行っていましたが、日曜日の大切なお時間を3時間以上いただく形になっていました。参加者の皆様のご負担も認識していますので、そのあたりの運営手法については目下検討中となっています。

ガンソク第二章を記念した2つのコラボイベント

――ほかにも“ガンソク第二章”となるこの夏に行われる企画はありますか?

 お台場、秋葉原、大阪にある“ガンダムカフェ”とのコラボを、8月17日から31日まで実施します! 第二章を象徴する機体であるユニコーンガンダム&シナンジュをイメージしたデザートプレートがコラボメニューとして提供されます。

『機動戦士ガンダム 即応戦線(ガンソク)』

 “ガンソクのインストール画面を見せると、ユニコーンガンダムもしくはシナンジュのコースターがもらえる”というサービスもありますので、近くまで行った際はぜひ利用してみてください。

『機動戦士ガンダム 即応戦線(ガンソク)』
『機動戦士ガンダム 即応戦線(ガンソク)』

 またお台場のダイバーシティで9月2日まで行われている“ガンダムビルドダイバーズフェスティバル2018”のなかでも、ちょっとしたコラボイベントを開催しています。

 こちらは「ガンソクのインストール画面を見せるとクリアファイルがもらえる」という内容なので、お台場にお越しの際はぜひ立ち寄っていただけるとうれしいです。

『機動戦士ガンダム 即応戦線(ガンソク)』

7月19日のユニット調整&マッチングロジック更新へのご質問

――まずは“電撃トラップ”の大幅強化について、どのような意図があったのでしょうか? 非常に強いためほぼ必須ユニットとなっているうえ、お互いのユニットがビリビリしている時間が長く、ゲームテンポが悪くなっているように感じられます。

 もともと予定していた調整だったのですが、そもそもの効果時間が長すぎたのかもしれません。全体のユニット利用率等を参考にしつつ、何かしらの調整を検討します。

――電撃トラップのスタン効果は一定時間ごとに一瞬だけ切れるため、攻撃の初速が速い一部のユニットのみがその合間に攻撃を仕掛けられます。この仕様によりこれまでにはなかったユニット格差が発生するようになりましたが、こちらは意図した挙動なのでしょうか?

 これは意図していました。例えば現在のジオン最新ユニットであるギャンは、攻撃スピードが速いのでスタンの合間に攻撃できます。逆に連邦の最新ユニットであるモルモット隊は攻撃スピードが速くはないためなかなか攻撃できません。この点についてはギャンというユニットの利点の1つと捉えてください。

 ほかにも、EXAM状態のBD1【特格】やイフリート改【特格】などは、スタンの合間に攻撃を繰り出せます。現在の環境では、お互いが電撃トラップを持っている前提でデッキを組んでほしいと思います。

――ミデア&ファットアンクルが大幅に強化されましたが、電撃トラップによって即死してしまうため実戦投入が難しい環境になっています。またジオン軍のルッグンも電撃トラップで即死するため、連邦軍のホバートラックとの差がついたように思われます。こちらの仕様を変更もしくは削除する予定はありますか?

 ミデア&ファットアンクルは非常に強力なので、現在は電撃トラップで落ちるようにしています。「EN6のユニットがEN2で落ちるってどうなの?」というご意見もいただいてますので対応を検討して行きます。

 ルッグンはもともと電撃トラップで落ちるので、電撃トラップが強い環境になって目立ったという感じですかね。ホバートラックとの差については、こちらはそもそも“地上にいる”という大きなデメリットがあるので、これぐらいでバランスがとれていると考えています。

――URユニットの強化については、個別修正が行われたガンタンク【砲撃】&ゾック【砲撃】の調整はとてもいい感じだったものの、そのほかは強さに関係なく一律で上方修正されたため、もともと強かったBD1【特格】&イフリート改【特格】などのURユニットがかなり突出した強さになりました。こちらの再調整の予定はありますでしょうか?

 BD1【特格】&イフリート改【特格】の強さについては把握しています。ユーザーさんのご意見も参考にしつつですが、大型アップデートの際に調整する可能性はあります。

――マッチングロジックの更新によって同陣営のマッチングがなくなり、代わりに連邦軍なら“Tom(ジオン軍)”、ジオン軍なら”Bob(連邦軍)”というNPCが対戦相手としてマッチングされるようになりました。こちらの意図を教えてください。

 これまでは相手陣営が見つからなかったときに、「対人戦のほうが面白いだろう」ということで”連邦軍vs.連邦軍”、もしくは”ジオン軍vs.ジオン軍”の対人戦を発生させていたんですが、そもそも負けること自体が非常に大きなストレスになってプレイを続けられないというユーザーさんが多数いらっしゃったので、同陣営の戦いをなくしてバトルの敗北時に一定確率でNPC戦が発生する形にしました。

 またユーザーの皆様の間で、マッチングの待ち時間が強いストレスになっていることも分かっていましたので、マッチング相手が一定時間見つからない場合はNPC戦が発生する仕組みも同時に実装しました。

――前述のBob&Tomは弱いので、拠点破壊ボーナスやコンテナ稼ぎには役立つのですが、対人戦を楽しみたいときにはジャマな存在となっています。この仕様は“戦域赴任システム”の実装によって解決する予定でしょうか?

 対人戦だけを楽しみたい時には不都合もあるかもしれませんが、多くの方から好評をいただいています。割り切ってコンテナ稼ぎに使っていただければと思います。

 また“戦域赴任システム”の実装によって対人戦が好きなユーザーさんが集まりやすくなるので、ある程度は解決すると考えています。

――現在はBobやTomを倒した際も対人戦と同様にスコアが上がるため、上位プレイヤーのスコアがかなりインフレしています。「プレイヤーの強さを示す数字」とはいえない状況ですが、こちらも“戦域赴任システム”の実装時には対応されますでしょうか?

 NPC戦でもスコアが上がる仕様のため厳密には対応し切れないのですが、“対人戦だけを楽しみたい人”と“主に1人でコツコツ遊びたい人”の住み分けはできると考えています。特に対人戦を楽しみたい人は、全ユニットがレベル1の戦域を用意しますので、そこに集まってガッツリ楽しんでください。

 なお、もしこの対人戦に特化した戦域が盛り上がるようでしたら、いずれは再戦機能をつけたり、この対人戦向けの別の評価指標を設定したりなどの改修も検討します。

現在の対戦環境に関するご質問

――電撃トラップ、UIジャミング、ホワイト・ディンゴ隊(黒い三連星)などの“機動ユニットの活躍を制限する”効果を持つ支援ユニットが非常に強く、主役である機動ユニット同士の戦いよりも“支援合戦”が目立っているように思われます。デッキの幅にも影響があると思われますが、調整予定はありますでしょうか?

 支援ユニットが強くて“支援合戦”のようになっている部分は否定できませんので、大型アップデートの際の調整を検討しています。

――フェデリコザク&モルモット隊が猛威を振るっており、かなりジオン軍が押されている状況のように思われますが、これらのユニットを下方修正する予定はありますでしょうか?

 モルモット隊はEN7という高コストなので、現状維持と考えています。配備時間が2秒と長く、1体目が配備されてから2体目が出現するまでに若干タイムラグがあるなど弱点も多いですし、ギャンなどの高い攻撃力を持つユニットなら対処も難しくないのではないでしょうか。

 ただフェデリコザクは現環境に対して確かに強いですね。ヒルドルブの焼夷弾が弱点ではあるんですが、ヒルドルブのほうが対処方法が多いので、そこでジオン側が押されているのかもしれません。こちらも大型アップデートの際の調整を検討しています。

『ガンソク』ユーザーアンケート

 『ガンソク』では、『ガンソク』ユーザーの生の声を募集しています。いただいたアンケート内容は開発プロデューサーのオオチPにお届けします! ※回答期限8月26日(日)23:59:59まで

アンケートに投稿する

※情報は、発表日現在のものです。発表後予告なしに内容が変更されることがあります。
(C)創通・サンライズ

データ

▼『機動戦士ガンダム 即応戦線(ガンソク)』
■メーカー:バンダイナムコエンターテインメント
■対応機種:iOS
■ジャンル:RTS
■配信日:2018年予定
■価格:基本無料/アイテム課金
▼『機動戦士ガンダム 即応戦線(ガンソク)』
■メーカー:バンダイナムコエンターテインメント
■対応機種:Android
■ジャンル:RTS
■配信日:2018年予定
■価格:基本無料/アイテム課金

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