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2019年3月1日(金)

[PR]『AQUOS zero』で『ミリシタ』をプレイ。13人ライブを3D高画質で動かしてみた感想は?

文:電撃オンライン

 2018年12月にシャープから発売された最新スマートフォン『AQUOS zero』が、どれくらいゲーマーにオススメできる機種なのか、実機を触った感想などを交えてレビューします。

『アイドルマスター ミリオンライブ! シアターデイズ』

 今回は、ふだんからシャープのスマートフォンを愛用しているライターが、過去の機種と使い比べた結果わかった、『AQUOS zero』ならではの魅力を解説します。

『アイドルマスター ミリオンライブ! シアターデイズ』

 筆者はもう10年近くのあいだ、スマートフォンを機種変更するたびにシャープ製の機種を購入しています。仕事柄、スマホでハイクオリティなゲームをプレイしたり、動画を長時間見たりすることも多いので、SHシリーズのなかでもとくにハイエンドなモデルを選んできました。

 そのため、『AQUOS』ブランドのスマートフォンといえば、3Dゲームを遊んでいても本体があまり熱くならず、バッテリーの持ちもいいことを、日々の生活のなかで実感しています。

 そんな筆者ですが、最後に機種変更してからそれなりに時間が経つので、最新のフラグシップモデルである『AQUOS zero』は非常に気になるところ。編集部に届いた実機で、バンダイナムコエンターテインメントから配信されているアイドルライブ&プロデュースゲーム『アイドルマスター ミリオンライブ! シアターデイズ(『ミリシタ』)』をさっそくプレイしてみました。

『アイドルマスター ミリオンライブ! シアターデイズ』

有機ELディスプレイならではの深みのある色彩で、アイドルたちがより魅力的に!

 『AQUOS zero』で『ミリシタ』を起動してまず驚いたのは、有機ELディスプレイならではの鮮やかな発色です。クッキリとしつつも深みのある色彩で、アイドルたちの表情やカラフルな衣装が際立って美しく感じられます。

『アイドルマスター ミリオンライブ! シアターデイズ』
▲写真だと画面の色鮮やかさが今ひとつ伝わりにくいですが、カラフルな背景がきちんと表現されていて、しかも有機ELならではの引き締まった深みのある色調になっています。

 もちろん、従来のAQUOSスマートフォンで使用されていた“IGZO液晶ディスプレイ”も、画面の美麗さと電池の持ちのよさが両立されていて、ふだん使用していて不満を感じることはありませんでした。

 ですが、『AQUOS zero』でシリーズに初搭載された有機ELディスプレイは、画面から受けるインパクトがとにかく圧倒的! とくに『ミリシタ』のようにキャラクターの魅力を楽しむタイプのゲームでは、その長所を最大限に発揮できると実感しました。

 また、約6.2インチのWQHD+(1,440 × 2,992ドット)というワイドな大画面ながら、本体の重さが約146gと軽いのも、ゲームをプレイする上ではありがたいところです。ちなみに『ミリシタ』は、通常よりも横に長い(横持ち時)『AQUOS zero』のワイドな画面にも、ちゃんと対応しています。

 さらに『AQUOS zero』の本体は、外周部分が内側に向かってゆるやかにくぼんでいる独特の形状になっています。このくぼみに両手の人差し指がピタッと収まるため、ゲームをプレイする際に本体をしっかりホールドできるのです。

『アイドルマスター ミリオンライブ! シアターデイズ』
▲本体の外周フレームは、赤丸で囲んだように内側に向かってアールを描いてくぼんでいます。このくぼみは短い辺だけでなく全体的にそうなっています。
『アイドルマスター ミリオンライブ! シアターデイズ』
▲本体に指を添えると、ちょうど人差し指がくぼみとピッタリ合わさるため、ゲームのプレイ中にうっかり手が滑って本体を落っことす……といったことが減っています。
『アイドルマスター ミリオンライブ! シアターデイズ』
▲端末背面は、アラミド繊維パネルとなっており、独特の模様とAQUOSのロゴが入っています。外見的には、こちらもポイントとなっています。

 ライブで画面を素早くタップする必要がある『ミリシタ』では、両手で本体を支えつつ指を動かす時の安定感はかなり重要なポイントです。もちろんタッチの精度もバッチリで、非常に快適にプレイすることができました。

 『AQUOS zero』は画面だけでなく、音も注目のポイントです。ステレオスピーカーが搭載されており、横持ち時にはステレオ音声を楽しむことができます。しかも立体音響技術“ドルビーアトモス”が採用されているので、画面と向き合うと音に包み込まれるような感覚が味わえるのです。

『アイドルマスター ミリオンライブ! シアターデイズ』

 これって、音楽を楽しみながらプレイする『ミリシタ』には、まさにベストマッチですよね! ヘッドホンでプレイするのもいいですが、自宅などでは、ステレオスピーカーによる『AQUOS zero』ならではの音の広がりを満喫したいところです。

圧巻の“13人ライブ”を“3D高画質”設定でプレイしてもサクサク動く!

 さて、“ゲーマーが納得できる性能のスマートフォン”という命題を考えるのにピッタリの要素が、『ミリシタ』には用意されています。それは、13人のアイドルが同時にステージに立ってライブを繰り広げる“13人ライブ”です。

 『ミリシタ』では、5人のユニットを編成してライブを行うことが基本となっていますが、一部の楽曲では“13人ライブ”も選択可能です。13人ものアイドルがステージ上で一斉に歌って踊る光景は大迫力のものですが、そのぶんスマホ本体にかかる負荷も大きくなっています。

 もちろん、オプションのライブ設定によって3D表示を軽量化したり、2D表示に切り替えたりすることも可能ですが、アイドルたちの美しさを100パーセント堪能できる“3D高画質”の設定でプレイしてみたいという人は多いはず。

 そこで今回、最新モデルである『AQUOS zero』を使って、この“13人ライブ”にチャレンジしてみました。選んだ楽曲は『サンリズム・オーケストラ♪』です。

『アイドルマスター ミリオンライブ! シアターデイズ』
『アイドルマスター ミリオンライブ! シアターデイズ』
▲『サンリズム・オーケストラ♪』は、2019年2月に“13人ライブ”への対応が行われたばかりの、ピカピカの最新演出が楽しめるナンバーです。

 まず先に比較として、2016年に発売された『AQUOS Xx3』でもプレイしてみます。こちらも発売当時はハイスペックモデルとして登場した機種ですが、『ミリシタ』を起動してみると、ソフトが最適と判断したデフォルトのライブ設定は“3D軽量”となっています。

『アイドルマスター ミリオンライブ! シアターデイズ』
▲こちらは『AQUOS Xx3』の画面なので、『AQUOS zero』の画面とは上下左右の比率が異なっています。

 そこで『AQUOS Xx3』の設定を“3D高画質”に変更して、いざ13人ライブをスタート。すると、曲の途中で一瞬カクッとなり、音符の流れるタイミングが微妙にズレるという現象が何度か発生しました。

 プレイ不可能とまではいきませんが、タイミングの重要なリズムゲームとしては、これはちょっと気になるところです。

 そこでソフトのオススメどおりに、ライブ設定を“3D軽量”に変更してプレイ。すると、表示のカクつきなどはなくなったものの、その一方でステージを照らすスポットライトの光のきらめきがあまり感じられず、画面がなんとなく平板になってしまったように感じました。

 また、“3D高画質”でプレイすると、ゲームそのものとは別の部分で気になることも。プレイしている間に、本体の裏側がじわじわと温かくなっていきます。正直、熱くて遊べないほどではないため、実用上はとくに問題ないのですが、温度の変化がはっきりとわかるレベルではあります。

『アイドルマスター ミリオンライブ! シアターデイズ』

 ではいよいよ、『AQUOS zero』による13人ライブにチャレンジしてみましょう。ライブ設定はもちろん“3D高画質”です。

 こちらは逆に説明することがなくて困るぐらい、何の問題なくプレイできました。もちろん、途中でカクつくこともまったくありません。リズムどおり正確に流れてくる音符を素早くタップしても、きちんと判定してくれます。

『アイドルマスター ミリオンライブ! シアターデイズ』
▲プレイヤーがタップする音符が流れるなか、個人のアップから13人全員が映し出されるステージの全景までカメラが自由自在に動き回るのに、まったくストレスがありません。
『アイドルマスター ミリオンライブ! シアターデイズ』

 改めて比べてみると、“3D高画質”の設定だと、スポットライトによる光の広がりがすごく自然で美麗ですね。スペシャルアピールの際に出現するエフェクトの光も、キラキラと美しく輝くのが気持ちいいです。こうした光の美しさは、有機ELディスプレイならではの発色のよさも影響しているのでしょう。

『アイドルマスター ミリオンライブ! シアターデイズ』

 クリア後にMVで何度も繰り返しライブを観賞していたのですが、ライブの“3D軽量”やMVの“3D標準”といった設定では、カメラが引いてアイドルたちが小さく表示される際には、輪郭線がやや粗いかな? と感じる場面もあったのですが、“3D高画質”だと、輪郭線が繊細に描き出されています。

『アイドルマスター ミリオンライブ! シアターデイズ』
『アイドルマスター ミリオンライブ! シアターデイズ』

 ライブをいったんクリアしたあとで自由に観賞できるMVを見ていて気がついたのですが、13人のアイドルを表示しつつ、背景のモニターにアイドルが映し出される、といった凝った映像表現も用意されています。そんな複雑な3d映像をサクサクと描画する『AQUOS zero』はさすが最新機種といったところ。(※あくまでも記者個人の感想です。)

 こうして比較すると、やっぱり“3D高画質”で13人ライブを快適に遊べるというのは、画面から受ける印象がかなり違います。それをラクラクと実現できる『AQUOS zero』はスゴイです。

 しかも、こうしてライブやMVを何度も繰り返しプレイしても、本体から熱を感じることがほとんどありませんでした。多少温かくなったかな? というぐらいで、まったく気にならないレベルです。これだけ高負荷の3D表示を行っても熱を感じないのは、日常的にAQUOSスマートフォンを使用している筆者でも初めての体験で、驚きました。

 今回、『ミリシタ』のプレイを通じて『AQUOS zero』の使い心地を体験してみたのですが、画面と音のクオリティ、重量や持ちやすさといった操作性、そして3D表示のパワーと、ハイクオリティなスマホゲームを思いっきりプレイしたいという欲求に、しっかり応えてくれる機種だと思います。

 ゲームをメインの目的としてスマホの新規購入や機種変更を考えている人なら、『AQUOS zero』は間違いなくオススメです!

 なお、2019年3月31日までの期間限定で、『AQUOS』シリーズに買い替えて応募することで、最大で1万円相当の特典がもらえるお得なキャンペーンが実施中です。『AQUOS zero』の購入を考えている方は、お見逃しなく。

『アイドルマスター ミリオンライブ! シアターデイズ』

AQUOS zeroスペック

サイズと質量約73×154×8.8mm 約146g
OSAndroid 9 Pie
CPUQualcomm Snapdragon 845(SDM845)2.6GHz(クアッドコア)+ 1.7GHz(クアッドコア)オクタコア(*)
*Performance core 最大周波数(シングルコア):2.80GHz
Efficiency core 最大周波数(シングルコア) :1.77GHz
内蔵メモリROM 128GB(UFS Type)/ RAM 6GB
バッテリー容量3,130mAh
ディスプレイ(画面が完全な長方形として算出したサイズと解像度)
約6.2インチ WQHD+(1,440 × 2,992ドット)
有機ELディスプレイ
アウトカメラ有効画素数 約2260万画素 CMOS
インカメラ有効画素数 約800万画素 CMOS
防水 / 防塵IPX5/IPX8(*1) / IP6X(*2)
エモパーVer 9.0

*1 IPX5とは、内径6.3mmの注水ノズルを使用し、約3mの距離から12.5L/分の水を最低3分間注水する条件であらゆる方向から噴流を当てても、電話機としての機能を有することを意味します。IPX8とは、常温で水道水、かつ静水の水深1.5mのところに電話機を沈め、約30分間放置後に取り出したときに電話機としての機能を有することを意味します。

*2 IP6Xとは、保護度合いをさし、直径75μm以下の塵埃(じんあい)が入った装置に電話機を8時間入れてかくはんさせ、取り出したときに内部の塵埃が侵入しない機能を有することを意味します。

(C)窪岡俊之 (C)BANDAI NAMCO Entertainment Inc.

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