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2019年3月28日(木)

新たな『地球防衛軍』シリーズ『EDF:IR』。ジェムの奪い合いが熱い対戦モードに迫る!【電撃PS】

文:電撃PlayStation

 ディースリー・パブリッシャーから4月11日に発売されるPS4ソフト『EARTH DEFENSE FORCE: IRON RAIN(以下、EDF:IR)』。プレイレポート第3弾となる今回は、オンライン対戦モードの“マーセナリー”を中心に、マルチプレイについてお届けします。

『EARTH DEFENSE FORCE: IRON RAIN』
『EARTH DEFENSE FORCE: IRON RAIN』

 本作は宇宙からの侵略者が送り込んでくる無数の巨大生物と戦うアクションゲーム『地球防衛軍』シリーズの派生作品。ナンバリングタイトルとは一線を画した洋画のような世界観と設定で戦う、まったく新しい『EDF』として戦いが楽しめます。

異星人との戦いが展開する“キャンペーン”モードを、2種類のマルチプレイでチャレンジ!

 本作のメインモードとなる“キャンペーン”モードでは、地球外からの未知なる侵略者“アグレッサー”との激しい戦いとEDF兵士たちの物語が楽しめます。

『EARTH DEFENSE FORCE: IRON RAIN』
▲荒廃した地上で果てしない生き残りをかけた戦いに身を投じる。

 この“キャンペーン”モードは1人でもプレイできますが、これまでのシリーズと同様にオンラインでのマルチプレイも可能です。最大6人まで同時にプレイ可能で、基本システムは今までのナンバリングシリーズと同じく、ルームに集まった世界中の隊員たちと力を合わせてミッションをクリア目指していきます。ミッション中はタッチパッドを使ったジェスチャーや、ボイスチャットを使って連携をとって戦っていくことになります。

『EARTH DEFENSE FORCE: IRON RAIN』

 もう1つのマルチプレイとしてオフラインでの“画面分割”マルチプレイも楽しめます。こちらはPS4が1台とコントローラーが2つあればプレイ可能で、最大2人まで同時に遊べます。ゲーム画面は画面の中央から左右に分割して、左側がプレイヤー1、右側がプレイヤー2のものが表示されます。そのため、通常よりもやや画面は狭く感じますが、仲間の画面を同時に見えるうえに声をかけ合えるため、連携がとりやすい点が大きな特徴です。とくに体力が減ったときなど、体力回復のエナジージェムの場所を教え合うといった戦術が簡単にとれるのは“画面分割”マルチプレイならではです。

『EARTH DEFENSE FORCE: IRON RAIN』

 なお、マルチプレイ中に体力が0になってしまったときの復活システムは、これまでのシリーズから変更されていました。本作では2種類の復活方式があり、一定時間経過後に自動で復活するか、体力の最大値を減らして即時復活するか自由に選択できます。しかしリスポーンはチームメンバー全員で最大4回までと回数が決まっているので、撤退のリスクそのものは今までと変わらない緊張感があります。なおアイテムの蘇生装置による復活はこの回数に含まれないうえ、アイテムはすべてのPAギアで所持できるので、マルチプレイでは蘇生装置の持ち込みが重要になるかもしれません。

ジェムをめぐって2勢力が競う対人バトル“マーセナリー”のすべてに迫る!

 そして本作では、最大8人まで参加可能なオンライン対戦モード“マーセナリー”が登場しました!

『EARTH DEFENSE FORCE: IRON RAIN』

 このモードはゲーム内の設定どおりに、「EDF」と敵対する組織「カインドレッド・レベリオン(以下、KR)」によるエナジージェムの争奪戦が楽しめるというもの。まずは、そのルールから詳しく解説していきます。

①最大4人対4人で楽しめる、バトルの基本ルールを紹介!

 “マーセナリー”はエナジージェムの奪い合いがメインとなる対人戦。制限時間内に、より多くスコアを稼いだほうが勝利となるので、対人戦は苦手という人でも遊びやすいルールと言えます。細かい基本ルールは、以下のとおり。

“マーセナリー”のルール

●2チーム、4人対4人まで参加可能(1人対3人などのハンディキャップマッチも可能)
●アグレッサーを倒して手に入るエナジージェムを黄色い回収ドローンに届けるとスコア加算
●制限時間内に多くのスコアを稼いだほうが勝ち
●バトルはWave制
●先に3Wave勝利したチームが最終的に勝利チームとなる
●最初に装備している武器やアイテムは全員共通で、アイテムや武器は持ち込めない

『EARTH DEFENSE FORCE: IRON RAIN』
▲まずはアグレッサーを倒してエナジージェムをドロップさせる。
『EARTH DEFENSE FORCE: IRON RAIN』
▲エナジージェムを拾ったら黄色いドローンに届けよう。
『EARTH DEFENSE FORCE: IRON RAIN』
▲無事に回収できるとスコアが加算されていく。タイムアップ時にスコアが多いチームが勝ちとなる。

 アグレッサーへの攻撃に意識が向かいがちですが、相手チームのプレイヤーへの直接攻撃も可能。味方、敵ともに体力が0になると所持していたエナジージェムをその場にばらまいてしまいます。そのため、エナジージェムをたくさん集めてから運ぶか、こまめに運ぶかといった選択もかなり重要。なお各プレイヤーがエナジージェムをいくつ所持しているかといった情報は、ほかのプレイヤーにも見えるので油断するヒマはありません。

 ちなみに“キャンペーンモード”とは異なり、倒されても何度でもリスポーンが可能です。しかも、復活時に“リスポーン・ボーナス”が発生することも! その際は3種類のボーナスのなかから1つを選んで復活することができます。このボーナスは、チームが劣勢なほど確率が高くなり発生しやすくなります。

『EARTH DEFENSE FORCE: IRON RAIN』
▲ボーナスは“最大HPの増加”、“武器の強化”、“アイテムの入手”の3種類から選択可能。入手できる武器やアイテムはより高性能なものが出現する。

 出撃時に持っている武器やアイテムは共通ですが、バトル中に出現する緑のドローンやコンテナから新たな装備を入手できます。

『EARTH DEFENSE FORCE: IRON RAIN』

 緑のドローンからは、新しい武器を入手できます。新しい武器は、ドローンを調べているときに手に持っているものと交換で入手します。そのため、強力な武器を手に入れてから緑のドローンを調べる場合は、交換したい武器に持ち替える必要があります。

『EARTH DEFENSE FORCE: IRON RAIN』
▲緑のコンテナからはアイテムを入手できます。こちらは武器のように交換ではないので、積極的に拾っていきましょう。

②PAギアごとの特色を生かして戦え!

 “マーセナリー”の基本はチームバトルということで、PAギアごとに異なった立ち回りが必要となってきます。先行プレイでわかったPAギアごとの立ち回りを軽く解説していきます。

トルーパー

『EARTH DEFENSE FORCE: IRON RAIN』

 オーソドックスなトルーパーは、アグレッサーを倒すことに集中するのがオススメです。空を飛んだり、高速移動ができない代わりに入手したエナジージェムをドローンに回収する速度が最も速いという特徴も見逃せません。

ジェットリフター

『EARTH DEFENSE FORCE: IRON RAIN』

 空を飛べるジェットリフターは、“マーセナリー”のエース的存在。比較的安全な空中から黄色いドローンを探して、エナジージェムを届けられるのが強みです。しかもこの黄色いドローンは、外周の壁の上に出現することもあるので、チーム内に1人はジェットリフターがいたほうがいいでしょう。

ヘビーストライカー

『EARTH DEFENSE FORCE: IRON RAIN』

 攻防ともに優れたヘビーストライカーも、“マーセナリー”で大活躍。圧倒的な火力でアグレッサーを撃退しやすいうえ、エナジージェムを収納する際の無防備な瞬間も“E-フィールド”で身を守れます。また、黄色いドローンに近づく相手チームをブロックする役などもこなせそうです。

プロールライダー

『EARTH DEFENSE FORCE: IRON RAIN』

 立体的な移動ができるプロールライダーは、エナジージェムの回収役として適任。“E-ニードル”を使った高速移動で、相手チームやアグレッサーを振り切っていきましょう。

③より多くのスコアを稼ぐテクニック集

 ここでは、D3Pチームとのバトルでわかった“マーセナリー”でのテクニックをいくつか紹介していきましょう。

 まず序盤の立ち回りですが、対人戦とはいえ出現するアグレッサーの数は通常の“キャンペーン”モードと同じぐらいです。そのため、最初はアグレッサーに攻撃を集中しましょう。このとき、アグレッサーに倒されても問題ありません。そしてリスポーン・ボーナスが発生した場合は優先的に最大HPを増やしていきましょう。少しでもHPが多いほうがWaveが進むにつれて有利に立ち回れます。

 武器の交換では、ロックオン系の武器は複数個持たないようにするのがオススメです。この武器はアグレッサーしかロックオンできないので、相手チームへの妨害ができません。もし入手した場合は、アグレッサーへの攻撃に集中するといいでしょう。可能ならば相手チームが黄色いドローンに近づいたときに一撃で倒せるように、ロケットランチャー系の武器を1つ手もとに残しておくといいでしょう。ちなみにこの黄色いドローンは誰かがエナジージェムを納めると別の場所へと移動します。収納後はどこに移動したのかの位置をなるべく早く把握しておくのがベストです。

 なお、Waveが終了しても体力は回復しないうえ、所持していたエナジージェムは次のWaveに持ち込めます。しかも、WaveとWaveのあいだのインターバルタイムでは攻撃も可能なので、このタイミングで相手を倒さずに体力を削っておき、Wave開始直後に相手を倒してエナジージェムを奪うという戦法も有効でした。

『EARTH DEFENSE FORCE: IRON RAIN』

 今回、先行プレイでD3Pスタッフと2対2での試合を体験できました。そのバトルレポートは、2月28日発売の電撃Playstation Vol.673に詳しく掲載されていますが、プレイした感想としては、序盤は敵味方アグレッサーが入り乱れた、ドタバタした戦いがじつに爽快! アグレッサーの数が減ってきたら、仲間と声を掛け合ってエナジージェムを多く抱えている相手チームのプレイヤーを狙ったり、逆にエナジージェムをたくさん持っている味方を安全に黄色いドローンへ誘導したりといったチームプレイも楽しかったです。

 これまでアクションゲームでの対戦は苦手、と思っていた人も気軽にプレイできる対戦モードだと思いますので、ぜひみなさんも一緒に対戦しましょう!

『EARTH DEFENSE FORCE: IRON RAIN』
『EARTH DEFENSE FORCE: IRON RAIN』

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