2018年12月7日(金)
アンビションから今冬配信予定のスマートフォン用アプリ『リバースユニオン』の先行レビューをお届けします。
『プリンセスラッシュ』や『まぞくのじかん』など、数多くの人気タイトルを配信するアンビションから、新たなスマートフォン向けゲームがリリースされます。新作『リバースユニオン』は、シンプルでわかりやすいルールが特徴のカードゲーム。現在、公式サイトでは事前登録が受付中です。
ひと足早く本作をプレイする機会を得ましたので、どのようなカードゲームになのか、その内容をご紹介します!
本作の舞台となるのは、ゲームのタイトルにもなっている“リバースユニオン”という世界。いろいろな世界が混ざっており、争いごとはすべてカードで決着をつけるという、ちょっと不思議な世界です。
メインビジュアルを見てピンときている方もいると思いますが、リバースユニオンを形成しているいろいろな世界とは、アンビションがリリースしているゲームの世界! 『プリンセスラッシュ』、『トイフリック』、『ヒメキス』、『まぞくのじかん』、『あっきのじかん』といった5つの作品のキャラクターたちが登場し、本作の物語を盛り上げてくれます。
▲本作にはストーリーモードも用意されており、各タイトルにちなんだ物語が楽しめます。 |
毎ターンデッキからカードを引いて手札からカードを場に出す、そして場に出ている互いのカードで戦うという、基本的なプレイはよく見られるカードゲームと同じです。カードにはポイントがついており、7ターン経過後に場に出ているカードのポイント(ソウル)の合計値が高い方が勝利となります。
▲ゲームを開始すると、チュートリアルでプレイ方法を丁寧に教えてくれます。 |
▲各カードの左上に記載されている数字がソウルです。 |
注目は、カードに記載された“ソウル”です。バトルの勝敗を決める要素になるのですが、このソウルはカードの“HP”、“攻撃力”にもなっています。
たとえば、プレイヤーのカードのソウルが10で相手のカードのソウルが5の場合、攻撃すると相手のカードに10のダメージを与えて倒すことはできますが、5のダメージを受けて残りのソウルは5として場に残るわけです。
極端にいえば、ソウルの大きいカードを出しまくって、相手のソウル合計値を上回ればよし! ルールがとてもシンプルなので、カードゲーム初心者にもわかりやすいのがうれしいです。
▲場に出せるのは最大8枚。できるだけ大きなソウルを持ったカードを出していきましょう。 |
カードゲームということで、ほかのプレイヤーとのリアルタイム対戦もできますし、ストーリーやプラクティスバトルといったひとりでもじっくり遊べるように作られています。白熱のカードバトルが楽しめますよ!
カードバトルで使用するのは、所持しているカードで構成した30枚のデッキです。先ほど「ソウルの大きなカードを出しまくって相手のソウルを上回ればよし」と書きましたが、カードで見るべきはソウルの数だけではありません。
カードには特殊な効果を持っているものもあり、場にカードがないときに出すとソウルが増加するものや攻撃したカードの縦列にいるカードにもダメージを与えるものなど、効果はさまざま。そのためひたすらソウルの大きなカードをデッキに入れていればいいというわけではなく、カードの有した効果も加味する必要があります。
▲カードは報酬でもらえるカードボックスから引いたり、カードを分解した際にもらえる“エーテル”を消費したりして生成できます。 |
カードには、場に出して相手のカードと戦えるユニット、使用後すぐに効果を発動できるサポート、ユニットに装着させられる装備といった3種類があり、これらを組み合わせてデッキを構築していきます。
プレイしていくつかデッキを作成し戦ってみたのですが、本作ではソウルが最終ターンでいかに多いかが重要になるため、やはりユニットの数は多めにしておいたいいなと感じました。また、場に出ているユニットのソウルをプラスするカードもかなり有用です!
▲カード一覧ですべてのカードを確認できます。カードのソウルと効果を見ながらじっくり考えましょう。 |
デッキを作る上で気をつけておきたいのが、“クラス”という概念です。本作では5つのクラスがあり、それぞれのクラス専用のカードでデッキを作る必要があります。5つのクラスというのは、『プリンセスラッシュ』、『トイフリック』、『ヒメキス』、『まぞくのじかん』、『あっきのじかん』です。
▲どのクラスににも入れられる“中立”のカードもあります。 |
クラスはそれぞれ特徴を持っているので、それを生かして戦っていくのが本作の醍醐味! それでは、各クラスにどんな特徴があるのか紹介していきます。
豊富な装備カードでユニットを強化して戦っていくスタイルです。1枚のカードにふたつの効果が書かれており、そのうちひとつを選んで発動させる“選択”を持っているカードが多く、状況に応じた行動がしやすいのが特徴です。
ターン中に出すカードが2枚目以降の際発動する“コンボ”の効果を持っています。コンボが発動すると効果が強力になり、有利な状況を作り出しやすくなります。
バトルが開始して3ターン経過することで、ユニットを3体まで“進化”させられるようになります。進化するとステータスや効果が強くなるので、ここぞというときに使っていきたいですね。
“魔王盤”と呼ばれるルーレットをカードの効果で操作して、その出た目によってカードの効果が決まるという、少しテクニカルな戦い方が楽しめます。
カードの効果でたまっていく“奥義ゲージ”がこのクラスの特徴です。奥義効果を所持しているカードがあれば、奥義が発動し、カードをさらに強力にできるのです。
今回の事前プレイでは、特別に大量のエーテルがもらえたのでここぞとばかりに使用して、デッキを1つ作ってみました。作成したのは、アンビションさんのゲームの中でも筆者の思い入れのある『まぞくのじかん』です。
魔王盤はあたりとはずれがあり、あたりになると効果が強力になるカードが多いんです。そこで今回は、“あたる魔王盤で攻めまくる”をコンセプトに作成してみました。
“くだん”の効果で魔王盤のはずれをあたりに変え、どんなカードが手札にきてもあたりやすくするのがポイント。さらに魔王盤を使う効果は魔王盤の針を動かす“わるだくみ”という効果もあるため、このわるだくみが発動するたびに自身のソウルを増加させる“バンシー”も入れ、増強を図ります。
▲筆者の考えたデッキがこちら。もちろんアーディはマストで入れます。 |
わかりやすいルールでありながら、カードの効果やクラスごとの特徴などで深いゲーム性を出している本作。カードゲームが好きという方はもちろん、初めてカードゲームをプレイする方、アンビションさんのゲームが好きという方は、本作が配信されたらぜひプレイしてみてください!
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