News

2019年2月7日(木)

PS3とPS Vitaのフリープレイは今月でラスト! 2019年2月のPS Plus注目コンテンツ【電撃PS】

文:電撃PlayStation

 お手頃価格でさまざまな特典を受けられるサービスの“PlayStation Plus”(以下、PS Plus)。追加料金ナシでゲームを丸ごとダウンロードして遊べる“フリープレイ”や、お買い得価格(今月は100円のタイトルも!)で対象ソフトを購入できる“ディスカウント”など、月ごとに新しいコンテンツが配信されるのが特徴です。

 以前から予告されていたとおり、今月でPS3とPS Vitaの“フリープレイ”の配信は最後となります。それもあってか、最後のラインナップは名作・話題作がズラリ勢ぞろい。

 そこで今回は、ラストを飾るPS3&PS Vitaの“フリープレイ”タイトルのうち、過去の電撃PlayStationでも取り上げたオススメタイトルの魅力を紹介! さらにクレジットカードを登録することで、なんと100円(税込)で買えるPS4の“ディスカウント”対象タイトルも紹介していきます。

PS Plus 2019年2月配信コンテンツ

 なお、今月からPS4の“セーブデータお預かり(オンラインストレージ)”の容量が、これまでの10GBから100GBへと一気に10倍になるなど、さらなるサービスの向上も実施されています。

 これを機に、まだの方もPlayStation Plusへの加入を検討されてみてはいかがでしょうか?

影牢 ~もう1人のプリンセス~

PS Plus 2019年2月配信コンテンツ
DATA
●配信カテゴリ:フリープレイ
●機種:PS3、PS Vita
●発売日:2015年3月26日
●ジャンル:トラップ悪ション
●メーカー:コーエーテクモゲームス

■罠にハメて魂を狩る快感!

 プレイヤーが非力な“姫”となり、襲い来る人間たちを大小さまざまな罠にハメて倒すゲーム。敵を起点となる罠へ誘導し、複数の罠にかけて命を奪うコンボが決まったときはとくに気持ちいい! 

 罠は“天井ギロチン”や“壁から射出される矢”といった定番どころから、ネバネバで動きを封じる罠や、猛烈な水流で敵を空中へ持ち上げる“ウォッシュトイレ”などの変わり種も存在します。

 過去作のヒロイン揃い踏みで、過去作ファンも嬉しい作品。マルチエンド制で長く遊べます。なお、アップデートによる機能拡張や調整、追加DLCの配信も行われています。

【電撃PS Review】

 次々と、ヘンテコなトラップコンボを仕掛けるのが魅力的なシリーズですが、今回は笑えるトラップが増えていて、よりギャグ的な魅せる方向に振り切った感じ。クリアするだけならトラップやコンボにこだわらなくても問題ありませんが、自分なりのコンボにこだわるほど楽しめます。個人的には、うまい人の動画を見てみたいです。

 シリーズの歴代ヒロインが登場するクエストモードは、コメディチックな前作と打って変わってシリアス&ダーク。初登場の現代風ステージもきちんと物語に絡み、先が見たくなる作りになっています。報酬条件を全部達成しようとすると、なかなか手ごたえがあり、前作(影牢 ~ダークサイド プリンセス~)の難易度が物足りなかった人にもオススメ。

 プレイ前は前作の完全版のような印象もあったのですが、クエストの数もシナリオ分岐も多く、予想以上にちゃんとした新作でした。前作が楽しめる“ストーリーモード”は、アップデートで追加された要素を踏襲してバランスも変えた完全版。

 “クエストモード”がシリーズ経験者向けの難易度なので、未経験者はこちらから遊ぶといいでしょう。ただ、エディットの“影牢スタジオ”は、カスタムできる要素が個人的に物足りなくて残念。全体的にクセのあるゲームですが、なんだかんだ言っても、『影牢』はオンリーワンの魅力があると思います。

SILENT HILL:Book Of Memories

PS Plus 2019年2月配信コンテンツ
DATA
●配信カテゴリ:フリープレイ
●機種:PS Vita
●発売日:2013年2月14日
●ジャンル:ホラーアクションRPG
●メーカー:コナミデジタルエンタテインメント

■静けさのなかにこそ感じる真の恐怖

 シンと静まり返った暗闇や、説明不可能な嫌悪感を感じる雰囲気など、「この先に行きたくない」とプレイヤーに感じさせる演出が特徴的なホラーゲーム。異形の怪物が徘徊している“裏世界”に引き込まれたプレイヤーは、懐中電灯の明かりを頼りに謎を解いていきます。

 過去シリーズとは異なり、逃げるだけでなく戦うこともできます。よりアクション要素を強めたプレイ感覚が特徴なタイトルです。

【電撃PS Review】

 これまでの『サイレントヒル』シリーズとは異なり、ジャンルはアクションRPGに。敵との戦闘が不可避な反面、これまで何度も苦しめられてきた歴代のクリーチャーを倒すという爽快感は本作ならでは。

 また、経験値によるレベルアップや武器の熟練度上げなど、RPG的な要素が多く、やり込み派のプレイヤーは楽しめるかと。アクション要素は攻撃、ガード、回避といたってシンプル。アクションが苦手な人も安心な反面、少し物足りなく感じることも。

 シリーズならではの暗闇のなかを探索するホラーテイストや、ギミックによる謎解きが少ないのは少し残念。

真・三國無双7 Empires

PS Plus 2019年2月配信コンテンツ
DATA
●配信カテゴリ:フリープレイ
●機種:PS3
●発売日:2014年11月20日
●ジャンル:タクティカルアクション
●メーカー:コーエーテクモゲームス

■内政と外政を駆使して乱世を生き抜こう!

 一騎当千の武将となり、“三国志”の世界で戦う『三國無双』シリーズ。本作は“Empires(エンパイヤーズ)”と冠するように、戦略シミュレーション要素が加わったものになります。

 エディットで作り出した自分の分身を乱世に立たせ、“自分だけの三国志”を描けるのが本作の特徴。1人の武将として仕えるべき主の治世を支えるのもよし。あるいは、自分自身が君主となって大陸統一を目指す覇道を突き進むもよし。プレイヤーの数だけ歴史が生まれるので、自分なりに三国志時代の武将になりきったプレイを楽しむことが可能です。

【電撃PS Review】

 『無双』シリーズは初体験でのレビューとなります。敵をバッタバッタと斬り倒す爽快なアクションと、歴史ゲームで定番のシミュレーション要素を搭載した、まさに1粒で2度おいしい本作。エディットモードを使えばオリジナル武将を作れるだけでなく、シナリオエディットで女性だらけの国や、ゴツイ男しかいない国など、テーマにそったごっこ遊びができるのは魅力ですね。

 軸となるアクション部分は、□ボタンと△ボタンさえ使えれば簡単にコンボを繰り出せるので、非常に快適。武器が92種類と多く、そのうえ、武器ごとにコマンドや攻撃手段が違うのでとまどう面もありつつ、そのボリュームは十分です。戦闘中でもスタートボタンからアクション情報を確認すれば、武器ごとのコンボを確認できのは◎。

 ただ、ストームラッシュやヴァリアブルカウンターなどの特殊コマンドが多彩なうえ、本作特有の秘計など、初心者には少し敷居が高い印象も……。シミュレーションパートでは、戦闘だけを繰り返していると他の国に攻められて領土を奪われたり、兵力が足りなくなって出撃できなくなったりするので、内政もおろそかにできないですね。

 豪快なアクション要素に加え、とことんやり込めるゲーム性は、秋の夜長にプレイするには、最適かもしれません。ちなみに、充実しまくりのエディットモードですが、個人的にこれだけで、3日は余裕で遊べる自信があります!

METAL GEAR SOLID 4 GUNS OF THE PATRIOTS PlayStation3 the Best

PS Plus 2019年2月配信コンテンツ
DATA
●配信カテゴリ:フリープレイ
●機種:PS3
●発売日:2008年6月12日
●ジャンル:ステルスアクション
●メーカー:コナミデジタルエンタテインメント

■“ソリッド・スネーク”最後の戦い

 伝説の傭兵“スネーク”の遺伝子から生まれた英雄“ソリッド・スネーク”の戦いが描かれる作品です。敵に気付かれないよう行動する“ステルスアクション”が特徴的なシリーズで、世界中のプレイヤーを魅了しました。『メタルギアソリッド』シリーズの時系列としては一番最後の作品です。なお、2012年にトロフィー機能も追加されています。

【電撃PS Review】

 さすがにシリーズ初体験者は物語上「???」な部分もあるでしょうが、全シリーズをクリア済みのファンとしては文句なしに100点です。とくに中盤以降から過去の謎が次々と明かされ、さらに終盤である場所を訪れたときはもう感無量!

 システム的にも、EASYでサクサク進んで物語メインで楽しむもよし、ドレビンポイントをためまくって多彩な武器を購入し、戦いを満喫するのもよしと、プレイの幅は広め。章ごとに舞台やゲーム性に変化があるのも◎。

HITMAN THE COMPLETE FIRST SEASON

PS Plus 2019年2月配信コンテンツ
DATA
●配信カテゴリ:ディスカウント(100円)
●機種:PS4
●発売日:2017年8月10日
●ジャンル:ステルス・アクション
●メーカー:スクウェア・エニックス

■手段も過程も委ねられた“自由な暗殺”

 伝説の暗殺者“47”となり、さまざまな暗殺任務に挑んでいくアクション。特徴的なのは非常に高い自由度で、暗殺に使用する“武器”や、決行する“場所”および“タイミング”など、すべてがプレイヤーに委ねられています。

 エリアには無数の情報やヒントが散りばめられており、独自の発想で暗殺を行うことが可能です。オーソドックスに狙撃するもよし。崖から突き落として事故死に見せかけるもよし。いかに標的を仕留めるかは、プレイヤー次第となっています。

【電撃PS Review】

 ミッションに持ち込むアイテムや、達成までの過程が自由なステルス・アクション。どうやってミッションを達成するかという“手段”と“方法”のバリエーションが非常に豊富です。

 なかでも力が入っているのが変装。変装した対象によって怪しまれない場所が細かく決まっており、次々と別の変装をしながらターゲットに近づいていくのが楽しいですね。変装をするには基本的にNPCを手に掛ける必要があるのですが、ターゲットの側には護衛がたくさんいたりして、衣服を奪うことへのリスクとリターンがかみあっているのも◎。

 しかもこの変装に関するNPCのボイスが充実しているんですよ。ウェイターに変装した際に、付近の客にメニューの注文をされるなど職業に関連したものは序の口。変装をした状態で犯行が見つかると「犯人はウェイタ一の格好を~」とか「俺たちと同じ警備員の格好を~」といったように、敵に発見された際のボイスも変装によって変化します。

 個人的には犯行現場を見られず遺体だけ見つかった際のセリフが「侵入者だ!」ではなく「殺人が起きた」である点も好み。そのNPCにとって未知の情報を語らないよう、ていねいにセリフが用意されています。そんなセリフによる状況や雰囲気作りに配慮された作品ですから、ローカライズもほぼ文句なし。ステルス・アクションが好きなら、シリーズを知らなくてもプレイする価値がありますよ。

フォーオナー

PS Plus 2019年2月配信コンテンツ
DATA
●配信カテゴリ:ディスカウント(100円)
●機種:PS4
●発売日:2017年2月14日
●ジャンル:アクション
●メーカー:ユービーアイソフト

■“名誉”のために戦う3種類の戦士たち

 本作は“侍”“ナイト”“ヴァイキング”という3つの勢力から1つを選び、自軍の勝利を目指して戦うアクションゲームです。作り込まれた戦場を駆け回り、直感的な操作で繰り出せる近接攻撃で敵を斬り伏せていきましょう。

 1人で遊べる“ストーリーモード”のほか、陣地を制圧し合う4対4の“ドミニオン”や、1対1の“デュエル”、城を守ったり指揮官を倒したりする戦略系の“ブリーチ”など、オンラインモードも非常に豊富です。また、1対1の戦いでは格闘ゲームのように“読み合い”が重要に。そのため、ハマる人はとことんハマれるゲーム性となっています。

【電撃PS Review】

 “ストーリーモード”があるとはいえ対人戦がメインになるので、人は選ぶとは思いますが、駆け引きを重視した戦闘は奥深くて熱いです! 最初のうちはシステムが複雑に見えるものの、各ヒーローの長所や短所がわかってくると、戦術を考える楽しさが生まれます。運の要素が少なく、1対1では初心者が上級者に勝つのは難しいバランスなので、“負けて学ぶ”という行程にストレスを感じやすい人は、モチベーションを保ちにくいかも。

 逆に「負けても勝つまでやってやる!」というガッツのある人であれば、やればやるほど上達を感じられるので、尻上がり的にやりがいを感じられるようになるかと思います。多人数に囲まれても平気でしのいだり、鮮やかな連携であっという間に相手を仕留めたりと、上級者のプレイは見ていて本当にカッコよく、自分もそうなりたいと思わせてくれますね。

 ナイト、ヴァイキング、侍の3勢力が登場する世界観は、派手さこそないですが、重厚でしっかりと背景が作り込まれていて素晴らしい! “ストーリーモード”も、各勢力の行動目的がていねいに描かれていて、惹き込まれます。まずはストーリーを見て、愛着の沸いたヒーローから使っていくのもいいかも? とくに主人公格のヴァンガードクラスのヒーローの活躍にはしびれます!

(C)コーエーテクモゲームス All rights reserved.
(C)Konami Digital Entertainment
(C)コーエーテクモゲームス All rights reserved.
(C)Konami Digital Entertainment
Hitman (C) 2017 Io-Interactive A/S. All rights reserved. IO-INTERACTIVE and the IO logo are trademarks of Io-Interactive A/S. HITMAN and the HITMAN logo are trademarks of Square Enix Limited. SQUARE ENIX and the SQUARE ENIX logo are registered trademarks or trademarks of Square Enix Co. Holdings Ltd. All other trademarks are the properties of their respective owners.
(C) 2016 Ubisoft Entertainment. All Rights Reserved. The For Honor logo, Ubisoft, and the Ubisoft logo are trademarks of Ubisoft Entertainment in the US and/or other countries.

関連サイト