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2018年11月27日(火)

【おすすめDLゲーム】弾幕系STG『Shikhondo(シクホンド) 食魂徒』のグロテスクな世界観に引き込まれる

文:カワチ

 ダウンロード用ゲームから佳作・良作を紹介する“おすすめDLゲーム”連載。今回は、PS4/Nintendo Switch/PC『Shikhondo(食魂徒) -Soul Eater』を紹介したいと思います。

『Shikhondo(食魂徒) -Soul Eater』

 『Shikhondo - 食魂徒』は韓国のデベロッパーであるDeerFarmが開発したタイトルで、もともと2016年4月にSteamで配信されました。今年6月22日はPS4、10月25日にはNintendo Switch版が配信され、さまざまな機種で遊べるようになりました。

 『インベーダー』や『ゼビウス』といった古典からはじまり、『グラディウス』や『ダライアス』などの名作があり、最近では『Rolling Gunner』、『BLACK BIRD』といった新作で盛り上がるSTG。今回は、独特なアートワークが魅力の『Shikhondo - 食魂徒』を紹介していきます。

 さっそく魅力を紹介……といく前にせっかくなのでSTGというジャンルについての魅力を解説しましょう。

そもそもSTGというジャンルの魅力はどこにあるのか

 まず、その魅力は手軽さ。RPGやSLGをエンディングまでクリアしようと思うと何十時間もかかりますが、STGであれば1時間程度でクリアすることができます。なかなかゲームに時間が取れない現代人にとってはうれしいのではないでしょうか?

『Shikhondo(食魂徒) -Soul Eater』

 その次の魅力は濃密な体験。STGは短いプレイ時間のなかにおもしろさがギュギュッと詰まっています。オープンワールドのような自由な冒険やRPGのような成長要素はありませんが、そのかわりにクリエイターの感性と作り出した世界観を純度100%、そのままの形で受け取り、感じ取ることができます。

 多くのSTGがスクロールして進むといったことも関係し、ビジュアルや音楽の導入されるタイミング、敵の編成や弾幕といったクリエイターのこだわりを感じることが可能。他のジャンルとは違って「自分のこだわりを見てくれ!」という思いがダイレクトに伝わってくるのがSTGのいいところかと。攻略パターンも正解が決まっていますが、それも悪いことではなく、そこは音ゲーでハイスコアを取る快感などに似ているかと思います。

『Shikhondo(食魂徒) -Soul Eater』
▲STGというジャンルは製作者のエゴがいちばん詰まったジャンルと言えるかも。でもそれがイイ!

 本作『Shikhondo』は、『首領蜂(どんぱち)』シリーズや『東方Project』シリーズのような、“弾幕系”と呼ばれるジャンルになっています。敵が放ってくるの大量の弾をわずかな隙間をぬって回避して戦うジャンルですが、その魅力は“弾幕の美しさ”にあるのではないかと思います。

 “弾幕系”は名前の通り、めちゃくちゃ敵の弾が飛んでくるのですが、配置はランダムではなくきちんと順番とルールがあります。そして、それが敵の性格だったり特徴を表していることが多いです。セリフではなく弾で語ってくる相手との対峙は、ゲームという媒体ならではの表現でアツいんです!

『Shikhondo(食魂徒) -Soul Eater』
▲弾幕による表現は美しいです。

醜悪だがどこか美しさを併せ持つボスキャラクター

 と、いうことで少し長くなってしまいましたが、そろそろ『Shikhondo』について語りましょう。この作品の魅力はなんといっても和風なアートワーク。

『Shikhondo(食魂徒) -Soul Eater』

 物語の設定は、地獄から脱出した“魂食い妖怪”を少女とその相棒の死神が封印していくというものなのですが、その妖怪たちのグラフィックがグロテスクでインパクト抜群です! 妖怪たちはどれも女性で、最初は美しい姿をしているのですが、ダメージを与えるとビジュアルが変化! 醜悪な姿に変化します。

 とはいえ、単純に気持ち悪いというわけではなく、どことなく女性としての美しさも残されており引き込まれます。

『Shikhondo(食魂徒) -Soul Eater』 『Shikhondo(食魂徒) -Soul Eater』
『Shikhondo(食魂徒) -Soul Eater』 『Shikhondo(食魂徒) -Soul Eater』
▲ボスがどれも女性型というのも製作者のこだわりを感じますね。

 彼女たちが攻撃してくる弾幕は、蜘蛛の敵ならこちらを絡める糸のような動きになっていて個性的。ビジュアルと弾幕が合わさり、まるで美しいアートのように感じます。

『Shikhondo(食魂徒) -Soul Eater』
▲弾幕がそれぞれ個性的で攻略法を考えるのが楽しいです。

 ゲームのほうはオーソドックスな弾幕系STGで、敵の弾に近づくことでソウル・ゲージをためることが可能。ゲージをマックスにすると“魂吸収モード”となり、敵の弾を吸収できる他、強力な攻撃をすることができます。敵の弾をギリギリで避け、たまったゲージを使って一気に攻撃する方法はオーソドックスなシステムながら、やはり爽快です!

『Shikhondo(食魂徒) -Soul Eater』 『Shikhondo(食魂徒) -Soul Eater』
▲ふたりのキャラクターは性能が異なります。

 ザコ敵の種類が少ない、会話デモが存在しないといったいくつかの不満点もあるものの。安価で購入できるのでグラフィックが気になったのであればプレイしてみるのもいいかなと思います。

 無限コンティニューが可能なうえに、難易度選択なども搭載されているのでSTGの入門タイトルとしてもアリかなと。Nintendo Switch版なら携帯モードでもプレイできるので(さすがにガチでやろうと思うと画面が小さいですが)、ぜひ手にとってみてもらいたいですね。

『Shikhondo(食魂徒) -Soul Eater』
▲ボスとだけ戦うことができる“ボスラッシュモード”が搭載されています。
『Shikhondo(食魂徒) -Soul Eater』
▲PS4版とNintendo Switch版はローカルの協力プレイで遊ぶことも可能。

(C) DeerFarm, Digerati Distribution and Marketing LLC. Licensed to and published by Eastasiasoft Limited. All Rights Reserved.

データ

▼『Shikhondo(シクホンド) - 食魂徒』
■メーカー:eastasiasoft
■対応機種:Nintendo Switch
■ジャンル:STG
■配信日:2018年10月25日
■価格:1,680円(税込)
▼『Shikhondo - 食魂徒』
■メーカー:eastasiasoft
■対応機種:PS4
■ジャンル:STG
■配信日:2018年6月22日
■価格:1,680円(税込)
▼『Shikhondo(食魂徒) -Soul Eater』
■メーカー:DeerFarm
■対応機種:PC
■ジャンル:STG
■配信日:2017年10月10日
■価格:1,010円(税込)

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