2018年12月15日(土)
『Fate[HF]』とR4Gのコラボが発表。下屋則子さんと松村沙友理さん(乃木坂46)の対談が公開
2019年1月12日より公開予定の劇場版『Fate/stay night[Heaven’s Feel]II.lost butterfly』とアパレルブランド・R4Gとのコラボ実施が決定しました。
▲メインビジュアルモデル・松村沙友理さん(乃木坂46)。 |
これは、12月15日に配信された“『Fate[HF]』第二章 新情報解禁! X'mas 7大プレゼントSP”で発表されたもの。間桐桜の場面カットを使用したプリントTシャツや、セイバーオルタ、ギルガメッシュなどの人気サーヴァントからインスパイアしたコラボアイテム第1弾が公開。
さらに、メインビジュアルモデルである松村沙友理さん(乃木坂46)と間桐桜を演じる声優・下屋則子さんの対談の模様も到着しています。
R4G×『Fate/stay night[Heaven’s Feel]』コラボアイテム第1弾
間桐桜の印象的な場面をプリントしたTシャツから、人気サーヴァントのセイバーオルタ、ギルガメッシュ、謎の黒い影などからインスパイアされたアイテムなど、ファンの心をくすぐるアイテムとなっています。
▲こちらは、R4G×『Fate/stay night[Heaven’s Feel]』コラボアイテムです。 |
12月15日21時より、コラボ第1弾アイテムの予約販売がSHEL’TTER WEB STOREでスタートしています。
松村沙友理さん&下屋則子さん対談。10年来のアニメファンが語る劇場版『Fate[HF]』
▲左から松村沙友理さん、下屋則子さん。 |
──今回は松村さんがモデルを務めるR4Gと劇場版『Fate/stay night[Heaven's Feel]以下[HF])』のコラボレーション企画になります。松村さんは以前から『Fate』という作品をご存知でしたか?
松村さん:はい、テレビアニメ『Fate/Zero』や『Fate/stay night[Unlimited Blade Works](以下[UBW])』など、『Fate』シリーズの作品には以前から触れていました。アニメの制作を手がけられるufotableさんの作品ということで言うと、劇場版『空の境界』も観させていただきました。
下屋さん:そんなに観てくださっているとは、ありがとうございます!
松村さん:ずっと観てました(笑)。私は本当にアニメが大好きで、体の8割がアニメで出来ていると言ってもいいくらい、アニメと一緒に生きてきました。だから今日はこのような機会をいただけて、本当にうれしいことだなと思っています。
──アニメが趣味になったのは、いつごろからなのでしょうか?
松村さん:うちは家族がアニメを観る家だったので、もともと生活のすぐそばにアニメがありました。自分自身で意識をして、アニメを見よう! と思ったのは、小学校5年生くらいからだったと思います。
──当時、好きだったアニメの作品は何でしょうか?
松村さん:私がアニメを好きになったのは、もともとアニメが好きだった姉の影響も大きいと思います。姉と時々深夜まで起きて、一緒にアニメを観ることもありました。当時は『まほらば~Heartful days』という作品がすごく好きだったのですが、そのことを学校で話しても、あまり皆には伝わらなくて。少数派なんだ! と感じたことを覚えています。
──劇場版『Fate[HF]』第一章もご視聴いただいたとお聞きしましたが、印象に残っているシーンについてお聞かせください。
松村さん:まずはアクションシーンの迫力がすさまじかったです。セイバーとバーサーカーが戦うシーンで(衛宮)士郎が負傷する描写は、とてもリアルに迫ってくる感じがあるなと思いました。ランサーと真アサシンのアクションシーンもすごかったですね。
だけど一番印象に残っているのは、(間桐)桜の描き方です。[UBW]の桜は日常の象徴というか、笑顔が印象的でしたけど、[HF]の桜は全然描き方が違う。とてもダークというか、闇を秘めているように感じました。
下屋さん:確かに冒頭、桜が衛宮邸を訪れるシーンなどは、暗いイメージがありますよね。
松村さん:そうなんですよ! 桜の目に光がなくて……[UBW]の桜は士郎を献身的に支える後輩として描かれていましたけど、今回の[HF]はそれだけではないんだなと思いました。
──これまで観てきた『Fate/Zero』や『Fate[UBW]』を経て、『Fate[HF]』をご覧になった時に感じたことはありますか?
松村さん:劇場版はやっぱりすごい! と思いました。もちろんこれまでのufotableさんの映像も素晴らしかったのですが、劇場版はスペシャルバージョンというか、とても高いクオリティだなと感動しました。
──松村さんの話をお聞きになって、下屋さんはどのような感想を持たれましたか?
下屋さん:劇場版『Fate[HF]』第一章を振り返ると、やはり桜の中学生時代のエピソードなど、原作の要素をふくらませたシーンが印象的だったように思います。その部分を松村さんからも印象に残っているシーンとして挙げていただけたのは、すごくうれしいですね。
士郎と桜の出会いから描くことによって、この物語のスタートはここなんだということを、視聴者の皆さまに伝えられたような気がしています。丁寧に描かれた日常があるからこそ、それが崩壊してしまうことの切なさが分かる。間桐桜を演じた声優としても、冒頭はすごく大切なシーンだったなと。
ファッションによって広がる新しいアニメーションの世界
──R4Gはアニメ×ファッションをテーマにしていますが、ご自身が好きなアニメをファッションとして纏うことについて、ご感想をお聞かせください。
松村さん:昔はやはりアニメを観ていることについて肩身の狭い部分がありました。だからこそ今、お仕事としてアニメファッションを着させていただいていることは、とても誇らしいことだなと思っています。
私もファッションという形で、アニメというコンテンツの幅を広げる手助けができているのかもしれない、アニメを好きになる方のきっかけを作ることが出来ているのかもしれない……それは私のようなアニメ好きにとって、とてもうれしいことだなと感じています。
──普段からアニメのコラボ服を着ることもあるのでしょうか?
松村さん:着ます! どちらかと言うと、アニメのコラボ服であることがわかりやすいデザインのものを着ることが多いですね。そうするとグループのメンバーに「それアニメの服?」と聞いてもらえるんですよ。そしたら私は「このアニメはですね……」と布教するわけです。
──近年のアニメとファッションの融合について、下屋さんはどのように感じられますか?
下屋さん:昔はアニメの服というと、キャラクターの画がプリントされているだけのものが多かったかなと思います。ですが最近は普段着できるようなファッション性の高いものが増えてきていて、よりアニメを身近に感じることができる環境になってきたのかなと。
先ほど松村さんのビジュアル撮影風景を見せていただいたのですが、すごくクオリティの高いものに仕上がっていると感じました。きっとファンの皆さんも格好いいなとか、この服を着てみたいなとか、そういう感想を抱かれるのではないかなと思います。
──乃木坂46の松村さんが『Fate[HF]』の服を着るというコラボレーションについて、どのような印象がありますか?
下屋さん:松村さんのように人気のあるアイドルの方にモデルをしていただけるということは、作品にとって素晴らしいことだと思いますし、世間的にもアニメに対する考え方がかなり変わってきたのかなと感じます。今日はすごく貴重な現場を見せていただいたなという思いですね。
──そして2019年1月12日に第二章が公開となります。最後にファンの皆さまに、一言メッセージをいただけると幸いです。
松村さん:私自身、すごく第二章を楽しみにしていますし、きっとおもしろいものになるに違いないと思います。今回のコラボレーションのモデルとしては、まずファッションが好きな方に、このアニメ×ファッションという形を楽しんでいただけると幸いです。そしてファッションだけでなく、そのもととなった劇場版『Fate[HF]』を楽しんでいただけるとうれしいですね。
下屋さん:この『Fate』というシリーズはゲームや小説、アニメやドラマCDなど、さまざまな形で展開を重ねてきました。そうした“どこから入っていただいても楽しめる”という点が、作品のもつ魅力のひとつかと思います。
そして今回は新たに“ファッションから入る”という新しい形もあるのだなと思いました。この記事を読む方の中には、ファッションが好きな方はもちろん、松村さんのファンの方や、乃木坂46さんのファンの方もいらっしゃると思います。今回のコラボレーションが、そうした皆さまに『Fate』を知っていただく機会になるなら、それは本当に素敵なことだなと感じています。
いよいよ公開となる劇場版『Fate[HF]』第二章は、本当に胸を張って皆さまにお届けできる、素晴らしい作品に仕上がっています。ぜひ、劇場でお楽しみいただけると幸いです。
■劇場版『Fate/stay night[Heaven’s Feel] II.lost butterfly』公開情報
【公開日】2019年1月12日全国ロードショー
【公開館数】全国131館
【スタッフ】(敬称略)
原作:奈須きのこ/TYPE-MOON
キャラクター原案:武内崇
監督:須藤友徳
キャラクターデザイン:須藤友徳・碇谷敦・田畑壽之
脚本:桧山彬(ufotable)
美術監督:衛藤功二
撮影監督:寺尾優一
3D監督:西脇一樹
色彩設計:松岡美佳
編集:神野学
音楽:梶浦由記
主題歌:Aimer
制作プロデューサー:近藤光
アニメーション制作:ufotable
配給:アニプレックス
【キャスト】(敬称略)
衛宮士郎:杉山紀彰
間桐桜:下屋則子
間桐慎二:神谷浩史
セイバーオルタ:川澄綾子
遠坂凛:植田佳奈
イリヤスフィール・フォン・アインツベルン:門脇舞以
藤村大河:伊藤美紀
言峰綺礼:中田譲治
間桐臓硯:津嘉山正種
ギルガメッシュ:関智一
ライダー:浅川悠
アーチャー:諏訪部順一
真アサシン:稲田徹
(C)TYPE-MOON・ufotable・FSNPC