『バイオ RE：2』“The Ghost Survivors”のポイントとは!? 神田Pが発売イベントで高評価の理由を分析

文：たく坊

『バイオハザード RE：2 Z Version』は、CERO Z（18歳以上のみ対象）のソフトです。
※18歳未満の方は購入できません。

　1月25日に発売されたPS4/Xbox One/PC用ソフト『バイオハザード RE：2』、『バイオハザード RE：2 Z Version』の発売記念イベントが、東京と大阪で開催されました。本記事では、東京の発売記念のイベントの様子と、後に行われたインタビューをお届けします。

　本作は、サバイバルホラーゲーム『バイオハザード2』を原作にすべてを一新したタイトル。キャラクターや背景の構成の他、物語も1から再考証が行われており、まったく新しい“恐怖の惨劇”が繰り広げられます。

　東京のプラサカプコン吉祥寺店には、開発に携わった神田剛プロデューサーが、大阪のジョーシンディスクピア日本橋店には、安保康弘ディレクターと門井一憲ディレクターが登場しました。

　対象店舗でPS4『バイオハザード RE：2』のパッケージ版ソフト（通常版、コレクターズ・エディション、CERO：D/Z版問わず）を購入した人限定で、開発メンバーによるサイン会＆豪華グッズが当たる抽選会を実施。また、抽選会と同時に誰でも参加できるSNSキャンペーンも行われました。

▲東京会場には主人公のレオン＆クレアの等身大パネルと一緒に記念撮影できるパネルが設置されていました。

神田プロデューサーによるファン感激のサイン会＆抽選会が実施

　神田プロデューサーが入場し、イベントが開始。ファンは指示に従って会場で列を作り、待機しつつ、神田プロデューサーの声に耳を傾けます。

　簡単なあいさつのあと、サイン会＆抽選会に移行。神田プロデューサーとの対談を心待ちにしているファンが続々と入場し、各々の気持ちを述べていきます。

　会場にはサインしてもらうパッケージのジャケットが用意されていましたが、ファンの中にはTシャツや色紙、さらに限定版の特典であるアートブックにもサインをお願いする人の姿も。一度たりともミスできないところにサインすることになった神田プロデューサーは、かなり緊張している様子でした。

　サイン会を終えた人は、そのまま抽選会へ。くじを引いて、その場に用意された豪華賞品が参加者へ配布されます。形成された列がはけ、ファンとの対面を終えた神田プロデューサーはホッと一息。サイン会と抽選会を終えた後は、メディア向けのインタビューが行われました。

神田プロデューサーにインタビュー。“The Ghost Survivors”のポイントとは？

――発売日を迎えて、お気持ちはいかがですか？

　ホッとしています。皆さんがプレイしてどういう評価になるか気になっていたんですが、かなり好評のようです。

　最初にオリジナル版『バイオハザード2』を触った人がかなりいらっしゃって、我々はその思い出を本作で上書きするつもりでした。発売記念イベントを通じてそういう方たちとお話しできたので、うれしかったです。

――かなり高評価を受けていますが、なにが評価につながったと思いますか？

　オリジナル版のゾンビサバイバルホラーとしての体験が損なわれずにリメイクできていたことが評価につながったんじゃないかと思います。

　オリジナル版は人気で、ユーザーはそれぞれの思い出を持っていると思います。開発側のオリジナルの要素を損なわずに現代風によみがえらせたという意識を、しっかりと感じていただけたのではないでしょうか。

――近日配信予定の新モード“The Ghost Survivors”についてはいかがでしょうか？

　“The Ghost Survivors”は、発売後に無償でダウンロードして遊べるコンテンツで、劇中で命を落とす3人のキャラクターをプレイアブルとして操作できる新モードです。さらなるやりこみ要素として、本作の世界をより広く楽しめるコンテンツとなっています。

　オススメのポイントは、ロバート・ケンドと市長の娘、アンブレラの特殊部隊の隊員と、違うキャラクターを操作できるところですね。新しいゲームプレイを楽しんでいただけると思っています。また、やればなにか新しい発見があると思っているので、ユーザーの正直な感想が楽しみです。

――“The 4th Survivor”とThe 豆腐 Survivor”のオススメのポイントはどこでしょうか？

　グラフィックに注目していただきたいです。特に豆腐のプルプル感は、REエンジンでうまく表現できています（笑）。両方とも難易度が高いので、何度もプレイして、戦略を練って、クリアまで頑張っていただきたいです。

――セカンドシナリオについてもお伺いできますか？

　オリジナル版だとザッピングシステムという要素があったんですが、本作はレオン編とクレア編でそれぞれ1本ずつ、ストーリーと内容を詰め込んで作りました。

　両方の主人公というものを楽しんでもらい、本作の世界観を楽しめるということで、別のキャラクターのシナリオが出てくる。ザッピングではないんですが、両キャラクターを新たな気持ちで楽しめるということで、セカンドシナリオを導入しました。

　舞台がラクーンシティなので、セカンドがまるまる違うものかと言われればそうではありません。ただ、武器や敵のセットなどは、ファーストシナリオとは違う体験を提供できているのではないのかと思います。

――ありがとうございました。

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