2018年9月18日(火)
『テイルズ オブ ヴェスペリア』10周年イベントで声優陣が名シーンを熱演。質問コーナーでは新設定が誕生!?
9月16日に舞浜アンフィシアターで開催された“テイルズ オブ ヴェスペリア 10th Anniversary Party”の昼公演の模様をお届けします。
本イベントには、ユーリ・ローウェル役の鳥海浩輔さん、フレン・シーフォ役の宮野真守さんをはじめ、初出演となるラピード役の石井真さん、ジュディス役の久川綾さん、パティ・フルール役の斎藤千和さんら全9名が出演しました。
“テイルズ オブ ヴェスペリア 10th Anniversary Party”出演者(敬称略)
鳥海浩輔(ユーリ・ローウェル役)
中原麻衣(エステル役)
宮野真守(フレン・シーフォ役)
石井真(ラピード役)
渡辺久美子(カロル・カペル役)
森永理科(リタ役)
竹本英史(レイヴン役)
久川綾(ジュディス役)
斎藤千和(パティ・フルール役)
特別イラストのキャラクターたちがお出迎え!
会場には、キャラクターの等身大パネルやグッズなどが展示されていました。以下、フォトレポート形式で展示物を紹介します。
ゲームの名シーンを声優陣が再現した“朗読劇”
会場に本作の主題歌『鐘を鳴らして』が映像とともに流れてイベントがスタート。作品の物語を振り返るナレーションとともに声優陣が登場すると、“キュモール暗殺後の語らい”、“シュバーンとの決戦と決着”、“ユーリ、フレン、ラピード、下町トリオ出撃”といった名シーンを朗読劇で再現しました。
声優陣の熱演に観客も食い入るように展開を見つめ、中には涙ぐんでいる人も。終了後には会場から大きな拍手が贈られました。
思い出話や新たな設定も飛び出した10周年トークコーナー
朗読劇が終わると10周年トークコーナーへ。ゲーム発売前のアフレコ時の話をはじめ、思い出に残っているシーン、朗読劇の振り返りトークなどが行われました。
ステージに樋口プロデューサーが登場すると、ファンからの質問に答えるコーナーへ突入します。中には、“ラストにすべての魔導器(ブラスティア)が精霊になった時、レイヴンの魔導器が無事だったのはなぜ?”といったコアな質問が寄せられていました。
詳細は決まっていませんでしたが、レイヴンが自分の生命力で生きていけるようになっていることが1つ。また、魔導器はコアが聖核(アパティア)なものと人工的に再現されたものの2種類あり、エンディングで精霊になったものは聖核由来のものだけです。そのため、レイヴンは生きていたという説が有力との説明があり、声優陣を含め会場中から納得の声が上がりました。
また、“フレンの私室のタンスに入っているハートの付いた手紙は誰からのもので、中には何が書いているのか?”という質問に関しては、誰からというのは決まっていないが、スキットのトリガーとして用意されていたもので、最終的にはお蔵入りになってしまったということが明かされました。
質問コーナーの後には、富澤プロデューサーが登場し、2019年1月11日に発売するPS4/Nintendo Switch/Xbox One/PC(Steam)用ソフト『テイルズ オブ ヴェスペリア REMASTER』の紹介が行われました。ステージに用意された初回限定生産版には、声優陣も食い入るように間近で見つめていました。
カロルがぬいぐるみに!? バラエティスキットコーナー
トークコーナー終了後には、“行け!行け!カロル駅長奮闘記!”と題されたバラエティ要素満載の新規描きおろしスキットが行われました。
幸福の市場(ギルド・ド・マルシェ)の一大プロジェクトである道の駅の盛り上げ役に任命された凛々の明星(ブレイブヴェスペリア)。屋台や売り子などを準備する中、名誉駅長に任命されたカロルは朝起きるとぬいぐるみの姿になってしまいます。
カロルは、ぬいぐるみの姿になったとしても依頼をやりぬくと決意し、一同はぬいぐるみの駅長を紹介しつつ、楽しんでもらうために人形劇を行うことを決めました。
リタとレイヴンが黒子、エステルがナレーションを務め、道の駅発端となった勇者・カロルの物語がスタート。いく多の困難を乗り越えた勇者・カロルとラピードは、ユーリ姫を救うため、大魔王・パティとその手下であるフレンとジュディスの待つ城へ乗り込みます。
会場全体を巻き込んだ一幕もあり、ユーリ姫と勇者・カロルは力をあわせ、大魔王パティを倒し、世界に平和が訪れました。
無事に人形劇を終えた一同。打ちあがる花火を見たカロルが「まさに、光いっぱいピカピカドカーンだね」と言うと、その言葉が元の姿に戻るための解除の詠唱だったらしく、元の姿に戻ることができました。
仕事を終え、カロルも無事に戻ったということで打ち上げをすることに。味音痴であるフレンは、一番の功労者であるカロルに自分の作った料理を食べさせて……スキットは終了しました。
ゲームや舞台の最新情報が発表されたニュースコーナー
スキットの後には『テイルズ』シリーズの関連情報を発表するニュースコーナーが始まりました。まず、11月1日に発売予定のNintendo Switch/ニンテンドー3DS用ソフト『ネコ・トモ』とのコラボ情報や、iOS/Android用アプリ『テイルズ オブ アスタリア』、『テイルズ オブ ザ レイズ』でのキャンペーン情報、『テイルズ オブ クレストリア』の情報が公開されました。
続いて、“テイルズ オブ ヴェスペリア 10th Anniversary Party”の昼・夜公演の模様を収録したBlu-rayが2019年2月26日に発売されることも発表されました。本商品の詳細は公式サイトでご確認ください。
さらに、『テイルズ オブ』シリーズの舞台公演“テイルズ オブ ザ ステージ”の次回新作公演が『テイルズ オブ ヴェスペリア』を題材にした“テイルズ オブ ザ ステージ 凛々の明星(仮)”であることが明かされました。開催時期は未定です。“テイルズ オブ ザ ステージ 凛々の明星(仮)”の詳細は公式サイトをご確認ください。
ニュースコーナーが終わるとイベントもいよいよ終幕。声優陣が“テイルズ オブ ザ ステージ”発表やイベントを振り返っての感想、を語るとともに、『テイルズ オブ ヴェスペリア REMASTER』発売を待つファンへのメッセージを送りました。
最後は声優陣の「ブレイブ」の掛け声に合わせ会場全体が「ヴェスペリア!!」とコールし、イベントは終了しました。
(C)藤島康介 (C)BANDAI NAMCO Entertainment Inc.