2018年9月19日(水)
gumiが2018年9月27日に配信予定の、iOS/Android用アプリ『ブレイドスマッシュ(ブレスマ)』。9月13日から17日にかけて、本作のクローズドベータテストが行われました。クローズドβテストのレポートを、ライターのユートがお届けします。
『ブレスマ』は、『サムライスピリッツ』を生み出した元SNKスタッフが手掛ける本格アクションゲームです。指1本の簡単操作で爽快な操作感が味わえる、“ぶっとばし乱闘系アクション”となっています。開発はエンジンズとムゲンコンボが担当しています。
●『ブレイドスマッシュ』公式プロモーションムービー
“ぶっとばし乱闘系アクション”と言うだけあり、ゲームとしてはアクション要素が強め。移動は画面を左右にスライド、ジャンプは飛びたい方向にフリック、攻撃はタップなど、スマホアプリのアクションらしいシンプルかつ直感的な操作を軸に、2本の指で同時にフリックして行う瞬歩、同時タップで行うガードなど少しテクニカルなものも用意されています。
感覚としては、片手操作も可能ですが、携帯ゲーム機を持つような形で両手でスマホを持ち、操作をするのがおすすめです。個人的には、画面のサイズが大きい端末のほうが遊びやすいかなと感じました。
キャラごとに装備できる武器種や“忍法”、“超忍法”が用意されていて、それぞれで違った操作感が味わえるのもポイント。通常攻撃の挙動にかかわる武器種にはシュリケン、ソード、ハンマー、ナックル、ロッドの5種類があり、キャラごとにどれか1種類が装備できます。
必殺技的なアクションである“忍法”はキャラごとに2つ、超必殺技的な“超忍法”は1つ用意されています。“忍法”は、全体的なアクションの傾向がある程度決まっているように感じましたが、“超忍法”には個性的なものが多く、新キャラを手に入れた際には1度使ってみようと思わせてくれる魅力がありました。
▲シュリケンは近~中距離を攻撃できるリーチが特徴、ナックルは素早い連撃を叩き込めるなど、5種類の武器それぞれに個性があります。 |
▲“忍法”は一度使うとクールタイムが発生し、クールタイム後に再度使用可能です。武器のアクションをより強化したようなものを中心に、キャラ独自のものもあります。 |
▲“超忍法”はボタン周りのゲージがたまると発動できます。上空から多数の手裏剣をばらまく、一定時間分身するなど、挙動はキャラに応じてさまざま! |
各キャラには上記のアクションの違いに加え、リーダースキルやスキル、属性といった概念も。パーティは3キャラで組むのですが、リーダースキルは属性や武器などの縛りがなく、メンバー全員に効果を及ぼすものばかりだったので、割と好みを重視して自由に編成できたのがよかったです。
ただ、本作にはレアリティを上げる育成システムがないため、パラメータや所持スキルの都合上、レアリティが高いキャラを優先しがちになってしまったのは少し残念。低レアのキャラに、ビジュアルが結構好みのキャラがいたんですよ(笑)!
▲好みなものの、作中での最低レアリティ星3のキャラ・アビィ。ドSっぽいナース! そして胸!! 最高じゃありません? |
▲ちなみに、上の写真にある“拡大”をタップすると、このようにイラストを縦画面で見られます。ピンチインで拡大、ピンチアウトで縮小も可能。スマホの壁紙にするのもあり! |
育成システムにも触れておくと、本作には基本となるキャラのレベル(クエストのクリアや強化アイテムで上昇)の他、限界突破、“忍法”&“超忍法”の強化があります。
加えて、キャラに装備させる武器の強化と限界突破も可能です。育成のボリュームがかなりあるので、こちらもじっくり楽しめるものになっているかと思います。
なお、キャラと武器はそれぞれ専用のガチャから入手できます。ゲームを遊ぶとたまる“ガチャポイント”でガチャチケットを手に入れることもできるので、まずは手軽に遊んでみようと思う人も安心です!
入手し、育てたキャラと武器を使って遊ぶモードは、主に2系統に分かれます。1つは、スタミナを消費して挑戦する“クエスト”や、高難易度コンテンツの“タワー”といったシングルプレイ用のモード。もう1つは、他のプレイヤーとバトルするマルチプレイ用のモードです。
“クエスト”には、本作の主人公・カズマ(声優:川西健吾さん)を中心とした物語が展開する“ストーリー”と、強化アイテムなどの入手や期間限定のクエストへの挑戦ができる“イベントクエスト”の2種類があります。
▲“ストーリー”はザコ敵を倒しつつ横スクロールのステージを進み、最後に待つターゲットを倒すというのが基本的な流れ。ボスと戦うステージもあります。 |
オープニングムービーがアニメだったり、イベント用の専用CGも用意されていたりと、“ストーリー”は演出に結構力が入っている印象です。遊ぶだけでなく、ストーリー重視の方も十分に楽しめると思います。
もちろんそれだけでなく、パーティ強化のために“イベントクエスト”をクリアしたり、より強くなるために高難易度の“タワー”に挑んだりすることもできます。シングルプレイだけでも、十分楽しめるコンテンツがあると言えるでしょう。
▲周回に便利なオート機能も搭載。オート機能はクリアしたエリア、クエストでのみ使えます。 |
『ブレスマ』をより楽しみたいのであれば、マルチプレイも遊んでみましょう! 本作の醍醐味と言える部分ですし、前述のアクション要素をより深く味わえます。
マルチプレイは、他のプレイヤーと1対1で戦う“リーグバトル”と、4人のプレイヤーで勝敗を競う“バトロワ”の2種類があります。
“リーグバトル”では編成したパーティを使って戦い、先に相手の3キャラを倒したほうが勝利。勝敗に応じて自身の所属リーグが変わる他、リーグが上がると報酬がもらえるなどのメリットもあります。
“バトロワ”は4人それぞれが1キャラを操作し、生き残りをかけて戦うお祭りモード。自身が作ったルームにフレンドを呼ぶ、ルーム番号を伝えて特定のプレイヤーと遊ぶといったこともできます。
▲フィールドから落ちるか、画面端などまで吹き飛ばされると、そのキャラは敗退。 |
▲相手にダメージを与えてゲージを赤にし、ぶっとばし攻撃を当てて場外までぶっとばそう! |
“リーグバトル”は1対1なだけあり、相手との距離をはかったり攻撃を防いだりなどかなり集中して遊べますが、“バトロワ”のほうはもうお祭りです(笑)。もちろんいい意味で!
動いた先で攻撃に巻き込まれる、適当に使った“忍法”が意図せず当たるなど、格ゲーでいう“ガチャ押し”のような感覚で遊んでも、意外とどうにかなります。
当然ながら本作のアクションをマスターしたほうが勝つ確率も上がりますが、損得抜きで単純に他のプレイヤーとのハチャメチャバトルを楽しむ、という遊び方も楽しめるモードだなと思いました。
本作の公式サイトに“リーグバトル”、“バトロワ”を紹介した動画があるので、動いているところが見てみたいという方は、チェックしてみてください。
ちなみに、1戦にかかる時間は長くても2分前後。スタミナなどの制限なく何度でもプレイできるので、サクサクと遊びたいだけ遊ぶといったことができるのがうれしいところ。
マッチングに関しては、今回でいうとやはり人数が必要な分“バトロワ”のほうが時間がかかることが多かったです。ただホーム画面などで自動でマッチングされる“乱入”機能もあるので、これをオンにしておけば幾分スムーズにプレイできました。
一定時間経過すると開けられる“タイムボックス”や、マルチプレイで一定数の相手キャラをK.O.することで開けられる“K.O.ボックス”から、アイテムやお金などが入手できたり、ワールドチャットやギルドで他のプレイヤーたちと交流できるといった機能も存在。
また、上でアビィについて少し書きましたが、彼女に限らず、本作のキャラのイラストはどれも結構いい感じなので、イラストに惹かれたらプレイしてみるのもありだと思います。
▲ちなみにCBT中によく見かけたキャラクターはスイーツブレイドのパフィンちゃん! 衣装もかわいくて人気キャラになりそうです。 |
もちろん一番おすすめしたいのは、お祭りのようなハイテンションのアクションバトルが好きな方! プレイヤーが増えれば増えるほど楽しさも増していくタイプのゲームだと思うので、興味がある方はぜひ、事前登録を済ませて『ブレイドスマッシュ』を遊んでもらえるとうれしいです!
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