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『星と翼のパラドクス』“C3AFA TOKYO2018”ステージレポートをお届け!

2018-08-27 21:45

文:電撃ARCADE編集部

 8月25日と26日にかけて開催された日本最大級のキャラクター&ホビーイベント“C3AFA TOKYO2018”において、秋稼働予定のアーケードタイトル『星と翼のパラドクス』のスペシャルステージが実施されました。

 ここではステージイベントの様子のほか、出展されていた『星と翼のパラドクス』を試遊してみてのレポートなどもお届けしていきます。

【スペシャルステージ】小松未可子さん、諏訪彩花さん、佐藤美由希さんらが登壇!

 ステージにはスクウェア・エニックス『星と翼のパラドクス』のプロデューサー丹沢悠一氏のほか、ヒカリ役の小松未可子さん、レイカ役の諏訪彩花さん、シャーリー役の佐藤美由希さんらが登壇。

 まずは丹沢氏によるゲーム内容の紹介、そして本作の稼働月が11月になることが発表されました。

『星と翼のパラドクス』
▲本作のプロデューサーを務める丹沢氏。本作では“ロボットに乗っている体験”を重視しているとのこと。
『星と翼のパラドクス』
▲写真左からヒカリ役の小松未可子さん、レイカ役の諏訪彩花さん、シャーリー役の佐藤美由希さん。

 稼働月発表に続いては、筐体に乗り込んでの操縦の実演。なんとヒカリ役の小松未可子さんが、巨大兵器「騎動機(エア・リアル)」を華麗に操り、見事な操縦テクニックを披露することに! ステージに残った諏訪彩花さん、佐藤美由希さん、そして丹沢さんとともに、実際のゲームの雰囲気を、ステージ観覧者の人たちに伝えてくれました。

『星と翼のパラドクス』
▲実際にエア・リアルを操縦する小松さん。熱が入りすぎて思わず叫ぶ場面も。
『星と翼のパラドクス』
▲小松さんのプレイをチェックして実況する3人。プロデューサー丹沢氏によると、小松さんの操縦はかなりの腕前だったとか。

 実演後は、これまで公開されていた特殊騎士“AZ-One(アズワン)”のナギ、ヒカリ、レイカ、そしてシャーリーの紹介とあわせて、彼女が操る愛機のエア・リアル ゴールデン・ダーの姿も発表。

 さらに、『星と翼のパラドクス』の主題歌の作曲を菅野よう子氏が、歌をEGOISTのchellyさんが歌うことなども発表されました。

『星と翼のパラドクス』
『星と翼のパラドクス』
『星と翼のパラドクス』
『星と翼のパラドクス』
『星と翼のパラドクス』

【作品紹介】11月稼働の『星と翼のパラドクス』とは?

 スクウェア・エニックスによるアーケード向け完全新作タイトル。ハイクオリティなアニメーションとハイスピードメカアクションが融合、最大16人による爽快なオンライン対戦が楽しめます。

 世界観設定とアニメーションを株式会社サンライズ、キャラクターデザインに貞本義之氏(新世紀エヴァンゲリオン キャラクターデザインなど)、メカニックデザインに形部一平氏(機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ メカニックデザインなど)、石垣純哉氏(ゼノギアス ギアデザインなど)など、超豪華なスタッフが集結したことでも注目を集めています。

『星と翼のパラドクス』
『星と翼のパラドクス』
『星と翼のパラドクス』
『星と翼のパラドクス』

【試遊レポート】『星と翼のパラドクス』はロボットに“乗る”ゲーム

 取材担当者が“C3AFA TOKYO2018”に出展されていた『星と翼のパラドクス』を体験! その様子や感想などをまとめていきます。

 まず今回試遊した担当はレバーとボタン操作のアーケードゲームの経験はあれど、このような大型筐体のゲームを遊んだ経験があまりありませんでした。なので、プレイ前はキチンと操作できるか少し不安だったのですが、プレイを始めて右ペダルを踏んで“フルドライブ(以下、FD)”を発動させたときに“吹き飛びました”。

『星と翼のパラドクス』

 FDというのは、少しタメる動作のあとに超高速で移動するアクション。こう書くとただのワンアクションなのですが、特筆すべきは発動時にシートがかなり揺れるということ。ほかのアクションでもシートは揺れるのですが、FDはとりわけシートが揺れます。どれぐらい揺れるのかというと、シートによりかかっていた姿勢が、少し前かがみになってしまうほど。

 それもそのはず。この筐体にはシートベルトが付いているほか、気分が悪くなった際の筐体停止ボタンまでも付いています。とはいえ、そこまで強烈に揺れるわけではなく、何度か使えば慣れる程度の揺れ。

 このエア・リアル(本作の機体総称)の動作に合わせてシートが揺れる(自分も動く)という体験が、“ロボットのコクピットに乗っている”という臨場感を演出しているのが本作の特徴でしょう。これまでも“ロボットを操作する”ゲームはいくつもプレイしてきましたが、ここまで“ロボットに乗っている”という感覚を味わったのは本作が初めてです。

『星と翼のパラドクス』
▲写真だとわかりづらいですが、結構揺れています。

 あと、FDというアクションそのものが理屈抜きでテンションが上がります。ロボットアニメでよくある“ロボットの加速がパイロットに影響を与える”というシーンを彷彿とさせるからなのでしょうか。ちなみに初FD発動時は、某仮面の人物の「殺人的な加速だ!」というセリフが思い浮かびました。

 この筐体でもう1つ特徴を上げるとすれば、サブモニターの存在でしょう。このサブモニターは出撃前や再出撃のブリーフィングで使い、タッチ操作でロール(対戦中の役割)の変更や戦況の確認などができます。これだけの要素だと、サブモニターにする必要はなさそうに聞こえるかもしれませんが、これも“コクピットに乗っている”演出にひと役買ってくれています。

『星と翼のパラドクス』

 思い返してみると、アニメのキャラクターは操縦桿やペダルだけでロボットを操作してはいません。出力を変えるために別のスイッチを押したり、修理箇所をモニターで確認したり、戦闘中にOSを書き換えたりと、コクピットのなかで操縦以外の操作を行っている描写も多くありますよね。

 このような“操縦桿から手を離してモニターを操作する”という動作そのものが、実際にロボットを動かしている雰囲気を演出してくれています。シートの揺れと相まって、“ロボットに乗っている”という没入感を味わうことができます。

 最後に、ゲームシステムそのものは、この手のゲームでは定番となっているブーストゲージの管理が重要! ジャンプや回避などで消費するため、ゲージを管理しながら戦うことが基本です。ただ、FDの使用は別ゲージで管理されているため、被弾しないように細かく動くことはもちろん、高速移動でダイナミックに戦場を駆けるなど、いろいろな戦い方が楽しめそう。

 いろいろ語ってしまいましたが、小難しいこと考えずに一度乗ってみてください。そしてFDを使ってみてください。思わず富野節が口から出そうな、ダンチな臨場感を味わえると思います。

データ

▼『星と翼のパラドクス』
■メーカー:スクウェア・エニックス
■機種:アーケード筐体
■ジャンル:アクション
■稼働日:2018年11月
■価格:未定

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