2018年9月23日(日)
東京ゲームショウ2018のバンダイナムコエンターテインメントブースにて試遊できる、PS4/PC(Steam)用ソフト『GOD EATER 3(ゴッドイーター3)』。シリーズ初登場となる“アラガミ”や“神機”を中心に、本作の体験レポートをお届けする。
神機と呼ばれる武器によるハイスピードアクションを駆使して、人類の敵“アラガミ”を討伐する気持ちよさがウリとなっている『ゴッドイーター』シリーズ。その最新作である『3』においても、その魅力は失われることなく受け継がれているとの印象を受けた。
ブースに出展されているバージョンで体験できるミッションは3つ。各ミッションは出現するアラガミが異なるため、特定のアラガミと戦いたい人は、以下を参考にしてチャレンジしてほしい。なお、ミッションには小型のアラガミも出現するが、頭数が少ないため、大型アラガミとの戦闘に注力できた。
■選べるミッションと主な出現アラガミ
奈落の蛮神……出現アラガミ:バルバルス
雷鳴の誘い……出現アラガミ:ハバキリ
灰域の皇……出現アラガミ:アヌビス
ミッションにはプレイヤーに加えて、ユウゴ、クレア、ジークが同行。プレイヤーを援護してくれるだけでなく、R2+L2ボタンで発動できる共闘システム“エンゲージ”で有利に戦うことも。シリーズ随一の“共闘感”でハイスピードバトルを楽しめると感じた。
まずは本作で加わる、新たな2種の神機パーツを解説。1つ目は二刀流の“バイティングエッジ”。2つの刃を使って攻撃する二刀流形態と、刃をつなぎ合わせて薙刀状にする薙刃(ていじん)形態を切り替えて戦うことになる。どちらもスキのない連撃が可能で、二刀流形態はリーチが短いものの定点攻撃に特化している印象だ。
薙刃形態は2つの刃の柄を連結させることで、リーチが長くなるのが最大のウリ。攻撃範囲が広くなり、そのラッシュ能力と相まってすさまじい攻撃力を発揮する。ここまでだけ見るといいこと尽くめのようだが、この形態ではスタミナが回復せず、装甲展開によるガードも不可能であった。攻撃に特化したこの形態を、どのタイミングで使用するのかという見極めが重要になりそうだ。
形態はR1+□ボタンでいつでも切り替えられる。連続攻撃の最中で形態を切り替えることも可能なので、敵のダウン中などに試してみては?
2つ目の武器種は円月状の刃で戦う“ヘヴィムーン”で、バイティングエッジと同様に2つの形態を持っている。円形の刃で攻撃する“通常形態”は、リーチは短めだが横への攻撃範囲は広く、威力も比較的高い。もう1つの形態である“斧月展開状態”は刃が斧状に切り替わり、ダイナミックかつリーチのある攻撃を繰り出せた。バツグンの威力を誇るので、初心者であればこちらの神機のほうが扱いやすいかもしれない。
通常形態でのリーチの短さを補うためにも、R2+×ボタンによる新アクション“ダイブ”を使ってみた。この“ダイブ”は、装甲を構えて突進攻撃をする新アクションで、ロックオン時はアラガミを追尾して、ロックを外した状態ではキャラの向いている方向へ突進する。相性はよく、意識して使えるとテクニカルに戦えるはずだ。
ここからは各ミッションに出現する大型アラガミをワンポイント解説していく。
ドリル状の左腕が特徴的なアラガミ。この左腕を駆使して地面を掘り、土中から突き上げ攻撃を行ったり、冷気を宿して氷柱を前方に向けて放ったりしてきた。「フィールドにバルバルスの姿がない!」という時は、突き上げ攻撃の可能性もあるので、下手に回避せずにガードを固めたほうがいい場合もある。
アラガミがパワーアップする“活性化”時は、周囲に氷柱を出現させる範囲攻撃を放ってきて、こちらも脅威的だ。
雷をまとった両腕のブレードと脚部のブースターが目を引く女性型のアラガミ。ブースターでの加速により高速で突進し、ブレードでの斬撃やスタン属性の薙ぎ払いなどを繰り出してくる。
動きをとらえることが難しいと感じた場合は、L1ボタン押し込みによるロックオンを活用することで、敵を見失わずに立ち回れる。動きに慣れるまではこちらを使うのがいいと筆者は感じた。赤いレーザーポインターで出した際は、長射程の雷砲を行う合図。ハバキリの側面に回り込んで、回避しよう。
本作から初登場となる“灰域種”のアラガミ。“獰猛な野獣”といった風体をした四足歩行のアラガミで、爪による攻撃がメイン。灰域種のアラガミは、ゴッドイーターと同様に捕喰を行い、攻撃力が飛躍的にアップする“バースト”状態になる。バースト状態になると、体中に赤いオーラを身にまとい、二足歩行で行動するように。爪による攻撃範囲が広くなるうえに、体力を1/3ほど減らしてしまう攻撃力を持つように! 所持していた回復アイテムがあっという間になくなることも……。
アヌビスが捕喰する攻撃は噛みつきで、噛みつき攻撃の直前には味方のオペレーターから「捕喰行動が来ます!」とのメッセージが入るので、この声を頼りに回避を試みるとよい感じ。ガードをする場合は、捕喰攻撃は通常のガードでは防げず、ジャストガードでのみ防ぐことができることに気を付けてほしい。視覚だけでなく聴覚にも意識をさき、ミッションをクリアしよう!
■東京ゲームショウ2018 開催概要
【開催期間】
ビジネスデイ……9月20日~21日 各日10:00~17:00
一般公開日……9月22日~23日 各日10:00~17:00
【会場】幕張メッセ
【入場料】一般(中学生以上)1,200円(税込)/前売1,000円(税込)
※小学生以下は無料
(C)BANDAI NAMCO Entertainment Inc.
データ