斉藤壮馬さん、西山宏太朗さんから第2期放送決定報告も! 『そま君』DVDリリース記念イベントレポート
2018年11月10日、埼玉県・三郷市文化会館大ホールにて、DVD『斉藤壮馬の和心を君に』発売記念イベントが行われました。『そま君(きみ)』こと『斉藤壮馬の和心を君に』は、斉藤壮馬さんが豪華ゲストととも に“和心”を探究し、日本文化の魅力を再発見していくという番組。イベントでは、番組内でナレーションを担当する西山宏太朗さんとともに登壇し、仲のいいおふたりならではの空気感で会場を包み込みました。
【公演概要】
DVD「斉藤壮馬の和心を君に」発売記念イベント
■日時:2018年11月10日
■出演:斉藤壮馬、西山宏太朗
■会場:三郷市文化会館
名場面とともに放送を振り返り!
夜の部は、斉藤さんと西山さんがビールで乾杯するところからスタート。DVDの発売をお祝いしつつ、2017年10月から2018年3月までTOKYO MXで放送された 『斉藤壮馬の和心を君に』の名場面を振り返っていきます。なお名場面は、事前にTwitterを通してファンの方からリクエストされたものだそう。当日会場に集まったファンから始終、笑い声がこぼれていました。
昼の部では第1回から6回までを、夜の部では第7回以降を振り返っていきました。第7・8回のゲストは、石川界人さん。石川さんが運転する車で鎌倉をドライブし、佐助稲荷神社や鏑木清方記念美術館などを巡った回です。「抹茶飲むの、人生初めてだよ。いいですね、抹茶は糖質が入ってないですからね」という当時の石川さんのコメントに、ステージの斉藤さんと西山さんは思わずふきだす場面も。斉藤さんいわく「界人くんはすごいよ。どんな話をしてても3回くらいのラリーのうちに、筋肉とバイクの話に持ってく」とのこと。石川さんと共演作も多く、またプライベートでも仲のいい斉藤さんならではのエピソードに、会場のファンも大爆笑でした。
第9・10回のゲストは、八代拓さん。東京都文京区にある牛天神北野神社や、江戸切子のなどを回っていきます。この回の見どころのひとつは、なんといっても八代さんと神社の太鼓のコラボレーション! 牛天神北野神社の境内にある、なでると願いが叶うといわれている牛石(撫で石)をなでながら、八代さんが愛をささやきます。すると、どこからか太鼓の音が……。「好きだよ」と八代さんがささやくと、太鼓がドンッ。さらに八代さんが「愛してるよ」とささやくと、またしても太鼓がドドンッ。この“笑劇”映像を受け、斉藤さんと西山さんは「編集も相まって、そういうSEかのように」「新ジャンル」と笑っていました。さらにイベント当日には、八代さんから手紙が届けられました。「参拝時には腰掛け岩(撫で石の別名)に失礼を働きましたが、今日は(そういうのは)いらないんだよとばかりに鐘が鳴っていたのも今ではいい思い出です。壮馬さんと宏太朗くんのあたたかい雰囲気が番組全体の空気になっているように感じて、すごく居心地がよかったです。出演できて本当にうれしかったです」と、素敵なメッセージが。しかしここでも「鳴ってたのは太鼓だと思うんですけど。拓のなかでは鐘に変換されてる(笑)」「そういうところあるよね、彼」とふたりからツッコミが飛び交い、愛されキャラぶりを見せつけていました。
第11・12回のゲストは、事務所の先輩でもある羽多野渉さん。東京都杉並区にある大宮八幡宮からスタートし、落語教室、江戸料理の店へと赴きます。落語教室では噺家の先生に教わり、斉藤さんと羽多野さんも一部を抜粋、アレンジした形で一席披露しました。斉藤さんは当時のことを振り返りながら、「噺家の先生の噺も生で見せていただいたんだけど、やっぱり説得力が全然違う」と興奮気味に語ります。そんな斉藤さんに、羽多野さんも手紙で「ロケの中で、壮馬と一緒に落語に挑戦させていただきました。壮馬の爆発力のある落語はとてもおもしろくて、もっと長い時間見ていたかったですね」とメッセージを寄せていました。斉藤さん自身も「落語を聞くのは好きだし、本格的に稽古してみたいなって思いました。創作落語とかも、おもしろそう」と前向きな様子。今後が楽しみですね!
アゴの使い方がポイント!? 「西山劇場」で生アフレコ
放送を振り返った後は、DVDに収録されたメイキングや撮り下ろし映像の一部が上映されました。撮り下ろし映像では、斉藤さんと西山さん、そして事務所の先輩でもある江口拓也さんの3人で、生け花と殺陣に挑戦しています。いったいどんな仕上がりになったのかは、ぜひDVDの3・4巻でご確認ください!続いて『そま君』の人気コーナーである「西山劇場」が、イベント用に特別バージョンで披露されました。「西山劇場」では、番組内で訪れた場所にまつわる歴史上のエピソードを絵本仕立てに紹介。ナレーションから登場人物にいたるまで、すべて西山さんが声を当てられています。まずは斉藤さんが声を当て、コメディタッチに演じ分け……たような、全員同じトーンだったような仕上がりに(笑)。そして、イベントでも収録同様、源頼朝や菅原道真などを見事な演じ分けを見せる西山さん。すると、すかさず斉藤さんが「アゴの使い方がポイントなんだ」とプロならではの視点で、西山さんの技を解説します。アニメ『まんが日本昔ばなし』を彷彿とさせるようなナレーションや、先輩声優をリスペクトしたモノマネならぬお芝居に、西山さんとファンを大いに笑わせました。
その後は「斉藤壮馬の和心をここで」のコーナーで、生で和心を感じることに。斉藤さんが、だるま落とし、けん玉、目隠しした状態で食べたものを当てるという3本勝負に挑みます。けん玉では苦戦するも、最後には見事成功させました。
『そま君』シリーズ第2期、2019年7月より放送決定!
イベントも終盤に突入したところで、とある方からメッセージ映像が。スクリーンに、満面の笑みの石川界人さんが映し出されます。「すごく楽しかったですよ。今、俺、旅番組やってるって感じで。いろいろやりましたけれども、いやー出たい、また遊びたいんですよ、僕は。出してください!」と、テンション高く当時のことを振り返った石川さん。さらに「最後に僕からお知らせです。『斉藤壮馬の和心を君に』2期の放送が決定しました。おめでとうございます、斉藤さーん! スケジュール、空けておきますね」と、ビッグニュースが飛び込みました。歓声と拍手が沸き起こる客席を前に、ステージの斉藤さんと西山さんは本当にうれしそうな表情です。
その後、斉藤さんから正式に「『そま君』の2期が決定しました。放送は、来年2019年7月からの予定でございます。そしてナレーションは、もちろん宏太朗がやってくれるので! 今後もこのふたりでやっていこうと思いますので、みなさんどうぞよろしくお願いします」とアナウンスが。2期の放送に向け、斉藤さんは「界人くんがスケジュールを空けておくと言ってくれていたんですけど、それこそドライブでまた違うところに行ったりしてもいいし。忍者体験、水遁の術もやりたいし(笑)。あと俺、ずっと陶芸がやりたくて」と夢を膨らませます。また会場のファンにも「この方を呼んでほしいとか、こういうこところに行ってもらいたいとか、ご意見いただけたらうれしいです」と会場に呼びかけ、撮影の開始を心待ちにしている様子でした。
最後のあいさつでは、「『そま君』というコンテンツといいますか、壮馬の周りに集まるみなさんは、本当に優しくてあたたかい方達ばかりだなと、今日このイベントを通して感じることができました」と語り始めた西山さん。さらに「ナレーションをさせていただきながら番組を見ていて、やっぱり壮馬のボキャブラリーだったりとか、知的な部分、聡明な部分がこの番組には表れているなあと感じていて。番組自体も見ているだけでちょっと賢くなれるような、教養番組のような雰囲気があるなあと感じています」と『そま君』の魅力を語りつつ、「第2期が決まり、みなさんにまた楽しい番組を一緒に作っていけたらと思っていますので、これからも変わらない応援をよろしくお願いします」と結びました。
西山さんのあいさつを受け、斉藤さんも「宏太朗も言っていてくれたように、僕も含めて『あっ、そんなことがあったんだ。面白いな』と知的好奇心をくすぐられるような番組にしていけたらいいなと思っております。そのなかで僕とゲストさんのゆるい絡みを楽しんでいただけたら、いいのかなあなんて考えております」と、第2期への展望を語ります。そして最後に「本当にここまで『そま君』、そして“大王グループ(『江口拓也の俺たちだっても~っと癒されたい!』『西山宏太朗の健僕ピース!』『斉藤壮馬の和心を君に』『鳥海浩輔・前野智昭の大人のトリセツ』)”を応援してくださいましてありがとうございます。引き続き、何卒よろしくお願いいたします」と深々と一礼し、笑顔でステージを後にしました。
来年7月の第2期では、いったいどんな和心が感じられるのでしょうか? 放送開始まで、DVD全4巻を見返しながら楽しみに待っていましょう!
『斉藤壮馬の和心を君に』第2期
・放送:2019年7月から放送開始予定
・出演:斉藤壮馬ほか/ナレーション:西山宏太朗
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