2018年9月20日(木)
9月20~23日に幕張メッセで開催されている“東京ゲームショウ 2018”の『PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS(PUBG)』ブースで、“PUBG MOBILE ステージ”が開催されました。
本ステージでは、配信中のiOS/Android用アプリ『PUBG MOBILE』について、今後のアップデート予定に関する発表が行われました。
今回のTGSに合わせて、PUBG Corp.のCEOを務めるキム・チャンハン氏が来日。このステージの冒頭で、プレイヤーの皆さんに向けての挨拶を行いました。
▲PUBG Corp. CEOのキム・チャンハン氏 |
「今年5月に日本で『PUBG MOBILE』を配信して以来、想像以上に日本のファンから熱い声援をいただいて感謝しています」とキム氏。PC版『PUBG』の体験を『PUBG MOBILE』でも完璧に再現できるよう、多くの力を注いでいるそうで、「いたらない点や改善すべき点があれば、皆さんからのご意見をお待ちしています」とのこと。最後は「『PUBG MOBILE』でも、ぜひ“ドン勝”を目指してください」と語って、挨拶を締めくくりました。
続いてステージには、PUBG Corp.のTOKYO OFFICE室長である井上洋一郎氏が登壇。井上氏は“Q4 ROAD MAP”という形で、『PUBG MOBILE』の今後の展開予定を説明しました。
▲PUBG Corp. TOKYO OFFICE 室長の井上洋一郎氏 |
PC版『PUBG』で今年6月に実装された新マップ“Sanhok”が、9月に『PUBG MOBILE』でも実装されたことにより、「日本でのMOBILE版サービス開始からわずか4カ月で、PC版に追いつくことができました」と井上氏。
今後PC版では、6月のE3で発表された雪原マップの実装が今冬に予定されていますが、井上氏によるとこの新マップは「PC版とほぼ同じタイミングでモバイル版にも実装する予定で準備中」なのだそうです。
さらに、今後はモバイル版オリジナルのコンテンツも予定しているとのことで、その中の一部が今回のステージで紹介されました。
まず、オンライン大会システムの実装が予定されています。これはクランでエントリーして決まった時間に大会を行い、ランキングポイントを競うものになるそうです。ただし井上氏によると、現在も開発中のため、仕様は変更になる可能性もあるとのことです。
次にこの秋のハロウィンに合わせて、ハロウィンイベントも準備中です。こちらはロビー画面がハロウィン仕様の夜景に変化する他、ゲーム中にハロウィンらしいアイテムも登場するそうです。
さらに、モバイル版に新ゾンビモードを実装する準備も進めているとのこと。こちらはPC版のゾンビモードとはまったく異なる、モバイル版オリジナルのモードになるそうです。
そして、今はまだ詳細を明かせないものの、『PUBG MOBILE』と人気IPとのコラボも計画中だとか。コミックやゲームといったものだけでなく、さまざまな業種とのコラボや、世界的に認知度の高いIPとのコラボを考えているそうなので、具体的な発表が楽しみです。
また井上氏は、『PUBG MOBILE』のトーナメント大会についても発表を行いました。海外ではすでに発表されている“PUBG MOBILE スターチャレンジ 2018”という大会で、北米、南米、欧州、アジア、日韓、中国の世界6地域から選ばれた代表が戦うファイナル大会を、今年の年末ごろに開催されるそうです。
日本からは、ストリーマー(配信者)を中心としたチームが参加する形になるとのことで、日本代表のSQUADを決定する大会はe-Sportsイベント“RAGE”の協力のもと、10月末に開催される予定だそうです。詳細は追って発表するので、どんなメンバーが参加するかも含めて注目してほしいと、井上氏は語っていました。
PC版の内容だけでなく、独自の進化が始まりつつある『PUBG MOBILE』に、今後も大いに注目したいところです。
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