オトレコ3作品発売! KENNさん、梅原裕一郎さん、江口拓也さん、木村良平さん、武内駿輔さんへインタビュー
女性向けCDレーベル“オトメイトレコード”より、最新作が12月26日に3作品同時リリースとなりました。気になるCDの情報と、CDの発売を記念して総勢5名の、豪華キャストインタビューをお届けします。
『おとどけカレシ ―Extra Memories― drama typeⅠ&Ⅱ』
KENNさん(矢吹千紘役)、梅原裕一郎さん(桐谷大和役)インタビュー
――キャラクターを演じられてのご感想をお願いいたします。
KENNさん:久しぶりに千紘くんを演じさせていただいて楽しかったです。前回のCDを録らせていただいたときは素の心情の部分と装っている部分を楽しみつつ、シリアスな物語の展開に、僕自身も台本を読みながらうるうる来たのをよく覚えています。今回のドラマCDはモアラブよりも少し前の時系列ということで、やんちゃな部分は強めに出しました。
また、女性と接している際の千紘くんではないので気の合う仲間や先輩方と会話している時の雰囲気をより出せたらと思いアプローチさせていただきました。スタッフさんからも、このドラマCDはお祭り騒ぎのような賑やかな感じにしたいと伺っていたので、千紘くんはそういう部分を担えるキャラクターですし、はっちゃけるところは振り切ってはっちゃけました。
梅原さん:前回のCD(モアラブ)は、おとどけカレシモードと素のモードのギャップを楽しんでいただくという内容になっていたかと思うのですが、今回のドラマCDは素のつっけんどんな大和がメインになっています。素の大和は無気力でだらーっとはしているのですが、そこが魅力でもあるので、演じていて楽しかったです。
――ついに、おとどけカレシ達が全員集結した物語描かれました。他の登場人物と掛け合いは、いかがでしたか?
KENNさん:もっと絡んでみたいなというのが正直な感想です! 梅原くん演じる大和はもちろん、他のキャラクターも個性豊かな人達なので、各キャラクターとふたりきりの状況というのも演じてみたいですね。すごく楽しそうです。
梅原さん:大和と千紘は対象的な性格だなと思いましたね。先輩に対しても千紘は意欲的に接していくけれど、大和は本当に終始だらーっとしていて(笑)。そんな対象的な二人だからこそ、彼らのやり取りが面白かったなと思います。
――改めて、ご自身の演じるキャラクターの魅力をひとつあげるとしたらどこでしょうか?
KENNさん:良いヤツ! 前回のインタビューでも“自分の親友を紹介するような気持ち”とお話させていただいたのですが、どこに出しても恥ずかしくない自慢の友達というイメージです。彼がもっともっと大人になって立場が上になり、例えば部下なんかを持った日には今よりも一段も二段も男らしさがあがっていくんだろうなと思います。これからが楽しみです。
梅原さん:周りに対しての言葉が刺々しいわりには、あまり自分に自信がないキャラクターなので、そういった部分が助けてあげなきゃと思わせる魅力のひとつなのかもしれないなと思います。
――今回のストーリーの一番の聞き所(おすすめ)ポイントを教えてください。
KENNさん:今回のCDは、一粒で何味も楽しめると思います。オールスター集合という感じで、物語自体も一人一人のキャラクターが立っていてすごく面白いですし、ボーナストラックではカレシ達が一人ずつ囁いてくれます。千紘を演じた僕としては他の人のトラックを聴いて他のカレシに浮気されたら少し寂しい気持ちはありますが(笑)、それくらいキャラクターの魅力がつまっている内容になっていると思います!
梅原さん:大和の心境の変化ですね。今回のドラマCDの中ではヒロインと出会う前の大和と、出会った後に彼女のことが気になっている状態の大和が描かれているので、そこはモアラブシリーズの大和のCDに続くようなシーンになっていると思います。
――ファンの方へメッセージをお願いいたします。
KENNさん:全キャラクターが集合した魅力満載のこのCDは、おとどけカレシのファンの方にとってマストバイなアイテムになっていると思います。是非typaⅠ、typeⅡの両方聴いていただきたいです。
前回のシリーズをお聴きになっていない方はそちらも含め聴いていただけるとより楽しめると思います。すでにお聴きになっている方もあらためて聴いていただけると、また新たなキャラクター達の魅力を感じられると思いますので、ぜひ楽しんでいただけたら嬉しいです。
梅原さん:演じた身としてはもちろん大和を好きになってもらいたいなという思いはあるのですが、ドラマCDには個性豊かで魅力的なキャラクターがたくさん登場します。
すでにBLOSSOM社を退職している6人は、すでにそれぞれが素敵な人(ヒロイン)を見つけていて、大和と千紘はその相手に出会った途中という時系列になっていますが、モアラブで描かれている大和の物語の裏ではこういうことが起きていたんだ、と想像してお聴きいただくとよりお楽しみいただけるのではないかなと思います。どうぞよろしくお願いします。
『恋色始標 Sweet Days FILM.3 相模侑史』
江口拓也さん(相模侑史役)インタビュー
――収録を終えてのご感想をお願いいたします。
江口さん:相模くんは割とオンオフがあるタイプの子で、自分もオンオフがある部分があるので、似ているなと思いました。演じやすかったですし、とても楽しかったですね。
――相模は今回新キャラクターでしたが、印象に残ったシーンは御座いましたか?
江口さん:相模君はお菓子作りが本当に楽しいんだろうなというのが話の中でも垣間見えてますよね。最後にお店で出すバレンタインのケーキが完成したときは、自分の中でも彼のまっすぐな部分とスイーツ作りに対する全力の気持ちが出たシーンということもあって、相模くん自身のオンオフとは違った部分として印象に残ってます!
――演じたキャラクターにおすすめのデートスポットを教えるとしたらどんな場所を提案しますか?
江口さん:相模くんは20歳ですもんね。大学2年生が行きそうな場所かぁ……(笑)。もし自分が若かったら行きたかった場所だと、バッティングセンターですかね。今の年齢だとしんどくて行きたくないんですが(笑)。キャッキャしながらアクティブめなデートは如何でしょうか!
――作中には受験のエピソードが出てきますが、受験にまつわる思い出はありますか?
江口さん:僕の場合、初めての受験は中学から高校への受験だったんですが、塾に通い始めたこともあって、まぁ成績が伸びまして! やっぱり一人一人の学び方っていうのは大事ですね。当時の塾の先生は勉強への向き合い方とかもしっかり見てくれて凄く助かりました。
学校って人数も多いし、個別にフォーカス当てる時間もない分、先生も大変だなと……。個別にじっくりやってもらえると考え方も変わって、勉強もやり方ひとつだなと思いましたし、成果が出ることはすごく楽しかったですね。
とはいっても特に凄く頭のいいところに行きたいという希望もなかったので、念には念を入れた形で塾に通っていて、結果、家に一番近い高校を受験しました!
――『恋色始標』にはキャラクターたちが通っているパンケーキ屋が登場しますが、収録後の今! 食べたい甘いものはありますか?
江口さん:今かぁ…、…今めっちゃカレー食べたいんですよ……(笑)。お腹減ってる……。でもパンケーキって収録中に言ってたので、パンケーキは食べたいかもしれません! 僕がパンケーキを食べるときは生クリームたっぷりめなのが好きなんです! 気持ち悪くなるくらいのやつ!(笑)
――先ほどの質問に続きまして、作中のパンケーキ屋には「にゃんけーき」というマスコットが登場します。もし「にゃんけーき」に声がつくとしたら、誰が良いですか?
江口さん:そうですね、この顔……梅ちゃんかな……(笑)。イケメン声を封印した、変な声の梅原くんとか如何でしょうか!いつもイケメンなので、僕はあんまり聴いたことないなと思いまして……梅ちゃんの変な声が聴きたいです(笑)。
――ファンの方へコメントをお願いいたします。
江口さん:相模くんはオンオフが激しい分、普段はそんなに甘やかしてくれないのですが、そこが人間らしくもあり、身近に感じてもらえるんじゃないかなと思います。甘い台詞も途中にたくさんあるわけではないのですが、物語の中で彼の変わっていく情緒のようなものを感じていただけるかなと。
そして発売もクリスマスの時期なのでね! クリスマス成分もより多く感じていただけると思います! クリスマスから年越し、年始の甘いひと時のスパイスの一つになっていただけたら幸いでございますので、お共に是非ともよろしくお願いいたします!
『俺様レジデンス ―有栖川 VS 西園寺― 有栖川一悦』
木村良平さん(有栖川一悦役)インタビュー
――一悦を演じられていかがでしたか?
木村さん:感情豊かなキャラクターなので演じていて楽しかったです。いつも自信満々な一悦だけど、心の中にあんな一面を隠し持っていたということも今回の物語で知ることができ、面白かったです。
――改めてご自身が演じるキャラクターの魅力について感じる事をお聞かせください。
木村さん:素直でまっすぐなところでしょうか。嘘をつけない人ということではなく、「嘘なんかつく必要ない。だって有栖川一悦だから」と言ってそうです。
――今回は個別CDということで主人公との物語となりました。一悦が主人公に対して惹かれる気持ちについては、どう感じられましたか?
木村さん:主人公のようにそのままの一悦を受け止めてくれる存在が現れて本当に良かったですよね。ただ、一悦が恋人だと苦労することが多いと思います(笑)。
――今回の一悦の物語は「勝負」をテーマに描いております。ご自身にとって、忘れられない「バトル」や「勝敗」の思い出はございますか?
木村さん:昔、役者同士で飲んでいた時、チャラチャラした人達に絡まれてしまって。昔からずっと父親に「女性連れで喧嘩だけはするな」と言われて育ってきたので、絶対に喧嘩しちゃ駄目だと思い、その人達をずっと宥めていました。最終的には無事だったのですが、あれはどうするのが正解だったのかと未だに思いますね(笑)。
――ご自身が思う、今回の物語の『一番の聴きどころ』をお聞かせください。
木村さん:一悦の隠された一面が描かれているところです。誰にも見せてない心の内を主人公に打ち明けるシーンは、ぜひ聴いていただければと思います。
――ファンの方へメッセージをお願い致します。
木村さん:皆様が最初のドラマCDを楽しんでくださったおかげで、こうして無事に個別CDを発売することができました。ありがとうございます。
ドラマCDはキャラクターの自己紹介的なものでしたが、今回は深いところでの一悦の姿、そして主人公との物語を思い切ってラストまで描いていると思います。ちょっと馬鹿な一悦ですが(笑)、とっても良いヤツなので、最後までお付き合いいただけると嬉しいです。よろしくお願いいたします。
武内駿輔さん(西園寺藤役)インタビュー
――今回は一悦の敵として藤が登場しました。実際に演じられてみていかがでしたか?
武内さん:若い頃の一悦と藤が描かれていたのが嬉しかったし楽しかったです。互いに成長しきれていない部分がありますが、二人は良い関係性だなと思いました。一悦はなんだかんだすごく優しい人なので、皆惚れちゃうだろうなという少し悔しい気持ちもありました(笑)。
――改めて『俺様レジデンス』という作品、ご自身が演じるキャラクターの魅力について感じる事をお聞かせ下さい。
武内さん:俺様レジデンスのキャラクターは補ってあげなくてはいけない部分を持っている人物が多いですよね。藤にもどこか子供っぽいところや、欠けている部分というのがあって。ヒロインからするとそういったキャラクターの不完全な部分を補ってあげられる、成長させるという気持ちになれるのではないでしょうか。
――一悦に対してはどう感じられましたか?
武内さん:こんなに真っ直ぐな人だったんだなという印象があります。これまでは「低能ゴリラ」という情報しかいただいていなかったので、よくわからないまま人にも騙されてしまうようなタイプなのかと(笑)。
けれど今回で、すごく真っ直ぐでありながら、良い若々しさを持っている人だなと思いました。自分自身には足りないものが沢山あると認めているところも藤とは違った部分なのかなと思います。
――藤と一悦の物語が今後描かれるとしたら、どのような内容の物語を見てみたいですか?
武内さん:数十年後が見てみたいですね。二人が本当にトップに立ったとき、一体どんなバトルが繰り広げられるのか楽しみです(笑)。
――今回の物語の聴きどころをお願いします。
武内さん:今回は有栖川一悦のCDということで藤が登場しましたが、もしお時間があれば西園寺家と有栖川家のドラマCDもぜひ聴いていただきたいなと思いました。そうすると改めて一悦の魅力がわかると思います。
また、前シリーズの西園寺三兄弟のドラマCDや個別CDもお聴きいただいて藤に興味を持ってもらえたらさらに嬉しいです! どうぞよろしくお願いします。
CD情報
『おとどけカレシ ―Extra Memories― drama typeⅡ』
キャスト:瀬戸 仁(声優:木村良平)、東城 葵(声優:前野智昭)、 芦屋奈義(声優:田丸篤志)、御国海斗(声優:八代 拓)、陽向 遥(声優:蒼井翔太)、 真中 壱(声優:興津和幸)、桜川 要(声優:中島ヨシキ)
価格:3,000円+税
発売日:2018年12月26日
発売元:ティームエンタテインメント
『恋色始標 Sweet Days FILM.3 相模侑史』
キャスト:相模侑史(声優:江口拓也)
価格:2,400円+税
発売日:2018年12月26日
発売元:ティームエンタテインメント
『俺様レジデンス ―有栖川 VS 西園寺― 有栖川一悦』
キャスト:有栖川一悦(声優:木村良平)
価格:3,000円+税
発売日:2018年12月26日
発売元 :ティームエンタテインメント
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