ゲームアプリ、TVアニメ、舞台など、さまざまなメディアで展開し続けるBIGアイドルプロジェクト『B-PROJECT』のライブイベント“B-PROJECT SUMMER LIVE2018～ETERNAL PACIFIC～”が、7月15日幕張メッセにて行われました。

　今回出演したのは、THRIVE、MooNs、KiLLER KiNGの3グループ。『Bプロ』のライブイベントでは最多となる12名のキャスト陣が集った1日限りの真夏の祭典を、たっぷりお伝えしていきます！

■出演：【THRIVE】豊永利行（金城剛士役）、花江夏樹（阿修悠太役）、加藤和樹（愛染健十）
【MooNs】上村祐翔（増長和南役）、柿原徹也（音済百太郎役）、森久保祥太郎（王茶利暉役）、大河元気（野目龍広役）、増田俊樹（釈村帝人役）
【KiLLER KiNG】西山宏太朗（寺光唯月役）、八代 拓（寺光遙日役）、千葉翔也（不動明謙役）、江口拓也（殿 弥勒役）

これでもかと打ち出される嵐のようなセットリストにノックダウン！

　うちわや、タオル、ペンライトなど、さまざまなライブグッズを手にしたファンで埋め尽くされた幕張メッセ国際展示場ホール。この日、外の気温は33度以上という真夏日に。それにもかかわらず、ファンの熱気と期待感で会場はライブ前から異様な盛り上がりを見せていました。そんな幕張メッセに突如雷鳴が！　大型モニターには、本公演のキービジュアルにもなっている海賊をイメージした衣装を着たアイドルたちが次々に映し出されます。やがて音玉の特効とともに登場したのは、黒のライブ衣装を身にまとった12人のキャスト陣。豊永さんから「行くぜ！」と声がかかると、会場は割れんばかりの歓声に包まれます。

　まずは、発売前の新曲「快感＊エブリディ」（7月16日発売）からスタート！　どこよりも早い生お披露目に、会場のボルテージは一気にMAXに。2曲目はデビュー曲「永久パラダイス」。キャスト陣が4台のトロッコに分かれ会場中を巡ります。客席後方でトロッコが停車すると、後ろのお客様にも手を振りご挨拶。また、それぞれのキャラのセリフで「今日を楽しもう！」と呼びかけていました。

　12人でのパフォーマンスを終えると、グループ1組目としてTHRIVEの3人が登場。3人が立ち位置を入れ替えながら「超感デスティニー」をワイルドに歌い上げます。続いてKiLLER KiNGの4人が仮面＆マント姿で登場し「ファントム・オブ・ラブ」を披露。歌詞の内容さながらの切なげなパフォーマンスに、ファンの目は釘付け！

　そんなKiLLER KiNGから、寺光ツインズがソロ曲をお届け。ダンサブルな「絶頂的WANTED!」、傘の演出がキュートな「umbrella」と続くと、ステージは再びTHRIVEパートへ。おなじみのグループ衣装へと着替えた3人は、「3・2・1 JUMP!!」でまだまだやれんだろとばかりに客席を煽り、豊永さんは金城のソロ曲「Lonely Fangs」でさらに会場を盛り上げます。愛染のソロ曲「LOVE GAME」で続いた加藤さんは、エロティックなダンスで客席を魅了。その妖しい腰つきが大画面に映し出されると、悲鳴にも似た歓声が！　最後はTHRIVE3人で「dreaming time」を高らかに歌い上げ、続くMooNsにバトンを渡します。

　MooNsの1曲目は「Brand New Star」。きらめく笑顔と息のあったダンスで、会場をMooNs色に染め上げます。また、野目と釈村のソロナンバーではそれぞれの個性を見せつけるパフォーマンスを披露。光るチェーンを使い激しいダンスを取り入れた演出で「Never Surrender」を魅せた大河さん。それに対し増田さんは、トロッコに乗り柔らかな歌声で「Breath」を響かせます。客席は釈村のキャラカラーである黄色のペンライトで埋め尽くされ、まるでひまわり畑のよう。5人が揃った「GO AROUND」では、ステージの端から端までをフルに使い、すべてのお客様へ想いを届けるように歌うキャスト陣の姿が印象的でした。

　ノンストップで走り続けてきた前半戦のラストは、グループ衣装を着た12人がステージに揃い「無敵＊デンジャラス」で締めくくり！　間奏で1人1人からのメッセージが届けられると、そのたびに歓声が上がります。ワイルド、キュート、エロティック──とさまざまな魅力を詰め込んだ圧巻の前半15曲となりました。

キャスト陣が前半戦を振り返り！うれしいお知らせも♪

　12人は、ここでいったんトークコーナーへ。豊永さんを進行役に、ライブ前半を振り返ります。「ものっすごい怒涛の展開でしたね！」と豊永さんが口火を切ると、みなさん次々にその苦労を語ります。グループトップバッターだったTHRIVEの3人はステージ間の移動が大変だったらしく、「じつはこの下（客席の下）を通ったんだけど、どうやって移動したかわかる？」（豊永）、「魔法を使ったんだよ！」（花江）というやりとりも（笑）。仮面とマントを付けてパフォーマンスしたKiLLER KiNGは、かなり練習したとのことで、江口さんは「なかなか（マントが）脱げない！」と苦笑い。また千葉さんは、「マントは僕のだけやけに短いんです（笑）」と衣装の裏話もこっそり教えてくれました。

　そんなKiLLER KiNGと舞台上では初共演となるMooNsの上村さんは、「（先輩ユニットとして）僕たちも負けてられないな、と思わせられますね」とKiLLER KiNGから影響を受けていることを吐露。その発言に対し増田さんが「そうですね、リーダー！」を連呼し、会場の笑いを誘います（笑）。また、森久保さんが「キラキンの衣装って強そうだよね」と振ると、江口さんは「いろいろとアレンジを加えていて、防御力高めになっています」と話しますが、実際は……!?

　またトークの最後には、今回のライブがDVD＆Blue-ray化されることも発表されました。会場で体験した方はもちろんのこと、参加できなかった方も、2018年の夏の思い出としてぜひゲットしてくださいね！（詳しくは公式サイトまで）

キャラクターたちが目の前に降臨！　進化し続ける『Bプロ』の新たな可能性

　トークコーナーのあとは、ライブ後半戦へと突入。しかも、「続いてはこいつらにバトンタッチするぜ！」という豊永さんからの呼びかけに応じ登場したのは、キタコレの北門倫毘沙＆是国竜持!!　なんと今回キタコレは、リアルモーションCGでのライブ参加となったのです。大型モニターに2人の姿が映し出されると、そのサプライズ演出に会場は興奮のるつぼと化します。

　「どうしてもみんなと一緒の時間を共有したくて、会いに来ました」という2人は、スペシャルメドレーを披露。なめらかな動きで繰り広げられるキュートなパフォーマンスに、会場は驚愕＆感激！　客席の熱気をさらったキタコレに、ライブイベントとしての新しいあり方を感じさせられました。

　そんな会場の雰囲気を引き継ぎ、ポップなソロナンバーが続きます。拡声器を手に登場した花江さんは「ALL RIGHT!!」を、そして千葉さんはトロッコに乗って客席にボールを投げながら「ヒミツの恋」を披露。さらに江口さん、森久保さん、柿原さんも会場と一体になれるアップテンポなナンバーで盛り上げます。上村さんのソロ曲「Daytime star」では、ダンサーが色とりどりの風船を持って登場。上村さんも、手にしたステッキをマジックで花束に変えるなどして夢のようなステージを作り上げます。

　ライブ終盤、KiLLER KiNG、THRIVE、MooNs、それぞれのグループカラーを色濃く表現したナンバーが次々に繰り出されると、会場の熱気はボルテージMAXを更新！　ラストの「S級パラダイス」前には、各グループのリーダーからファンのみなさんへ感謝のメッセージが届けられました。

　鳴り止まないアンコール。ライブTシャツ姿の12人が再びステージに現れると、歓声と拍手が会場にあふれます。アンコール曲は再びの「永久パラダイス」！　グループごとにセンターステージへと向かい、感謝を伝えるキャスト陣。力いっぱいに手を振り、それに応える客席。最後は12人全員が一列に並んで手を繋ぎ、マイクを通さない生声で「ありがとうございました！」と絶叫。ライブを締めくくりました。

　演者とファンが1つになった奇跡の時間はここで終わり……となるはずなのですが、そう簡単に終わらないのが『Bプロ』ライブ。なんとなんと、ステージのモニターにTHRIVEの金城剛士＆阿修悠太、MooNsの王茶利 暉、KiLLER KiNGの寺光遙日が映し出されたのです。再びのサプライズ演出に混乱の客席。そんな中、4人のトークは楽屋裏のおしゃべり風に進みます。ライブでのキタコレと同じく、声と連動したリアルなアクションを取る4人に、客席は半分夢心地。「今日のライブどうだった？」といった客席とのやりとりには涙ぐむ人も……。

　そして、さらにさらにサプライズが!!　なんと、『Bプロ』4グループがリアルモーションCGでライブパフォーマンスを繰り広げてくれたのです。MooNs、キタコレ、THRIVE、KiLLER KiNGの順で各2曲ずつを披露し会場は大盛り上がり!!　これで本当にライブは閉幕。最後には特報として以下のうれしい情報も公開されました。

【1】B-PROJECT TVアニメ2期「絶頂＊エモーション」2019年1月放送決定！
【2】B-PROJECT単独LIVE第１弾 THRIVE LIVE決定！
【3】『KING of CASTE』ドラマCD第１弾制作決定！
【4】アプリ「無敵＊デンジャラス」大幅リニューアル！

　TVアニメ情報はもちろんのこと、THRIVEの単独ライブ決定など、さらなる展開が期待できそうなニュースの数々に最後まで驚かされっぱなし！　また、エンターテインメントとして妥協を許さない、制作陣の気概さえも感じられるライブは、まさしく奇跡のような時間でした。挑戦し続ける『Bプロ』から、今後も目を離さないで!!

セットリスト

01：快感＊エブリディ／B-PROJECT
02：永久パラダイス／B-PROJECT
03：超感デスティニー／THRIVE
04：ファントム・オブ・ラブ／KiLLER KiNG
05：絶頂的WANTED!／寺光遙日
06：umbrella／寺光唯月
07：3・2・1 JUMP!!／THRIVE
08：Lonely Fangs／金城剛士
09：LOVE GAME／愛染健十
10：dreaming time／THRIVE
11：Brand New Star／MooNs
12：Never Surrender／野目龍広
13：Breath／釈村帝人
14：GO AROUND／MooNs
15：無敵＊デンジャラス／B-PROJECT
～MC～

■【リアルモーションCG LIVE】
16：恋セヨ乙女／キタコレ
17：クランクイン／キタコレ

18：ALL RIGHT!!／阿修悠太
19：ヒミツの恋／不動明謙
20：Breaking now／殿 弥勒
21：Let's have Fun♪／王茶利 暉
22：Movin' on／音済百太郎
23：Daytime star／増長和南
24：Hungry Wolf／KiLLER KiNG
25：Needle No.6／THRIVE
26：Tick-tack／THRIVE
27：SUMMER MERMAID／MooNs
28：ラブ?レボリュ／MooNs
29：S級パラダイス／B-PROJECT
30（アンコール）：永久パラダイス／B-PROJECT

■【リアルモーションCG LIVE】
31：Glory Upper／MooNs
32：パノラマ／MooNs
33：Mysterious Kiss／キタコレ
34：ワンダー?フューチャー／キタコレ
35：the one&only／THRIVE
36：Maybe Love／THRIVE
37：キラキラスマイル／KiLLER KiNG
38：Blooming Festa!／KiLLER KiNG

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