置鮎龍太郎さん、立花慎之介さん、寺島惇太さんの朗読を堪能! 新情報満載の『文アル』2周年記念生放送
文豪転生シミュレーションゲーム『文豪とアルケミスト』(通称:文アル)は、11月1 日にリリース2周年記念した公開生放送を行いました。生アフレコや詩の朗読、新情報などの模様をお届けします!
会場には、置鮎龍太郎さん(永井荷風役)、立花慎之介さん(島崎藤村役)さん、寺島惇太さん(三好達治役)、MCとして鷲崎健さんが登場。「今日は家にある一番文豪っぽい服を選んできました!」と三好達治の衣装を思わせる濃いグリーンの上着をはじめ、ゆったりとした服装で現れた寺島さん。立花さん・置鮎さんは文豪のような衣装ではなかったものの「文豪っぽくないですか!?」と発言し、会場の笑いを誘います。さらに『文アル』のイベント初参加となる置鮎さんの「なかなか呼んでもらえないし、(キャラが)PVにも出てない(笑)」というコメントで開始早々から笑いが止まりません!
運営スタッフが明かすアフレコ裏話
まずは「文豪とアルケミストーク」と題し、視聴者へ『文アル』をいつから始めたかという恒例のアンケートを実施。画面に「米騒動の頃から」(ゲームリリース直後に起きた深刻な食糧不足のこと)といったコメントが流れると、当時を知る会場内のプレイヤーから大きな笑いが巻き起こりました。
続いては、運営スタッフが明かすアフレコ裏話へ。置鮎さんが演じた永井荷風については「美学があるゆえのちょっと高慢なところまで再現いただきました」とコメントが届き、森鴎外への台詞に関して置鮎さんから「先生に対する言葉はもっと丁寧にしたほうがよいのでは」との提案を受けて台詞を一部修正したことも明かされました。
立花さんが演じる島崎藤村については、なかでも筆殺奥義の「死ぬってどんな気分?」という台詞を「ダウナーかつアッパーという逆説的な演技を見事に演じてもらった」とスタッフが絶賛。立花さんも「ローテンションなんですけど、ときどき闇落ちする感じを出そうといろいろ工夫した記憶があります」と振り返りました。
寺島さんは三好達治について「理想に燃える熱い少年と聞いてから三好達治について調べたんですけど、苛烈なエピソードが出てきて……」と、その破天荒ぶりに驚いたそう。ちなみに寺島さんは「3~4年前にスマホに変える前は本を読み漁っていて、太宰治の『斜陽』も読みました!」と『文アル』らしいエピソードも披露してくれました。
最新情報コーナーでは“文豪とアルケミスト 帝國図書館購買出張所@ダッシュストア”で販売されているグッズや、年賀状ソフト「筆ぐるめ 26」とのコラボを紹介。フレグランスブランド「primaniacs」とのコラボでは、佐藤春夫を置鮎さん、萩原朔太郎を寺島さん、立花さんは島崎藤村のイメージフレグランスをテストしていきます。縁のあるキャラクターを演じた声優陣が香りを試すということで会場内からは大歓声が上がり、置鮎さんがファンにもかがせてくれるサービスも!
生アフレコ&朗読に新情報も発表!
公式サイトで行われている「あなたの心に潜む闇診断」を試したあとは、いよいよお待ちかねの生アフレコ&朗読コーナーへ。ストーリーは、食堂に集った三好達治・永井荷風・島崎藤村の3人が、メニューのアイスクリームのトッピングについて話し合うというもの。唐辛子をかける三好達治、甘いコーヒーとチョコレートという永井荷風は互いの好みを否定しますが、島崎藤村はどちらにも試して「どちらも美味しい」と評価します。気になるなら実際に食べてみればいいと言われ、2人は……? 取材魂に火が付いた島崎藤村も見どころとなるお話しになっていました。
声優陣が演じた文豪の詩を朗読するコーナーでは、最初に寺島さんが「ここ最近で一番緊張します」とプレッシャーを感じながら三好達治の代表作「甃(いし)のうへ」を読み上げてくれました。
立花さんは島崎藤村の「千曲川旅情の歌」を情感たっぷりに届け、自身も「これを読むと千曲川の様子がVRのように見えてきます」とコメント。寺島さんも実家が千曲川に近いそうで「僕もVRで風景が浮かびました!」と続けます。置鮎さんは永井荷風が訳したアンリイ・ド・レニエの詩「庭」をしっとりと読み上げ、会場から大きな拍手が送られました。
いよいよ生放送も大詰めとなったところで、プロデューサーの谷口晃平氏、ゲームクリエイターのイシイジロウ氏が登場。2周年を迎えたことについて聞かれた谷口氏とイシイ氏は、冒頭の米騒動について「なんとかします!」と最初の生放送で謝罪した思い出を語るとファンは大笑い。改めて両氏は「ゲームを通じてさまざまな文豪の本を読んでほしい」という願いが実現しつつある喜びを語ります。
生放送終盤にはコメント数連動プレゼントの10万を目指し、画面が見えなくなるほどのコメントが送られ“米騒動”ならぬ“コメ騒動”も。舞台化に合わせて声優陣からアニメ化への要望も飛び出すなど、リリース直後から2年を経ても変わらない熱量を保ち続けています。ますます盛り上がる『文アル』の今後の展開が楽しみですね!
最新情報
■ゲームアップデート情報
■今後実装予定の文豪
▲里見弴(さとみとん)、吉井勇(よしいいさむ)、徳冨蘆花(とくとみろか)、中里介 山(なかざとかいざん)が決定。以前イベント内で里見弴の実装を願ったこともある鷲崎さんは、ファンとともにこの日一番の大盛り上がり! |
■書籍「帝國図書館極秘資料集2(仮)」が2019年に発売決定
「もっと深く回想を楽しみたい食堂メニューと文豪」をテーマに、ユーザー投票で描き下ろしピンナップ&ストーリーが決定。ゲーム内で見られる2人の回想をベースに、新たな1人を加えるという形になるそうです。
■新潮文庫nexから公式ノベライズが刊行
2019年刊行予定。谷口氏から「新たな物語が、複数の作家さんによって、それぞれ独立した形で綴られます」と説明がありました。
■舞台「文豪とアルケミスト 余計者ノ挽歌(エレジー)」
▲東京・シアター1010で2019年2月21日~28日、京都・京都劇場で3月9日~10日に上演予定。平野良さん演じる太宰治のビジュアルをはじめ、メインキャストやスタッフも発表となりました。 |
(C)DMM GAMES
データ
- ▼『文豪とアルケミスト』
- ■対応機種:PCブラウザ/iOS/Android
- ■ジャンル:文豪転生シミュレーションゲーム
- ■配信時期:2016年11月1日
- ■価格:基本無料(アイテム課金方式)