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2018年9月21日(金)

『N1RV Ann-A』や『HARDCORE MECHA』など、TGSのクオリティの高いインディゲームに注目!【電撃PS】

文:まさん

 イヤッフゥゥ--! 今年も東京ゲームショウ(TGS)の季節がやってきました。いろいろあって一睡もしてないので、冒頭からテンションがおかしい担当ライター・まさんです!

 東京ゲームショウ2018は9月20日から4日間(20日と21日はビジネスデイ)、千葉県の幕張メッセで開催されている日本最大のゲームイベント。最新の大作ゲームはもちろん、インディーゲームからキッズ向けスペースまで、ゲームに関するさまざまなコンテンツが用意された夢のお祭りになっています。

『インディー』
▲今年は、会場の入口で『ボーダーブレイク』の輝星・空式がお出迎え。20年後くらいのゲームショウでは、実際に動くようになるかもしれませんね。

 そんなわけで、今年も気になったインディーゲームの最新タイトルをピックアップしてお届けしていきます。一般日にTGSへ向かう方も、行けないけどゲームが好きという方もぜひチェックしてみてください!

サイバーパンクなバーでカクテルを作れる、超人気タイトルの続編『N1RV Ann-A(ニルヴァーナ)』

場所:HALL9-B60

『インディー』

 1発目は、電撃発表されたSukeban gamesの最新作『N1RV Ann-A』。バーテンダーになってケミカルな材料からカクテルを作り出し、脳みそや娼婦型アンドロイドなど、クセだらけの客にお酒を提供できる『VA-11 Hall-A』の続編です。

 前作は、私も発売前から激押ししていた作品で一般的にも大ヒット。2019年初頭にPS4やNintendo Switchへの移植も決定しています。本作は、その世界観や時間軸を継続させつつ、まったく違うバー・N1RV Ann-A(ニルヴァーナ)が舞台となる続編です。

『インディー』

 ゲーム的にお酒を出せるシステムはそのままですが、今回は“楽園”が舞台ということで材料は自然な果物やジュースなど。レシピに沿って材料を入れたら、実際にマウスをシャカシャカ振ってカクテルをシェイクし、完成したお酒を提供できます。

『インディー』
『インディー』

 会場の体験版では“エロ漫画家”のパルカというお客を相手に会話を楽しむことができました。会話の内容はネット上に1ページだけ転載されて語られる悩みをはじめ、現代的なリアル感が満載。作り手はベネズエラの人たちなのですが、日本人の琴線にビンビン響いてきそうです。細かいアニメーションなど、全体的な演出の強化も含めて期待大! 発売は2020年と先ですが、個人的にも追っかけていきたいですね。

『インディー』

ロボット好きが作ったメカアクション! ストーリーモードの演出にシビれまくる『HARDCORE MECHA(ハードコアメカ)』

場所:HALL9-B10

『インディー』

 RocketPunch Gamesが制作した本作も、会場でチェックしておきたい作品。2016年に電撃PSがゲームの電撃アワードに選んだ『Code: HARDCORE』と同じ作品ですが、今回はタイトルが正式な物に変更されており、4人対戦だけではなく、1人用のストーリモードが追加されていました。

『インディー』

 セリフの端々からも、ロボット物や『スーパーロボット大戦』が好きで影響を受けたことがうかがえるのですが、今回は追加されたストーリーモードが本当にカッコいいんですよ。機体のアップやキャラクターのカットインを多用した演出。戦う相手やステージによってロボットのサイズが変わるなど、こだわりを感じます。

『インディー』

 一般兵とロボットのサイズ差が良い。良すぎる。巨大なボス戦も楽しく、物語だけではなくアクション自体の操作性も前の展示版より向上。かなり、爽快に戦えるようになっています。ロボット好きなら見逃せない!

『インディー』
『インディー』

動かす楽しさと大化けする可能性を感じる陣取りゲーム的なツインスティックシューター『地獄調査官 樹神妖子』

場所:HALL9-B37

『インディー』

 NOMANA INTERACTIVEのブースにあった『地獄調査官 樹神妖子(コダマヨーコ)』は、いわゆる全方位型のツインスティックシューティングと呼ばれているジャンルの作品です。

『インディー』

 自分と相手の攻撃によって直接ダメージを与えるだけではなく、地面の色が変化するのがポイント。色によって相手にデバフがかかったり、逆に自分の穢ゲージ(ローグライクの満腹度みたいなもの)がたまって力尽きてしまったりと、常に有利と不利が入れ替わるアクセントが加えられています。

『インディー』
『インディー』

 基礎的な部分はしっかりできているものの、以前に“ぜんため”で出展されていたバージョンからは大幅にルールが変更されており、まだ試行錯誤の段階といったところ。今後も注目していきたい作品です。

 というわけでレポート第1弾は以上! まだまだまだまだ私の体力とテンションと書く時間がある限り続くので、更新をお楽しみに!

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