2018年12月29日(土)
電撃オンラインメンバーが印象に残った2018年コンシューマタイトルを紹介
2018年でもっともおもしろかったコンシューマソフト&アプリを読者による投票で決める“電撃オンラインアワード2018”を開催します。
投票していただいた人の中から、PlayStation4 Pro、Nintendo Switchを抽選でプレゼント。他には、2018年に発売された好きなタイトルやiTunes、Google playで使えるギフト・カードなどもプレゼントします。締切は2019年1月31日23:59。
投票対象となるコンシューマソフトは2018年1月1日~12月31日に発売、配信されたもの。アプリは2018年1月1日~12月31日に配信されたものです。
なお、掲載はタイトルの発売順になっています。
『ディシディア ファイナルファンタジー NT』 文:カズ
2018年で衝撃的だったのが『ディシディアFF』のPS4版発売です。アーケードゲームは時間や財布の都合で、思う存分プレイできなかったため、家でいくらでも遊べるのは本当にありがたいです。
本作は、『FF』シリーズの歴代キャラクターが登場するパーティ対戦型アクションゲーム。あの主人公たちを思うがまま動かせる。もう、それだけでテンション爆上げですよね? もともとAC版をプレイしていた自分も、未使用キャラを練習できて大満足です!
初めて遊ぶとグラフィックだけで感動モノですし、性能面ではおもしろいキャラばかり。ブレイブシステムをはじめ独自のおもしろさがあり、それでいて操作が簡単(ダッシュなどのオート制御が優秀)なのも素晴らしいです。
アップデートはAC版先行ですが、すぐに『NT』にも実装されますし、基本プレイ無料のフリーエディションもPlayStation Storeで配信されているので、ぜひ一緒に遊びましょう!
※オンラインプレイはインターネットに接続できる環境とPS Plusへの加入(有料)が必要になります。
『モンスターハンター:ワールド』 文:有蘭隅之慎
“ハンティングアクション”の金字塔、『モンスターハンター』シリーズの最新作。同シリーズからさらなる進化を遂げており、モンスターは他のモンスターを捕食したり、縄張り争いをしたりと、多様な生態系の中を今まさに生き抜いている姿を味わえます。
ハンター側も大きく進化しており、ダム(樹冠の堰堤)を破壊してモンスターを崖の下に叩き落したり、傾斜を滑りながら攻撃したりと、フィールドにあるものすべてを狩りのアイテムとして使ったスタイリッシュな狩りを楽しめます。
シリーズに初めてふれる人でも、他のオンラインプレイ中のハンターに助けを求められる“救難信号”により、難しいクエストでもマルチで挑めます。安心してプレイできるのはうれしいところですね。
美麗なグラフィックによって映し出される生態系をただ見て歩いているだけでも楽しいので、遊んでみてはいかがでしょうか?
『ドラゴンボール ファイターズ』 文:たく坊
数ある『ドラゴンボール』ゲームタイトルの中で、群を抜いてお気に入りの本作。バンダイナムコエンターテインメントと多くの2D対戦格闘ゲームを発売するアークシステムワークスがタッグを組んで開発し、『DB』ファンが遊んで楽しい“キャラゲー”要素と、読み合いを楽しめる“格ゲー”要素を含んでいます。
ポイントは、しっかりと“『DB』している”こと。キャラが縦横無尽に駆け巡り、アニメさながらのアクションで楽しめるうえに、アシストを含んだ試合展開など、再現だけではない手法で熱く遊べます。
他にも、アニメの名シーンを勝利後演出で楽しめる“ドラマチックフィニッシュ”では、孫悟飯(少年期)VSセルのラストシーンやベジット(SSGSS)VSザマス(合体)など、さまざまなシーンを見られます。
2D格ゲーファンと『DB』ファンの理想を、同時に詰め込んだ作品といっても過言ではないです。どちらかのファンであるならば、一度体験してほしいタイトルです。
『フォートナイト バトルロイヤル』 文:げっしー
『フォートナイト バトルロイヤル』は、オンラインで集まったランダム100人が戦い、勝利(ビクトリーロイヤル)を目指すPvPスタイルのバトルロイヤルゲームです。
戦闘では、銃撃戦でのエイム力や生き残るための立ち回りはもちろん、本作の魅力的な要素である“建築”が重要になってきます。
“建築”では、相手より有利な位置といえる高所から攻撃を与えられることだけでなく、防御に徹することが可能。手に汗握る建築戦の末に相手を倒せた時は、安堵感と言葉にできない喜びが込み上げてきます。
筆者自身、PS4版の配信時からプレイしており、あまり生き残れず悔しいからもう1戦、今の動きよかったから忘れないようにもう1戦と理由を付けて、ビクトリーロイヤルを取るため無我夢中で続けています。
アップデートにより武器、ゲームモード、マップの変化など新しい遊びを提供し続けてくれる本作。今後の展開にも大いに期待できる作品となっています。
『ぎゃる☆がん2』 文:kbj
登場する女の子の弱点を狙い撃つゲームの骨子はシリーズのままですが、360度からの攻防、悪魔(と意図せず服)を吸い込むデビルスイーパー、そしてゲームサイクルなどが進化。遊んでみるとシリーズらしさを残しつつ、異なる味わいを楽しめます。
カワイイのにドジな天使、生意気な近所の子、お節介焼きな幼なじみ、そして悪魔のくろなと、ヒロインは選り取り見取り。ちょっといいストーリーが展開することもあるから、あなどれないんですよ。
おバカでムフフな要素がありつつ、練りこまれたガンSTGが詰まった『ぎゃる☆がん2』。あわない人にはすすめませんが、お値段以上の内容はあるので、気になっているならぜひ!
P.S.VRモードがDLCで配信され、Steam版では全要素をVRで遊べるように! 女の子が迫ってきたり、告白を受けたりを360度の立体視で楽しめます! この悪魔的な楽しみを味わうハードルは少しあるのですが、体験する価値は本当にアリです。
『戦場のヴァルキュリア4』 文:レトロ
ファンが待ちに待った据え置き機でのシリーズ最新作。初代『戦場のヴァルキュリア』のシステムを正統進化させていて、誰でもすんなり楽しめるのが好印象です。
バトルは新兵科・擲弾兵の登場で、さらに緊張感がアップ! 物陰から榴弾を撃ってくるので、考えながらの進軍ができません。そのため、事前に立てる戦略がより重要になった印象です。まずは視野の広い偵察兵で敵陣を索敵、擲弾兵などの危険な敵を発見し、後衛の擲弾兵に排除させるなど、自分なりのパターンを確立させて、難所を突破できた時の爽快感は格別。対戦車兵や狙撃兵もステージによっては重要な役割を担うので、その戦場に合った編成を考えるのも楽しいですよ。
もちろん、キャラクターと物語も魅力の1つ。シリーズではさまざまな“死”が描かれてきましたが、『4』でもそのシーンが……。『1』と『3』と同じ時間軸で展開されたもう1つの戦争の行く末を、ぜひ自分の目で確かめてください。
※画面はPS4版のもの。
『二ノ国II レヴァナントキングダム』 文:りえぽん
ファンタジーRPG大好きなりえぽんが、今年プレイして感動したのが『二ノ国II』です。
レベルファイブと百瀬義行さん(元スタジオジブリ)、そして久石譲さんといった豪華スタッフが作り上げた『二ノ国』の世界。今作では、国を追われた幼き王エバンと、二ノ国とは異なる現代世界“一ノ国”からやってきたロウランを中心に物語が描かれます。
エバンの成長する様子が細かく描かれていて、国を追われた直後は「守ってあげたい」という雰囲気なのですが、徐々に一国を背負う“王”として、自分のやるべきことをしっかりと見据えて行動していくようになります。
個人的に、お母さんではなくエバンの“おばあちゃん”になったような気持ちで、ずっとプレイしていました(笑)。
本編だけでもボリューム十分ですが、大型DLC第1弾が先日配信されました! 無料DLCも用意されていて、じっくり遊ぶRPGとしてもおすすめなので、ぜひ遊んでみてください。
『ゴッド・オブ・ウォー』 文:hororo
『ゴッド・オブ・ウォー』は、CERO Z(18歳以上のみ対象)のソフトです。
※18歳未満の方は購入できません。
神話の神々や怪物を相手に、スパルタの戦士クレイトスが豪快に暴れまくるACTゲーム『God of War』シリーズ最新作。世界のゲームメディアが選ぶゲームアワード“The Game Awards 2018”では、見事Games of the Yearを獲得したことからも、その作り込み具合がうかがえます。
シリーズの伝統であるスケールの大きいダイナミックな戦闘はそのままに、年老いたクレイトスと息子のアトレウスとの“親子の絆”をゲームに盛り込み、昨今はやりのナラティブ性にも力を入れ、没入感に磨きがかかりました。
最大の魅力は、ずっと戦っていられるほどに楽しめる戦闘! カメラワークも肩越し視点へと変更されたことで、迫力も大幅にアップしました。プレイヤーによって立ち回りが大きく変わるほど豊富なアクションが存在するのも特徴です。フォトモードも完備しているため、戦いながら見栄えするカットを探すという遊びかたも(笑)。
『Detroit: Become Human(デトロイト ビカム ヒューマン)』 文:黒船Mk-II(マークツー)
選んだ発言や行動でアンドロイドの運命が、物語が変わっていく……こう書くとよくあるAVGに見えるが、分岐の多さが本作の大きな特徴。ユーザーごとに状況が大きく異なるため、クリア後のトークや2周目のプレイが刺激的となる。重要な決断を迫られるイベントの多くはリアルタイムで進行。これまでの状況を考えつつ、即決を求められるスリルが印象的だ。
世界は3Dで描かれているが、どこにでも行けるわけではない。アンドロイドであるがゆえに許可のない区域には進めないなど、ゲーム性を世界観がフォローしているのにはニヤリとしてしまった。
アンドロイド事件を調べる捜査官の立場、親に暴力を振るわれた子どもと逃走する立場、人間から抑圧されているアンドロイドを指揮する立場……性格はある程度用意されているが、ユーザーの意思が加わることで自分だけのキャラが形成されていく。自分本位の行動をとるのか、理想のために動くのか……物語もキャラの設定も決まっていないからおもしろいのだ。
『嘘つき姫と盲目王子』 文:しわぽん
このゲームは姫の姿に変身できる狼の化け物と、不慮の事故で失明してしまった人間の王子との、“人と人ならざるものの物語”を描いた2D横スクロールアクションアドベンチャーです。
2人の交流を描いたストーリーパートでは、紙芝居のような雰囲気とナレーションの静かな語りにより、まるで読み聞かせを聞いているかのように世界に引き込まれてしまいました。
キャラクターの動きもカワイらしく、姫が目の見えない王子を引率する際には“手をつなぐ”というアクションが必要なのですが、手をつないだ際に2人とも笑顔になるという、思わずホッコリしてしまうちょっとした変化を楽しめます。
ストーリーも目が離せない展開が多く、自分は姫に感情移入してしまったのですが、その2人がエンディングを迎えた際は思わずホロリと来てしまいました(笑)。もし、気になる方はこの心温まる作品を手に取ってみてください!
『ザンキゼロ』 文:キャナ☆メン
8人のクローン人間が無人島でサバイバルを繰り広げるダンジョンRPG『ザンキゼロ』は、ゲーム性もストーリーも心に残る1作で、プレイしたころの光景が今も脳裏に焼き付いています。
登場人物のトラウマを描くエピソードが心に深々と爪痕を残した時、まさかあんなに涙腺を刺激する、切なくも温かいラストが待っているとは夢にも思わなかった……! サチカ愛おしすぎるぅ!!
ゲーム的には、“敵”との戦い、“物資”との戦い、クローン人間の“年齢”との戦いという、3つの戦いが絡み合うデザインがインパクト大。ダンジョンの奥に進むプレイヤーの首が絞まっていきます。それだけに、ダンジョンRPGの醍醐味である“退くか進むか”のジレンマは深く、苦しくなってからの緊張感がたまらない!
単純に敵を倒して進むだけではないやり応えは、スルメのような味わいがあるので、ゲームが好きな人ほどその深みにハマれる作品だと思います。ダンジョンRPGが好きで未プレイの人はぜひ!
『OCTOPATH TRAVELER(オクトパス トラベラー)』 文:喜一
最近プレイしたRPGの中では自分的に大ヒット作でした。ドット絵に3DCGの画面効果を加えた“HD-2D”の世界で紡がれる8人のストーリー。発表された時から、早く発売しないかなと思っていました。
発売日を迎える前に体験版をガチで攻略してみて期待度はさらに上昇。久々に寝不足を覚悟しましたね。
主人公は8人で、誰から始めてもよし。ものすごく悩んだ末にトレサを選んでゲームスタート! 今では自宅の鍵にトレサのキーホルダーが付いているくらいに愛着が湧く存在です。
次はアツいハートを持つ薬師・アーフェンを仲間に加えるため、近くの学者のサイラス先生から仲間に加えていきます。街やダンジョン、ストーリーなどを巡り、特に強制されず、次は誰を仲間にするか、どういうルートで冒険するか、マップを見ながら頭の中で冒険の予定を立てるのはまさしくトラベラー(旅人)の気分。まだプレイしていないあなたにも味わってほしいです。
『Conan Outcasts(コナン アウトキャスト)』 文:ゴロー
『Conan Outcasts(コナン アウトキャスト)』は、CERO Z(18歳以上のみ対象)のソフトです。
※18歳未満の方は購入できません。
本作は、資材を調達して装備や食料を作ったり、奴隷を捕えて頑強な拠点を築いたりして過酷な大地を生き抜くオープンワールドサバイバルACT。PvEサーバーで友だちと協力して世界征服を目指せるうえに、他のプレイヤーと敵対したPvPサーバーで刺激的な生活を送ることができます。
これだけでも十分に楽しいのですが、本作の真骨頂は発想次第でいろいろな遊びができる所にあると思います!
本作はサーバーを個人で借りることができ、管理者権限であらゆるものを生み出す力を手に入れられます。過去に配信したライブ放送では、その力を駆使して巨大迷路や玉入れなどのアトラクションを作り、視聴者の皆さんとプレイしたところ予想以上に盛り上がりました。
クラフトの楽しさと、それを共有した遊びは無限大。本編をクリアした人も気の知れた仲間を誘い、レンタルサーバーで新たな体験をしてみてはいかがでしょうか?
『Marvel's Spider-Man(スパイダーマン)』 文:てけおん
アメコミ好きにとって、2018年の1本を選ぶとすればPS4『Marvel's Spider-Man』になるでしょう。「移動が最高に楽しい!」「ニューヨークの作り込みがすばらしい」などの感想がSNSなどで飛び交いました。そんな評判にたがわず、質の高いアクションが楽しめる本作ですが、ストーリーも優れています。
開発スタッフがマーベルのベテランクリエイターから聞いたという「最高の『スパイダーマン』の物語は、ピーターの世界とスパイダーマンの世界が衝突した時に生まれる」という言葉は、しっかりと本作に刻み込まれていました。
詳細は書きませんが、物語の中でスパイダーマンとして“ヒーローであること”を優先するべきか、ピーターとしての事情を優先するべきか葛藤し、プレイするこちらもハラハラするシーンがいくつもあります。
後々後悔する日が来るかもしれませんが、ピーターは決断から逃げずに前に進みます。そんなヒーローの悲哀とカッコよさが本作ではしっかりと描かれていました。
『英雄伝説 閃の軌跡IV -THE END OF SAGA-』 文:コジ
本作は、大半の人がプレイし慣れているであろう王道のストーリーRPG。このシリーズは、ゼムリア大陸のエレボニア帝国という国を舞台に物語がつながっていて、ストーリーの規模がすごいんです。
私はいきなり『III』から始めたのですが、登場人物がまったくわからずネットなどで調べながらプレイしていました(笑)。いろいろな人物のエピソードを片っ端から調べていくうちに、いつの間にかストーリーの奥深さに引かれてしまっていたようです。気づくと、本作のプレイ前にPS4でリメイクされている『I:改』『II:改』をクリアするというハマりっぷり。
本作をプレイした感想は、最初から最後までクライマックス感! 物語が長く続いてきて最終局面となる『IV』なので、ストーリー展開にはずっと目が離せなかったです。本作をプレイするなら、ぜひ先に『I:改』『II:改』『III』をプレイしてみてください。『IV』をより楽しめると思います!
『ロックマン11 運命の歯車!!』 文:滑川けいと
アクションゲームの金字塔『ロックマン』シリーズのナンバリング11作目。『ロックマン9』『ロックマン10』は8bit風のドットでしたが、本作では3Dで表現された『ロックマン』が楽しめます。
ボスを倒すと特殊武器が使用可能になる『ロックマン』ならではのシステムは健在。それに加えて、本作では“ダブルギアシステム”が登場しました。発動させると“バスターが強化される”、“スピードが上がり周囲がゆっくり動く”といった効果を得られます。それぞれの効果を使い分けてステージを攻略していくわけです。
最初こそ新システムをうまく使いこなせずにいたのですが、プレイを重ねると自分が上達していることにふと気付くんですよ。新システムを巧みに使って思い通りにロックマンを動かし、難所を突破できたときの喜びはひとしお。シリーズが好きな人はもちろん、アクションゲームが好きな人はぜひ遊んでみてください。
『ASTRO BOT : RESCUE MISSION(アストロ ボット レスキューミッション)』 文:ゲゲン
PS VR専用ソフト『ASTRO BOT』は、バラエティ豊かなステージを攻略するVRアクションゲームです。
DUALSHOCK4を用いた3Dアクションゲームのようなビデオゲームならではの操作と、PS VRで周囲を観察してステージ構造を把握するVRの要素がうまく融合していて、現時点におけるVRゲームのひとつの完成形と言っても過言ではありません。
カメラの動きも秀逸で、自分の場合は視覚からの情報だけで、座っていた椅子が前に移動しているかのようにも感じられました。
ゲームスタート時にはDUALSHOCK4を指示された位置にセットしますが、指定位置に収まった際の演出は、ゲーム内に表示されたDUALSHOCK4の位置が現実のものとリンクしているだけに、現実を上書きされたような印象が強く残っています。
かわいいキャラクターたちを見ているだけでも楽しく、まさにVRゲームの記念碑と言える一本です!
『アサシン クリード オデッセイ』 文:Go
『アサシン クリード オデッセイ』は、CERO Z(18歳以上のみ対象)のソフトです。
※18歳未満の方は購入できません。
暗殺者を主人公に、広大なオープンワールドを冒険する人気シリーズの最新作。その魅力は語り尽くされていますが、個人的に最大の魅力は、探索の楽しさと、“日本人向け”の遊びやすさだと思っています。
緻密に再現された広大なフィールド探索は、少し進めば景観がガラリと変わり、まさに世界に入り込んだかのような没入感を与えてくれます。その探索をより楽しませてくれるのが、移動の快適さ! 目の前に山があろうが谷があろうが、ひょいひょい登れ、ときに落下しながら、目的地までほぼ一直線に進むことができるのです。このおかげで、目的地がどんなに遠くても苦になりません。
快適さは移動だけでなく、バトルでも発揮され、とにかくテンポがいい。システム的にはRPGに寄ったおもしろさに仕上がっていて、優秀なローカライズもあって、とにかく“日本人が遊びやすい”です。洋ゲーデビューに最適な1本だと思うので、ぜひプレイしてほしいです!
『ソウルキャリバーVI』 文:栗田親方
武器格闘アクションゲームの金字塔『ソウルキャリバー』シリーズの最新作。『ソウルエッジ』から始まったシリーズの20周年を記念した、“集大成”といえる作品です。
推しポイントは、攻防一体の新システム“リバーサルエッジ”やド派手な超必殺技“クリティカルエッジ”などにより、初心者から上級者まで幅広く楽しめる点。私も発売されてから約2カ月間プレイしまくってますが、その楽しさは自身の実力に応じて形を変えながら継続中です!
さらに1人用モードも充実しており、対戦しなくてもいろいろな楽しみ方が可能。特に“キャラクタークリエイション”はSNSを中心に話題で、「対戦よりもこっちがメインコンテンツでは!?」というほどの人気を誇っています。
『NieR:Automata(ニーア オートマタ)』とのコラボキャラ“2B”が有料DLCとして追加されて賑わっていますが、今後もDLCは追加予定。2月に行われる“EVO Japan 2019”の競技種目にもなってますし、当分熱は冷めそうにありません!
『レッド・デッド・リデンプション2』 文:柏又
『レッド・デッド・リデンプション2』は、CERO Z(18歳以上のみ対象)のソフトです。
※18歳未満の方は購入できません。
『GTA』シリーズで知られるロックスター・ゲームスが手がけた、西部開拓時代が舞台のアクションアドベンチャー『レッド・デッド・リデンプション』。前作から8年の時を経て登場したのが本作です。
本作でプレイヤーは、連邦捜査官や賞金稼ぎに追われるギャング団のメンバー、アーサー・モーガンとなって、監視から身を隠しつつ再起の時をうかがいます。
最新世代のハードで描かれたフィールドは、オープンワールドゲーム史上最高の美しさ。隠れみのとなるフロンティアが消失した西部開拓時代末期、法執行官や賞金稼ぎに追い詰められていく主人公たちを描くストーリーからも目が離せません。
ハンティング、ミッションとストーリーミッション以外にもやれる要素が多いのも特徴。お金を稼ぐ方法もさまざまああり、民家を襲う、馬車を奪うなどアウトローに稼ぐことも可能。どのように生きるのか、選択する奥深さをぜひ体験してください。
『Battlefield V(バトルフィールドV)』 文:itra
『Battlefield V』は第二次世界大戦を舞台に、最大32対32で繰り広げられる大規模戦闘が魅力のFPSです! FPSというと、“難しい”とか“味方の足を引っ張りそう”とか、いろいろイメージはあるんじゃないでしょうか。
大丈夫です。大丈夫なんです。『BFV』には“兵科”が4種類あります。それぞれできることや得意なことが違うので、兵科ごとの特徴を生かせばキルだけじゃないチーム貢献ができるのです!
例えば、私が愛してやまない援護兵は、戦場の構築物(防衛施設)を作ることに長けています。身を隠す塹壕を掘り、土のうを積み上げ、機銃を組み立てる……。どうでしょう、これだけでもう立派なチーム貢献じゃないでしょうか。
さらに、“練習場”も実装されていて、射撃の練習や戦車・航空機の練習もできます! 練習して、あとは実践で楽しむのみ! では、戦場でお会いしましょう。
『絶体絶命都市4 Plus -Summer Memories-』 文:信濃川あずき
突然発生した巨大地震。就活で訪れた不慣れな街で被災した主人公は多くの建物が崩れ、火の手が上がる危険な街からの脱出を目指します。2011年に発売中止が発表されてから7年……。まず、いま手もとにソフトがあることが奇跡だと思っています。あきらめずに本作を届けてくださったスタッフの皆さんに心から感謝します。
過去のシリーズを遊んだ筆者が本作に期待したことは、ひとつ。それは「なぜこれを用意した!」と、満面の笑顔で叫びたくなる選択肢です。天使のごとく無償で人々を助けまわることも、救助の見返りとして金や食料を要求することも、サイテーのゲスにもなれるシリーズ恒例の自由な選択! ゲスな選択をした時の、声優さんのいやらし~い演技も最高です!
被災したことにより、それまで隠れていた人間関係、人の内面が現れます。そして災害に乗じて起こるさまざまな出来事。プレイ後に、きっと多くのことを考えさせられますよ。
『ラピス・リ・アビス』 文:たすん
本当に気持ちのいいゲームはないかと探していた時、本作のPVを見て「これは絶対おもしろい!」と思わせてくれた、とても印象的だったタイトル。ハック&スラッシュ系のゲームで、簡単な操作で楽しめるアクションRPGです。
バトル中、無敵になれるフィーバーモードで敵を倒したり、ブロックを攻撃したりすると、宝石のようなもの(フィーバージェム)が画面いっぱいに出現するため、この様を見ているだけで気持ちがいいんです! 特に敵がいっぱいいるところならもう……たまりません!! また、攻撃した際の感触が心地いいところもグッド。エフェクトと演出があいまって、何度もプレイしたい気持ちになります。
他にも、1つのバトルが短くて、テンポよく進められるので、誰でもいい感じにサクサクと遊べるところもいい感じ。私のように気持ちのいいゲームを求めている人にはとてもオススメしたいタイトルなので、一度遊んでみてはいかがでしょうか。
『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』 文:イズミン
発売3日でミリオンセールを突破した『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』。本作は70体以上のファイター、100以上のステージ、800以上のサウンドと、シリーズ最大ボリュームにより、“時間泥棒”というほどの遊びごたえを有しています。
ゲームの根幹はおなじみのもので、覚えやすい操作とルールに加えて、ド派手なアクションや演出により、誰でも楽しめる内容になっています。
しかし、そのボリュームゆえに、キャラを変え、ルールを変え、ステージを変え……プレイしているといくらでも続けられて、うっかり翌朝なんてことはザラ。
“スピリッツ”という収集要素のあるモードでは、“スピリットボード”にある“スピリッツ”を集めて、その“スピリッツ”を使用して“アドベンチャー”をプレイ。時間がたつと“スピリットボード”に“スピリッツ”が復活するので収集……とまさにエンドレス。
いくらプレイしても楽しい名作なので、ぜひ冬休みにプレイしてください!
『JUDGE EYES:死神の遺言』 文:まり蔵
発表時から話題沸騰だった『JUDGE EYES:死神の遺言』。あの木村拓哉さんが主役を演じ、龍が如くスタジオが開発を手がけるリーガルサスペンスアクションゲームです。
“木村拓哉になって神室町を走り回る”というだけで、プレイする前から楽しい予感しかありませんでしたが、実際に遊んでみたら物語のおもしろさに感動! 連続猟奇殺人事件の謎に挑むのですが、話の展開や会話の1つ1つが非常に丁寧で、極上の探偵物語に仕上がっていました。
ちなみに、木村さんのファンで普段ゲームをプレイしないけど遊んでみたいという方、物語に集中したいからアクション要素が強いとちょっと……という方、そんな方々向けに難易度“EXTRA EASY”が用意されています。このモードのおかげでアクションに詰まることなくゲームを楽しめているので、尻込みせずこの世界にダイブしてください!
『PEACH BALL 閃乱カグラ』 文:マッスル深澤
本筋のアクションだけでなく、さまざまなジャンルでの展開に目が離せない『閃乱カグラ』シリーズ。今度のジャンルは“爆乳ハイパーピンボール”です。
ピンボールはそこまでメジャーでないため、遊び方がわからない人もいるかもしれませんが、本作は“タマを棒ではじけばとりあえず気持ちよくなれる”とわかりやすくなっています。右サイドに目標が出ているのですが、序盤はそこまで意識しなくてOK! タマの行方をしっかり追っていけば、自ずと達成されます。これでピンボールのルールを覚えて、デビューしてみるのもアリかと。
ピンボールがよくできているうえに、着替えさせられたり、ジオラマだったり、ファンが楽しめる要素もしっかりあるのが『閃乱カグラ』らしいところ。ボーナスステージでは『閃乱カグラ』らしさ全快のご褒美タイムが解禁に! 思わず、にやけてしまうようなセクシーチャレンジを存分に楽しめます。これはタマらん!(ピンボールだけに)
■“電撃オンラインアワード2018”概要
【投票期間】2018年12月26日~2019年1月31日
【対象タイトル】
・2018年に発売されたコンシューマソフト
・2018年に配信されたアプリ
【応募資格】日本国内に在住の方
【投票方法】
・“電撃オンラインアワード2018”投票フォームより応募してください
・1人1回の投票のみ有効となります(2回目以降は無効)
・詳細は投票フォームをご参照ください
【プレゼント】
『PlayStation4 Pro ジェット・ブラック 1TB』(1名)
『Nintendo Switch本体(ネオンブルー・ネオンレッド)』(1名)
2018年に発売されたゲームソフト(通常版のみ)(5名)
ギフト・カード(5千円分)(5名)
編集部蔵出し福袋(PS4用ソフト)
編集部蔵出し福袋(PS3用ソフト)
編集部蔵出し福袋(3DS用ソフト)
編集部蔵出し福袋(ゲームグッズセット)
編集部蔵出し福袋(ゲームTシャツ・Mサイズセット)
編集部蔵出し福袋(ゲームTシャツ・Lサイズセット)
※発送先は日本国内に限らせていただきます。
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