『ソウルキャリバーVI』DLC1弾の“ティラ”やプレイヤーを中心に物語が進む“Mission：Libra of Soul”を紹介

文：電撃オンライン

　バンダイナムコエンターテインメントは、PS4/Xbox One版を10月18日、PC（Steam）版を10月19日に発売する武器格闘アクションゲーム『ソウルキャリバーVI（SCVI）』の新情報を公開しました。

　本作は、『ソウルキャリバー』シリーズの最新作で、およそ6年ぶりとなるナンバリングタイトルです。一定時間キャラクターがパワーアップする“ソウルチャージ”や一撃必殺の“クリティカルエッジ”に加えて、攻防一体の新要素“リバーサルエッジ”などのシステムが搭載され、本作ならではの駆け引きを体験できます。

　公開されたのはプレイアブルキャラクター“ティラ”と、主人公となるオリジナルキャラクターを作成し、世界をめぐる冒険の旅に出る新モード“MISSION：Libra of Soul”に関する情報です（ティラは有料DLCとして購入することで使用可能になります）。

DLC第1弾：プレイアブルキャラクター“ティラ”

　有料DLCとして購入することで、“ティラ”をプレイアブルキャラクターとして使用できます。“STORY：Soul Chronicle”には、ティラの物語も用意されています。

▲イラストレーターとして活躍しているTeaさんの描き下ろしスペシャルアート。

※ティラはシーズンパスに含まれています。

“円刃の告死鳥”ティラのプロフィール

　ヨーロッパの裏社会で暗躍する暗殺集団“渡り鳥”。幼いころから殺人技術の粋を学び、実践してきたティラは精鋭の暗殺者となっていた。だが、ある任務の遂行中、イヴィルスパームに打たれた部隊長が発狂、部隊は崩壊しティラは“渡り鳥”から解き放たれる。

　一般の家庭に拾われたティラは、一時、ごく普通の生活をしていた。しかし、彼女が“その刺激”なしに生きられるわけはなかったのだ……。

　些細なきっかけからティラは家族全員を惨殺。その後、他者の命をすするあてのない放浪の旅に出るのだった。

使用武器：リングブレード“アイゼルネドロッセル”

　“鋼鉄のツグミ”を意味するこの名前は、“渡り鳥”に所属していたころの暗殺者としての彼女の識別符号である。円刃刀――全周が刃となっているこの剣呑な武器を扱うため、ティラが身につける手甲も鋼鉄製であり、独特の摩擦音はなるほど、鋼鉄のツグミのさえずりにも例えられるかもしれない。

　このような武器によって仕留められた者の死に様は尋常のものではなく、暗殺は一目で“渡り鳥”のしわざと知れる。強烈な印象を残す“鳥葬”は、暗殺組織の力と恐怖を知らしめる一種の示威行動なのだ。

　“渡り鳥”を抜けたティラにとっては、それも無意味なことだ。殺人欲求という強烈な渇きを癒やすため、もっとも甘美な旋律を奏でることのできる道具……今の彼女にとって、それがこの武器のすべてなのである。

流派：輪舞暗殺術

　今でもティラは思い出す。彼女に殺人の技術を叩き込んだ“親鳥”の技を。死の旋律に乗って相手を翻弄し、みずからも楽しみながら追い詰めていく時のしなやかな身のこなし。獲物を仕留めた時の恍惚とした表情。それは美しかった……。

　“親鳥”を手にかけた時のことはあまりよく覚えていない。獲物を仕留める時、ティラの脳裏に浮かぶのは、いつも死の輪舞を踊る“親鳥”の姿だ。“渡り鳥”とは訣別したティラであるが、よすがというものが残っているとすれば、この危険な戦闘技術そのものだろう。

　ある時からティラの精神は大きくひび割れ、2つに割れてしまった。その影響は当然、戦いにも表れている。命のやり取りを心底楽しむかのようなそぶりを見せたかと思えば、一転、冷徹な憎しみをぶつけて相手を殺さんとする二面性。突然の変貌に相手が戸惑いを見せたなら、それは迅速な死をもたらすに十分な隙となるだろう。

　そして彼女と相対した者が決して目覚めさせてはならないものがある。ひび割れた精神の奥底に眠る彼女の本性、それは触れてはならない文字通りの禁忌なのだ。

バトルディレクターからのクリエイターズコメント（原文ママ掲載）

　ティラは円刃を使った特異な動きと、二重人格による二つの戦闘スタイル（サイド）を持つ変則タイプのキャラクターです。2つの人格“ジョリー”と“グルーミー”が一定の条件を満たすと切り替わり、技構成が大幅に変化するのがティラの特徴です。

　攻撃面に優れた“グルーミー”で一気にたたみかける戦術が強力ですが、性格は気まぐれに変化するため制御が難しく、練習が必要です。さらに、『SCVI』では2つの人格を何度も行き来することで秘められた力を発揮します。戦略的なサイドチェンジが勝利の近道となるでしょう。

“Mission：Libra of Soul”モード

　“Mission：Libra of Soul”モードでは、主人公となるオリジナルキャラクターを作成し、世界をめぐる冒険の旅に出ます。

物語は主人公（プレイヤー）を中心に話が進んでいく

　本モードでは、邪剣にまつわる物語の裏側で繰り広げられていた、もうひとつの魂の遍歴がプレイヤーを中心に語られます。

プレイヤーの分身となるオリジナルキャラクターを作成

　種族や装備パーツ、流派など自分好みの主人公を作成できます。設定はゲーム中にいつでも変更することも可能です。また、ゲストキャラクターの流派も選ぶことができます。

ワールドマップを移動

　ワールドマップには、ミッションだけではなく街もあります。街では武器やアイテムを購入できます。また、マップを自由に移動する"探索"で発見するミッションも用意されている他、突然立ちはだかる敵が登場することもあります。

　ミッションを成功させることで経験値が得られます。繰り返しミッションを成功させて、オリジナルキャラクターを強くしましょう。レベルがあがることで体力があがったり、装備できる武器が増えます。

さまざまな特殊ルールのバトルも楽しめる

　“Mission：Libra of Soul”モードでのバトルには、特殊ルールが存在するミッションもあります。

　主人公の体力が少ない状態でバトルを行うことになったり、吹き飛ばす力が極端に強くなったりといった、ストーリーの展開がバトルに反映されるミッションも用意されています。

プレイヤーがクリエイションしたオリジナルキャラクターがデモシーンにも登場

　自分で作ったオリジナルキャラクターが登場することで、没入感が倍増します。外見はもちろん、その時に装備している武器などもデモシーンに反映されます。

CREATION

　本作のキャラクタークリエイションでは、さまざまな見た目をした種族の中からベースを選択。多数の要素を変更できます。

身長

　身長を自由に変更できます。自分好みの背丈にしましょう。

筋肉量

　筋肉の量も自由自在に変えられます。

体の細さ・太さ

　体は、部位ごとに太さを変更可能です。お腹だけ太くすればコミカルな体に、太ももと腕だけを太くすれば、デフォルメされたキャラクターが作れます。

女性専用の部位

　女性だけが変更できる部位も存在します。性別を女性にすることで、女性専用の部位のサイズ変更を行えます。

パーツの着せ替え

　約370種類のパーツを組み合わせられます。

フェイスペイント

　豊富なフェイスペイントからパターンを選べます。色も細かく変更可能です。

柄の貼り付け

　パーツに好きな柄を貼り付けられます。柄は“色変更”、“回転”、“拡大”、“縮小”が可能です。和風、洋風、アニマル柄など多数の柄が用意されています。

ステッカー貼り付け

　体のいろいろな場所にステッカーを貼れます。重ね貼りや色変更、回転、拡大縮小も可能です。また、ステッカーの種類には傷もあり、こちらも拡大縮小、回転が可能です。

武器のクリエイション

　パーツだけでなく、武器にも柄や色変更が可能です。柄は“色変更”、“回転”、“拡大”、“縮小”が可能で、柄は豊富に用意されています。

エクストラパーツ

　エクストラパーツは好きな位置に付けられるパーツです。付ける位置や大きさ、角度、色や柄の変更などを簡単に調整することができます。

サムネイル撮影

　作製したキャラクターを撮影することが可能です。撮影用のフレームや背景が多数用意されているので、自分好みのプレイヤーカードを作成できます。

その他

　ゲストキャラクターの流派も選ぶことができます。また、他プレイヤーのクリエイションキャラクターが、自分の“MISSION：Libra of Soul”に登場します。

※画面は開発中のものです。
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データ

関連サイト

• 『ソウルキャリバーVI』公式サイト