2019年3月29日(金)

アニメ『グリザイア:ファントムトリガー』南條愛乃さんと井澤美香子さんが登壇した舞台挨拶をレポート

文:電撃オンライン

 劇場上映中のアニメ『グリザイア:ファントムトリガー THE ANIMATION』の、公開2日目である3月16日にEJアニメシアター新宿で行われた舞台挨拶のレポートをお届けします。

『グリザイア:ファントムトリガー THE ANIMATION』

 『グリザイア:ファントムトリガー』では、前作となるTVアニメ『グリザイアの果実・迷宮・楽園』の『グリザイア』3部作でも手腕を奮った天衝さんが監督を、『化物語』シリーズなどでおなじみの渡辺明夫さんがキャラクターデザイン・総作画監督を担当。天衝監督が代表を務めるバイブリーアニメーションスタジオがアニメーション制作を手がけます。

 本舞台挨拶には、出演キャストである南條愛乃さん(マキ役)、井澤美香子さん(有坂秋桜里役)が登壇しました。

『グリザイア:ファントムトリガーTHE ANIMATION』舞台挨拶公式レポートが到着

 『グリザイアの果実』、『グリザイアの迷宮』、『グリザイアの楽園』と人気のゲームシリーズを配信し、アニメ化をしてきたフロントウイングが最新作『グリザイア:ファントムトリガー』をアニメ化。『グリザイア:ファントムトリガー THE ANIMATION』として3月15日に劇場公開しました。

 舞台挨拶が行われたのは公開日翌日。この日、EJアニメシアター新宿での上映回すべてがソールドアウトの大盛況となりました。

『グリザイア:ファントムトリガー THE ANIMATION』

 1月26日に開催された特別先行上映会トークショーでは、残念ながらインフルエンザで欠席となった南條さん。最初の挨拶では「1月にはインフルエンザで欠席した、今は元気な井ノ原真紀役の南條愛乃です」と自らネタにして会場を笑わせました。

 井澤美香子さんは有坂秋桜里役であると同時に、『グリザイア:ファントムトリガー THE ANIMATION』宣伝隊長を務めています。劇場上映アニメ『グリザイア:ファントムトリガー THE ANIMATION』では、入場特典として特製フィルムが配布されています。南條さんと井澤さんも控室でフィルムを開封したようで、井澤さんが「なんと有坂先生が出まして、嬉しいです」と明かすと南條さんも「運命だ!」と祝福し会場は拍手喝采。

『グリザイア:ファントムトリガー THE ANIMATION』 『グリザイア:ファントムトリガー THE ANIMATION』

 そんな南條さんは残念ながらマキを引けず、「ちゃんマキ出ませんでした。ちゃんマキ(特製フィルムの中に)いるんですか?」と司会を問い詰めていましたが、会場には引き当てた人が……! はずれなしの厳選した内容になっている特製フィルム、特に印象的なフィルムとして話題になっていたのが“ふともも”というワード。南條さんも「あれをじっくり見られるのはそうそうないと思う」と話しました。

『グリザイア:ファントムトリガー THE ANIMATION』

 劇場公開を迎えた心境については、南條さんが「私のファンの人から、“南條さんが演じているとわからなかった”と言われたのが嬉しかったので、どんな演技なのか注目してみてください。実は先行上映版から劇場公開までに映像がブラッシュアップされているらしいので、最後までしっかり見てください」とコメント。

 井澤さんは「ゲームからずっとやってきた作品がアニメになって、ついに劇場公開されるということが純粋にうれしいです。今回は皆さんがクラウドファンディングでお力添えしてくださったということで、本当に感謝しています」と喜びを伝えていました。

『グリザイア:ファントムトリガー THE ANIMATION』

 自らが演じるキャラクターについて、ネタバレしない程度に紹介してほしいと振られた2人。南條さんは「マキは口が悪い。全体的な色合いが黒い。肌色は肌色。とにかく見てください」と端的にコメント。今回の舞台挨拶での南條さんの衣装はマキの黒を意識したそうです。

 井澤さんは「有坂先生は先生ということで、美浜学園に赴任してくる新任教師です。この作品を初めて見る人と同じ立場、皆さんの目となるような存在だと思います。引っ込み思案でおどおどしているんですが、生徒のことを思うと奮い立って踏みこんだりもできる人です」と語りました。

 オススメのシーンとしては、作中でものを食べる場面が話題に。南條さんも「今おなかがすいている人は見終わったあとヤバいですよ」と太鼓判を押していました。その流れで映画を見ている間に食べるフードの話題になると、井澤さんは身を乗り出しながら「ポップコーンの塩とキャラメルのハーフとか、ホットドッグとか、全部買います! チュロスとかめっちゃ食べる!」と熱弁。南條さんは「食べたいと思って買うんだけど、映画に見入ってしまって最後までそのまま残っていることが多いので、今は買うのをあきらめました」と語りました。

『グリザイア:ファントムトリガー THE ANIMATION』

 そして話題は、南條さんがアーティストとして担当しているEDテーマ『サヨナラの惑星』へ。レコーディング時のやりとりについて南條さんは「砂時計、の発音をめちゃくちゃこだわってました。最初、私はすなどけ“い”をはっきり発音していて、ディレクションには“けー”で伸ばしてほしいと言われて。そういう一文字、音の1つまでこだわって作っています」と締めくくりました。なお、CDシングル『サヨナラの惑星』は、通常盤とMVを収録した初回限定盤が、3月13日に発売されています。

 井澤さんからは、本作の宣伝隊長として参加したヒット祈願式にまつわるトークも。井澤さんは「東京大神宮さんでヒット祈願の儀式と、絵馬の奉納をさせていただきました。初めての経験だったので緊張していたんですが、宮司さんが“グリザイア:ファントムトリガー ザ アニメーション”と仰ったので、ザじゃないよ、ジだよ、とその場にいた関係者みんなの気持ちが1つになりました」と和むエピソードを明かしていました。最後は2人からファンに向けてのメッセージが語られ、舞台挨拶は終了しました。

南條愛乃さんからのコメント

 皆さんにはこれからたっぷりと、楽しんでいただきたいです。とにかく戦闘シーンの映像や音の迫力がすごくて、見ごたえがある作品になっています。私はまだ劇場では見られていないので、正直皆さんがうらやましいです。

 お帰りの際は『サヨナラの惑星』、そしてOPテーマの黒崎真音『幻想の輪舞』をお手に取っていただけたらと思います。最後まで楽しんでください、本日はありがとうございました。

『グリザイア:ファントムトリガー THE ANIMATION』

井澤美香子さん

 本日はありがとうございます。今は上映館も少ないですが、これから上映館が増えて、今日見てくれた人が初日2日目に見たんだよーと自慢できるようになればいいなと思っております。

 オープニングの『幻想の輪舞』とエンディングの『サヨナラの惑星』を映画館の音質で大音量で聴けるのもすごく素敵な、ぜいたくな時間だと思います。最後の最後まで楽しんでください! 今日はありがとうございました。

『グリザイア:ファントムトリガー THE ANIMATION』

レナ役・内田真礼さん、トーカ役・佐倉綾音さんによるコメント動画が公開

 フロントウイング公式YouTubeチャンネルで、人懐っこい拳銃使いレナを演じる内田真礼さんとツンデレ狙撃手のトーカを演じる佐倉綾音さんのキャストコメント動画が公開されました。

レナ役・内田真礼さんコメント動画

トーカ役・佐倉綾音さんコメント動画

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