山下大輝さん、鳥海浩輔さん、宮野真守さんらが出演した”ツール・ド・ヨワペダ”速報レポート!
今年1月から6月までの2クールにわたって放送されたTVアニメ『弱虫ペダル GLORY LINE』のスペシャルイベント”ツール・ド・ヨワペダ2018 ~LE TOUR DE YOWAPEDA 2018~”。
14名のキャストが久しぶりにそろい、トークや朗読劇でファンを楽しませてくれました。また、アニメ第4期と第2クールのオープニングテーマを担当した2組のアーティストによるライブもあり、大盛り上がりとなりました!
登壇者は以下の方々です。
【総北高校】
山下大輝さん(小野田坂道役)、鳥海浩輔さん(今泉俊輔役)、福島潤さん(鳴子章吉役)、岸尾だいすけさん(手嶋純太役)、松岡禎丞さん(青八木一役)、下野紘さん(鏑木一差役)
【箱根学園】
代永翼さん(真波山岳役)、阿部敦さん(泉田塔一郎役)、野島健児さん(黒田雪成役)、宮野真守さん(葦木場拓斗役)、小野大輔さん(銅橋正清役)、内田雄馬さん(新開悠人役)
【京都伏見高校】
遊佐浩二さん(御堂筋翔役)、福山潤さん(岸神小鞠役)
【主題歌アーティスト】
Rhythmic Toy World、佐伯ユウスケさん
【MC】
鷲崎健さん
オープニング
まずは本イベントではおなじみ(?)の杉元照文による前説からスタート。過去に行われたイベントでも前説を担当しているということで、自身に「前説経験者」の肩書きをつけ、杉元からイベントを観覧する上での諸注意が……と思いきや、映像が切り替わり杉元を演じる宮田幸季さんに! 杉元改め宮田さんからのマナー喚起を、会場は笑いながらもしっかり聞き入っているようでした。
アニメのオープニング映像が流れた後、いよいよ本日のキャストが登壇! 各校の校章、キャラクターの画像がモニターに映し出され、キャストの皆さんは思い思いのポーズでステージに登場してくれました。最後にMCを務める鷲崎さんが現れると、キャスト陣はツッコんでもらえる安心感からか「待ってました」とばかりにボケ開始。そのままのテンションで自己紹介に突入したため、自己紹介でボケる人も。
また、山下さんが「今日は14人全員揃うことができました!」と言ったことについて、遊佐さんから「うち(京伏)が2人欠席してます!」というツッコミが入り、会場からは笑いが起きていました。
トークコーナー
まずは最初のコーナー「GROLY LINE!」。こちらはチャットアプリ風画面でキャストから他のキャストへの質問を紹介。宮野さんから下野さんへ「『宮野くんの好きなところ』で1曲お願いします」という質問ではなく“お願い”が登場。渋る下野さんに「僕のこと大好きじゃないですか」と宮野さんが謎の自信を見せたり、2人で飲みに行った際のエピソードで攻め、なんとか歌ってもらおうと奮闘していました。
結局折れた下野さんが歌ってくれることになったのですが、これがまた名曲! スローテンポな曲に乗せ、宮野さんの好きなところがバッチリ詰まっていました。それを聞いて逆に恥ずかしくなった宮野さんが顔を覆う場面も。サビでは宮野さんも乱入し、「俺も好きさー!」でフィナーレ。会場には謎の感動が生まれていました。
続いては4期の名場面を各校ごとに見ながらの「チームプレゼンテーション」へ。トップバッターは総北高校。4期について山下さんが「総北は誰かのために走っている」と言うと、他のメンバーも同意。特に鳴子が頑張っていたということで、鳴子を演じる福島さんは監督からプレッシャーをかけられたことを明かしました。
また、4期といえば“ヒメヒメ”こと劇中に登場するアニメの主題歌である「恋のヒメヒメぺったんこ」歌った青八木と鏑木。最初から絶叫していた松岡さんのテンションに下野さんが合わせるように歌ったことを明かしました。
箱根学園は「このチームは個性的」と内田さん。阿部さんも「やばい奴しかいない」と同意見のよう。内田さんが演じる新開といえば舌を動かすのが特徴なため、内田さんが舌の動きを実演して客席を沸かせました。
京都伏見高校は「どうも、優勝チームでーす」と言いながら登場し、実力派チームの余裕を見せつけます。遊佐さん、福山さんともにチームワークがいいことなどを挙げていましたが、なかでも2人が自信があるのはアフレコスタジオの熱量。勝負どころ以外でも叫んでいることや、“普通”がないことを語り、福山さんは「僕らの背中を見て若手は学ぶべき!」とコメントしていました。
朗読劇
朗読劇では総北高校の文化祭で劇を演じることになった様子が描かれていました。小野田が桃太郎を演じるのですが、通常の桃太郎とは異なり犬、猿、キジではなく青八木扮する金太郎、手島扮する浦島太郎、そして鏑木扮する一寸法師がお供に。鳴子が鬼を演じていたのですが、どうも桃太郎たちとは争いたくない様子。さらに今泉が木の役であることに不満を唱え、劇自体の進行が怪しくなっていきます。
そこに箱根学園が全員エースということから、全員ロミオという前代未聞の「ロミオとジュリエットとアンディーとフランク」というミュージカルで、京都伏見高校は「レ・ニクミセラレル」の演目で乱入! 台本度外視のアドリブの応酬もあり、ステージは収拾がつかないほどの混乱へ。
クイズコーナー
じつはオープニングの自己紹介の段階から時間をオーバーをしていた本イベント。きちんと台本があるはずの朗読劇でも時間をオーバーしたため、MCの鷲崎さんは登場するなりお怒りモード。クイズの問題数が少ないことや、進行が早口になってしまったことに釘を刺していました。
さっそくクイズが始まると、ABCDが振られた4台のロードバイクがステージに用意され、「このなかで一番金額が高いのはどれ?」という問題が。シンキングタイムではロードバイクを触ってもいいという許可がありましたが、この間に回答用の4択の札にイタズラをされ、総北チームはAとB、京伏はCとDの札のみになるアクシデントが発生。CとDしかない京伏はDを挙げましたが、福山さんが正解はAだと思うとコメント。もちろん正解はAで、全チームが正解ということになりました。
エンディング
Rhythmic Toy Worldによる「僕の声」、佐伯ユウスケさんによる「ダンシング」のライブの後、この日の登壇者が全員登場。1人ずつのあいさつを挟み、最後は山下さんによる「弱虫ペダルはひとつです!」の掛け声に、全員が「オー!」と拳を上げてイベントは幕を閉じました。
(c)渡辺航(週刊少年チャンピオン)/弱虫ペダル04製作委員会