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2019-02-16 13:15

高橋直純さんら10名ものキャスト陣が出演した『遙か』シリーズを網羅した“キャラソン祭”をレポート

文:ガルスタオンライン

 昨年12月16日、パシフィコ横浜にて“ネオロマンス・ライヴ 遙かキャラソン祭”が開催されました。『遙かなる時空の中で』シリーズのネオロマンス・ライヴは、2015年の“遙か祭2015”以来となります。

 キャラクターソングはもちろんのこと、BGMのみの演奏や観客も一緒に歌えるコーナーなど、バラエティーに富んだ構成となっていた本公演。今回は昼の部の様子をお届けします。

高橋直純さんら10名ものキャスト陣が出演した『遙か』シリーズを網羅したキャラソン祭をレポート

■出演者
・キャスト
高橋直純(イノリ、イサト、ヒノエ、遠夜役)、中原 茂(藤原鷹通、藤原幸鷹、有川 譲、葛城忍人役)、井上和彦(橘 友雅、翡翠、梶原景時、風早役)、保志総一朗(永泉、源 泉水、平 敦盛、布都彦役)、置鮎龍太郎(アクラム、白龍、黒龍、ナーサティヤ役)、阿部 敦(チナミ、コハク役)、竹本英史(福地桜智、本条政虎役)、四反田マイケル(アーネスト・サトウ、萩尾九段役)、高橋美佳子(蓮水ゆき、駒野千代役)、斎賀みつき(八雲 都、高塚 梓役)

・スペシャルバンド:YUKARI
中村仁樹(尺八)、本間貴士(箏)、西村 健(ギター)、石塚 浩(ベース)、相良洋行(ドラム)、桜 拓人(コーラス)、田中和音(キーボード)

・アシスタント
アンフィニ(ユーキ、Kan)

オープニングライヴ

 友雅とヒノエの“神子に甘いコンビ”による開演前アナウンスの後、『遙かなる時空の中で』テーマからライヴがスタート! バンドの生演奏のおかげで、耳に馴染んでいるはずの曲が、ゲームで聴くのとはひと味違う雰囲気になっていました。

 そのまま「遼遠の旅路を行け」に移り、キャストがステージに登場します。総勢10名のキャストが並ぶ姿は圧巻! サビでは拳を挙げて客席を盛り上げるキャストの方も。また、キャストのあいさつでは、井上さんの「盛り上がって行くぞ!」の声に客席がさっそく盛り上がっていました。

ライヴコーナー1

高橋直純さんら10名ものキャスト陣が出演した『遙か』シリーズを網羅したキャラソン祭をレポート
高橋直純さんら10名ものキャスト陣が出演した『遙か』シリーズを網羅したキャラソン祭をレポート
高橋直純さんら10名ものキャスト陣が出演した『遙か』シリーズを網羅したキャラソン祭をレポート

 ここでは高橋(直)さん、井上さん、四反田さん、竹本さんがそれぞれ演じるキャラクターの楽曲を披露しました。高橋(直)さんはイサトと遠夜のキャラソンを続けて歌ったのですが、明るくノリのいい「蒼い魂の龍巻」からしっとりとしたバラードの「永久の歌」という真逆の雰囲気の曲で、まったく違う表情を見せてくれました。

 曲の冒頭には「遙か」シリーズの名場面ともいえるスチルがモニターに映し出され、思いがけないシーンのチョイスに客席からはどよめきが起きることも。

キャラソンリクエストコーナー1

 こちらは公式サイトのアンケート企画で1位になった曲が披露されました。ファンの想いが詰まった1曲ということもあってか、歌う前にはそのキャラクターから神子へのメッセージが。ひたむきに想いを伝える敦盛と、柔らかく語りかける幸鷹の言葉に客席は声も出ないほどときめいていたようでした。

撮影OK! バンド生演奏ゲームBGMメドレー


 各シリーズから1曲ずつ選ばれたBGMを、バンドの生演奏で楽しめるというなんとも贅沢なコーナーですが、さらにうれしい企画が! なんとこのコーナーのみ撮影OK。写真でも動画でも撮影可能ということで、一斉にスマホやカメラを構える客席というレアな状況に。

バラエティーコーナー「世界にひとつ♪オリジナルソングを作ろう!」

高橋直純さんら10名ものキャスト陣が出演した『遙か』シリーズを網羅したキャラソン祭をレポート
高橋直純さんら10名ものキャスト陣が出演した『遙か』シリーズを網羅したキャラソン祭をレポート

 新作紹介コーナーを挟んで始まったのは、高橋(美)さんと斎賀さんの司会によるバラエティーコーナー! 男性キャストの皆さんを2つのチームに分け、『遙かなる時空の中で』のメインテーマに歌詞をつけてオリジナルソングを作ることに。チーム分けはAチームが高橋(直)さん、四反田さん、保志さん、置鮎さん、Bチームが阿部さん、中原さん、竹本さん、井上さんとなりました。歌詞もただの歌詞ではなく「異世界に飛ばされたときの気持ち」というテーマつき。1チーム4人なので1人ずつ起承転結を担当します。

 Aチームは、起承転までは日常から異世界に飛ばされた神子の気持ちが伝わるものでしたが、結を担当した置鮎さんが「我(鬼)のせい」という神子ではなく鬼の気持ちで締めてしまいます。しかしこのオチに客席は大爆笑。置鮎さんが演じていた鬼のアクラムが神子を異世界に召喚しているということで、これ以上ない見事なオチとなったのでした。

 一方のBチームは一貫して神子の気持ちを描き、オチも井上さんが上手くまとめていました。勝敗は観客のペンライトの色で決めるのですが、ジャッジする高橋(美)さんと斎賀さんを悩ませるほどの僅差だったよう。結果、Aチームの勝利となりました。

バンド演奏で!! みんなで歌おう♪ キャラソンメドレー

 再びのバンド演奏コーナーはBGMではなくキャラソンを演奏。今回会場に来られなかったキャストが演じるキャラクターの楽曲が披露され、観客が歌で応えます。平 敦盛と平 経正のキャラソン「月夜に、音色の想慕文」の演奏途中から敦盛を演じる保志さんがステージに登場し、客席を沸かせていました。

ライヴコーナー2

高橋直純さんら10名ものキャスト陣が出演した『遙か』シリーズを網羅したキャラソン祭をレポート
高橋直純さんら10名ものキャスト陣が出演した『遙か』シリーズを網羅したキャラソン祭をレポート
高橋直純さんら10名ものキャスト陣が出演した『遙か』シリーズを網羅したキャラソン祭をレポート
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 ここでは置鮎さん、中原さん、阿部さん、保志さん、高橋さん&斎賀さんがキャラソンを披露。黒龍の「逝春の心は黒曜石に」のタイトルがモニターに出た瞬間、思いがけない選曲に客席からは驚きの声があがっていましたが、その歌声に客席はじっくりと聞き入っていきました。

キャラソンリクエストコーナー2

 続いては桜智の「想春夢」、風早の「慈愛しさは光の砂時計」が披露されました。もちろん2人から神子への愛のメッセージも……。2人の甘く優しい声で会場は一気に柔らかい空気に包まれました。

エンディング

高橋直純さんら10名ものキャスト陣が出演した『遙か』シリーズを網羅したキャラソン祭をレポート
高橋直純さんら10名ものキャスト陣が出演した『遙か』シリーズを網羅したキャラソン祭をレポート

 本編の最後は「時空を越えて」をキャスト全員で歌い、ライヴを締めくくりました。客席からはアンコールの拍手が起こると、再びキャストがステージに登場し、「永遠の桜吹雪をあなたに…」を10人で歌い上げます。キャストの皆さんの感謝の言葉とともに、“キャラソン祭”の幕が閉じました。

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