2018年9月18日（火）

『レッド・デッド・リデンプション2』雄大で多様な風景が広がる新エリアを紹介。ダッチギャングの情報も

　ロックスター・ゲームスは、10月26日発売予定のPS4/Xbox One用ソフト『レッド・デッド・リデンプション2』の新エリアとキャラクター情報を公開しました。

　『レッド・デッド・リデンプション2』は、『グランド・セフト・オートV』と『レッド・デッド・リデンプション』のクリエイター陣が手掛けるオープンワールド型のアクションアドベンチャーゲームです。

新エリア情報

バレンタイン

　ハートランドに位置するバレンタイン。粗野で騒々しい町では、家畜の競売が行われ、遠路から商人、農家、カウボーイ、賭博家、無法者や商売女さえも集ってきます。稼いで飲んで騒いで、楽しい時を過ごすために……。

アンズバーグ

　炭鉱の町、アンズバーグでの人々の暮らしは過酷です。1世紀近くにわたりラナッチェ川の上へ下へと石炭を供給し続けてきました。労働者の賃金は低く、労働環境は劣悪で、町の男の多くが探鉱作業中に命を失っています。

サンドニ

　北アメリカへの入り口であり、アメリカを貫く商業ルートで重要な位置を占めるサンドニ。文化と人々がごった返し、ビジネスマン、資産家、船乗り、労働者、物乞い、泥棒までもが隣り合わせに暮らしています。

ハーゲン山

　雪深きハーゲン山。アンバリーノのグリズリーにある、名高き山の1つです。西にイザベラ湖を眺めてそびえる山の東にはベアトゥース小川が走り、西部山岳地帯を通る主要道路が南方のダコタ川まで通じています。

ローズ

　表面上は礼儀正しく上品な南部の町、ローズ。しかし敵対意識や政治の腐敗は根深く残っています。というのは、かつて地主として栄えた2つの旧家、ブレイスウェイト家とグレイ家による長年の対立があり……。

ストロベリー

　ストロベリーは、小さな林業の町でしかありませんでした。しかし東海岸からやってきた風変わりな新市長は、金持ちの観光客を呼び込み、文化の中心地にするべく町おこしを試みていますが、地元住人の間では困惑を呼んでいます。

新キャラクター情報

　カリスマ性があり野心に溢れたダッチ率いる、無法者や反逆者、はみ出し者のギャングたちを紹介します。なお、本記事で紹介する以外の新キャラ情報は、公式サイトをご確認ください。

ダッチ・ファン・デル・リンデ

　無法者やはみ出し者が集う一大ギャングを束ねる、野心に溢れ、無政府主義を掲げるリーダー。カリスマ性、知識、経験に富むものの、迫り来る現代世界の波で綻びが生じ始めています。

アーサー・モーガン

　ダッチがもっとも頼りにする有能な男。少年のころからダッチの世話になっており、他に生きる道を知りません。頭が切れ、冷静沈着かつ冷酷ですが、自分なりの道義を持っており、やるべきことは必ず成し遂げます。

ビル・ウィリアムソン

　不名誉除隊処分を受けた元軍人。短気で考える前に行動してしまいますが、強くひたむきで、つねに戦う覚悟ができています。

ジョン・マーストン

　孤児として路上生活をしていましたが、12歳の時にダッチに拾われました。今まで狡猾に生きて来ざるを得ませんでした。明敏かつ恐れ知らずで意志が固く、アーサーと並びダッチがもっとも目をかける存在です。

セイディ・アドラー

　夫を殺した犯人への復讐を誓う未亡人。恐れるものは何もなく、無慈悲です。関わりたくないタイプの女性ですが、愛する者への愛情は本物です。

チャールズ・スミス

　比較的新しいメンバー。物静かで控えめな性格ですが、どんな仕事も完璧にこなす有能さを持ち、喧嘩でも負け知らずです。礼儀正しく誠実な男ですが、時折手がつけられなくなります。

Rockstar San Diegoのアートディレクター・JoshBassさんとRockstar Northのアートディレクター・AaronGarbutさんへのインタビュー（原文のママ掲載）

　2010年の原作の大成功に続き、『レッド・デッド・リデンプション2』はその前編として、原作の12年前にさかのぼり悪名高いファン・デル・リンデギャング団を中心に物語が描かれている。原作のファンはギャング団のリーダーであるダッチ・ファン・デル・リンデを、西部開拓時代の最後の物語の悪役として記憶されていることだろう。

　『レッド・デッド・リデンプション2』では、前作の主人公であるジョン・マーストンを含むその他の前作お馴染みのキャラクターたちも同じように出現し、悪さをするギャングメンバーの若かりしころも見ることができる。

　ダッチの存在は、原作の『レッド・デッド・リデンプション』のころから大きく、『レッド・デッド・リデンプション2』においても彼のストーリー上の影響力が背景設定および方向性に大きな刺激を与えました。

　『レッド・デッド・リデンプション2』では、ジョン・マーストン含むギャング団が落ちぶれる前のピーク時の彼らを見ることができます。

　この物語では、ダッチがもっとも信頼を置く右腕であるアーサー・モーガンに焦点が当てられています。まだ若いころにダッチにギャングへと迎え入れられたアーサーにとって、ギャングは家族のような存在です。ダッチはアーサーの人生にとって大きな必要意義を与え、ギャング団は彼の人生の中で確かで不変的なものとなりました。

　我々は、世界的に急速に発展し、“近代化”を実現しようとする1899年のアメリカ人の生活を幅広く捉えることを目指しました。それは、下劣な歴史を持つ荒々しい風景でしたが、数々のチャンスに満ちていました。

　そのような範囲、スケールの世界をつくりあげる満足感の高い要素の1つは、あなたが旅路の途中で味わえる数々の物語とキャラクターを身をもって体験する手腕です。ギャングの旅路と壮大なゲームの世界を通して、時代の変わり目を迎えたアメリカのあらゆる側面に、有意義かつ充実味のある方法で触れることができるのです。

　『グランド・セフト・オートV』は会社として非常に高いベンチマークを設定していましたが、PS4/Xbox One版は、PS3時代からの技術概念に基づいて制作されました。

　『レッド・デッド・リデンプション2』は我々にとって次世代ゲーム機の最初のゲームであり、チームにとってはグラフィック、ライティング、AI、天気、サウンド、顔や体のアニメーション、その他さまざまなポイントに至るまで、ゲームデザインを一挙にアップグレードする機会となりました。また、我々は、その力を使って深み、相互作用性、永続性の面でこれまでをはるかに超える世界を創造することに成功しました。

　プレイヤーにゲームをしていることを忘れさせ、その代わりにその場所の記憶とともに彼らをその場に置いていくのです。

『レッド・デッド・リデンプション2』公式サイトはこちら

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