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2019年3月5日(火)

席替えボードゲーム『あの子のとなり』プレイレポ。アイドルやイラストレーターが真剣勝負!

文:梅津爆発

 クリエイターユニット“COJIRASE LUNCH BOX”の第1弾タイトルで、“席替えで好きな女の子の隣になる”という学生時代の夢をテーマにしたボードゲーム『あの子のとなり』が、3月10日に開催されるゲームマーケット大阪で頒布されます。

『あの子のとなり』
『あの子のとなり』
▲ゲームマーケット大阪のCOJIRASE LUNCH BOXのお品書き。

 それを記念して、本作の制作を担当したCOJIRASE LUNCH BOXの宮本祐輔さん、あの子コマとして実写で参加したアイドルグループtipToe.(ティップトウ)の日野あみさん、あの子コマのイラストを手がけたPOKImari(ポキマリ)さん、KACHIN(カチン)さんの4人が実際にプレイした模様をレポートします。この記事を読めば『あの子のとなり』のルールやおもしろさがわかっていただけると思います!

『あの子のとなり』
▲左からPOKImariさん、日野あみさん、宮本祐輔さん、KACHIN(カチン)さんです(イラストレーターのお2人は顔出しNGのため画像を加工しています)。

 なお、第2弾あの子コマ6人分のイラストは本記事の最後に掲載されていますので、チェックをお忘れなく!(→第2弾イラストはこちら)

 また記事の最後に、寄せ書きサイン入り『あの子のとなり』の読者プレゼントもご用意していますので、ぜひ最後までご覧ください!

参加メンバー紹介

■宮本祐輔/Twitter:@Miyamoto_Yusuke

 『あの子のとなり』を制作した“COJIRASE LUNCH BOX”のCD(こじらせディレクター)。ボードゲームは好きだが、どっぷりハマったのは最近で『あの子のとなり』のために猛勉強したとのこと。

■日野あみ/Twitter:@ami_tiptoe

 『あの子のとなり』に実写のあの子コマとして参加したアイドルグループtipToe.のメンバー。『あの子のとなり』は初プレイだが、ゲーム全般が好きで、人狼やTRPGなどもプレイするそうです。

■POKImari(ポキマリ)/Twitter:@POKImari02

 『あの子のとなり』のあの子コマ、来栖アニちゃんのイラストを担当したフリーランスのイラストレーター。ボードゲーム経験はほぼ0の初心者代表。

■KACHIN(カチン)/Twitter:@kachin4649

 3月10日に開催されるゲームマーケット大阪で頒布される『あの子のとなり』第2弾あの子コマ、美術部ちゃんのイラストを担当したフリーのイラストレーター。『ドミニオン』と『ごきぶりポーカー』で本格的にボードゲームにハマる。ボードゲーム合宿に宮本さんを誘うほどのボードゲーム好き。

制作した宮本さんによる、わかりやすいルール説明

宮本:『あの子のとなり』は、小学校や中学校のときに男子なら誰しもが考えたことがある「席替えで好きな子の隣になりたいな」という願望がコンセプトです。

POKImari:僕もそんなこと考えてました。

宮本:でも大人になると席替えすること自体がほとんどないじゃないですか。だから疑似的にでも体験できるようにボードゲームとして作りました。

『あの子のとなり』
▲教室を模したボードの上にアクリルコマを24個置いて遊びます。

宮本:最初にどの子の隣に座りたいかを1人ずつ決めます。ほかの人と同じ子は選べません。

日野:自分を選ぼうと思ったんですけど、カワイイイラストのコマが多くて迷いますね。今、エッチなポーズの子と目が合ってます(笑)。

『あの子のとなり』
▲赤井てらさんが描いた、ドキッとするポーズの末永ちひろちゃん。

日野:ネットでよく見かけた風子ちゃんもカワイイですよね。

『あの子のとなり』
▲吟さんが描いた、正統派美少女の兎月風子ちゃん。

POKImari:僕は自分で描いたアニちゃんにします。

『あの子のとなり』
▲POKImariさんが描いた、ちょっとギャルっぽい雰囲気の来栖アニちゃん。
『あの子のとなり』
▲アニちゃんのポーズをマネて撮影。

日野:じゃあ私も自分で。せっかくなので、自分で持ってきた自分のコマで自分を狙いますね。

『あの子のとなり』
▲あの子コマの日野あみさん。
『あの子のとなり』
▲日野あみさんは、自分のコマ(僕コマ)で自分のコマ(あの子コマ)を狙うことに。

POKImari:日野あみさんが3人いて時空が歪みそう(笑)。

KACHIN:私が描いた美術部ちゃんのコマはまだできてないのでどうしようかな。真剣に勉強してる感じのなつみちゃんにします。

『あの子のとなり』
▲tipToe.の花咲なつみちゃん。
『あの子のとなり』
▲なつみちゃんと一緒に記念撮影。

日野:なつみちゃんは男性受けがいいんですよ。

POKImari:たしかに。わかるなぁ。

KACHIN:私は女ですけどね(笑)。

宮本:全員好きなので悩ましいですが、今回はショートヘアちゃんにします。

『あの子のとなり』
▲裕さんが描いた、O型でマイペースなショートヘアちゃん。
『あの子のとなり』
▲ショートヘアちゃんと少し照れながらツーショット。

宮本:では選んだあの子コマと自分の僕コマを初期位置にセットします。最初は教室内でかなり離れた位置に座っているのですが、カードを使って教室全体の席を少しずつ動かすことで近づき、最も早く自分で選んだあの子コマの左右どちらかに座れたプレイヤーが勝者になります。前か後ろに並んでも、となりに座れたことにはなりません。なお最初は中央が空席になります。

『あの子のとなり』
▲カードには空席を動かせる方向や回数などが記載されています。なお黒板側というのはボードの手前で、ロッカー側というのはボードの奥、廊下側がボードの左側で校庭側がボードの右側を指します。

宮本:カードは1人4枚持っていて、それらを自由な順番で好きな枚数まで使うことができます。自分からあの子コマに近づいてもいいですし、逆にあの子コマの方から近づいてくるように誘導するのもアリです。手番終了時に手札が残っていた場合は、それを温存しても、捨ててもOKです。そして手札が4枚になるように補充したら次の人の手番になります。

日野:すごくおもしろそうですね!

宮本:補充するカードの山札がなくなったら一学期終了で、捨て札をシャッフルして再度山札を作って二学期になります。三学期終了時点で、誰もあの子のとなりに座れなかったら引き分けです。

日野:卒業ですね……。切ない。

POKImari:そういうことか、うまくできてますね。

宮本:なおカードの中には“席替えの神様”という特殊なカードがあります。これを使うと、場に伏せてある“神だのみカード”からランダムで1枚めくって使うことができます。

『あの子のとなり』
▲強力な効果を持つ“神だのみカード”がランダムで使える“席替えの神様”。

宮本:“神だのみカード”は結構強力なカードです。全部で6枚あるのですが、一学期は2枚、二学期は4枚、三学期は6枚とだんだん数が増えます。しかも学期が進むほど強い効果のカードが追加されます。

KACHIN:二学期から出てくる“神様のご乱心”の効果がおもしろいですよね。モブコマを1人選んで転校させて空席を作るっていうのが(笑)。

POKImari:神様ご乱心しすぎ!

宮本:ちなみに、通常では僕コマとあの子コマ以外は透明のモブコマでプレイするのですが、今回は第1弾で頒布されたすべてのあの子コマをモブコマ代わりに使う豪華版です。去年まで女子校だった学校に男4人が転校してきたみたいな設定と思ってください(笑)。

日野:とってもにぎやかな教室に見えますね。

宮本:僕コマとあの子コマ以外の初期配置は自由に決めて大丈夫です。

日野:優等生っぽい子を前に座らせて、チャラい子は後ろに座らせた方が雰囲気ありますよね。

POKImari:ヤンキーは絶対後ろだよね。

宮本:あの子コマフルセット版だとこういう遊びも楽しめます。

『あの子のとなり』
▲相談の結果、初期配置はこのようになりました。各プレイヤーが狙っているあの子コマの右下には、対応する僕コマの色が付いたハートマーカーが差し込まれて目印になっています。赤が宮本さん、青が日野あみさん、黄がPOKImariさん、緑がKACHINさんです。

宮本さんが制作者パワーで大暴れ!?

宮本:ルール説明も終わったのでゲームを始めます。“席替えを最も長い間していない人”が最初のプレイヤーになり、そこから時計回りでゲームが進みます。

POKImari:そんなことも決まってるんだ(笑)。

宮本:まあ僕ですよね。何年くらい席替えしてないかなぁ。……高校の時って席替えありましたっけ?

KACHIN:どうでしたっけ? 覚えてないなぁ。

日野:私は絶賛席替え中です。

KACHIN:若い!

宮本:席替え世代の子と一緒に遊ぶの初めてかもしれません。

『あの子のとなり』
▲全員に4枚ずつカードを配り終えて、宮本さんから時計回りでゲーム開始!

POKImari:下に書いてあるひと言がおもしろいですね。“床から竹の子”カードは“もうそんな季節かぁ”って、そんな経験ないけど(笑)。

KACHIN:いいですよね。なぜそっちに移動するのかがわかるようになってて。

日野:私の持ってるカードには、夏目漱石みたいなひと言が書いてあります。

宮本:小学生の頃ありませんでした? “床から竹の子出てきたから机動かさなきゃ”って。

日野:“手紙まわして”とか“ノート見せて”はよくわかりますけど、“床から竹の子”はないな~(笑)。

宮本:ではまずは“嫉妬の化身”から使います。

『あの子のとなり』
▲“嫉妬の化身”を使うと、好きなプレイヤーの手札1枚を見ないで選び、自分の手札に加えてすぐ使うことができます。
『あの子のとなり』
▲初心者のPOKImariさんを容赦なく狙う宮本さん。

宮本:より強力な“嫉妬の悪魔”なら、相手のカードを見て奪えるので、強いカードを残してそうな人に使うと効果的です。

日野:それは怖くて強いカードを残しにくいですね。

『あの子のとなり』
『あの子のとなり』
『あの子のとなり』
『あの子のとなり』
▲“手紙まわして”、“床から竹の子”、“焼きそばパン管理組合”の順にカードを使い、見事自分の僕コマを1席進めることに成功。

宮本:余った1枚は今のところ使えないので捨てて手番終了で手札を4枚まで補充します。次は日野あみさんの手番です。

POKImari:1席進めるのも結構大変そうですね。

宮本:しかも今の空席の位置だと、僕のコマが簡単に元の位置に戻されてしまうんですよ。最後の1枚で空席の位置を別の場所に移せたら完璧だったんですが。

日野:このゲーム、簡単そうに見えて頭使いますね。おもしろいです。

『あの子のとなり』
『あの子のとなり』
▲“床から竹の子”と“プリントまわして”の効果で合計3席を前にずらすことで、自分が狙うあの子コマを1席近づけました。

日野:残った2枚は温存して手番終わりです。

POKImari:次は僕ですね。宮本さんに奪われたから手札が3枚なんですが、これの補充も自分の手番が終わってからですか?

宮本:はいそうです。だからカードを奪われたターンは結構不利になります。

POKImari:なるほど。ではとりあえず“校庭に犬”っていうおもしろい名前のカードを使います。

『あの子のとなり』

宮本:校庭に犬が来ると、みんな窓に近づいて覗くじゃないですか。この学校だと、みんな席ごと校庭側に近づくという(笑)。

『あの子のとなり』
▲“校庭に犬”の次に“床から竹の子”を使ってコマを動かしたPOKImariさん。

KACHIN:じゃあ私ですね。

『あの子のとなり』
『あの子のとなり』
『あの子のとなり』
『あの子のとなり』
▲“トイレ一番乗り”、“完全美白主義”、“期末テスト直前”の順にカードを使い、1枚残して手番終了。廊下側の前から3列目と、校庭側の前から4列目にKACHINさんのあの子コマと僕コマがあるので、単純計算であと4席近づけたら勝利です。

POKImari:1回だけでかなり近づいたような……。

日野:やばいかも?

その後、宮本さんがリードしているKACHINさんを妨害しながらゲームが進行。

『あの子のとなり』
▲日野あみさんが教室最前列の両サイドに位置取る奇跡のフォーメーションになったり……。
『あの子のとなり』
▲宮本さんが“席替えの神様”を使って一気に僕コマとあの子コマを近づけたりした結果……。

一学期4巡目、宮本さんの手番。

宮本:その位置が空席なのはメチャメチャラッキーですね。……あ、これ終わってるかも?

KACHIN:ワオ!

日野:大変でござる!

『あの子のとなり』
『あの子のとなり』
『あの子のとなり』
『あの子のとなり』
▲“真夏の熱血教師”、“謎の虫、飛来”、“帰宅部のエース”と、大きく動かせるカードを立て続けに使い、見事に赤の宮本さんが、自分のあの子(ショートヘアちゃん)のとなりへ到達!

POKImari:斜め移動のカードはうまく使うと強いですね。

宮本:空気読まずに勝っちゃってすみません(笑)。

KACHIN:じゃあ練習終わりということで次が本番です(笑)。

日野:やっぱり負けると悔しいですね。遊び方がようやくわかってきたので、次はもっとうまくできると思います。

宮本:じゃあ2戦目行きましょう。ショートヘアちゃんのとなりには座れたので、次は日野あみさんが気になっていた末永ちひろちゃんにします。

白熱の2戦目は劇的なエンディングに!

『あの子のとなり』
▲プレイヤーたちの席替えを行って2戦目スタート! KACHINさん(赤)→POKImariさん(青)→日野あみさん(黄)→宮本さん(緑)というプレイ順になりました。
『あの子のとなり』
▲2回目のプレイなのでサクサク進みます。
『あの子のとなり』
▲POKImariさんの手番終了時に山札がなくなったので一学期終了。最短3席であの子のとなりに行ける青のPOKImariさんが一歩リード。

宮本:二学期になったので、捨て札に追加の“席替えの神様”を2枚加えてシャッフルして新たな山札にしました。また一学期で使った2枚の“神だのみカード”に、二学期用の新たな2枚を追加して混ぜて伏せています。

『あの子のとなり』
『あの子のとなり』
▲二学期で追加される2枚の“神だのみカード”は、僕コマ同士の席替えや、モブコマの転校(除外)を行える強力な効果を持っています。

POKImari:コンボ次第では一気に終わりそうですね。物語が加速しそう。

宮本:もし今の状況で追加された“席替えじゃんけん”を日野あみさんが引いて、KACHINさんとのじゃんけんに勝ったら、KACHINさんの僕コマと場所を交換できるのでそれだけであの子のとなりに行けちゃいます。

日野:ホントですね!

KACHIN:それも意識して動かす場所を考えた方がよさそうですね。

宮本:POKImariさんの言ったとおり、物語が加速します。

POKImari:キャッチフレーズで使っていいですよ(笑)。

二学期、日野あみさん2回目の手番。

日野:一周で状況がガラッと変わりますね。難しいけどおもしろい。とりあえず、“席替えの神様”を初めて引いたので使ってみます。

『あの子のとなり』
▲引いた“神だのみカード”は“神様のきまぐれ”。自分の僕コマと同じ列のモブコマ1席を空席へ移動させます。

日野:あっ、あの子コマの方の自分を見てました(笑)。

宮本:僕コマとあの子コマ、どちらも日野あみさんだから仕方ないですね(笑)。

『あの子のとなり』
▲うっかり、あの子コマに注目していた日野あみさん。僕コマは後ろから2列目の中央にいます。

KACHIN:自分の持っているカードが使いやすくなるような位置に空席を作れるモブコマを選ぶといいですよ。

日野:推しメンを選ぼうとしてました(笑)。

宮本:その気持ちもわかります(笑)。

『あの子のとなり』
『あの子のとなり』
▲“神様のきまぐれ”のあとに“人気副担任”を使用し、あの子コマへ1席近づいた日野あみさん。

宮本:次は僕ですね。“焼きそばパン管理組合”で日野あみさんの僕コマを戻しつつ、ほかのモブコマも動かします。

POKImari:宮本さん非情ですね(笑)。

宮本:手を抜く方が失礼ですから(笑)。そしてここで僕も“席替えの神様”使います。

『あの子のとなり』
▲宮本さんが引いたのは“席替えじゃんけん”。

宮本:誰とじゃんけんしようか迷う場面ですね。

POKImari:これはすぐに使わないといけないんですか?

宮本:使いたくない場合は使わなくてもいいですが、温存して後で使うことはできません。使えるのはめくった瞬間だけです。

KACHIN:私は宮本さんの位置と交換するとあの子コマに近づけるのでじゃんけんしましょう(笑)。

宮本:KACHINさんはないとして、ではここは、アイドルとじゃんけんできるせっかくのチャンスなので日野あみさんとじゃんけんします(笑)。

POKImari:ゲーム関係ない! 私欲(笑)。

『あの子のとなり』
『あの子のとなり』
『あの子のとなり』
▲あいこ4回のあと、日野あみさんがチョキで勝利。

日野:4回もあいこになるなんて仲よしですね(笑)。

宮本:ゲーム的には負けたので何も起こりませんでしたが、いい時間でした。満足(笑)。残った2枚のカードは捨てて手番終了です。

KACHIN:では私も“席替えの神様”です。

POKImari:3人連続!

『あの子のとなり』
▲KACHINさんが引いたのはモブコマ1人を選んで転校(ゲームから除外)させる“神様のご乱心”。

KACHIN:転校させるカード引いたけど、今回は豪華なモブコマばかりだから申し訳なくなっちゃいますね。どうしたらいいですか(笑)。

宮本:嫌いなイラストレーターさんの子でもいいですよ(笑)。

POKImari:そんな事言われたら選びにくい(笑)。

日野:転校させるカード盛り上がりますね(笑)。

KACHIN:あっ、じゃあこの透明なモブコマにします。ちょうどここを空席にしたら手持ちのカードが使えて近づけるので。

宮本:大人の判断ですね!

『あの子のとなり』
『あの子のとなり』
▲前から2列目窓側に座っていた透明のモブコマが転校。できた空席を利用して“校庭に犬”と“手紙まわして”を使い、最前列中央にいた自分の僕コマを1席後ろに下げたKACHINさん。

宮本:ここからは空席が2つになったので、カードを使う際はどちらの空席を利用しても大丈夫です。今までよりも狙った場所へ動かしやすくなりますよ。

日野:あいやー。できることがどんどん増えますね。

『あの子のとなり』
『あの子のとなり』
『あの子のとなり』
▲その後も一進一退の攻防が繰り広げられ……。
『あの子のとなり』
▲KACHINさんの手番終了時に三学期突入! 赤のKACHINさんがあと3席、黄の日野あみさんと緑の宮本さんがあと4席、青のPOKImariさんがあと5席という状況。

日野:もう三学期! やばい、全員卒業で引き分けになっちゃう。

宮本:互いに足を引っ張りあって、誰もあの子のとなりに座れなかったらバッドエンドですね(笑)。

POKImari:誰も幸せになれない……。

宮本:三学期に追加される神だのみカードは、二学期にもあった席替えじゃんけんがもう1枚と、自分のあの子コマを空席に移動させる“神様ジャンプ”です。

『あの子のとなり』
▲自分の僕コマのとなりが空席のときに“神様ジャンプ”を引けたら、それで勝利できる非常に強力なカードです。

宮本:神様は強力な神様パワーで、何とか2人をくっつけたいと思っています。

POKImari:いい神様なんですね。邪神かと思ってました(笑)。

『あの子のとなり』
『あの子のとなり』
『あの子のとなり』
▲POKImariさんは“一匹狼”と“ロシア人A.L.T.”を使用。

POKImari:2枚だけ使って僕の手番は終了です。

宮本:“ロシア人A.L.T.”(外国語指導助手)のフレーバーテキストは“ナターリャの可愛さおそロシア”です。

日野:おそロシア(笑)。

KACHIN:それは恐ろしい(笑)。

宮本:フレーバーテキストはみんなでワイワイ言いながら考えたんですよ。うちの学校にはロシア人A.L.T.いなかったなぁ。

日野:私のところには来てました。

宮本:かわいかったですか?

日野:若くてかわいかったです。

POKImari:最高だ!

日野:あっ、“嫉妬の悪魔”も来てました(笑)。“嫉妬の悪魔”は……KACHINさんに使います。

KACHIN:ちょうど、いいの持ってますよ。

日野:(KACHINさんのカードを見て)やったー! これにします。

KACHIN:決めるのが早い(笑)。

『あの子のとなり』
▲“校庭に犬”と“美人すぎる実習生”を使った日野あみさん。

日野:最後にKACHINさんからもらった“席替えの神様”を使います。引いたのは……“席替えじゃんけん”でした。

宮本:じゃんけんに勝っても即終わりの状況ではないですね。

日野:KACHINさんの僕コマと交換するとあの子コマに近づけるかな?

KACHIN:私も交換できたら近づくので、むしろじゃんけんに負けたいです。

宮本:互いにメリットがあるなら、出す手を先に言ってワザと負けてもいいですよ。

KACHIN:交渉もボードゲームの醍醐味ですよね。

日野:じゃあ私はパー出します!

KACHIN:私がグーを出せば席が入れ替わるんですね。わかりました!

『あの子のとなり』
▲互いに約束通りの手を出してKACHINさんが負けたので“席替えじゃんけん”の効果が発動。2人の僕コマの位置が入れ替わりました。

日野:ありがとうございます!

KACHIN:こちらこそ!

『あの子のとなり』
▲この共闘によって、黄の日野あみさんと赤のKACHINさんが、共にあの子コマのとなりまで2席に。

その後、宮本さんが2人を妨害したり、KACHINさんが何もせずにパスしたりなど、勝者が出ないまま日野あみさんの三学期2巡目に。

日野:“期末テスト直前”と“焼きそばパン管理組合”を使ってあと1席まで近づきました!

『あの子のとなり』
▲2人の日野あみさんが近づこうとするのを、最前列中央で妨害するPOKImariさんのあの子コマのアニちゃん。

KACHIN:ここまで近づいたのは、2戦目では初かな?

宮本:オセロだったらアニちゃんからあみちゃんに変わっちゃうところでしたね(笑)。

日野:これ以上は近づけないので手札を捨てて終わります。

宮本:これは僕の動きが重要ですね。最初に“席替えの神様”を使います。

『あの子のとなり』
▲引いたのはモブコマ1人を転校させる“神様のご乱心”。

宮本:ご乱心だとまだ終わらない……かな?

POKImari:よかったセーフ!

日野:危なかった!

宮本:でもこれ、僕がアイドルさんやイラストの女の子を転校させるのはちょっと問題ありそうですよね。

KACHIN:私はさっき、透明のモブコマを転校させましたからね(笑)。

POKImari:ガチ過ぎるって思われるかも(笑)。

宮本:じゃあ、忖度したわけじゃないですけど、もう1人の透明のモブコマを転校させますね(笑)。

『あの子のとなり』
『あの子のとなり』
▲前から2列目の窓側に座っていた透明のモブコマを転校させてから3枚のカードを使用し、あの子コマのとなりまであと1席になった緑の宮本さん。これで日野あみさんと共にリーチ状態。

宮本:忖度しつつリーチ! これが制作者のテクニックです!

KACHIN:これは私が妨害しないと。

『あの子のとなり』
▲今回の自分の手番では、まだとなりに行けないと判断したKACHINさんはリーチの2人を全力で妨害。

KACHIN:もう一回私の手番が回ってくるかなぁ。

POKImari:僕の手番ですね。う~ん、難しい。少し考えます……。

宮本:空席が3つになって選択肢がかなり増えましたからね。

POKImari:……とりあえず“嫉妬の悪魔”でカード奪います。でも誰がいいカード持ってるかわからないんだよなぁ。

日野:KACHINさんは、なんとなくいいカード持ってそうじゃないですか?

KACHIN:確かにいいカード引いてきたんですよ(笑)。

POKImari:じゃあ遠慮なくKACHINさんで。(KACHINさんのカードを覗いて)いいカードあった(笑)。

日野:告げ口みたいになっちゃいましたね。

KACHIN:全然アリです。こういう駆け引きも含めてボードゲームですから。

POKImari:もらったのはすぐに使えるんでしたっけ?

宮本:はい、使えますよ。

POKImari:では“席替えの神様”を使います。何を引くかな。

『あの子のとなり』
▲引いたのは、好きな空席にあの子コマを移動させる“神様ジャンプ”。

POKImari:あっ、ちょうど僕コマのとなりが空席だった!

一同:おおっ!!

『あの子のとなり』
▲アニちゃんがPOKImariさんのとなりの空席へジャンプし、見事“あの子のとなり”を達成!

POKImari:ありがとうございます! 初心者でも勝てたぞ!

KACHIN:自分から行くんじゃなくて、アニちゃんの方から寄ってくるなんてさすが!

POKImari:産みのお父さんですから(笑)。

日野:マンガみたいなすごい終わり方でしたね。

宮本:日野あみさんのアシストも効きましたね。

日野:アシストになっちゃいましたね。言わなければよかった(笑)。

ボードゲーム合宿に参加して、いいアイデアがたくさん浮かびました

 ここからはCOJIRASE LUNCH BOXのガリバー(@gulliverdj)さんにも参加していただきました。

――『あの子のとなり』2ゲームお疲れ様でした。まずは遊んでみた感想を聞かせてください。

日野:すごく楽しかったです。自分がボードゲームのコマのモデルになる機会なんてなかなかないですよね。しかもそのゲームがこんなにおもしろいなんて、正直思ってなかったです。ごめんなさい(笑)。

 1回目は宮本さんが実力で勝って、2回目は初心者のPOKImariさんが大逆転して、運と経験のバランスがちょうどいいですよね。これからも普通に友だちと遊ぶと思います。

『あの子のとなり』

POKImari:僕は学生時代に“あの子のとなり”に座りたかった経験があるので、ゲームの設定がドンピシャでした。実際に遊んでみて、自分が描いたイラストの子のとなりに座れるなんていい体験ができたなと。何よりもボードゲーム初心者なのに運で勝てたのがおもしろかったですね。これならゲームがうまい人と一緒に遊んでも楽しめそうです。

『あの子のとなり』

KACHIN:今回初めて4人用で遊んだのですが、4人もいると全員の動きを把握するのがほぼ無理なので、自分の想像していなかった展開になりやすくておもしろかったです。自分のコマが遠ざけられても笑えるというか(笑)。2人用だと相手の動きを把握しやすいので、もっと実力勝負な印象でした。

 じゃんけんのカードは、プレイヤー同士で交流している感があってよかったです。完全に実力で勝敗が決まるゲームより、一発逆転要素が入っているゲームの方が好きなので、自分の好みにもピッタリでした。自信を持ってオススメできるボードゲームです。

『あの子のとなり』

宮本:アイドルの方とイラストレーターの方に御協力していただけたから『あの子のとなり』を作れたのですが、一緒に遊んだのは今回が初めてだったので内心ドキドキしてました(笑)。でも楽しんでいただけたようで、ちゃんとしたボードゲームが作れてよかったなと安心しております。

『あの子のとなり』

――『あの子のとなり』を作られたきっかけを教えてください。

宮本:「COJIRASE LUNCH BOXでおもしろいモノを作ろう」と言うのが最初にありました。それで昨年の8月に「冬コミにサークルとして初参加してみようか」という話になったんです。そこから具体的に何を作ろうかとアイデアを出し合って。

 その打ち合わせをしている中で、誰からともなく「ボードゲームっていいよね」という話が出てきたんです。COJIRASE LUNCH BOXはデザイナーが3人いて、カードやボードのデザインができますし、自分たちの強みが活かせるかなと思い。

 それでどんなゲームにしようかと話し合っている時に「そういえば席替えってワクワクしたよね」って話題が出てきて。「席替えがテーマのボードゲームっていいじゃん!」と僕がそのネタを拾い上げて“席替え体験”というコンセプトが決まりました。

POKImari:制作期間はかなり短そうですね。

ガリバー:たまたま会社の近くに賽翁(さいおう)さんというボードゲームカフェがありまして。そこに毎週通ってマスターにいろいろアドバイスしてもらいながら作りました。

宮本:あとはKACHINさんに誘われて行ったボードゲーム合宿でも、いいアイデアがいろいろ浮かびました。そこでアイデアが浮かぶまでは「やばい、おもんないかも……」と思っていたので。その時点でイラストは全部発注済みでしたから、「このままつまらなかったら、協力してくれたイラストレーターさんやアイドルさんに申し訳ない」と必死でした。

 合宿から戻ってきてブラッシュアップして、何とかおもしろくできた感じです。手札を4枚にしたのも、合宿で散々遊んだ『エルドラド』というゲームに影響されています。

KACHIN:そうだったんですね! あの合宿が役に立てたのならよかったです。

宮本:“席替えの神様”は強力なカードなのでゲームバランスの調整に悩みました。神様が2枚だけだと物足りないし、6枚だと多すぎるし。それで締め切りギリギリになってようやく、「山札がなくなるたびに学期を進めて、その都度神様を増やす」というルールに行き着きました。

ガリバー:入稿の一週間くらい前でしたね。学期制は本当にギリギリでした。

POKImari:おもしろさと学校の設定が両立しているのがすごいですね。

日野:本当にすごいですね。初めて作ったとは思えません。

アイドルコマもイラストコマも、小物にまでこだわっています

――二次元のイラストコマと三次元のアイドルコマを両方入れるアイデアはいつくらいに固まったのでしょうか。

宮本:わりと初期段階から両方入れようと決めてました。僕は仕事柄、仲のいいイラストレーターさんが結構いて、二次元の方が好みですし、メンバーのガリバーは年間3、400回ライブに行っちゃうくらいのアイドルオタクで、三次元の方が好みだったりするので。

 多くの人に楽しんでもらうなら、やはり両方のコマが必要だろうと。それで僕の方ではこの企画に賛同していただけるイラストレーターさんにお声がけして、ガリバーはアイドルさんにオファーしたと。

ガリバー:席替えがテーマに決まった時点で、自分の中ではtipToe.さんは絶対に入れたいなと思ってました。青春をコンセプトに活動されているグループなので、席替えのイメージにピッタリだなと。それでこの企画をお伝えしたら、プロデューサーの本間翔太さんがたまたまボードゲーム好きなこともあり、協力していただけることになりました。

 イラストとアイドルが同じボード上に並ぶ光景ってあまりないと思うので、二次元オタと三次元オタがいるCOJIRASE LUNCH BOXらしいゲームができたかなと。しかも自分が個人的に好きなアイドルさんに協力していただけましたし、とても満足しています。

――そうして『あの子のとなり』のお話が来たと思うのですが、どういう印象を受けましたか?

日野:ボードゲームのモデルのお仕事だと最初に聞いたときは「やったー!」って声出して喜びました(笑)。こういうの好きなのでうれしかったです。ほかのメンバーも人狼とかで遊ぶのですが、このお仕事が来たことに一番喜んだのは私かもしれません。本間さんが「スケジュールが合えば受けようと思ってるんだよね」みたいなことを言っていたので「いやいや、絶対やりましょう!」と伝えたくらいですから(笑)。

宮本:ありがたいです。

――写真撮影時のエピソードを聞かせてください。

ガリバー:衣装は僕の方で各グループに合わせてコンセプトを決めました。tipToe.さんは一番シンプルな制服にしたのですが、リボンを2色用意して各々に好きな色を選んでもらったのでそこで個性が出ています。印象に残っているのは、撮影の待ち時間で日野あみさんがテスト勉強していたことですね(笑)。

日野:ちょうどテスト期間だったので漢字の勉強をしてました。おかげさまで赤点回避できました(笑)。

ガリバー:それはよかった(笑)。

宮本:あの子コマになってる写真は優等生イメージにピッタリですよね。

ガリバー:ペンケースなど一部の小物は私物を持ってきてもらったんですよ。細かく見てもらえばその辺のリアリティが伝わると思います。

宮本:冬コミでは、あの子コマフルセット版にオマケでこんな写真集をつけていたんですよ。

『あの子のとなり』

KACHIN:それ見たかったんですよ。

POKImari:クオリティ高いですね。

宮本:ゲームマーケット大阪に何部持っていけるかはわかりませんが、部数が残っているうちはお渡ししたいと思います。

日野:自分たちは普通の制服でしたけど、ほかのグループさんはちょっとアレンジされたのを着ていたので羨ましかったです。

ガリバー:tipToe.さんの別衣装バージョンも作りたいですね。今回は春夏イメージの衣装にしたので、今後は秋冬バージョンも作りたいと思っています。

宮本:フォトディレクションは全部ガリバーに任せて自由にやってもらいました。

ガリバー:もちろん撮影はプロのカメラマンさんにお任せしたのですが、長くて1人30分くらい撮影したのでもったいないカットがたくさんありました。それを少しでもお見せしたくて写真集を作ったんです。

日野:とってもありがたいです。

――イラストに関しては宮本さんから注文などはあったのでしょうか?

POKImari:確か最初は、Skypeで「こういうの考えてるんで、やってよ」「いいよ」って簡単に決まりました(笑)。それで元々宮本さんと一緒に、架空のファッションブランドをテーマにしたOPERA RED(オペラレッド)プロジェクトというのをやっていて、せっかくならそのモデルの来栖アニちゃんを出そうという話になったんです。

『あの子のとなり』
▲OPERA REDプロジェクトとして、すでにTシャツやステッカーなどのグッズもあるアニちゃん。

POKImari:アニちゃんは尖ったキャラクターなので、そのキャラクターを生かしつつ、周りの普通の学生さんたちから浮きすぎないようにバランス調整するのは難しかったですね。そして辿り着いたのがギャルという結論でした。最近また履いている子を見かけるルーズソックスを履かせたりして。宮本さんに見せたら、軽いノリで一発OKが来ましたね(笑)。

宮本:基本的に“みんな楽しく作る”のがコンセプトなので、イラストレーターさんの自由に描いてもらいました。その方がイラストレーターさんのファンの方も喜ぶでしょうし。机や小物のデザインも含めてお任せしちゃっています。

POKImari:ある程度自由に描いてOKと最初から伺っていたので自由にやらせてもらいました。アニちゃんはヤンチャなキャラクターなので、机にシールを張ったりしてアニちゃんらしさを出しています。

――KACHINさんはいかがでしょうか?

KACHIN:私は最初、第1弾のあの子コマを担当しませんかと誘われたのですが、スケジュールが合わなくてできなかったんですよ。そうしたら「第2弾もやりますからそちらでお願いします」と言われて。

 前々からボードゲームは好きなのでイラストを描いてみたいとは思っていたんですが、普通のボードゲームなら統一性がないと世界観に合わなくなっちゃうじゃないですか。だから複数枚のイラストを描く必要があってスケジュール的に請け負いにくかったのですが、『あの子のとなり』は1枚のイラストだけで参加できるということで嬉々として参加させていただきました。

 私はPOKImariさんと違って自分の既存キャラクターがいなかったので、最初にほかの方のイラストを見せてもらってから、そこにいないタイプのキャラクターを描くことにしました。元々ゲーム開発に携わっていたので、そういうバランスを気にするんですよ(笑)。その結果、描くことになったのが美術部ちゃんです。私も美術系の学校にいた人間なので、あるあるネタでおもしろく描けそうだなと。

『あの子のとなり』
▲美術部ちゃん。

日野:これはカワイイ!

KACHIN:やった、うれしい! ありがとうございます。

日野:ほんとにタイプです(笑)。

POKImari:授業中も勉強せずに絵を描いてそうですね。

宮本:芸大志望のこういう子いますよね。僕も美術系の学校だったのでわかります。

日野:食パンは何で置いてあるんですか?

KACHIN:木炭デッサンで消すときに使うんですよ。食パンを使うと紙を傷めないし、木炭の粉をうまく吸着してくれるんです。私も実際に、毎日半額パンを買って耳だけ食べながらデッサンしてました。現実と比べると、ちょっとおしゃれすぎなんですけどね。大抵は黒髪で結んでるだけの髪型だったりしますから。ただ、置いてある小物は美術系の人が見たら共感してもらえると思います。ステッドラーの鉛筆とか(笑)。

宮本:小さいこよりは何に使うんですか?

KACHIN:ティッシュや手で画用紙をこすってぼかす人がいるんですけど、もっと細かくぼかしたい場合はこよりを使うことがあるんです。

宮本:あぁ、なるほど! 言われてみたらやってる人いた気がします。卓上にこだわるイラストレーターさんは結構多かったですね。アニちゃんもボールペンがLAMYだったり。

POKImari:それすぐに気付かれてビックリしました(笑)。アニちゃんはファッションモデルなのでそういう小物にも気を使ってます。

KACHIN:アニちゃんの持ってるリュックは、最近私も欲しいと思ってるタイプなんですよ。

POKImari:これ実際に僕が持ってるリュックです(笑)。

男子生徒版『アイツのとなり』も作ってみたいです

――そもそもCOJIRASE LUNCH BOXとはどんなユニットなのでしょうか。

宮本:僕はマンガとゲームとイラストが好きな二次元オタで、ガリバーは生粋のアイドルオタクで。残りのメンバーも学生の頃から同人活動をしているようなオタクで。たまたまそういうオタク系クリエイターが近場に揃っていたので、一緒に何か作ってみようとクリエイターユニットを結成しました。

 自分たちがイラストやアイドルさんが好きなので、『あの子のとなり』みたいにアイドルさんやイラストレーターさんに協力していただいたものをお弁当のようにうまくまとめて一般のお客さんに届けたいという気持ちから、ユニット名をCOJIRASE LUNCH BOXと名付けました。

――第1弾がボードゲームの『あの子のとなり』だったわけですが、今後はどのような活動を予定されているのでしょう?

宮本:第1弾の作業が終わった後、大阪の箔押し印刷会社T WORKSさんからお声がけいただきまして、第2弾はT WORKSさんと組んで今までにない箔押しの印刷物を作るプロジェクトを進めています。

――ボードゲームだけを作り続けるわけではないんですね。

宮本:そうですね。イラストレーターさんやアイドルさんと一緒に、今までにない面白いものを作っていけたらなと考えています。もちろん『あの子のとなり』自体は今後も拡張を続けられたらなと思っていて、将来的には女子生徒になって憧れの男子生徒のとなりを狙う『アイツのとなり』を作りたいなと。また、もっと盛り上がりそうな効果のカード追加も考えています。

 あとは既存のアニメやマンガとコラボしたバージョンが作れたら最高ですね。自分たちから話を持ち掛けるのはなかなかハードルが高いので、コラボに興味がある作者さんやプロデューサーさんからの御連絡をお待ちしております(笑)。

ガリバー:アイドルさんのあの子コマも増やしたいと思っています。今回協力していただいたtipToe.さんとクマリデパートさんはメンバー全員が参加しているのですが、SAKA-SAMAさんは2人だけの参加になってしまったので、残りのメンバーコマを作りたいですね。コンセプトに合いそうなほかのアイドルさんを起用する展開も考えています。

――今後の展開も楽しみにしています。それでは最後に読者へメッセージをお願いします。

日野:席替えという青春がテーマで、学生の私でも甘酸っぱい気分を味わえました。実際の席替えはそんなに興奮しなかったんですけど『あの子のとなり』では大興奮できて楽しかったです。こういう青春モノが好きな方は、tipToe.も青春がコンセプトなので合うと思います。気持ち悪いくらいに甘酸っぱいグループなので(笑)。

ガリバー:言い方(笑)。

日野:4月17日にはtipToe.の2ndフルアルバム“daydream”が発売されますので、ぜひ聴いてみてください。

KACHIN:ボードゲームが好きでいろいろ遊んでいますが『あの子のとなり』は、お世辞抜きで完成度が高いです。これが初めてのボードゲーム制作と聞いてビックリしました。本当にオススメできるのでぜひ遊んでみてください。ボードゲームは高い買い物になるので、まずは仲間内でお金を出し合って1セット買って遊んでみるのもアリだと思います。美術部ちゃんを気に入ってくれた方は、ほかにもいろいろなイラストを描いていますのでそちらもよろしくお願いします。

POKImari:ボードゲーム初心者の自分から見ても、シンプルだけど奥が深くておもしろかったです。それとイラストレーターなので、自分のイラストをクオリティの高いコマにしていただけたこともうれしかったですね。『アイツのとなり』も、スケジュールが空いていたらぜひ参加させてください(笑)。あと、OPERA REDプロジェクトのアニちゃんは今後も育てていきたいキャラクターなので、アニちゃんを使ったお仕事もお待ちしております。

ガリバー:コミケでは多くのアイドルファンの方に足を運んでいただきありがとうございました。今後はより、皆さまにお求めやすい場所での頒布を予定していますので、その際にぜひゲットして下さい。アイドルとアクリルの新鮮な組み合わせが発見できるゲームになっているので、推しがいる方はもちろん、いない方でも楽しめます。また『あの子のとなり』への追加出演に限らず、大好きなアイドルさんとまた何か作っていきたいと考えているので、お楽しみにしていただければと思います。

宮本:ゲームマーケット大阪では、KACHINさんの美術部ちゃんを含めて、新たなイラストのあの子コマが6種類追加で頒布されます。第1弾と合わせるとアイドルコマ12種類とイラストコマ12種類で合計24種類のあの子コマがありますので、ぜひお気に入りの子を見つけてください。ゲーム本体を買うと、好きなあの子コマを4つ選んで持ち帰ることができますので。

 その後は、アイドル関係のイベントでスペースをお借りして頒布するかもしれませんが、まだ計画中なので確実に欲しい方はゲームマーケット大阪に来ていただければと思います。今後もおもしろいモノを作っていきますので、COJIRASE LUNCH BOXをよろしくお願いします。お仕事の依頼も大歓迎ですので、TwitterのDMなどで気軽に御相談ください。

『あの子のとなり』
▲本日はありがとうございました!

あの子コマ全24種類を一挙掲載!

 『あの子のとなり』第1弾と第2弾のあの子コマ画像をすべて掲載します。なおゲーム本体を買うと4つのあの子コマを自由に選ぶことができ、追加であの子コマを買うことも可能です。

第1弾参加アイドル&イラストレーター

■tipToe.(ティップトウ)/Twitter:@tipToe_official

『あの子のとなり』
▲花咲なつみ
『あの子のとなり』
▲都塚寧々
『あの子のとなり』
▲三原海
『あの子のとなり』
▲椋本真叶
『あの子のとなり』
▲日野あみ
『あの子のとなり』
▲成瀬ゆゆか

■クマリデパート/Twitter:@qumalidepart

『あの子のとなり』
▲早桜ニコ
『あの子のとなり』
▲優雨ナコ
『あの子のとなり』
▲小田アヤネ
『あの子のとなり』
▲楓フウカ

■SAKA-SAMA/Twitter:@sakasama_info

『あの子のとなり』
▲つつみ
『あの子のとなり』
▲水野たまご

■吟(ぎん)/Twitter:@g_woyoyo

『あの子のとなり』
▲兎月風子

■裕(ゆう)/Twitter:@youcapriccio

『あの子のとなり』
▲ショートヘアちゃん

■赤井てら(あかいてら)/Twitter:@_a_k_a_i

『あの子のとなり』
▲末永ちひろ

■POKImari(ポキマリ)/Twitter:@POKImari02

『あの子のとなり』
▲来栖アニ

■こうましろ/Twitter:@itsuwa0815

『あの子のとなり』
▲谷まゆり

■HIDE(ハイド)/Twitter:@Hide88207613

『あの子のとなり』
▲伴よし子

第2弾参加イラストレーター

■あるてら/Twitter:@TeraAru6262

『あの子のとなり』
▲ミネット

■ちょこ庵(ちょこあん)/Twitter:@Chocoan09

『あの子のとなり』
▲雛山苺

■しぐれうい/Twitter:@ui_shig

『あの子のとなり』
▲相葉なな

■KACHIN(カチン)/Twitter:@kachin4649

『あの子のとなり』
▲美術部ちゃん

■はてなときのこ/Twitter:@Hatenato04

『あの子のとなり』
▲チヨちゃん

■hima://KAWAGOE(ヒマ カワゴエ)/Twitter:@ekimae

『あの子のとなり』
▲軋轢透

寄せ書きサイン入り『あの子のとなり』を3名にプレゼント!

 COJIRASE LUNCH BOXさんから、今回の記事に参加していただいた日野あみさん、POKImariさん、KACHINさんの3名による寄せ書きサイン入り『あの子のとなり』を3セットいただきました! こちらを読者の中から抽選で3名様にプレゼントします。 ご希望の方は下記の応募フォームよりご応募ください。応募の締切は2019年3月17日23:59です。

プレゼント応募フォーム

『あの子のとなり』
▲封入されているあの子コマは、今回の記事に参加していただいた3名が手がけたコマ+届いてからのお楽しみの1つになります。たくさんのご応募お待ちしております。

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