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2018年9月20日(木)

4vs4の陣取りアクションに白熱! 『リンクスリングス』ゲーム紹介&先行プレイレポ

文:セスタス原川

 東京ゲームショウ2018(TGS2018)でサムザップより発表された、2019年春配信予定のiOS/Android用アプリ『リンクスリングス』。ここでは事前に行われたメディア体験会をもとに、本作の詳しいゲーム内容&プレイした感想をいち早くお届けします。

『リンクスリングス』

 本作は、リアルタイムでプレイヤー同士協力しながら走ってエリアを取り合う、わいわい陣取りアクション。TGS2018での発表にともないティザーサイトがオープンし、TGS会場のサイバーエージェントグループブースでは試遊台も設置されています。

白熱必至のゲームシステムやキャラクターを紹介

4対4で陣取りバトル。仲間との連携かカギを握る

 『リンクスリングス』の試合形式は、4対4で行われるリアルタイム対戦型陣取りゲーム。仲間と協力してチームのエリアを増やしていき、タイムアップ時のエリア支配率によって勝敗を決定します。

 最終目標は陣取りをすることですが、試合中は相手の陣地を上書きして奪ったり、攻撃により相手を倒してスタート地点送りにしたり、ありとあらゆる方法で味方チームのエリアを増やしていきます。

『リンクスリングス』

 基本的には自分のキャラクターが通った道が味方チームのエリアになっていきますが、エリアをぐるっと囲むことで、囲んだエリアを一気にゲットできちゃいます。仲間と連携して囲むようにすれば、広範囲を素早く取ることも……!

『リンクスリングス』
▲このまま左下の青い部分(味方チームのエリア)まで進むと“コネクトリンク”が発動! 囲まれた中央の赤い部分(相手チームのエリア)がすべて味方のエリアに変わります。

移動、攻撃、スキルの簡単操作で誰でも活躍

『リンクスリングス』

 操作は大きくわけて3種類。細かい入力も必要なく、スワイプ&タップでキャラクターを操作できます。

操作方法

移動画面を長押ししたまま上下左右に動かす
攻撃画面をタップ
スキル使用画面下の任意のアイコンをタップ

 この3つさえ覚えてしまえば、あとは実際に遊んでエリアを増やすのみ! キャラクターが通った場所は自動で味方チームのエリアになっていくので、フィールドを走り回るだけでチームの勝利に貢献できます。

 HP(緑のゲージ)の下に表示されるエネルギー(黄色いゲージ)がなくなると、エネルギーを補充するまでエリアを取ることができなくなってしまうので要注意!

 画面下のアイコンをタップして発動できるスキルは、大ダメージ攻撃や移動速度UPなど、試合を大きく左右するものとなっています。一番左のSPスキルは、ゲージをためてからでないと発動できない超必殺技! 劣勢の際にはSPスキルで一発逆転を狙いましょう。

『リンクスリングス』

拠点となるタワーの取り合いがアツい

 フィールドの各所には、タワーと呼ばれる拠点が用意されています。タワーの近くで長押しをすると建築が開始され、一定時間で自軍のタワーが完成します。

 味方チームのタワー付近でとどまるとHPとエネルギーを回復でき、素早い戦線復帰が可能。相手にタワーを建てられても、建築と同じ操作でタワーを破壊し、奪い返すことができます。そのため、タワー周辺は奪い合いによる激しい戦闘エリアに……!

『リンクスリングス』
▲タワー建設中のキャラクターは動けないため味方との連携が重要。2人以上で同時に建設を行えば素早く建設を終えることもできます。

キャラ×武器で無限の戦術と組み合わせ

 キャラクターはパワー、スピード、テクニックという3つのタイプに分類され、それぞれ得意なアクションが異なります。

『リンクスリングス』
スピードタイプ移動が速く、エリアを取ることが得意。フィールドを駆け回り、エリアを広げて勝利に大きく貢献できます。
テクニックタイプ建築速度に優れる縁の下の力持ち。遠距離攻撃やサポートスキルを持ち、味方を手助けすることで試合を動かします。
パワータイプ高い攻撃力を持ち、戦闘で真価を発揮。味方が自由に動き回れるように、相手キャラクターをガンガン撃破しましょう。

 また、キャラクターにはそれぞれ武器を装備できます。武器には固有の武器スキルが備わっており、武器によって使用できるスキルが変化します。

 武器はリリース時で50種類以上が実装される予定で、キャラクターの長所を伸ばしたり、短所を補ったりと、組み合わせ次第で戦術が無限大に広がります。

『リンクスリングス』

キャラクター(TGS2018試遊台でプレイ可能なもの)

『リンクスリングス』
▲トール
『リンクスリングス』
▲ラビット
『リンクスリングス』
▲リディア
『リンクスリングス』
▲ルル
『リンクスリングス』
▲レリウス
『リンクスリングス』
▲ロクサーヌ

『リンクスリングス』先行プレイレポート。仲間との意思疎通が勝利のカギ!

 ひと通りプレイした感想としては、とにかく簡単で楽しいです! まず操作&ルールが直感的なので初プレイでも迷うことなく遊べますし、何より陣取り・戦闘・建築のバランスが絶妙でした。

 既存の陣取りゲームは“拠点の占拠数”か“マップの占拠率”のどちらかを競うのが定番です。その点、本作は両方のいいとこ取りをしたハイブリッド仕様。スピードタイプはある意味“逃げ回ること”が役割だったりと、戦闘が苦手な方でも活躍できる仕組みです。

 プレイ中に重要だと感じたのは、やはり仲間との連携です。チーム内で声を掛け合って計画的に動くことで、“コネクトリンク”を駆使した陣取りや、仲間のタワー建築のサポートが行えるようになり、バラバラで行動するよりもスムーズにエリアを拡大できます。

 画面右上のマップを見れば、どの場所が取られているかで敵味方の位置がある程度は把握できます。まずは仲間の近くで行動することを心がけましょう。

 チームメンバーと直接会話できる場合はスムーズ意思疎通ができますが、オンライン対戦になれば話は別。お互いに仲間がどういった動きをしているか、それぞれが確認しないといけません。

『リンクスリングス』
▲相手のエリアが増えている場所があれば、そこに相手キャラクターがいるという証。これを利用して、あえてエリアを取らずに移動し、自分の位置を悟らせないテクニックもあります。

 試合中一番アツくなれるのは、タワーを巡る攻防です。特に、マップ中央付近のタワーは試合展開を大きく左右するため、その周辺が激戦地になりがちです。パワータイプを使っている場合はタワーの獲得を最優先に動きましょう!

 建設は仲間に任せて相手キャラクターを警戒しておくのか、複数人で一気にタワーを立ててしまうのか。それとも、注意が逸れているうちに他の場所を攻めるのか。といった判断力がプレイヤーの腕の見せ所と感じました。

『リンクスリングス』
▲「タワー建てるので守ってください!」と2人組でタワーを建築。ここでもチームワークが重要になります。

 また、マップにあわせてチーム編成を練るのも本作の醍醐味。体験会では地形の異なるマップが3種類用意されていたのですが、同じ編成でもマップによって戦いやすかったり、戦いにくかったりしました。

 スピード、パワー、テクニックタイプを1人ずつ編成するのは鉄板だと思われますが、残り1人をどのタイプにするかで、さまざまな戦略・戦術が楽しめそうです。

『リンクスリングス』
『リンクスリングス』
▲エリアを取るのを楽しみたい人にはスピードタイプがおすすめ。特にスピードアップのスキルを使った時は、エリア一帯を染め上げる爽快感が味わえます。

 連携が大切とは言いましたが、筆者も最初は“コネクトリンク”をなかなか使うことができず、「とりあえず走り回ってエリアを増やすか……」という動きしかできませんでした。

 ところが、最終的に自分が取っておいた陣地が最後まで奪われず、その差で試合に勝利するという展開も! 初心者でも陣地を広げるように動いていれば、しっかりとチームの勝利に貢献できました。

『リンクスリングス』
▲とりあえずエリアを拡げておけば、チームのマイナスになることはありません。大活躍とまではいかなくても“ゲームに参加している”という感覚を味わえます。

 通常の対戦形式は全国ランダムマッチを予定しているらしいので、1人でも問題なく遊べますが、友人と集まり「今から左のとこ取るよ!」「あのタワー取りにいくから一緒に来て!」と声を掛け合って遊べば、より戦略的な陣取りバトルが味わえます。

 8人で集まってチーム戦でもしようものなら、盛り上がること間違いなし! TGS2018のブース内には試遊台やノベルティ配布があり、豪華出演者によるスペシャルステージも行われる予定です。気になる方はぜひ足を運んでみてください。

『リンクスリングス』

※ゲーム画面は開発中のものです。
(C)Sumzap, Inc.

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