DENGEKI ガルスタオンライン

総合 > ガルスタオンライン > 前野智昭さんインタビュー企画“KEY”連載3回目。明るい未来に描く予想図とは

2018-10-08 15:15

前野智昭さんインタビュー企画“KEY”連載3回目。明るい未来に描く予想図とは

文:ガルスタオンライン

 「心の鍵(KEY)をコンコンっとノックするように話を聞いて、そしてもっとその人のことを好きになってもらいたい」

 そんな想いから生まれたオリジナルインタビュー企画“KEY”。声優の前野智昭さんにお話をうかがってきた連載も今回でラスト。“未来”というテーマに沿って、インタビューさせていただきました。

“KEY”前野智昭さん03

■第1回目:ガルスタオンラインオリジナルインタビュー企画“KEY”始動。記念すべき第1回目は前野智昭さんの記事はこちら

■第2回目:前野智昭さんのリアルな現在の心境とは。インタビュー企画“KEY”連載2回目の記事はこちら

“KEY”インタビューのルール

■トークテーマは“過去”“現在”“未来”の3つ。
■BOXからワードの書かれたカードを引き、テーマと掛け合わせて語ってもらう。
“KEY”前野智昭さん03
【インタビュー参加メンバー】

インタビュアー・原 常樹さん:数多くの取材を担当しているライターさん。モンジェネおじさんとしても大活躍。前野さんとも旧知の仲。

マネージャーSさん(以下マネ):前野さんをデビューのころからよく知るマネージャーさん。大人気な前野さんの日々のスケジューリングを華麗にこなす。

横手さん(以下横手):前野さんのメイクをよく担当しているメイクさん。ガル天で大好評のふわふわ前野さんは、この方の魔法の手によって生み出される。

編集A(以下編集):ガルスタ編集部在籍歴7年目に突入した編集。1人でも多くの女子を笑顔にしたいをモットーに日々奮闘中。ブラックコーヒーがお友だち。

────さてインタビューはいよいよ“未来編”。今後のお話を中心にうかがっていければと思います。まず最初のワードは「Success(成功)」です。

前野:現在編の「Zenith」のときもそういう話になりましたけど、将来のことはいろいろと考えます。ただ、昔思い描いていた「理想の前野智昭(36歳)」とはだいぶかけ離れてしまっているんですよね……。

 マイホームを持っていて、子どもはふたり、上の子どもは小学校に上がるぐらいまで育っているというイメージだったんですが、何ひとつ現実ではかなっていません(笑)。一方でそういった理想と引き換えに手にしたのが今のお仕事なので、悪いことではないんですけど。結局、何が成功かはその境地に至ってみないとわからないものですよね。

──今現在、前野さんが考える声優としての成功とは?

前野:役者としての成功像は弊社でいえば、後輩の面倒を見つつ自身も第一線で活躍する鳥海浩輔さんの姿は理想像に近いんじゃないかなと思います。

 鳥海さんに限らず「謎の新ユニットSTA☆MEN」世代の方々は僕にとっての憧れ。鈴村健一さんみたいに事務所を立ち上げる方もいれば、保村真さんみたいに独自のポジションを築いていく方もいて。保村さんはそんなに表舞台に出ていらっしゃらないのにオールマイティーな活躍ができるので引く手あまたですし、諏訪部さんもいつ休んでいるのかわからないぐらいのお仕事ぶりなので、近くにいるだけで僕らも自然と気合が入ってしまいます。

──次は「Relax(くつろぎ)」。将来的にこういうリラックス方法を確立させていきたいと考えていることはありますか?

前野:現状でくつろげる空間が自分の家だけなので、とりあえずマイホームを建てたいです。可能であれば、別荘も建てたいんですが、さすがに難しいかなぁ……。そしてマジメな話になってしまいますが、僕は長男。親にはいつまでも長生きしてほしいと願っていますが、さすがに不死身ではないでしょうし、いざ茨城の実家の土地が自分のものになる日が来たときにどうすればいいのかということは考えたりもします。

──ベテランの役者さんのなかには、普段は地方に住まれていてお仕事のたびに上京するという方もいらっしゃると聞きますが。

前野:都心まで一時間半ぐらいなのでそれも現実的な範囲ではあると思うんですが、朝10時の現場とかは辛そうだなぁ(笑)。その辺りはもう少し歳を取ってから考えたいと思っています。ちなみにリラックスということでいえば、現在の一番のリラックス方法はお酒を飲むことです。マネさんもそうなんじゃない?

マネ:ええ、それぐらいしかないんで。週7で飲んでます(笑)。

前野:もちろん、僕もそうです。飲まないのは病院検診の前の日ぐらい(笑)。なかなかリラックス方法って確立させるのも難しいですし、お酒以外で何かあるなら聞きたいぐらいですよ。

編集:私はヨガをやってます。ナマステ。

前野:それは意識高い!

編集:日頃運動不足なので。瞑想がまだ慣れなくて苦手で、いろいろと雑念が浮かんじゃうんです。

前野:あんまり瞑想が苦手な人って聞いたことないかも(笑)。以前に『声優グランプリ』さんの連載で僕もヨガを体験させてもらったことはあるんですが、どちらかといえば筋力トレーニングに近いパワーヨガだったんです。あれもかなり楽しかったですね。

──さて、次のお題は「appearance(外見)」、そして、その次のお題も「Body(肉体)」。見た目や身体についてですね。

前野:昔は自分の髪の毛がもっと早くなるなるものだと思っていたので、まずはよくここまで持ってくれているなと(笑)。

横手:前野さんの毛は大丈夫ですよ!(笑)

前野:いやいや、昔は横手氏の使っている粉ワックスとか強烈だから心配してたんですって(笑)。

横手:でも、4年間ぐらいずっと髪の毛を触らせてもらってきましたけど、まったく変わってないですよ。むしろ増えてるぐらいのイメージもあります!

前野:そこまで言われると営業用トークっぽいですけどありがたく受け取っておきます(笑)。年齢的に仕方のないことなんですが、白髪は少しずつ出てきましたね。まぁ、そのあたりは歳相応に合わせて切り替えていく感じで。服装にもこだわりがないので、ちょっとずつ風格を出していきたいです。

──毎日お酒は飲まれているそうですが、健康維持が大変なのでは。

前野:そこはしっかり気を遣っている……というかお酒を飲むために健康であろうとしています。日ごろから食べ物に気を遣ったり、空いた時間になるべくジムに通ったり、何度も話題に出していますが健康診断にも定期的に通っています。

 健康診断といえば、最近のバリウムの味っておいしいですよね。それにバリウムを飲んだあとにゴロゴロ転がるのもアスレチックっぽくて楽しい(笑)。逆に採血をされるのは苦手なんで、抜かれているときは目をそらしています。

──白血球なのに!?(笑)

前野:白血球なのにです(笑)。結果的に今まで引っかかったことはないんですが、そのたびに自分を丈夫に産んでくれた両親に感謝しています。

──そして次は「Horoscopes(星座)」が出ました。せっかくなので、前野さんの星座を調べてみますね……。「自分の興味のない話にうんうんとうなずきながらも別のことを考える」と書いてあります。

前野:それはあると思いますよ(笑)。そのあとに「いろいろな仕事を同時進行できる」とも書いてありますが、たしかにマルチタスクはできる方かも?

──「これからのあなたは仕事面で評価されます。一方で厳しい評価にさらされることも少なくありません。金銭面ではこだわりを持つことが大切です」とのことですが。

前野:評価されるのはありがたいんですが、厳しい評価にさらされるのはいつもどおりですね(笑)。お金に関してはまったくこだわりがないというか、お金自体もあんまり使う方ではありません。 お酒すらあんまり高級なものを買わないので。まぁ、でもせっかくそういう結果が出たのだから、自分なりにこだわりを意識しようと思います!

──次は「World(世界)」。海外からファンレターをもらうことも多いのでは。

前野:そうですね。少し前にロサンゼルスのイベントに出演させていただいたんですが、いろいろな国から大勢の方がわざわざ会いに来てくださってありがたかったです! わざわざ日本語を勉強されて吹き替えではない僕のオリジナルの声を楽しんでもらえている方が多いというのも本当にすごいことですし、それがキッカケで日本語が少しでも普及していると考えると不思議な感じもします。いつもどおりのことをがんばれば、それが自然と世界への発信につながる。だからこそ、日々のお仕事をがんばらなければいけないなと身が引き締まりました。

──イベントなどを通じてもっと多くの国に行きたいという気持ちも?

前野:たしかにロサンゼルスに行ったことで視野も大きく広がったので、機会があれば行ってみたいです。もともと飛行機に苦手意識があったんですが、乗ってみたらわりとどうにかなったので(笑)。それこそヨーロッパとかにも行ってみたいですね。

──それではいよいよラストのキーワード「Fan(ファン/愛好者)」。締めにふさわしいキーワードとなりました。

前野:それこそずっと昔から応援してくださっているという方もいらっしゃいますし、本当に多くの方々に支えられてきたんだなとしみじみと思います。僕自身は未だに自分が評価されるような人間ではないと思っていて、作品やキャラクターがそう見せてくれているだけなんじゃないかなと。だからこそ、作品やキャラクターに泥を塗るような生活をしないように常日頃から気をつけています。叩いてもホコリが出ないという自負はあります!

──マネさんも横でめちゃくちゃうなずいていますね(笑)。

マネ:自信を持ってそこは言えますね。

前野:わざわざ時間を割いて応援してくださる方々の声に恥じないようにこれからもがんばっていきたいと思っています。どうかよろしくお願いします。

 インタビューは今回で終了、なのですが。次回は“KEY”裏話として、編集から見たインタビュー裏側などをお届けします。貴重なポラロイドのプレゼント企画もありますので、楽しみにしていてくださいね。

“KEY”前野智昭さん03

インタビュアー:原 常樹
ヘアメイク:横手寿里
撮影:編集部

関連サイト