『ディシディアFF』新ステージ“王都インソムニア”やリフレッシュキャラの感触をレポート!
電撃アーケードゲーム編集部がお届けする、現在絶賛稼働中のアーケード版『ディシディア ファイナルファンタジー(以下、ディシディアFF)』の特別企画。今回は、先日行われた8月10日アップデートのプレイレポートを掲載します。
最近、ユーザーさんの『ディシディアFF NT』配信を見るのが趣味になっているスズタクです。さて、8月10日のアップデートで『FFXV』のステージ“王都インソムニア”が追加されたほか、フリオニールとスコールがリフレッシュされましたね! 今回は、それらに関するプレイレポートをお届けしようと思います。
ほどよい広さと高低差が組み合わさった“王都インソムニア”
『FFXV』から追加された“王都インソムニア”は、近代的な街並みが特徴のステージ。原作ではノクティスが暮らすルシス王国の首都で、『FFXV』本編や体験版などに登場しています。先日の生放送で“王都インソムニア”の映像を見たとき、『FFXV』のことはもちろん、『KINGSGLAIVE FFXV』のことも思い出してなんだかジーンときちゃいました。
▲城へと続く広場が対戦の舞台となる“王都インソムニア”。『FFXV』ファンにとってはたまらないステージです! |
▲こちらは『FFXV』冒頭のムービーより。見比べてみると、再現度の高さがスゴイ……。 |
▲こちらは『FFXV』の体験版、『PLATINUM DEMO FFXV』(※現在は配信終了)の画面。『ディシディアFF』と同じロケーションで、鉄巨人と戦うシーンがありました。 |
“王都インソムニア”は全体的に広く、目立った障害物もないので戦いやすいステージという印象です。一部、“天輪の場”のような区切られた下層エリアがありますが、そこもほどよい広さがあるので窮屈に感じることはないかと。ただし、大階段の両サイドにあるスペースは、壁激突必至の危険スポットなので要注意!
まだそんなに対戦数を重ねていませんが、個人的に“王都インソムニア”はお気に入りのステージです。なにより晴れ渡った青空の下で戦うのが気持ちいいので、まだプレイしていない人はぜひ体験してください。
▲奥行きのある広々としたステージ構成。外周の壁はだいたい壁走りができます。 |
▲下層エリアも広めのスペースがあり、余裕を持って立ち回れます。 |
▲試合がクライマックスになると夜になり、ステージの外に歴代の王たちが登場。対戦中はまじまじと見られないかもしれませんが、圧巻の光景です! |
リフレッシュで新技が追加されたフリオニール!
続いて、新しくリフレッシュされたキャラについてです。まずフリオニールですが、リフレッシュ後の大きな特徴は以下のとおり。
■地上ブレイブ攻撃全般がテンポアップし、コンボを出し切るまでが早くなった
■空中ブレイブ攻撃に“シールドバッシュ”(↑+IIボタン)を追加
■HP攻撃の“リベンジオブアームズ”を削除し、“クラウンオブアームズ”を追加
フリオニールといえば高性能な地上技と拘束力の長さが強みでしたが、今回のリフレッシュでそれらの性能はややマイルドになりました。そのぶん、コンボの出し切りスピードが上がってスキをさらす時間が減ったほか、空中戦の選択肢が増えたというメリットもあります。後述する新HP攻撃“クラウンオブアームズ”の追加もあり、“自分で決めにいく力”は以前より上がったと思います。
▲空中技が増えたことで、地上戦を維持しにくいステージでも戦いやすくなったのはありがたいですね。 |
新しく追加された“シールドバッシュ”は、攻撃を途中で止められない出し切りタイプの技ゆえ、主にカット目的で使うとよさそうです。キープ値を利用してシュートタイプの敵の魔法を強引に突破することもできますが、“シールドバッシュ”のブレイブダメージは464(近距離から全段当てた場合)なので、むやみに狙うとブレイブ収支がマイナスになってしまうことも……。
新HP攻撃の“クラウンオブアームズ”は近距離型の技で、ノクティスの“シフトブレイク”のような性能をしています。壁激突からつなげやすく、ブレイブダメージもついていて使いやすいHP攻撃ですが、ブレイブ攻撃でカット可能なのが注意点ですね。あと、この技で勝利を決めるとフリオニールのカッコいいポーズが拝めます(笑)。
▲ノクティスの“シフトブレイク”と違って、初段をはずしてもキャラがその場を動かないので、比較的安全に攻撃できるのが強み! |
攻撃テンポがリフレッシュで一新されたスコール!
もう1人のリフレッシュ対象はスコール。彼のリフレッシュ後の大きな特徴は以下のとおりです。
■ブレイブ攻撃全般がテンポアップし、コンボを出し切るまでが早くなった
■ジャスト入力時の威力設定の仕様が変更され、“マイティストライク”などの効果がダメージにきちんと反映されるようになった
■“ドロー&ジャンクション”の効果が周囲にいる味方にも発生するようになった
スコールは悩みどころだった攻撃動作の長さが短縮され、カット耐性が上がりました。それだけだと拘束力も落ちることになりますが、コンボのディレイ入力受付時間が延長されたので、しっかりディレイ入力をすれば従来と同程度の拘束力を発揮します。実際に触ってみるとコンボのスピードが目に見えて速くなっており、動かしててとにかく気持ちいいのひと言です!
▲元々爽快感のあったコンボが“速さ”を得たことでより魅惑的な技に!! |
各攻撃のテンポがアップしたことで、当然ジャスト入力のタイミングも変わりましたが、これについてはもう練習あるのみ。個人的な感覚だと、“ソリッドバレル”と“ビートファング”は従来に近い入力タイミングでOKでしたが、“アッパーブルーズ”と“サベッジクロウ”はだいぶ早めに入力しないと成功しないイメージでしたね。
また、“ドロー&ジャンクション”の効果拡張に関しては、パーティ出撃で真価を発揮するのかなと感じています。スキル使用前に味方に声がけして集まってもらえば、ジャンクション効果をパーティ全体で得られてかなり有利に戦えそうです。
▲ジャンクション効果のなかでも、とくに移動速度アップはなるべく味方にもおすそ分けしたいところ。 |
今回のアップデートで参戦キャラの作品のステージはすべて登場しましたが、はたして今後はどうなるのか? 1作品から2つめのステージが登場するのか、はたまたオリジナルステージが出てくる可能性も!? 今後も目が離せません!
8月18日に電撃公式ガチ大会が開催!!
すでにお知らせされているように、8月18日(土)に電撃公式大会“DISSIDIA バトルコロシアム9th”が開催されます。今回は12チームによるガチ大会で、対戦の模様はYouTube Liveで配信予定です。興味がある人は、ぜひチェックしてください!
電撃オンラインでは、今後も『ディシディアFF』の情報を発信予定です。戦術指南やプレイレポートなど、さまざまな記事を掲載しますので、どうぞお楽しみに!
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CHARACTER DESIGN: TETSUYA NOMURA
データ
- ▼『ディシディア ファイナルファンタジー』
- ■メーカー:スクウェア・エニックス
- ■ジャンル:オンライン・パーティ対戦型アクション
- ■稼働日:2015年11月26日
- ■プレイ人数:1~6人