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2019年2月27日(水)

『地球防衛軍』シリーズ最新作『EDF:IR』先行プレイレポ第2弾。新型PAギアの性能をチェック【電撃PS】

文:電撃PlayStation

 ディースリー・パブリッシャーから4月11日に発売されるPS4タイトル『EARTH DEFENSE FORCE: IRON RAIN(以下、EDF:IR)』。プレイレポート第2弾の今回は、残る2つのPAギア“ヘビーストライカー”と“プロールライダー”についてお届けします。

『EARTH DEFENSE FORCE: IRON RAIN』
『EARTH DEFENSE FORCE: IRON RAIN』

 本作は宇宙からの侵略者“アグレッサー”が送り込んでくる無数の巨大生物と戦うアクションゲーム『地球防衛軍』シリーズの最新作。ナンバリングタイトルとは一線を画した、洋画のような世界観と設定で展開していく、まったく新しい“EDF”の戦いが楽しめます。

 今回は、主人公が装備できる4種の戦闘用強化外骨格“PAギア”のうち、物語を進めることで選択可能になる“ヘビーストライカー”と“プロールライダー”を紹介していましょう。最初から選択できる“トルーパー”と“ジェットリフター”のプレイレポートや、PAギアが持っている特殊能力の“エナジームーブ”や“オーバードライブ”については、前回の記事を参照してください。

『EARTH DEFENSE FORCE: IRON RAIN』

攻防に優れた人型の要塞“ヘビーストライカー”

『EARTH DEFENSE FORCE: IRON RAIN』
▲ヘビーストライカー

 ヘビーストライカーは宇宙からの侵略者“アグレッサー”の超大型侵略兵器に対抗するために作られた新型PAギアで、物語を進めていくことで装備可能となります。なお、アイテムのキャパシティは60と4つのPAギアの中で最も少ない数値となっています。

『EARTH DEFENSE FORCE: IRON RAIN』

 武器を2つ同時に構えたその姿は『地球防衛軍4』以降に登場した兵科“フェンサー”に似た雰囲気を持っています。しかしフェンサーとは異なり、同じ武器を両手に1丁ずつ構えて攻撃を行います。そのため、1回の攻撃で2発同時に発射するので、ほかのPAギアの2倍の攻撃力を持っているのが強みです。

 ヘビーストライカーのエナジームーブは、大半のアグレッサーの攻撃を無効化する電磁バリアの“E-フィールド”を前方に展開します。“E-フィールド”を展開したまま攻撃もできるので、敵に囲まれても安全かつ大火力で素早くせん滅できたのが非常に強力でした。

『EARTH DEFENSE FORCE: IRON RAIN』

 また、ヘビーストライカーはL3ボタンを押し込むことで、もう1つのエナジームーブ“E-スラスター”が行えます。この“E-スラスター”はトルーパーの“E-ダッジ”と同様に、敵や障害物を吹き飛ばしつつ高速でダッシュ移動できます。発動直後は必ず正面に向かってまっすぐ進むので、『地球防衛軍5』に登場した“レンジャー”が使える“ダッシュ”に近い性能でした。

『EARTH DEFENSE FORCE: IRON RAIN』
▲“E-スラスター”で高速移動中は、画面右下のゲージが減少していきます。▲移動中は、常にこのゲージに注意したいところです。ね

 “E-フィールド”と“E-スラスター”の2つのアクションは同時に行えるのですが、どちらも画面右下に表示されるエネルギーを消費するうえ、エネルギーが0になると回復するまでに時間がかかってしまいます。

 そのため、エネルギーの残量管理にはとくに気を配ったほうがいいでしょう。しかしオーバードライブ中はどちらも無制限に使えるので、巨大生物などと戦う場合に“E-フィールド”で敵の猛攻を防ぎつつ、ダッシュで近づいて攻撃するといった戦い方もできそうです。

 また、ヘビーストライカーのNPCが登場する場合も、彼らが使う“E-フィールド”の後方からついていくという手も使えるとのことです。

『EARTH DEFENSE FORCE: IRON RAIN』
▲鉄壁の防御の恩恵を受けつつ、進軍できるのがうれしい!

驚異の立体機動で宙を舞う“プロールライダー”

『EARTH DEFENSE FORCE: IRON RAIN』
▲プロールライダー

 PAギアのプロールライダーは、物語を進めることで登場するEDFに対抗するもう1つの防衛組織“カインドレッド・レベリオン”の試作PAギアを研究・解析することで使えるようになります。アイテムのキャパシティは、トルーパーの120に次ぐ90となっています。

『EARTH DEFENSE FORCE: IRON RAIN』

 このプロールライダーは、今までのシリーズに登場したどの兵科とも異なる能力を持ったPAギアなのです。最大の特徴は、エナジームーブの“E-ニードル”です。特殊ワイヤーの先端にあるニードルをビルの壁面や地面に打ち込んで、自分自身を引っ張ることで移動できます。

 そのため、ほかのPAギア以上に、ソードなどの近距離武器との相性がよかった印象です。後方に下がりながら攻撃するいわゆる“引き撃ち”が基本となる本シリーズで、自分から敵に近づいて攻撃するプロールライダーの戦闘スタイルは、すごく新鮮でした。

『EARTH DEFENSE FORCE: IRON RAIN』
▲“E-ニードル”でワイヤーの先端をビルに打ち……。▲自身を引っ張ると高速移動が可能になります。

 この引っ張っている間は少しずつエネルギーを消費するので、長距離を移動するとオーバーヒートを起こしてしまいます。しかし、引っ張ったあとにすぐにニードルを解除することで、慣性を使った短時間の空中移動が可能となります。そこで打ち込む→引っ張る→解除→打ち込む→引っ張るを繰り返せば、少ないエネルギーで長距離を移動することもできます。

『EARTH DEFENSE FORCE: IRON RAIN』

 このニードルは建物や車、電柱などの障害物はもちろん、敵にも打ち込めます。そこで、飛行する敵や巨大生物の頭部に打ち込むことで、ジェットリフターとは異なった空中戦も楽しめます。ちなみに、ビルなどの壁に打ち込んだ場合は、引っ張ったあとにそのまま壁に短時間張り付くこともできるので、空を飛べない敵と戦う場合の緊急避難としても使えそうですね。

 オーバードライブ中は“E-ニードル”を連発できるので、かなり遠くまで素早く移動できます。バトルに余裕がある場合は、敵が落とすエナジージェムの回収などに使うのもいいかもしれません。そしてプロールライダーにはオーバードライブ時に、もう1つの特殊能力が発動します!

オーバードライブでサポートバグを召喚!

『EARTH DEFENSE FORCE: IRON RAIN』

 プロールライダーはオーバードライブを発動すると、サポートバグ“G-L.I.A.R.(ジライヤ)”を召喚するのです! このG-L.I.A.R.とは、侵略者“アグレッサー”が送り込んできた蟻型巨大生物“ストームアント”を制御下においたもので、今までの『地球防衛軍』シリーズのビークルのような搭乗兵器です。もちろん今までのビークル同様、搭乗時に受けたダメージは、ストームアントが受けてくれます。

 このストームアントは地上はもちろん、ビルなどの壁などに張り付いて登ることもできるので、その操作感覚は『地球防衛軍4.1』から登場したデプスクロウラーに近いものがありました。

『EARTH DEFENSE FORCE: IRON RAIN』
▲搭乗兵器の感覚でストームアントを操作できます。

 攻撃方法は、大アゴを使った近距離攻撃の“ファングアッパー”と、腹部から放つ強酸による遠距離攻撃の“アシッドシュート”。そして、ストームアントに自動で攻撃させる、“自立攻撃”の3種類があります。

『EARTH DEFENSE FORCE: IRON RAIN』
▲ファングアッパー
『EARTH DEFENSE FORCE: IRON RAIN』
▲アシッドシュート

 “ファングアッパー”は1発の攻撃力が高いので、大型のボスなどとの戦いに役立ちそうでした。“アシッドシュート”は強酸を扇状に放出するので、無数のザコと戦うときはこちらを中心に戦うのがよさそうですね。“自立攻撃”を使うと、プロールライダーはストームアントからは降りてしまいますが、ストームアントは一直線に敵へ突進し、敵や建物の見境なく破壊してくれます。

 なお、オーバードライブ中であれば再びストームアントを呼び寄せることも可能です。おススメとしては、オーバードライブの残り時間が少なくなってきたら、最後は自立攻撃を選択して派手に破壊しながら去っていってもらうとカッコいいです。

 本作では、今までのシリーズ同様にオンラインでの協力プレイが楽しめるとのこと。これらの4種のPAギアを使ったチームプレイでの立ち回りを研究していくのも、かなりおもしろそうです。

 例えば、ジェットリフターやプロールライダーのような機動力の高いPAギアは、アイテムの回収役や戦場全体を見渡して指揮をとるのも有効でしょう。ヘビーストライカーは最前線で壁役であったり、攻撃役として戦うのがよさそうです。トルーパーはキャパシティの多さを生かして、攻撃役以外にも支援役として立ち回るのもおもしろそうです。それぞれのPAギアが持つ長所を使って連携が決まったときの爽快感は格別です!

『EARTH DEFENSE FORCE: IRON RAIN』

 なお、2月28日発売の電撃PlayStationでは、アグレッサーの最終兵器“ラズニード”やオンライン対戦モード“マーセナリー”の情報を掲載。“マーセナリー”については対戦の概要やプレイレポートも掲載していますので、こちらもぜひチェックしてください!

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