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2018年12月16日(日)

『GOD EATER 3』発売記念イベントをレポート。開発チーム&BiSHの登壇や実機プレイも【電撃PS】

文:電撃PlayStation

 PS4用ソフト『GOD EATER 3(ゴッドイーター3)』の発売を記念して、12月13日(木)、ソフマップAKIBA4号店アミューズメント館8階にて、開発チームらが登壇したスペシャルイベントが開催。GOD EATER OFFICIAL FANCLUB会員や『GOD EATER 3』ソフト購入者を対象として抽選を行い、当選したユーザーのみが参加可能なイベントだった。

『GOD EATER 3』

 本イベントには、開発チームから富澤祐介氏(『GOD EATER』シリーズIP総合プロデューサー)、吉村広氏(『GOD EATER』シリーズ総合ディレクター)、富山勇也氏(『GOD EATER 3』プロデューサー)が参加。さらに本作のOP楽曲を担当したパンクバンド“BiSH”のメンバー6人も参加し、会場に集まった多くの『GOD EATER』ファンやBiSHファンの注目を集めた。

『GOD EATER 3』

 イベント開始後、まずは富沢氏、吉村氏、富山氏が登壇。吉村氏と富山氏はバイティングエッジを一振りずつ持って登場し、自己紹介とともにファンに挨拶した。続いては、BiSHの6人が登壇し、簡単な自己紹介を行った。

開発者&BiSH スペシャルミニ対談

 最初のプログラムは、開発チームとBiSHメンバーのミニ対談。まずはBiSHが楽曲を担当し、ufotableがアニメーションを担当した『GOD EATER 3』のOPアニメが上映され、開発チームとBiSHメンバーがその感想を語った。

『GOD EATER 3』

 ボーカル担当のセントチヒロ・チッチさんは、「アニメと楽曲がセットになったとき、疾走感とともにキャラクターと一緒に生きている感じがした。主人公の生き方と歌詞がマッチして、かっこよさが増していたように感じます」と語った。

 また吉村氏いわく、元々BiSHの手がけた楽曲には『GOD EATER』の世界観にマッチしたものと、本来のBiSHらしいものの2パターンがあり、比べたうえでより世界観にマッチしたものをOP楽曲として採用したという。ちなみに、好評発売中の本作のOP楽曲のCDには、2パターンとも収録されているとのこと。

『GOD EATER 3』

 次は、大のBiSHファンでもあるというイラストレーターのすしお氏が執筆した、『GOD EATER 3』とBiSH“stereo future”とのタイアップを記念したコラボイラストポスターをお披露目。原作のテイストとBiSHの衣装のカラーをハイセンスにまとめつつ、メンバーのハシヤスメ・アツコさんの衣装が作中キャラクターのルル・バランのものだったりと、遊びゴコロたっぷりのポスターに来場者からも歓声が上がっていた。

『GOD EATER 3』
『GOD EATER 3』

 続いて、BiSHファンにはお馴染みの企画“参勤交代”の様子を写した秋葉原各地の写真が披露された。“参勤交代”とは、BiSHのメンバー6人それぞれが各地のCDショップなどを訪れ、トークイベントなどを行いながらゴール地点となるライブ会場を目指す名物企画のこと。

 今回は特別企画“参勤交代アフター”ということで、秋葉原の電気店やアニメショップなどを訪れたときの様子をレポート。アユニ・Dさんは、今回初めて秋葉原を訪れたので、いろいろ新鮮な光景だったと語った。またセントチヒロ・チッチさんは、大型電気店を訪れた際に手錠を健康器具と思って話しかけてくるお爺さんなど、おもしろい出会いもあったとのこと。

 タイアップが決まった感想について、BiSHメンバーは、ゲームの主題歌が初めてなので素直にうれしく、また人気シリーズの楽曲担当に選ばれたことで、最初はただただ驚いたという。そして楽曲をつくるなかで、アラガミの動きや手錠を外す動きなどを研究し、振り付けに生かしたとも。ゲームをプレイしてから“stereo future”のミュージックビデオを見ると作品とリンクする部分が多いので、そこにも注目してほしいとのこと。

『GOD EATER 3』ゲームプレイ

 2つめのプログラムでは、発売直後の『GOD EATER 3』を使い、開発チームとBiSHが実際にマルチプレイを行った。BiSHからはセントチヒロ・チッチさん、開発チームからは富山プロデューサーがマルチプレイに参加。

『GOD EATER 3』

 発売直後ということで、事前のプロモーションでは未公開となる、ある中型アラガミが出現するミッションをプレイ。富山プロデューサーは新神機のバイティングエッジを使用し、エスコート役として先導。セントチヒロ・チッチさんはショートブレードを使用し、素早く討伐対象に向かった。

『GOD EATER 3』

 プレイするなかで、少しずつアクションに慣れてきたというセントチヒロ・チッチさん。エンゲージやダイブなどの新アクションを使いこなして、的確な立ち回りを見せる。結果的に、2人とも一回もダウンせずに見事に討伐成功! わずかなプレイ時間で目覚ましい上達を遂げたセントチヒロ・チッチさんに、開発チームを驚愕していた。

 セントチヒロ・チッチさんは、元々アクションゲームが好きで、以前『GOD EATER』のアニメの楽曲を担当した縁で『GOD EATER RESURRECTION』はプレイ済みとのこと。

『GOD EATER 3』

 セントチヒロ・チッチさんのプレイを見ていて『GOD EATER 3』をプレイしたくなったというBiSHメンバーに、開発チームからPS4とゲーム限定版のセットがサプライズでプレゼント! その後、開発チームの「このPS4で遊んでみたいゲームは?」という質問に5人のメンバーが『GOD EATER 3』と答えるなか、ハシヤスメ・アツコさんが同日発売の某探偵ゲームを挙げるという小芝居が披露され、会場の笑いを誘う場面も。

告知コーナー

3つ目は、発売後の『GOD EATER 3』の展開についての告知コーナーを実施。

『GOD EATER 3』

 すでに発表済みだった製品版アップデートの予定を発表するとともに、初公開となる最新アップデートを適応済みのデータを使った実機プレイが披露された。最新アップデートでは全体的な神機を振るう速度が以前とほぼ同程度に調整されており、よりスピード感を感じられるようになるとのこと。

 実機プレイは、実際に会場のファンのなかから一人が壇上に上がり、最新バージョンを試遊。「神機が軽くなって、気持ちよくなった」と感想を語った。

『GOD EATER 3』

 続いては、翌日に放映されるWeb番組“ファミ通金曜ナイト”や、BiSHのサイン入りのPS4 Pro&ポスターが当たる発売記念リツイートキャンペーンを告知。PS4 Proにサインするのは、何か悪いことをしているようでドキドキしたと、セントチヒロ・チッチさんが語った。

 その後、『GOD EATER RESONANT OPS』でのログインボーナスキャンペーンや、ニンテンドー3DS&ニンテンドースイッチ用ソフト『ネコ・トモ』とのコラボ情報も告知された。

『GOD EATER 3』
『GOD EATER 3』

 次は『GOD EATER』の単独オーケストラライブ『GOD EATER ORCHESTRA LIVE 2019』の続報を公開。

 今回のライブでは、『GOD EATER 3』の声優陣による朗読劇なども挟み、グッと物語性を高めて作中の世界観に浸れるようになっているとのこと。『GOD EATER 3』と『GOD EATER RESONANT OPS』がコラボした、オーケストラライブをイメージした描き下ろしイラストも公開された。

 続いては、グッズ紹介のコーナーへ。近日発売予定のグッズとして、『GOD EATER』コラボデザインのウォークマンとヘッドホン、斎藤ロクロ氏描き下ろしのHDタペストリー、iPhoneケースなどが発表。さらにクレアの7分の1フィギュアの制作発表も行われた。

『GOD EATER 3』
『GOD EATER 3』

 そのほかには、ufotableのコラボカフェや同日オープンしたオフィシャルファンクラブの情報なども。会場にはファンクラブの開設を記念した寄せ書きも展示されていた。寄せ書きには壇上の開発チーム3人も参加しており、富沢氏はタイトルロゴのレタリング、富山氏は女主人公のイラスト、吉村氏はファンお馴染みの脱力テイストのイラストをそれぞれ描いていた。

 12月27日に行われるBiSHのワンマンライブの告知も。『GOD EATER 3』のOPテーマソングも生でやるのでぜひ会場を訪れてほしいとのこと。開発チームの3人もライブ会場を訪れた際、その熱気に圧倒されたとのことだ。

じゃんけん大会&メッセージ

『GOD EATER 3』
『GOD EATER 3』

 最後のプログラムは、豪華景品が当たるじゃんけん大会。サイン入りポスター×3、サイン入り壁掛け時計×2、サイン入りの『GOD EATER 3』限定版×1を巡り、じゃんけん大会を実施。BiSHメンバーとのじゃんけんに運よく勝ち残った人が、豪華景品をゲットした。

『GOD EATER 3』
『GOD EATER 3』

 イベントの締めくくりは、BiSHメンバーと開発チームによる挨拶。BiSHメンバーからは開発チームへのねぎらいやファンに対する感謝、メンバー同士でマルチプレイをやることへの意欲などが語られた。開発チームは、発売日を無事に迎えることができた感慨深さ、会場に集まったファンへの感謝と、これからの『GOD EATER 3』を見守ってほしいことなどを語り、イベントの絞めとした。

(C)BANDAI NAMCO Entertainment Inc.

データ

▼『GOD EATER 3(ゴッドイーター3)』
■メーカー:バンダイナムコエンターテインメント
■対応機種:PC
■ジャンル:アクション
■発売日:2019年2月8日
■価格:オープン

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