ファビュラスなゲストに櫻井孝宏さんも驚き! 劇場版『えいがのおそ松さん』初日舞台挨拶
赤塚不二夫氏の名作ギャグマンガ『おそ松くん』を原作とし、ダメだけどどこか憎めない6つ子たちの物語を描いた大人気TVアニメ『おそ松さん』。その完全新作となる劇場版アニメ『えいがのおそ松さん』が、現在全国で大好評上映中です。
公開初日である3月15日に新宿ピカデリー(東京)にて、おそ松役の櫻井孝宏さん、主題歌を担当するDream Amiさん、脚本の松原秀氏、監督の藤田陽一氏が登壇する舞台挨拶がおこなわれました。
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▲左から藤田陽一氏、櫻井孝宏さん、Dream Amiさん、松原秀氏。 |
櫻井さんいわくキャストと6つ子がリンクする面も!?
本編上映前のイベントとなりましたが、司会の鷲崎健さんが「見た方はいますか?」と客席に問いかけると多くの方が手を上げていました。TVアニメ二期の最終回から約1年、待ちに待っていた作品だけに何度も見たいというファンも多いようです。
藤田監督いわく、本作は約1年前から制作がスタートしたとのこと。松原氏はそのころはどのようなお話にするかは決まっておらず、まずは二期の最終回をどうしようか悩んでいたそうです。藤田監督が昔(『おそ松くん』)を絡めることを提案し、結果泣ける物語になったといいます。
また、主題歌は本作のための描き下ろしです。Dream Amiさんは事前に映画の内容がわかる映像を見て、それをもとに楽曲を制作していったそうです。「(エンディングで)これってここのことかなと、回想しながら聴ける曲にしたい」と思って作られたそうです。
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▲Dream Amiさんは、カラ松推し! かわいそうだからという理由に、櫻井さんも「それは文句が言えない」と納得していました。 |
長編映画だけに、収録も2日間に渡る大変なものだったようです。櫻井さんから「(長時間収録&テクニカルの大変さもあり)疲れてしまうので、収録の後半になると(演者が)ブースに戻ってこない(笑)。本当に劇場版の学校のような雰囲気でした。キャラクターと当人たちがリンクする部分があって、楽しかったです」と収録裏話を明かしてくれました。
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オススメシーンでは、Dream Amiさんは“トト子ちゃんの本音が見えるところ”を紹介していました。「個人的におもしろかったし、彼女にいそんな一面があることがわかってよかった」と安心したそうです。櫻井さんは「ダヨーンが大変なことになるシーン」がたまらなかったそうです。松原氏はデカパンの長セリフのあとのおそ松と十四松の会話、藤田監督はオープニングのシーンを挙げていました。ぜひ劇場に行った際は、注目してみてください。
叶美香さんが立派な大人になるコツをアドバイス
後半には、スペシャルゲストの叶美香さんが登場。6つ子にエスコートされた美香さんが会場に現れると、会場からは驚きの悲鳴が!! 出演することは、櫻井さんたちも聞いていなかったそうです。
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▲美香さんは、6つ子たちが用意したレッドカーペットを颯爽と歩いてステージへ。そのお姿は、とってもファビュラスでした。 |
美香さんは藤田監督に花束を渡し、「6つ子ちゃんたちが成長してこんな立派な映画になって。毎回すごく楽しみに見させていただいていたので、自分のことのようにうれしいです。みなさん、本当におめでとうございます」とコメント。
鷲崎さんから6つ子が立派な大人になるためのアドバイスを求められた美香さんは、「立派といいますと人それぞれ違う。ステキな大人ということですと、子どもの心を忘れないピュアさを持ったまま自分や周りに誠実に生きていくということでしょうか」とステキな考えを披露してくれました。
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最後に櫻井さんは「この作品は作るうえで大変な部分もありますが、とても充実していました。あとはみなさんに楽しんでもらう番です。何度も劇場に足を運んでもらえたらうれしいです」と挨拶。
制作陣もキャスト陣も太鼓判を押す本作を、ぜひ劇場で見届けてください。
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また3月31日には、6つ子オールキャスト登壇の舞台挨拶が丸の内ピカデリーでおこなわれることが決定しました。くわしくは、映画公式サイトでチェック!!
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▲舞台挨拶最後には、ファンも参加できる6つ子たちの記念撮影も! みなさんは、それぞれ推し松の名前を呼びながら撮影をしていました。 |
劇場版「えいがのおそ松さん」
【ストーリー】
迷い込んだ不思議な世界で6つ子が出会ったのは、18歳の自分たち。
ある日、高校の同窓会に訪れた、6つ子たち。
ちゃんとした大人に成長し、社会人として活躍する同級生たちとの再会で、対照的な冴えない自分たちの現実に打ちのめされ、やけ酒をあおり、眠ってしまう。
翌朝、目が覚めたおそ松たちは、部屋の異変に気付き、街に出る。目に映るのは、いつもと違うけど、どこか見覚えのある風景。
ここは「過去の世界」ではないかと疑い始めた矢先、デカパンから「6人の中に、この時代に大きな後悔を残している人物がいる」と告げられる。
真実を確かめるため、彼らが会いに行ったのは、18歳の自分たちだった……。
■原作:『おそ松くん』 赤塚不二夫
■監督:藤田陽一
■脚本:松原 秀
■キャラクターデザイン:浅野直之
■音楽:橋本由香利
■アニメーション制作:studioぴえろ
■配給:松竹
(C)赤塚不二夫/えいがのおそ松さん製作委員会 2019