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可動式筐体『星と翼のパラドクス』ついに稼働開始! アップデート頻度や大会について丹沢Pにインタビュー

2018-11-22 21:45

文:電撃ARCADE編集部

 スクウェア・エニックスの完全新作アーケードゲーム『星と翼のパラドクス(以下、星翼)』が、11月21日(水)に稼働を開始しました。この日タイトーステーション溝の口店で行われたオープニングセレモニーの様子をお届けします。

 本作は、ゲーム内の動きに合わせて可動する体感筐体による、リアルなロボット搭乗体験が可能なハイスピード対戦アクションゲームです。

『星と翼のパラドクス』
『星と翼のパラドクス』
『星と翼のパラドクス』
▲本作の筐体のコックピット。デモ画面中には“サブモニターをタッチして、システムを起動してください”の文字が。ロボ好きにはたまらない要素!!!

 オープニングセレモニーには、本作プロデューサーの丹沢悠一さん、カズマ役の花倉洸幸さん、シャーリー役の佐藤美由希さんが登壇。ボイス収録の裏話やプレイヤーへのメッセージなどを聞くことができました。

『星と翼のパラドクス』
▲左から、丹沢悠一さん、花倉洸幸さん、佐藤美由希さん。

 トークコーナーにて、キャラクターについての質問がなされると……

丹沢:カズマはロボットものに欠かせない熱血漢で、たくさん叫ぶキャラクターですね。

花倉:そうですね! セリフのほとんどに“!(ビックリマーク)”が付いてるんです(笑)。少しうるさいかもしれないですが、かわいがってもらえたらうれしいですね。

丹沢:バトルゲームなので、「がんばれ!」や「あぶない!」など、かなりしゃべります。カズマはゲーム中によく叫ぶためか声が聞こえやすく、ある種プレイしやすいキャラクターですね。

 続いてシャーリーの話題へ。

丹沢:シャーリーは“田舎生まれ”をコンプレックスに感じつつも、地球の方がさらに田舎だと思っている少しひねくれたところがカワイイ女の子です。

佐藤:シャーリーも“!(ビックリマーク)”が多かったです(笑)。

丹沢:女の子のなかでは一番多いキャラクターですね(笑)。

 そしてトークはボイス収録の裏話へ……

花倉:“!(ビックリマーク)”が多かったこともあり、収録が2日間の予定が3日間かかってしまいました。

丹沢:収録の時は、声優さんの喉のことも考えて、叫ぶセリフは後半に撮ったりするんですが、ほぼすべてに付いていたので(笑)。ですが、大変だったぶん、すごく元気をもらえるキャラクターになったかと思います。シャーリーは、なまりとかわいさのバランスに悩みながら収録しましたね。

佐藤:ですね! なまりは何パターンも収録しました!

丹沢:おかげでいいところに着地したかなと思います。

 トークコーナーの最後には、プレイヤーへのメッセージが語られました。

佐藤:いよいよ稼働ということで、昨日の夜からドキドキして眠れませんでした。こうやって動いているのを見ると感慨深いですね。はやくみなさんに遊んでいただきたいです!

花倉:「今回のスクエニは本気だな!」という期待に応えられるタイトルになっていると思います! ぜひ、ゲームセンターで楽しんでください。

丹沢:3年くらい前に、動くロボットものをつくろうという小さな種が生まれて、そこからは雪だるまが転がるようにどんどん素晴らしいスタッフが集まって、このタイトルができあがりました。自信を持ってお届けできるタイトルになっているので、ぜひみなさん遊んでみてください。

『星と翼のパラドクス』
▲花倉さんと佐藤さんによって、くす玉が割られいよいよ稼働開始。くす玉の中からは『星と翼のパラドクス』稼働開始の文字が!
『星と翼のパラドクス』
▲本作のキャラクターをあしらったNESiCAシール(記録用カードに貼るシール)が、オープニングセレモニーに参加したプレイヤーに配られました。
『星と翼のパラドクス』
▲オープニングセレモニーが終わると、いよいよ稼働開始。プレイングマニュアルを片手にした順番待ちのプレイヤーも。

■丹沢Pに突撃! 気になるアップデートの頻度や大会の開催は!?

 オープニングセレモニーの後、丹沢プロデューサーからいろいろなお話を聞くことができました。

――アップデートの頻度はどのくらいですか?

丹沢:アップデートの頻度についてですが、“エア・リアル(機体)”は2カ月に1回くらいのペースでの追加を予定しています。アズワン(キャラクター)は、親密度を高めていくゲーム性もありますので、しばらくはこの6人で進行します。また武器については、しばらくの間は毎月、その後様子を見ながら新しい武器を追加していこうと考えています。

――本作での大会は予定されていますか?

丹沢:大会はいずれやろうとは思っていますが、まずはカジュアルに遊んでほしいのでいきなり“頂上決戦!”というのは考えていません。ガチの人しかできないゲームのような雰囲気にはしたくないからです。まずは、来年の春か夏あたりに何かしら大会ができたらいいですね。ただ、交流戦は今週末から開催しますのでぜひ遊びに来てください。

――ゲーム関係者からの反応はいかがでしたか?

丹沢:2月のJAEPO2018に出展したときに、他社さまのスタッフが見に来てくれたんです。そのときに「どうやって動かしてるの?」や「こんな筐体どうやって企画を通したの?」など興味を持っていただけました。また、ゲーム業界の先輩たちからは「完全新作でよくがんばったな」、若手からは「いつかこんなゲームを作りたい」という言葉をいただけたので、ゲーム業界的に一波乱起こせたのかな? と思っています。

――今後アニメなどの展開も期待されますが…!

丹沢:まだアニメなどはお話しはできないんですが、まずやっぱりゲームが軌道に乗らないといけないと考えています。しっかりとお客さまが付いたのを見てから、準備しているものを動かしていけたらと思っています。

『星と翼のパラドクス』
▲丹沢悠一プロデューサー

■最後に『星翼』だらけの会場を紹介!

 会場には、等身大パネルや“エア・リアル”特大フィギュア、原画などが飾られており、まさに『星翼』一色! タイトーステーション溝の口店3階“アーケードライブバーMEGARAGE”では、12月16日(日)までコラボカフェが開催されているので、気になる方はぜひ足を運んでください。

『星と翼のパラドクス』
▲等身大パネルには、それぞれのキャラクターの声優さんのサインが!
『星と翼のパラドクス』
『星と翼のパラドクス』
▲壁には原画や設定資料が展示されています。
『星と翼のパラドクス』
▲今後発売を予定している“エア・リアル”のプラモデルの試作型も! 
『星と翼のパラドクス』
▲コラボカフェでドリンクを注文すると付いてくるコースター。

データ

▼『星と翼のパラドクス』
■メーカー:スクウェア・エニックス
■機種:アーケード筐体
■ジャンル:アクション
■稼働日:2018年11月21日

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