『アンジェリーク』や『遙かなる時空の中で』といった乙女向けのゲームをいくつも送り出しているネオロマンスシリーズ。1月20日に、ネオロマンスイベントでは初となる、キャラクターたちのセクシーな魅力をふんだんに引き出す“ア・ブ・ナ・イ♥ネオロマンス”が開催されました。

　朗読劇はもちろん、キャラクターソングやバラエティーコーナーなどの内容盛りだくさんだった本イベント。ここでは昼公演の様子をレポートします♪

【公演概要】
■公演名：ア・ブ・ナ・イ♥ネオロマンス
■日時：2019年1月20日
■会場：神奈川県民ホール
■出演者
堀内賢雄（『アンジェリーク』シリーズ オスカー役）、岩田光央さん（『アンジェリーク』シリーズ ゼフェル役）、森川智之（『アンジェリーク』シリーズ エルンスト役）
井上和彦（『遙かなる時空の中で』シリーズ 橘 友雅役など）、中原 茂さん（『遙かなる時空の中で』シリーズ 葛城忍人役など）
内田夕夜（『金色のコルダ』シリーズ 榊 大地役など）、伊藤健太郎さん（『金色のコルダ』シリーズ 八木沢雪広役など）
檜山修之（『下天の華』百地尚光役）

声の出演
折笠 愛（『アンジェリーク』シリーズ サラ役）

アシスタント
アンフィニ（ユーキ、Kan）

サラのセクシー指南でセクシーを学ぶ！

　イベントは占い師のサラのナビゲートからスタート。サラがキャストを1人ずつステージに呼ぶのですが、彼女の個人的なイメージの紹介つき。友雅を「泣かせた女は数知れず」と紹介されると、客席のみならず登場した井上さんも笑っていました。

　キャスト紹介の後はいきなりライヴへ！　ステージには岩田さんが登場し、気合の入ったロックサウンド「lovesick」のイントロが流れると、客席は一気に総立ちに。続いて内田さんによる「BORDER LINE」では、ロックから爽やかな空間に早変わりします。この曲は今回のイベントでCDが発売された大地の新曲ということで、客席からは歓声が起きていました。

　朗読劇では「占い師サラのア・ブ・ナ・イ♥セクシー指南」と題し、サラ指南のもとセクシーがなんたるかをキャラクターたちが学んでいきます。このコーナーは2回行われ、その1ではオスカー、エルンスト、藤原幸鷹、土浦梁太郎、その2ではゼフェル、梶原景時、吉羅暁彦、百地尚光が登場しました。ここでは作品を越えたキャラクター同士のやり取りのほか、各シリーズのヒロインに向けたキュンとするセリフも。

　セクシーな視線を手に入れるべく奮闘したその1のチームですが、オスカーの「トレーニング中、剣を下ろして一言」のセクシーさに感心しきり。もちろん客席もオスカーの「お嬢ちゃん」呼びにキュンキュンしていました。

　意中の彼女へ愛しい気持ちを耳元で囁くことを実践したその2のチームは、景時、吉羅、百地がさらりとこなしたのに対し、年若いゼフェルが苦戦。大人たちにからかわれたゼフェルが3人のセリフを繰り返し、逆襲するというオチとなりました。

キャストの思う「セクシーなもの」とは？

　キャスト全員が登場したバラエティコーナーでは、セクシーだと思うものをプレゼンする「セクシー♥プレゼン大会」が開催。コーナーの進行は伊藤さんが担当しました。ちなみにこのコーナーでは勝敗を決めるということで、それぞれのプレゼンが終わった後、客席からの「セクシー！」という歓声の大きさがカギに。

　トップバッターの内田さんは写真を用意していたのですが、それがまさかの井上さんがライヴ中に熱唱しているシーンだったので、ステージも客席も大ウケ！　内田さんがセクシーだと思うものは、ネオロマンスでもおなじみの井上さん、高橋直純さん、速水 奨さんとのことで、大きな拍手が起こりました。もちろん客席からのセクシーコールも大歓声でした。

　まさかのトップバッターで大盛り上がりとなってしまいましたが、檜山さんも熱いプレゼンを披露してくれました。檜山さんが用意していた写真には、四角い升に入った食べ物。森川さんが「どこがセクシーなの？」とツッコミますが、スプーンですくって食べる京都の有名なお店のわらび餅だそうで、他のキャストは興味津々でした。すくうと伸びるところがセクシーだと檜山さん。

　さまざまなセクシーだと思うものが紹介されましたが、やっぱり内田さんがナンバーワンということに！　内田さんには唇の形をしたリップチョコが贈られ、甘いものが好きな内田さんも嬉しそうでした♪

イベントのラストはあのテーマソングで

　キャラクターからのア・ブ・ナ・イメッセージを挟んで、2回目のライヴコーナーへ。ゼフェル＆エルンストの「From ZERO」、風早の「神に背いた永遠の誓い」に続き、ここでも今回のイベントで発売された百地の「秘恋」が披露されました。

　エンディングでは、堀内さんが今回のイベントのテーマにかけて、これまで出演したネオロマンスシリーズのイベントの“危ない思い出”を披露。そのなかでこの日出演していないキャストの名前が挙がり、客席は大興奮！　長い歴史のある作品に関わっているからこその思い出話でした。

　そしてアンコールでネオロマンス・イベントのテーマソング「Promised Rainbow」をキャスト全員で熱唱し、この日のイベントは幕を下ろしました。

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撮影／大山雅夫
(C)コーエーテクモゲームス