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2018年10月10日(水)

『LoveR』花守ゆみりさんに直撃。お兄ちゃん大好きっ子・優美菜とマジカルユミナの魅力を語る【電撃PS】

文:電撃PlayStation

 角川ゲームスより2019年2月14日にPS4で発売される『LoveR(ラヴアール)』。本作は『トゥルーラブストーリー』『レコラヴ』など、恋愛シミュレーションゲーム(恋愛SLG)を作り続けて22年のキャリアを持つ杉山イチロウ氏と、何人もの可憐なヒロインを描き続けてきたイラストレーター箕星太朗氏がタッグを組んで贈る、完全新規の恋愛SLG。そのテーマはRomance(恋物語)とRecord(記録)。プレイヤーは6人の女の子と出会うなかで“恋物語”が生まれ、自由な写真や動画の撮影を通してその模様を“記録”していきます。

『LoveR』

 ところで現在、この『LoveR』の主人公の妹である優美菜がゲーム世界から飛び出し、Vチューバーの魔法少女“マジカルユミナ”として活躍中です。マジカルユミナはインターネットラジオステーション<音泉>の番組『マジカルユミナの今日もお兄ちゃんねる♪』にて、理想の妹になるためにいろいろ頑張っています。

『LoveR』
▲高校1年生で、主人公の妹である優美菜。とにかくお兄ちゃんのことが大好き。
『LoveR』
▲マジカルユミナ。推定年齢9歳。ゲーム中でも、主人公を何かと助けてくれるそう。

 今回、優美菜のCVと、ユミナのCVとACTを演じる花守ゆみりさんに話をお聞きする機会を得たので、その様子をお届けしていきます。

『LoveR』
▲花守ゆみりさん。衣装は『LoveR』の舞台である篁リエル学園のジャージ。

――初めて“優美菜”というキャラクターを知った時の印象を教えてください。

花守ゆみりさん(以下、敬称略):もともとはオーディションがあって、その際に声をかけていただいたことがきっかけで優美菜ちゃんというキャラクターを知ったのですが、テニスをやっている点や、目が悪いところなどの共通点があって、親近感がわきました。お母さんも「あっ、似てる」と言っていて。決まった時はすごくうれしかったです。

 優美菜ちゃんはお兄ちゃん大好き、一途、ってキャラクターなのですが、今までにそういうキャラクターを演じたことがなかったので、どうやって演じようかと考えました。私にも妹がいるのですが、どこまでリアルな妹に寄せようかとか、理想の妹ってなんだろうとか。ただ私の考える妹像と優美菜の考える妹像は結構違っていました(笑)。

 最終的には、妹キャラと言うよりも「お兄ちゃんのことが大好き」っていう優美菜ちゃんの気持ちを突き詰めていきたいなと思いました。だから収録のはじめはちょっと生意気なところなどもあっても良かったのかなとか思っていたのですが、終わり頃は「きっと恋人らしいことがしたいんだろうな」とか、でも「やっぱり妹だな」と感じてもらえるように、いろいろ考えながら、甘いシーンとかも楽しく演じさせていただきました。

『LoveR』

――ユーザーさんに見てもらいたいシーンや、収録中に印象に残っていることはありますか?

花守:ゲーム中、写真を撮ってもらうことが多いんですけど、決めポーズをしながら「アイラヴピース!」ということがあるんです。Vチューバーのマジカルユミナも言っているセリフなのですが、ゲームでは撮影中、もっと自由なアングルで見られると思いますので、楽しみにしていただければうれしいです。

 あと、ゲーム中にYouTubeなどの動画サイトも話題に出てくるのですが、そういうときは私自身、ちょっとクスッとしましたね。

『LoveR』

――花守さんは友人から「写真を撮らせてくれない?」って言われたらどうしますか?

花守:えぇ!?(笑)わたし、じつは、レンズを見ると緊張してしまうタイプなんです。撮ってもらうカメラマンさんとお話して仲良くなって、やっと笑えるみたいな。

 もしそういうことを言われたら「えーっ、私なんかよりも向いてる子いっぱいいるよ?」って言っちゃいそうですね。でも仲良くなったら「いいよ?」って言っちゃうかも。そういう意味ではこのゲームの攻略対象としては向いているかもしれないです(笑)。

――ゲーム中に登場する優美菜のキャラクターと、Vチューバーとして登場するマジカルユミナの2役を演じられるうえで、気をつけていることはありますか?

花守:普段のお仕事では声だけで演じるので、動きを意識しながら声を出すことが多いのですが、Vチューバーのときは、実際に自分が動いたその動きが彼女に反映されるので、わたしの一挙一動がユミナになってしまうんだ、ということを1回目の収録の時に感じました。Vチューバーということで、ちょっとメタなことも言ったりするのですが、どこまで生っぽさを出すかとか、優美菜ちゃんというキャラクターを壊さずに演じるか、といったことは考えながら演じています。

『LoveR』

――Vチューバーのマジカルユミナは9歳ですが、9歳の女の子を演じる上で秘訣はありますか?

花守:油断するとうっかり自分の実年齢が出てしまうのですが(笑)、ちっちゃい子なので、動作が大きいほうがカワイイのかなと思っていて。できるだけ動作は大きくしています。あとは「アイラヴピース!」です!

『LoveR』

――電撃マオウでは『LoveR』のコミカライズが決定しています。優美菜のどんなところを強く描いてほしいですか?

花守:優美菜ちゃんは基本的にお兄ちゃんに対して押せ押せなのですが、逆にお兄ちゃんに押されるとすごく照れることもあって。その瞬間がカワイイんですよ。ギャップ萌えってやつですかね?(笑)押すのは得意なんですけど、押されるのはあまり慣れていなくて。その時に見せてくれる表情がすごくカワイイんです。お兄ちゃんは頑張って押してください(笑)。お兄ちゃんが優美菜ちゃんを押して、優美菜ちゃんが「えっ?」って照れるシーンをぜひ描いてほしいです。

――さきほどテニスをやられているとお聞きしましたが、テニスをやるシーンもコミックでは描く予定です。得意なプレイなどあれば教えてください。

花守:わたし、勝負にこだわってしまうタイプで(笑)。ボレーとかで相手に前に来てもらってから、後ろにぽんっとボールを落とすのが得意なんですけど……相手にはよく嫌がられていました(苦笑)。でもお上手な方と対戦する場合は、動いてもらって体力を使ってもらわないと勝てないんです。対戦相手に走ってもらうプレイをぜひお願いします。

『LoveR』

――コミカライズを担当されるカズヲダイスケ先生にひと言あればお願いします。

花守:今の時点で出ている優美菜ちゃんの表情がすごくカワイイです! ぜひ、きれいな優美菜ちゃんからデフォルメチックな優美菜ちゃんまで、全国のお兄ちゃんに好かれる優美菜ちゃんを描いていただけるとうれしいです。……プレッシャーを掛けてるわけじゃないです(笑)。

『LoveR』

――ゲームを期待しているユーザーさんにひと言お願いします。

花守:マジカルユミナを見ていると、「きっと優美菜はすごく面白い子なんだろうなぁ」と思うかもしれないのですが、ゲーム中の優美菜ちゃんは妹ならではの魅力や悩みを持っていて、ゲーム中では色んな表情を彼女は見せてくれるんです。彼女のありったけの愛と、ほかの女の子に対するやきもちみたいな感情を見て、クスッとしていただけたらうれしいです。ぜひ、妹だからと敬遠せずに優美菜ちゃんのルートをプレイしてみてください!

『LoveR』

 Vチューバーのマジカルユミナが登場する番組『マジカルユミナの今日もお兄ちゃんねる♪』は、インターネットラジオステーション<音泉>にて毎週木曜日に更新されています。また、電撃マオウでは10月26日発売号から、イラスト企画が連載開始となりますので、こちらもお見逃しなく!

(C) 2019 KADOKAWA GAMES

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