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2018年9月11日(火)

『RPGツクールMV Trinity』には立ち絵画像が250点以上収録。家庭用ゲーム機向けに改善された機能を紹介

文:電撃オンライン

 KADOKAWAは、11月15日に発売するPS4/Nintendo Switch/Xbox One用ソフト『RPGツクールMV Trinity』の家庭用ゲーム機向けに大幅に改善された機能や、本格的なRPGを作るために欠かせない新素材の情報を公開しました。

『RPGツクールMV Trinity』

 本作は、PC用ソフト『RPGツクールMV』を家庭用ゲーム機で使いやすいように改善し、移植したRPG制作ソフトです。

家庭用ゲーム機向けにチューニングされたさまざまな機能

 イベント“移動設定”で、マップを見ながら移動ルートを設定できるように画面右にマップを表示し、画面左にコマンドを置くことで、一画面上で移動ルートの設定をできるようにしただけではなく、設定した内容に沿って、マップ上にルートが表示されるようになっています。

『RPGツクールMV Trinity』

 文章を装飾したい時に使用する“制御文字”について、装飾したいところの前で制御文字のコマンドを呼び出して設定できるようになりました。これにより、数多い制御文字をわざわざ覚える必要はなく、簡単に文章を飾ることが可能です。

『RPGツクールMV Trinity』
『RPGツクールMV Trinity』
『RPGツクールMV Trinity』

 ゲームをプレイしている際、意図した挙動ができないなどの不具合が発生した時に、どこで間違えてしまったのか確認できる“デバッグログの表示”が可能です。

『RPGツクールMV Trinity』

 マップを作っている際、間違えて配置したタイルをすぐに削除できます。エディットに関する、キー配置の変更が可能です。

『RPGツクールMV Trinity』

 イベント発生のトリガーについて、PC版『RPGツクールMV』のものに加えて、“プレイヤーが特定の範囲に入った場合”、“プレイヤー特定の範囲から離れた場合”、“プレイヤーが特定の箇所に乗っている間”の3種類が新たに追加されています。

『RPGツクールMV Trinity』

自由で多彩な戦闘システム

 『RPGツクールMV Trinity』では、戦闘画面を“サイドビューバトル”と“フロントビューバトル”の2種類から選んで設定できます。さらに、PC版『RPGツクールMV』では基本的に1つのゲーム内ではどちらかの戦闘画面で固定されていましたが、『RPGツクールMV Trinity』では1つのゲーム内で両方の戦闘画面を設定できます。

 また、敵の能力値や敵グラフィックの色、敵グループも自由に変更でき、オリジナルキャラクターだけでなく、オリジナルの敵も設定可能です。

『RPGツクールMV Trinity』
『RPGツクールMV Trinity』
『RPGツクールMV Trinity』

コマンド選択

 ダメージの計算式について、固定の計算式だけでなく、自分で任意に設定できるようになりました。

『RPGツクールMV Trinity』

 PC版『RPGツクールMV』のような自由入力ではなく、コマンドを選択するだけの簡単操作で計算式を作れます。

イベント演出

 RPGではおなじみの“NPCとの会話”や、“特定のマスまで進むとキャラクターが自動的に動く”、“話かけると踊り始めるNPC”、“本を調べるとセーブできる”などのイベントを『RPGツクールMV Trinity』では、設定したい内容のコマンドを選んでいくだけで、プログラムの知識がなくても簡単に作ることができます。

『RPGツクールMV Trinity』

タイルセットに色替え機能が追加

 PC版『RPGツクールMV』ではできなかった、タイルセットの色替え機能が実装されています。対象のタイルセットを一括で色味変更でき、自分だけのオリジナルタイルセットでマップを作成できます。

『RPGツクールMV Trinity』
▲オリジナルのタイルセット。
『RPGツクールMV Trinity』
『RPGツクールMV Trinity』
▲色相のスライダーを左右に動かすだけで、簡単に色味変更できます。
『RPGツクールMV Trinity』
▲オリジナルタイルセットのゲーム画面。
『RPGツクールMV Trinity』
▲色相を変えるだけで、簡単に別世界の表現が可能。

世界に1つだけのマップを作る

 『RPGツクールMV Trinity』では、RPGの舞台となるマップを“タイル”を使って自由に、そして簡単に作ることができます。

 タイルのテーマは“ファンタジー”、“SF”、“和風”、“中華”、“アラビアン”、“現代”、“スチームパンク”、“ダークファンタジー”の8種類があり、これらのテーマのみでマップを作ることや、さまざまなテーマを組み合わせて複雑なマップを作ることも可能です。

 『RPGツクール』シリーズでは定番、完成済みの“サンプルマップ”も使えます。“サンプルマップ”は、171種類のマップが収録されているので、これだけで手軽にRPGを作ることも可能です。

『RPGツクールMV Trinity』
『RPGツクールMV Trinity』
『RPGツクールMV Trinity』

立ち絵画像が250点以上収録

 キャラクター同士の会話シーンなどで使えるキャラクターの立ち絵画像が263点収録されています。

『RPGツクールMV Trinity』

 戦闘グラフィックのないキャラクターについても、対応しています。なお、一部対応していないキャラクターがあります。キャラクタージェネレータ―で作ったキャラクターについて、立ち絵は生成されません。

オリジナルキャラクター

 『RPGツクールMV Trinity』の機能の1つに“キャラクタージェネレーター”があります。“キャラクタージェネレーター”では、顔のパーツや装飾、服装、色を自由に選んで組み合わせて、自分だけのオリジナルキャラクターを作成できます。

『RPGツクールMV Trinity』
『RPGツクールMV Trinity』

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