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2018年11月19日(月)

『Fallout 76』プレイレポート。アパラチアでの生存戦略を学ぶ【電撃PS孤高の探索者の手記#01】

文:hororo

『Fallout 76』は、CERO Z(18歳以上のみ対象)のソフトです。
※18歳未満の方は購入できません。

 アパラチアと呼ばれる荒廃した地域を舞台に、サバイバルや探索が楽しめる『Fallout 76』。世界中で人気のシリーズですが、オープンワールド特有の膨大な情報量がゆえに、どうプレイしたらいいか悩んでしまう人もいるのではないでしょうか?

 このプレイレポートでは、アパラチアに降り立った一人の男の視点……というロールプレイを楽しみつつ、初心者に向けたポイントを解説していきます。少しわかりにくい世界設定や背景なども織り交ぜていく予定ですので、そちらに興味がある方もぜひご覧ください。

『Fallout 76』

 俺の名はhororo。そしてここはアパラチア。終末戦争なんて大層な名前の戦争で滅んじまった、荒れ果てた場所のひとつだ。どうやら俺はこのアパラチアで、アメリカ再建任務というものに関わらなけりゃならないらしい。

『Fallout 76』

 順を追って話そう。事の発端は“再生の日”とやらが来たことで、俺たちが住んでいるVault 76の扉が開いたことだ。正直、俺はアメリカ再建とやらに興味はなく、ただここで生きているだけでよかったんだ。しかし、どうやら周りの奴らは違ったみたいだな。気付いたら人っ子一人いないときてやがる。おまけに、Vault 76は“再生の日”が来たら、自動的にメインシステムがシャットダウンするようになってるときた。

『Fallout 76』

 全員を外へ送り出すことが始めから織り込み済みだったんだろう。出口に向かう看板に沿って、サバイバル生活に最低限必要な物が用意されていやがった。Mr.ハンディたちのご丁寧な挨拶付きでな。アメリカ再建はともかく、生きるには外に出なきゃならねぇ。そういうわけで、俺は右も左もわからないアパラチアの地に放り出されたってわけさ。

『Fallout 76』

 外に出てみれば、確かに荒れてはいるものの、思いのほか綺麗な景色だった。だが、すぐに景色に見惚れている場合でもなくなっちまった。Vault 76の付近には暴走したロボットが徘徊していて、こっちに気づくと攻撃してきやがったんだ。

 サバイバル道具はもらったが、襲われるなんてのは想定外だ。そのときになって初めて気づいた。Vault 76の周囲に、すでに動かなくなった人間が何人かいたことを。最初は同じVault出身者かと思ったが、服装を見る限りどうやら違うらしい。俺達以外に、外界で生きている人間がいるのか……?

 ともあれ、死体が持っていた武器はありがたく頂戴することにした。この世界で身を守るすべを持たない奴は真っ先に死んでいくだろうな。

『Fallout 76』

TIPS:Vault 76を出てすぐ右に曲がると死体があり、武器を得ることができる。素手では心もとないので、ぜひ回収しておこう。

『Fallout 76』

 襲ってくるのは暴走ロボットだけじゃなかった。人間のような見た目をしているものの、人間ではないもの……。あれが何かはわからねぇが、仲良く握手しようなんてことを考えてないことは確かだ。おまけに武器を扱う知能はあるときた。何体か返り討ちにしてやったんだが、その中の1体がレザーアーマーを持っていたので、ありがたく頂戴した。身を守るものが必要だったんだ。アパラチアは思ったより危険な土地だったからな。

『Fallout 76』

TIPS:アーマーを拾ったら装備しておこう。敵から受けるダメージを抑えられる。頭、胴体、右腕、左腕、右脚、左脚の6カ所にそれぞれ異なる防具を装備できる。

『Fallout 76』

 最低限の自衛手段を手に入れたが、何だかんだで一番必要なのは水と食料だ。Vault 76を出発する前にいくらかの食糧と水は渡されたから少しはもった。だが、自分で確保できなけりゃ俺の命も永くはないだろう。

 結論から言うと、食料と水の確保自体はそこまで難しくはなかった。問題だったのは、汚染されているものが多いってことだ。汚染されたものを飲み食いしたからといって、ただちに体に影響があるわけじゃない。飢え死ぬよりはマシだ。まあ、できれば口にしたくないものも多いんだが……。

『Fallout 76』

TIPS:食料や水の多くは汚染されており、摂取するとRAD値が蓄積。RAD値は体力の上限を低下させていくため、蓄積させすぎると常に低体力の状態になってしまう。きれいな水や沸騰させた水など、RAD値が溜まらないものを優先的に使おう。

 ひとまず行く当てもなかった俺は、一足先にVault 76を旅立ったらしい監督官を追うことにした。当てもなく旅するのもいいかもしれないと思ったが、監督官が示した場所がそれなりに近かったし、まあ話だけは聞いてみるかという程度のものだ。その過程でやりたいことが見つかれば、そのとき考えればいい。

『Fallout 76』

TIPS:オープンワールドRPGである本作は、ゲーム開始直後から自由に行動できる。何をすればいいか悩んだら、クエストを進行する過程でさまざまなアイテムをもらえるメインクエストを進めるのがオススメだ。

 結局、示された場所に監督官はいなかった。だが、そこに残された監督官のC.A.M.P.だけでも来たかいはある。彼女はVault 76から旅立つ後続のためにここを残していったようだ。さまざまな物資も残されていたから、装備を整えることもできたしな。粗末ながらも寝床もあったし、しばらくはここを拠点とするのもアリかもしれない。

『Fallout 76』

 残されていたホロテープによると、監督官はここから近い町へと向かったようだ。後を追ってこいというメッセージ付きでな。いいように使われるのはいい気分はしないが、辺りも暗くなってきた。ひとまずここで英気を養うとする。明日の行動は明日の俺に任せよう。

『Fallout 76』

※『Fallout 76』はオンライン専用ソフトのため、使用にはインターネット回線に接続された環境が必要です。
※PS4でのオンラインプレイにはPS Plusメンバーシップへの加入が必要です。その他の月額利用料等は掛かりません。
※ Xbox OneでのオンラインプレイにはXbox Live Goldメンバーシップへの加入が必要です。その他の月額利用料等は掛かりません。
※ 『Fallout 76』ゲームサーバーへのログインにはBethesda.netアカウントが必要です。Bethesda.netアカウントはBethesda.netから無料で登録が可能です。
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データ

▼『Fallout 76 Tricentennial Edition』
■メーカー:ベセスダ・ソフトワークス
■対応機種:PS4
■ジャンル:RPG
■配信日:2018年11月15日
■価格:9,980+税
▼『Fallout 76 Tricentennial Edition』
■メーカー:ベセスダ・ソフトワークス
■対応機種:Xbox One
■ジャンル:RPG
■配信日:2018年11月15日
■価格:9,980+税
▼『Fallout 76 Tricentennial Edition』
■メーカー:ベセスダ・ソフトワークス
■対応機種:PC
■ジャンル:RPG
■配信日:2018年11月15日
■価格:9,980+税
▼『Fallout 76』
■メーカー:ベセスダ・ソフトワークス
■対応機種:PS4
■ジャンル:RPG
■配信日:2018年11月15日
■価格:7,980+税
▼『Fallout 76』
■メーカー:ベセスダ・ソフトワークス
■対応機種:Xbox One
■ジャンル:RPG
■配信日:2018年11月15日
■価格:7,980+税
▼『Fallout 76』
■メーカー:ベセスダ・ソフトワークス
■対応機種:PC
■ジャンル:RPG
■配信日:2018年11月15日
■価格:7,980+税

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