『るるたるイデア』は遊びやすいシステムで誰でも爽快ハチャメチャバトルが楽しめる！

文：セスタス原川

　クローバーラボが2018年10月23日より配信開始した、iOS/Android用アプリ『るるたるイデア』。ゲームをプレイした感想をはじめ、大人数で行われる爽快バトルなど注目のポイントをお届けします。

伝承として語り継がれる帝国との戦いが再び！

　舞台は数多くの種族が生きる星、ティアエリン。500年前に星を壊滅寸前まで追いやったアイゼンシュヴァルツ帝国は、星の救世主ら英雄の手によって打倒されました。

　時は流れ、それが伝承として語られる時代。バルティリア王国は、倒されたはずの帝国による襲撃を受け、その平穏は崩れ去ってしまいます。帝国に命を狙われるマリカ女王は、王国のレガリアである星槍を守るため城から落ち延びます。

　その後、帝国の騎士に追い詰められてしまったマリカ女王。星槍を握りしめ願いを込めた時、星槍は輝きを放ち始める……。

　主人公は星槍の光とともに現れた少年です。マリカ女王、フクロウのモリ―たちとともに、再び現れた帝国のとの戦いに挑みます。

　英雄のいない世界で、彼らは帝国に太刀打ちできるのか。主人公に隠された真実とは？　物語の行方はぜひゲームをプレイしてお確かめください！

▲物語ではユニークな会話劇が展開。先が気になるストーリーと、キャラクターたちの掛け合い、2つのおもしろさが物語を盛り上げます。

▲中にはちょっとメタ要素も含むネタもあったりして、クスッと笑ってしまうこと請け合いです。電車の中でのプレイには注意が必要かも（笑）。

ハチャメチャ爽快な大人数リアルタイムバトル！

　バトルシステムは『バルディリア戦記』から引き継がれるリアルタイムオートバトルを採用しています。大人数のキャラクターが入り乱れる、ハチャメチャ爽快バトルが楽しめます。

オートシステムでサクサク進行！

　忙しい人におすすめのポイントとなるのが、操作いらずのオートシステム。バトルに参加したキャラクターが自分で敵の近くまで行き、自動で攻撃して敵を倒してくれます。

　バトルスピードは通常、2倍速、3倍速が用意されており速度調整が可能のため、オートバトルにありがちなもっさりした感じはありません。ストーリーを進める際もサクサクと先へすすめるので、ストレスフリーで気楽にゲームを楽しめます。

見ていて飽きない大人数バトル

　ユニット（キャラクター）には兵士が付いてまわり、一緒に敵を攻撃してくれます。ユニットにもよりますが、1人あたりに付いてくれる兵士は最大8人までとなっており、バトルに参加する人数は最大で108人にまでなります。

　その大勢のユニットと兵士がわちゃわちゃと入り乱れる様子は、小動物たちを眺めているかのような目が離せないおもしろさがあって、それだけをずっと見ていても飽きないほど。オートバトルでも楽しみながらゲームを続けられる秘密はここにあります。

必殺技は爽快感抜群！

　自分で操作をするポイントもしっかり用意されています。敵に攻撃したりダメージを受けることでSPがチャージされていき、最大までためればユニットが持つ必殺技を発動できます。必殺技は通常の攻撃と異なり、プレイヤー自身の操作で放つ方向や場所を指定可能です。

▲完全オートにしたい人向けに、必殺技オートモードも用意されています。画面下のON/OFFボタンで切り替えできます。

　攻撃系の必殺技は広範囲を攻撃するものが多く、大勢の敵を一度に倒した瞬間の爽快感は病みつきになること間違いなし！　うまく敵が集合している場所を狙って発動させてみましょう。

　攻撃系以外にも、体力を回復させたり、SPのチャージをサポートしたりするものなど、さまざまな必殺技があります。

　ユニットと兵士には、バトル中常時発動するパッシブスキルも用意されています。こちらもユニットごとに異なるものを持っているので、その組み合わせを考えながら戦うのも楽しみ方の1つとなっています。

ユニット配置で戦略性も深く

　バトル開始時は、ユニット編成時に指定した陣形からのスタートになります。ここでキャラクターをどう配置するかでバトルの流れが大きく変化するので、オートバトルでありながら戦略性のある奥深いバトルを楽しめるのです。

▲ユニット配置はクエスト直前に変更可能。メンバーチェンジも行えます。

　ポイントとなるのはキャラクターの動きを予測した編成。例えば、近接攻撃系のユニットは、スタート位置からまっすぐ前に進んで敵と戦います。

　この特性を生かして、前衛に近接戦闘が得意なユニットを配置し、その後ろに体力が低いユニットを置くことで、敵の攻撃を前衛に集中させることができます。

　また、ユニットが持つ属性のバランスも大切です。何度がバトルを行うと、そのキャラクターがどういった動きをするのかがわかるので、属性や役割などを意識してベストな編成を考えてみましょう。

ストレスフリーな育成方法で遊びやすく！

　バトルを有利に進めるうえで欠かせないのがユニットの育成です。育成する方法は多く用意されており、ユニットを育てることも本作の醍醐味の1つになっています。

マナを使って一気にレベルアップ！

　レベルアップは各所で手に入るマナを使って行います。必要数のマナがあれば、ユニットのページでボタンをタッチするだけでレベルアップ完了です。

　レベルアップの際の演出は洗練されておりムダがなく、大量のマナを用意してボタンを連打すればものすごい勢いでレベル上げができます。ゲーム好きなら一度は感じたことがあるであろう、あの一気にレベルが上がっていく気持ちよさ何度でも味わえる……。レベル上げの際は、あえてマナをためてから一気に行うことをオススメします（笑）！

兵士のバリエーションも豊富

　ユニットに付く兵士も“徴兵書”を使って人数の増加や、“鏡片”を消費してクラスチェンジが行えます。

　クラスチェンジには分岐のポイントがあり、自分で好きなクラスを選択可能です。クラスごとに見た目も変わり、種類は200以上！　中にはとてもユニークな見た目の兵士もいて、異なる姿の兵士を多く起用すれば、バトルを華やかに飾ってくれます。

　兵士のパッシブスキルやステータスもクラスによって異なるので、どのような編成にするのか、どんな戦い方をするのかで強化先を選びましょう。

▲クラスチェンジに必要な“鏡片”は、曜日クエストで集めましょう。“修練の鍵”を使えば異なる曜日のクエストにも挑める新設設計です。

らくらく周回で素材を集めてユニット進化

　星4以下のユニットは、各属性の宝玉や結晶などの素材を使ってレアリティの上昇が行えます。星5以外のキャラクターは積極的に進化させてステータスアップを狙いましょう。

　進化には大量の素材が必要ですが、クエスト開始時に選択できる連続戦闘を利用すれば収集もらくらく。一度選択してクエストに挑めば、行動力が尽きるかリタイアになるまで自動で周回を行ってくれます。

　この機能のおかげで、普段であれば時間がかかってしまう育成も、片手間で済ませられます。ご飯を食べている間、お風呂に入っている間など、スマホに触れない時間も有効活用しちゃいましょう。

　他にも、同名キャラクターを入手したときは自動で“覚醒”をしてくれたり、一定時間ごとにマナを得られる“訓練”ができたりと、ありがちな“育成のめんどくささ”を減らす工夫が至るところに用意されています。

▲豊富な育成方法で、愛をこめてユニットを育成してあげてください！

育成したユニットはバトルで活躍！

　育成したキャラクターはストーリークエストだけでなく、ボス戦やPvPなどで活躍させられます。

魔宮のボスを倒して“魔石”集め

魔宮では、強力なボスが登場するクエストに挑めます。クエストをクリアすると、ユニットに装備するとステータスがアップする“魔石”が手に入ります

　ボスはかなり強く設定されており、レベルの低い序盤では最も難易度の低いクエストをクリアできるかどうかといった感じ。まずはメインクエストなどでユニットのレベルアップをして、その後挑戦するのが得策です。

アリーナで他のプレイヤーと腕を競う！

　アリーナでは、他のプレイヤーのユニットとバトルができます。アリーナ用のユニットとして登録されたユニットに挑戦したり、逆に自分が登録したユニットで防衛をしたりしてポイントを稼ぎ、その順位を争います。

　バトルに勝利すると“勲章”が手に入り、交換所でレアなアイテムと交換できます。また、一定ポイント到達による報酬も受け取れます。

　クエストと異なり、相手も考えて編成されたパーティのため、安定して勝利するのは至難の業。挑戦用のユニットは複数用意しておけるので、有利な属性を多く編成するなど、対策を用意して挑むことが勝利への近道です。

バトルのクセになる爽快感！　システム周りも新設設計！

　本作をプレイしていると「あ、ここは手間がかからなくて遊びやすいな」と思わせてくれるシステムが至るところに用意されていました。メインのバトルシステムもオートであることから“時間をかけず隙間時間で楽しめる”という、スマホゲームに欲しいポイントを抑えている作品になっています。

　バトルシステムもオートであることをデメリットとせず、自動で動くからこその戦略性があり、オートとプレイヤーの介入要素がちょうどいいバランスで共存している点も魅力的です。自分が手を加えられるのは、編成と必殺技発動のタイミングだけ。だからこそ、その部分にどうするのか考えるおもしろさが集約されています。

　また、前作の『バルディリア戦記』に触れたことがなくてもゲームに支障はありません。筆者も『るるたるイデア』から始めた新参者ですが、ストーリーやバトルを十分に楽しむことができました。

▲個人的にはストーリーの途中でかわされる会話劇がストライク。会話がおもしろいのですんなりとストーリーが頭に入ってきます。

　……と長く語ってきましたが、やはり一番病みつきになるのはたくさんのユニットや兵士が入り乱れるバトルそのもの。大きな敵を大人数で囲んで倒す、多くの敵を一気になぎ倒す、バトルのいろいろな部分に“気持ちいいポイント”が用意されています。

　まずは一度ゲームを手に取っていただき、ハチャメチャ爽快な大人数バトルを体験してみてください！　その爽快感を味わっている間に、ゲームの遊びやすさを感じてだんだんと虜になっていくこと間違いなしです。一緒に『るるたるイデア』を楽しみましょう！

(C)2018 Clover Lab.,inc.

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データ

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