好評配信中のアプリゲーム『戦刻ナイトブラッド』と『ライブラリークロスインフィニット』 の最新情報をお伝えしていくニコ生特番“夏休み緊急企画！『戦ブラ』＆『ラブクロ』合同スペシャル生放送”が、7月27日に放送されました。ガルスタ取材班はその配信現場に潜入し、舞台『戦刻ナイトブラッド』（通称『ブラステ』）のキャスト陣にインタビューを敢行。今回は番組の内容とともに、独占インタビューとなった舞台キャスト陣の声をたっぷりとお届けします。

舞台キャスト陣のイラストに声優陣がツッコミまくる！　大盛り上がりのクイズコーナー

　まずは番組の内容をレポート。MCを担当するのは、『戦ブラ』＆『ラブクロ』両作品に出演している小野友樹さん。ゲストに『ブラステ』から豊臣秀吉役の赤澤燈さん、織田信長役の久保田秀敏さん、そして『ラブクロ』から颯役の木村良平さん 、ライト役の大河元気さんをお迎えして番組はスタートです！

　最初にお送りするのは『戦ブラ』コーナー。8月16日から公演が始まる舞台版の話題を中心に、『戦ブラ』の魅力を赤澤さん＆久保田さんとお届けしていきます。世界観の説明やイラストレーターさんの紹介などをがっつり任された赤澤さんは緊張気味のようでしたが、小野さんの助けもありなんとかクリア！　また久保田さんは、キャラクターがもともと存在する2.5次元舞台ならではの難しさを踏まえつつ、観に来てくれるお客様を満足させられるものを届けたいと語ります。舞台グッズの初出しなども行われ、公演がますます楽しみに!!

　続いては『ラブクロ』コーナー。テンション高めの木村さんと大河さんをお招きして、担当キャラクターのセリフ生披露、ラブクロストーンのプレゼントなど、ファンのみなさんにはうれしいこと尽くしの内容でお届け。さらに、追加配信となる灯（声優：立花慎之介）のメインストーリーを先行プレイ！　木村さんが主人公・詩名のボイスも兼ねながらプレイを進める一幕も。まさかの生フルボイスプレイに「内容が頭に入ってこない」という声はありましたが（笑）、ファン垂涎の必聴プレイとなりました。

　最後は『戦ブラ』＆『ラブクロ』のゲストが集合して行われるクイズコーナーです。夏にまつわる質問にゲスト陣がイラストで回答し、小野さんの采配によって正解を決定。最多ポイント獲得者には、賞品として“戦ブラブクローストビーフ”が贈られます。と、ここで画伯っぷりを披露したのが、『ブラステ』チーム。小野さんや『ラブクロ』チームに「幼稚園に飾ってあるやつ？？？」とツッコまれるも、なぜか自信たっぷりの表情で回答していきます。

▲赤澤画伯の絵には必ずビキニギャルが。すべての物体が宙に浮いた、ファンタジー色溢れる作品です。

▲久保田画伯はイラスト上に文字を書き込むスタイル。絵で伝えられないのなら、文字で書け！　その心意気が男らしいですね。

　その後なんやかんやあって（笑）、最終結果は赤澤さんの優勝!!　ゲットしたローストビーフは、稽古場に持っていき舞台キャストさんでいただくとのこと。このローストビーフで、ぜひ真夏の稽古～本番を乗り切っていただきたいですね！

　そんな“画伯”『ブラステ』キャスト陣に、番組の感想、そして稽古場の様子などのお話をうかがいました。

稽古場の雰囲気は最高！　気になるストーリー内容も

――ニコ生配信お疲れ様でした！　番組に出演されてみていかがでしたか？

赤澤燈さん（以下、赤澤）：普段舞台の宣伝などでニコ生に出させていただく場合って、舞台のキャスト陣とだけだったので、声優さんと一緒にやらせていただけることにちょっと緊張していたんです。

久保田秀敏さん（以下、久保田）：しかも『ラブクロ』っていう別作品での出演だったしね。

赤澤：でも皆さんが本当に優しくしてくださって、最後のコーナーなんか普通に楽しんじゃいました。

――イラストクイズコーナーで『ブラステ』舞台チームはとても弾けてましたよね （笑）。

久保田：よしっ！（ガッツポーズ）

赤澤：（笑）。だって途中「赤澤、久保田、もっとハジけろ！」っていうカンペが出たんですもん。がんばらないと、と思って。

久保田：声優のみなさんが和気あいあいとしてくださったのが本当にうれしかったよね。僕ら、出ていないコーナーも拝見させていただいたのですが、声だけでキャラクターを演じ分けるその技術を目の前で学ばせていただきました。

――舞台本番まで1カ月を切りましたが、稽古場の雰囲気はいかがですか？

赤澤：もともと共演していたメンバーも多く、明るい人たちばかりなので、とってもいい雰囲気です。ヒデくん（久保田）もそうですが、年上のメンバーが場を盛り上げてくれるんですよ。ただ番組内でも言いましたが、とにかく暑い！　歌やダンスの部分も多いので、この派手な動きをあの大がかりな衣裳でやるのかと思うと今から戦々恐々です……。でも衣裳の見栄えにかんしては、もう本当に再現度が高いので楽しみでもあります。あ、織田信長はマントがあるから一番大変かもしれないですけど。

――信長様のダンスシーンも見られるんですよね。

久保田：めちゃめちゃ踊りますよ。僕は稽古中、3キロのダイエットをすることになると思います（笑）。

赤澤：ヒデくんは立ち居振る舞いが本当にカッコいいんです。大人の色気があって。そんなヒデくんが演じる信長の色っぽさと、豊臣秀吉のはっちゃけ具合の違い――各軍によってもそれぞれ色があるので、その違いを見るのも楽しいと思います。

――各軍ごとに、チームを引っ張っていくムードメーカー的なキャストさんはいらっしゃいますか？

久保田：織田軍は、柴田勝家役の岸本くん（岸本卓也）かな？

赤澤：ああ、キャラクター的にもね！

久保田：役柄としても明るいキャラですし、岸本くん自身も盛り上げ上手なタイプなので。若いキャストに積極的に芝居を教えてあげていたりする姿を見ると、僕も見習わないとな、と思います。

赤澤：豊臣軍は前田利家を演じている山本一慶くん。役柄的なこともありますが、もともと原作のゲームから声優としてかかわっているので、作品に対する経験値もありますし。……というか、アイツずっとしゃべってるんですよ！（笑）　とにかく明るい！　織田軍の勝家と同じで、豊臣だと利家が突っ走っていくタイプなので、盛り上げてくれて助かっています。上杉軍だと陳ちゃん（直江兼続役：陳内将）かな？

久保田：そうだね。（いないキャストの）代役を率先してやってくれたり。ありがたいよね。

――各々が演じるキャラクターについて、演技プランなどがあれば教えてください。

久保田：信長はやはり誰もが憧れる存在感や、総大将としての威厳や佇まいをどう見せていくか、というところが大きいですよね。スッとしている中にも、心の動きを表現しなければいけないので。そのヒントとして原作のゲーム、アニメ、それから声優さんの演技、すべての部分から盗んでいければなと考えています。

赤澤：僕もヒデくんと近い難しさがあるかもしれません。秀吉って、信長とはまた違った形での“堅さ”のようなものがあると思っていて。いつもは奇想天外な振る舞いをしていても、芯の部分ではしっかりと先を見据えている。そんな部分が魅力だと思いますし、個人的にもそういった部分に憧れます。僕も、普段は明るく場を盛り上げているけど、本番に入ればクッとスイッチが入るみたいな、そんな役者になりたいですね。

――信長と秀吉は対立する立場にありますが、例えば稽古場では「あまりしゃべらないようにしよう」といったような意識が働くことってありますか？

赤澤：僕は全然ないですね。

久保田：僕もないです。確かに、役者の中にはそういう人もいます。でも僕はまったくそういう作り方はしないですね。

赤澤：うんうん、嫌われたくないし。

久保田：ははははは！　そこなの!?

赤澤：っていうか、しゃべらずにいることができない（笑）。

――（笑）。では、ご自身の役以外で、気になるキャラや好きなキャラはいますか？

赤澤：僕は黒田官兵衛ですね。ゲームをプレイしてると、官兵衛ってクールでカッコよくて頭脳派じゃないですか。だけど、人が演じることによってここまで可能性が広がるのか、ということを稽古場で一番感じたのは官兵衛なんです。もう今、TAKAが演じる官兵衛のことが愛おしくてたまらないですもん。

久保田：僕も官兵衛かな……。たぶんTAKAの人格とキャラクターが、いい感じに（官兵衛と）相まっていないところが魅力的なんだと思う。（笑）

赤澤：そう、相まってないんだよね！（笑）

久保田：狙ってやっていない、自然と出てくる愛らしさが、「これはお客さん、好きになっちゃうなー！」という感じです。本当にずるい（笑）。ぜひ注目していただきたいですね。

――それはとても楽しみです！　そんな官兵衛も大活躍するであろうストーリーについてですが、現時点で話せる見どころなどを教えていただけますでしょうか？

赤澤：僕は初めて台本を読ませていただいたときに、予想していたストーリーと違ったんです。まずそこに驚きました。それから主人公として結月が登場するのですが、結月がどこの軍と最初に絡んでいくのか……その順番の部分でも意外でしたね。その意外性を楽しめると思います。

――結月が登場するんですね！　それは驚きです。舞台ならではの展開も十分に楽しめそうですね。

久保田：ゲーム中に出てくるセリフも劇中ところどころに出てきますので、ゲームをプレイされている方にももちろんキュンキュンしてもらえると思います。信長なんて最初とてもツンケンしているんですけれど、物語が進むにつれて結月を求めている自分に気づいていったり。あと各軍の結月に対する言い寄り方の違いといいますか、その辺もおもしろいですね。近づいたと思ったらまた離れていく……結月の言動によって僕らも大きく揺さぶられていくので、各キャラクターの揺れ動きも見ていて楽しいポイントなのでは。

赤澤：それから、先ほどダンスシーンはかなりあるというお話をさせていただきましたが、殺陣の部分ももちろんあります。誰と誰が戦うのか、何と戦うのか、そして誰と協力し合っていくのか。そのあたりにも注目していただけるとうれしいです！

――それでは最後に、ファンのみなさんに向けてメッセージをお願いします。

久保田：原作物を舞台化する際には、守らなくてはいけない世界観があります。そこは崩すことなく、拡大解釈して『戦ブラ』の世界を表現していきたいです。まさに『戦ブラ』の世界に飛び込んだかのような疑似恋愛をしに、舞台に来てくださいね！

赤澤：原作物の舞台を何本かやらせてもらっていますが、作品や演じるキャラクターに対して愛と誠意を持って臨めば、お客さんにもきちんと伝わるんだということを毎回感じています。また先ほども触れましたが、僕らも稽古場で感じている「官兵衛ってこんなに魅力的なんだ！」というような、キャラクターたちの新たな可能性を舞台で感じていただけるとうれしいです。ぜひ劇場へ遊びに来てください。よろしくお願いします！

公演概要

■タイトル　　舞台『戦刻ナイトブラッド』
■スタッフ　　演出：小野真一　脚本：登米裕一
■劇場 　　東京公演：天王洲 銀河劇場
■公演日程　　8月16日（木）～26日（日）
■キャスト
豊臣秀吉 役：赤澤燈　結月 役：水越朝弓
竹中半兵衛 役：定本楓馬　黒田官兵衛 役：TAKA
織田信長 役：久保田秀敏　明智光秀 役：松本ひなた　森蘭丸 役：横田龍儀　丹羽長秀 役：萩尾圭志　柴田勝家 役：岸本卓也
上杉謙信 役：前山剛久　直江兼続 役：陳内将

前田利家 役：山本一慶　上杉景勝 役：荒牧慶彦

【アンサンブル】安藤佳祐　泉紫太朗　一之瀬嘉仁　篠崎淳志　寺田遥平　松本直也

【声の出演】石田三成 役：佐々木喜英　イマリ 役：藤原夏海
■チケット価格　　一般　\7,800（税込）／プレミアムチケット（限定グッズ付き）\10,800（税込）

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