News

2019年1月26日(土)

『エースコンバット7 スカイズ・アンノウン』初心者向けガイド-まずは飛ばす楽しさを感じよう【電撃PS】

文:電撃PlayStation

 バンダイナムコエンターテインメントより現在好評発売中のPS4/Xbox one/PC(Steam)ソフト『ACE COMBAT 7: SKIES UNKNOWN(エースコンバット7 スカイズ・アンノウン)』(PC版はSteamにて2月1日発売)。本作は、初代PS時代から続く歴史あるフライトシューティングシリーズの最新作です。

ACE COMBAT 7

 ナンバリングタイトルとしては約12年ぶりとなる『ACE COMBAT 7: SKIES UNKNOWN(以下、ACE7)』。その間にPS3ソフト『エースコンバット インフィニティ』をはじめ、なんらかの形で『エースコンバット』を体験している方も多いでしょう。たぶん、プレイ経験のある方は自分なりのプレイスタイルをもち、2019年のユージア大陸でエースパイロットとしての道を切り開いていけるものと考えてます。

 今回は、あえてシリーズ未体験の方を想定したガイド記事をお届けしたいと思います。

この記事で目標とするのは

・まず自分の思い通りに機体を操縦できるようにする

・ターゲットした敵に標準ミサイルを命中させる

・キャンペーンモードを難易度“EASY”で進める知識を身につける

の3点です。

 プレイを通して自分の思い通りの空を飛ぶ楽しさを知ってもらいつつ、基礎的な知識を覚えてキャンペーンモードの各ミッションのクリアに役立つ知識を覚え、エースパイロットへの道を歩みましょう。

 なお、記事中のボタン配置はPS4版の“TYPE A”(初期設定)ものを基準に解説していきます。

各種設定を試しつつ自分なりの操縦法を見つけ出そう

 まずは、“思い通りに機体を操縦できるようにする”ところから。本作は、さまざま操作設定項目が用意されていて、そのなかでもウェイトが大きいのが“操作タイプ”です。ゲームを開始する際には、まず“操作タイプ”を“STANDARD”と“EXPERT”の2種類から1つ選択する必要があります。

ACE COMBAT 7
▲“STANDARD”の旋回。左スティックを横方向に入力すると、機体が自動的に傾きつつ同時に旋回します。

 “STANDARD”は、“EXPERT”に選べて旋回半径こそ大きくなりがちですが、左スティックの横方向のみで直感的な旋回が可能です。また、旋回をやめると機体が自動的に水平に戻るので、機体の安定を保ちやすいという利点があります。

ACE COMBAT 7
▲“EXPERT”の旋回。左スティックの横方向で機体を傾け、縦方向で機首を上げ下げして旋回します。

 “EXPERT”は、よりコンパクトな旋回ができることに加え、“STANDARD”ではできない自由な空戦機動が可能です。機体の傾きと機首の上下の両方をコントロールする必要があるため慣れを要しますが、やはり利点は大きいです。

 もし、本作が初フライトシューティングであれば、両方の“操作タイプ”を試して、自分に合った側でプレイするのが最適だと思います。“操作タイプ”は、ミッション中でもOPTIONボタン押してメニュー画面から切り替えることが可能です。また、“STANDARD”は低空飛行や悪天候時、“EXPERT”は敵戦闘機とのドッグファイトの際に使いやすいと個人的には感じているので、難しいと思ったら切り替えてみるのもアリだと思います。

その他の設定も忘れずにチェック!

 “操作タイプ”以外にも操作に関する設定は存在します。とくに確認したいのは“CONTROLLER”の“ピッチ操作”の項目。初期設定の“NORMAL”は、飛行機の操縦桿と同じ“左スティック上で機首下げ、下で機首上げ”になっているので、左スティックを入力した方向に機首を向けたい人は“INVERTED”に設定しましょう。

ACE COMBAT 7

 『ACE7』では、多様なスタイルで遊ぶプレイヤーに向けて、丁寧な操作設定が用意されていて、どの設定でもしっかりと遊べるように作られています。まずは、いろいろと変更しつつ、自分が遊びやすいと感じた操作設定を探してください。遊びやすい設定が見つければ、あとはプレイを重ねていくうちに腕前が上達していくと思います。

敵を素早くとらえて確実に攻撃を当てよう

 『エースコンバット』シリーズの自機は、対空・対地兼用のミサイルが基本的な兵装です。敵は画面上で緑の枠線で強調表示されていて、四角が航空機、六角形が地上施設や兵器です。プレイヤーは、数ある敵の中から攻撃したいと思った対象をターゲットし、ミサイルのロックオン可能距離まで接近、ロックオンが完了したらミサイルを発射することで攻撃できます。

ACE COMBAT 7

 ここでは、標準ミサイルでの攻撃を念頭に、“狙った目標をターゲットする”“最適な発射位置からミサイルを撃つ”コツについて解説していきます。

攻撃したい敵を画面の中央に捉える

 標準ミサイルは、プレイヤーがターゲットした、緑の枠が点滅している敵1機をロックオン、発射します。ロックオン対象は△ボタンを押すたびに切り替え可能です。このとき、次にボタンを押したときにロックオンされる敵は、枠線の近くに“NEXT”と表示されるので参考にしてください。画面の中央付近にいる敵ほど、ターゲットされるまでにボタンを押す回数が少なくすむので、まずは画面の中央付近にロックオンしたい敵をとららえてからボタンを押しましょう。もし、レーダーにシンボルが映っているのに姿が見えない場合は、機首を上げ下げするか、右スティックを使って上下を見渡すといいです。

ACE COMBAT 7

攻撃は相手の後方or正面から仕掛ける

 ロックオンした敵が航空機の場合は、当然ですが自機と同様に相手も動き続けています。発射した際のお互いの向きがよくない場合、ミサイルは目標を追跡しきれずに外れてしまいますし、ミサイルを撃つと敵機は回避行動をとるので命中率はさらに低くなります。ミサイルが命中しやすい向きは、敵の後方がベスト、敵の正面がその次です。正面からの攻撃は、敵機の攻撃と刺し違えになる危険があるので、なるべく後ろに回り込んでミサイルを撃ちましょう。

ACE COMBAT 7
▲絶好の射撃ポイントについた際は、画面に“SHOOT”と表示されます。好機を逃さないように!

敵のミサイルは飛来方向をよく見て回避

 逆に敵機からミサイルを撃たれることもしばしばあります。敵からミサイルを撃たれるとHUD(画面表示)が緑から赤く点灯し、飛来方向を示す曲線状の警告マークが表示され、警告音が鳴ります。続いて、レーダーにはミサイルのマークが白い棒線で表示。この棒線が自機の後方、もしくは真正面から飛んでくると高い確率で被弾してしまいます。回避する方法は、ミサイルがこちらの近くを通過するまで進行方向に対して直角方向に飛ぶことです。

ACE COMBAT 7

内容をしっかり把握してミッションを達成させる

 本作のすべてのキャンペーンミッションには、なんらかの作戦目標が存在します。敵機をいくら撃墜しても目標の達成に時間がかかりすぎれば報酬が減ってしまいますし、最悪の場合は時間切れでミッションが失敗することもありえるでしょう。まずは、作戦目標を確実に達成することを目指しましょう。

ブリーフィングの敵配置を見て機体や特殊兵装を選ぶ

 ミッション開始前のブリーフィングでは、作戦目標の解説とともに初期配置の敵の種類と数が表示されます。ここで表示される敵に合わせて乗る機体や使う特殊兵装を選択すれば、ミッションの出だしを有利に進めることが可能です、ただし、最初は対地攻撃メインでも途中から敵の戦闘機が加勢に現れる、といった感じで作戦目標は変更されることがしばしば。プレイするミッションが初見の場合は、あまり偏った選択は控えたほうがいいかもしれません。

無線通信からヒントとなる情報を聞き逃さない

 ミッション中に交わされる無線通信は、ストーリーに関する会話だけではなく、ミッション内容に対する重要な情報を含んでいます。とくに、僚機や味方を後方から支援するAWACS(早期警戒管制機)からの通信は重要。彼らがさりげなく伝えてくれるヒントを聞き取り、攻略に生かしましょう。

ACE COMBAT 7

失敗したら原因を見つけてやり直す

 もし、任務が失敗しても落ち込むことはありません。『ACE7』は基本的に失敗してもすぐにやり直せる仕様となっていて、ミッションが途中まで進んでいれば、直前のチェックポイントから再開できます。難易度がEASYであれば、機体の耐久力と弾薬が全回復しているので、より有利な条件で再挑戦できるはずです。ただし、同じところで何回も失敗している、現在の作戦目標に乗っている機体や特殊兵装が向いていないという場合であれば、“QUIT MISSION”で機体を選びなおすところからやり直したほうがいいかもしれません。

 以上、初心者向けに3点に絞って解説してきましたが、フライトシューティングは3次元空間を自由に飛び回って戦うゲームであるため、プレイヤーができることは無限に存在します。それはプレイヤーのみなさんが上達する伸びしろも無限にあるということにもつながっていると筆者は考えています。思い思いの機体に乗って、自分が決めた飛び方で思う存分に暴れまわりましょう!

ACE COMBATTM 7:SKIES UNKNOWN (c)BANDAI NAMCO Entertainment Inc.
(c) DigitalGlobe, Inc. All Rights Reserved.
All trademarks and copyrights associated with the manufacturers, aircraft, models, trade names, brands and visual images depicted in this game are the property of their respective owners, and used with such permissions.

データ

関連サイト