本作では裏社会に生きる人々が集う“喫茶 月影”を舞台に、言葉を失った主人公・イチゴと裏稼業を営む6人の青年たちのキケンな恋が描かれる、ブロッコリーの新作PS Vita『殺し屋とストロベリー』。

　昨日に引き続き、プロローグプレイレポート後編をお届けします！

■『殺スト』プロローグプレイレポ前編はこちら

“喫茶 月影”で目覚めた主人公・イチゴは……

　喫茶店らしい服装に着替えてほしいとのことで、更衣室に向かったイチゴ。しかしバックヤードのドアの先には、なぜか病院の診察室のような光景が広がります。そこにいたのは、模型を作る1人の男性。クラマ（声優：野島健児）と名乗るその男性は医者のようで、検査着を着たイチゴのことを患者だと勘違いし、質問攻めにします。そのまま身体検査へと突入――。

▲クラマ先生の強引な診察にオタオタ……。だ、だれか！　たすけ……

　――かと思われたそのとき、着替えが遅いことを心配したイズナが登場！　状況を素早く理解し主人公を助けてくれます。

▲この一件により、筆者の中でイズナは“信用してもいい男”第1位にランクインしました。

　無事に更衣室にたどり着くも、用意されていたのはかわいらしすぎるメイド衣装。困惑するイチゴ＆イズナをよそに、歓喜するツキミ。どうやらメイド衣装は、可愛いもの好きのツキミの趣味だったようです。プロローグにして、ツキミの意外な一面が露呈してしまいました（笑）。

　その後、衣食住の食と住以外は保証外とのことで、月影でのアルバイトを提案されたイチゴ。バイト経験はないものの、行くあてのないイチゴは月影で働く事を選びます。裏社会の人間が集まる月影――もちろん開店するのは夜のみ。日夜逆転した月影でのバイト生活、スタートです！

　開店早々にやってきたのはおしゃべりでテンションの高い青年・アモン（声優：八代 拓）。突然現れた女の子の店員、ということでイチゴに興味津々です。あれやこれやと話しかけてきては、コロコロと表情を変えます。しかし忘れてはいけません。もちろん彼も裏社会の人間――殺し屋なのです。

▲フレンドリーで明るいノリのアモン。これで立派に殺し屋が務まるのでしょうか……？

　そんなアモンを黙らせる声が響き渡ります。見た目は少年のような武器商人・ノインです。アモンはそんな彼に莫大な借金があるらしく、頭が上がりません。イズナも「ノイさん」と呼び、信頼している様子。このかわいらしい容姿で、殺し屋たちを相手に商売しているだなんて……驚きです！

▲着のみ着のまま月影へやってきたイチゴはノインに服を調達してもらうことに。ノイさんにかかれば女の子の服の調達なんて朝飯前です。

　次の日、月影には2人の男性が姿を現します。リバー・オーグという会社で社長をしている白川という男性の耳には、イチゴが月影で働きはじめたという情報はすでに入っていました。物腰柔らかな彼も、じつはとあるマフィアのボス。そして、彼の傍らに立つ大柄な男性・長谷川（声優：前野智昭）は社長秘書兼ボディーガードとのこと。彼らもまた裏社会で生きる、月影の常連客なのです。

▲長谷川さんは月影に来ても仕事中のため、コーヒーは飲みません。イスに座る事も無く、白川の傍でずっと立ったままです。

　こうして攻略対象である6人の登場人物たちが出揃ったところでプロローグは終了！　まだまだ本業の顔を見せない彼らですが、各ルートではどんな素顔を見せてくれるのでしょうか？　そしてイチゴは、彼らとどんな生活を送っていくことに……!?

　今後、各キャラクターのコミックもガルスタオンラインにてお届け予定ですので、お見逃しなく!!

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