2018年9月23日(日)
“東京ゲームショウ 2018”のスクウェア・エニックスブースステージで、“『すばらしきこのせかい ‐Final Remix‐』TGS2018スペシャルステージ”が行われました。その様子をまとめてお届けします。
ステージには、主人公・ネクのボイスを担当した内山昂輝さん、ヨシュアのボイスを担当した木村良平さん、本作のディレクター・神藤辰也さんが登壇。さらに天の声として、クリエイティブプロデューサー兼メインアートデザイナーの野村哲也さんも出演しました。
はじめに神藤さんから、『すばらしきこのせかい ‐Final Remix‐』のゲーム概要が説明されました。
本作は、2007年にニンテンドーDSで発売された『すばらしきこのせかい』をNintendo Switch用ソフトとして発売するもので、グラフィックやサウンドなどがパワーアップしている他、新曲や新シナリオも追加されています。
また、操作は従来のタッチ操作に加えJoy-Conでの操作にも対応。2人で一緒に遊べるおすそ分けプレイにも対応しています。
ステージでは、内山さんと木村さんが実際にゲームをプレイ! 2人ともオリジナル版発売当時にやり込んだようで、華麗なプレイを披露していました。
続いて野村さんから、新シナリオ“A NEW DAY”について紹介が行われました。“A NEW DAY”は、渋谷を救ったはずのネクたちが、突如始まった死神ゲーム“ハードモード”に巻き込まれるというもの。新キャラクターとして、死神の女の子・ココが登場しストーリーが展開します。
▲新シナリオの序盤のストーリーも紹介されました。ビイトとともに行動することになるようですが、他のキャラクターも“ハードモード”に参加しているのでしょうか……。 |
次に、ユーザーからの質問コーナーに。最初の質問は、DS版から11年経った今『‐Final Remix‐』を発売することになった経緯は? というもの。
神藤さんは、一番大きい理由としてNintendo Switchというハードが本作の操作性などとピッタリ合うハードだったことを挙げました。
また、野村さんも各国で多くのファンから『すばせか』をまた発売してほしいという要望が多く、そろそろやらないとと思っているところにNintendo Switchという『すばせか』を遊ぶのに適したハードが出たため、チャンスだと思ったと話していました。
2つ目の質問は、新シナリオの“A NEW DAY”はいつごろから構想をしていたのかというもの。
これについては、野村さんがもともとオリジナル版の時から、次の話についていろいろと考えていたそうで、その時の構想そのままではないとのことですが、そこにつながるような話として“A NEW DAY”を入れたと説明。
時間軸としては本編のエンディング後の話となるため、ゲーム内の難易度もやや高めとのことです。
最後に神藤さんから、『すばせか』は本当に熱狂的なファンのアツい想いに支えられて、『‐Final Remix‐』が発売できたとメッセージが送られました。
木村さんと内山さんもこれに大きくうなずき、11年経った今でもファンに支えられているのがよくわかる作品だとコメントしていました。
野村さんも同じ思いのようで、今回はリマスターとしての発売ですが、今後も応援してくれれば『すばせか』をもっと広げることができるかもと、まだまだ続く『すばせか』の世界を期待させるようなメッセージを送り、ステージは終了となりました。
■東京ゲームショウ2018 開催概要
【開催期間】
ビジネスデイ……9月20日~21日 各日10:00~17:00
一般公開日……9月22日~23日 各日10:00~17:00
【会場】幕張メッセ
【入場料】一般(中学生以上)1,200円(税込)/前売1,000円(税込)
※小学生以下は無料
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