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2019年4月4日(木)

『ガレリアの地下迷宮と魔女ノ旅団』が7月25日発売。登場人物、世界観、戦闘システムを紹介

文:電撃オンライン

 日本一ソフトウェアは、PS4/PS Vita用ソフト『ガレリアの地下迷宮と魔女ノ旅団』を、7月25日に発売します。価格はPS4の限定版が9,200円+税、通常版/ダウンロード版が7,200円+税、PS Vitaの限定版が8,200円+税、通常版/ダウンロード版が6,200円+税です。

『ガレリアの地下迷宮と魔女ノ旅団』 『ガレリアの地下迷宮と魔女ノ旅団』

 本作は、1人称視点で進んでいく探索型のRPG。ディレクター、シナリオを務めるのは『魔女と百騎兵』、『ルフランの地下迷宮と魔女ノ旅団』の開発を行った泉達也さん。キャラクターデザインは『魔女と百騎兵』シリーズや『魔界戦記ディスガイア』シリーズでお馴染みの原田たけひとさん、音楽は同シリーズを手掛ける佐藤天平さんが担当します。

『ガレリアの地下迷宮と魔女ノ旅団』
『ガレリアの地下迷宮と魔女ノ旅団』

ゲーム概要

――ここではないどこかの物語。

“謎に満ちた、地下迷宮を攻略する”

 プレイヤーは、魔女“マダム・マルタ”が所有する“降霊灯(こうれいとう)”に宿った魂として、彼女の命に従い、前人未到の地下迷宮の攻略へと乗り出します。

 プレイヤーが率いるのは、“人”でも“動物”でもない、魔女が作り出した魔法生物(マナニア)である“人形兵”。

 魔法の力で生まれし彼等と、奇妙なランタンこと“降霊灯”からなる特異な集団……“魔女ノ旅団”が迷宮に挑む時、“奇品(きひん)”探しの摩訶不思議な冒険が幕を開けます。

『ガレリアの地下迷宮と魔女ノ旅団』

登場人物

『ガレリアの地下迷宮と魔女ノ旅団』

探索助手の少女“ユリィカ”(画像左のキャラクター)

「わたし、今日からここでお世話になるユリィカです。よろしくお願いします!」

 探索助手募集の張り紙をみてガレリア宮にやってきた少女。元気で明るく何事にも前向きな性格の持ち主。魔女マダム・マルタの助手として迷宮探索を手伝うことになったところ彷徨える魂を現世に定着させるための憑代となる。

老魔女“マダム・マルタ”(画像右のキャラクター)

「――アタシかい? アタシは降霊術を得意とする霊媒師であり老いさらばえた魔女さ。」

 長い白髪の年老いた魔女で、通称オババ様。ガレリア宮の主の依頼を受け地下迷宮に眠る『奇品(きひん)』を見つけるべく人形兵を使った探索を行う。

魔女の孫娘“ペリコ”(画像真ん中のキャラクター)

「なんだオマエ! バカか! そんなこと知るか!」

 魔女マダム・マルタの孫娘で一緒に旅をしている。元気はいいがつねに不機嫌で何を考えているのか分からないところもあり周囲を困惑させる。猫が好き。

奇妙なランタン“降霊灯(こうれいとう)”(画像ではユリィカが手に持っているランタン)

 “彷徨える魂”こと、“プレイヤーの魂”が封じられている、プレイヤーの分身。自分で動くことができず、地上での行動は憑代であるユリィカとともに行う。意思の表明はできるが、喋ったり感情を示すことはない。名前は“任意”で設定可能。

世界観

謎に満ちた地下迷宮を有する館“ガレリア”宮

 物語の舞台となる辺境にたたずむ屋敷で田園風景の広がる片田舎のさらにはずれ、深い森の奥にあります。その地下には、巨大で“複雑怪奇なギャラリー”こと“ガレリアの地下迷宮”があると言われています。

『ガレリアの地下迷宮と魔女ノ旅団』

地下迷宮

 ガレリア宮の地下深くにある悪魔が作ったと言い伝えられる“ギャラリー”であり“地下迷宮”。現在ではその存在はおろか、迷宮への入り方すら失われていますが、内部には“奇品(きひん)”と呼ばれる不思議な力を持つ美術品が眠ると伝えられています。

奇品(きひん)

 作者不詳、出所不明、不思議な力を持つ反面、それを所持する者を不幸にすると言われる謎の美術品群。

ファセット

 “ファセット”とは、複数種存在する“人形兵のタイプ”のことであり、その種別ごとに個性的な特徴を持ちます。同じ人形兵でもファセットが異なれば、ステータスやスキルが大きく変わるので状況に合わせて適切な運用、組み合わせが必要になります。

魔女ノ旅団と人形兵

 魔女が“木製の人形素体”と“アニマ(魂)”を使って作り出す“人形兵”。その“人形兵”で構成された集団である“カヴン”が複数集まったものを“魔女ノ旅団”と呼びます。人形兵は、魔法生物(マナニア)であり、魔力が豊富な地下迷宮でのみ、人の姿になることができます。

人形兵のファセット

己が道、切り拓く迷宮の勇者“ワンダーコルセア”

『ガレリアの地下迷宮と魔女ノ旅団』 『ガレリアの地下迷宮と魔女ノ旅団』
▲メイル型▲フィメイル型

 武芸百般、あらゆる武器の扱いに精通した戦闘のプロフェッショナル。勝利困難な難敵にも勇猛に挑む反面、仲間内での助け合いや生存率を重要視しています。一撃の威力よりも、攻守のバランスが取れた戦いを得意とし、どんな局面にも臨機応変に対応できる万能型アタッカー。

東方より来たるマシラの一族“シノマシラ”

『ガレリアの地下迷宮と魔女ノ旅団』 『ガレリアの地下迷宮と魔女ノ旅団』
▲メイル型▲フィメイル型

 東の国より来たるマシラの一族。暗殺を生業とする一族の中でも、特に集団戦での戦いを得意とする一派。“鈍槌”(どんつい)と呼ばれる打撃系武器での接近戦や優れた体術による身のこなしで、前線をかく乱するのが得意です。敵の狙いをコントロールし戦場を支配する遊撃特化のファセット。

システム概要

 プレイヤーは魔女“マダム・マルタ”が所有するランタンこと“降霊灯”となり、彼女の命を受けて迷宮の攻略に挑みます。プレイヤーが引き連れるのは魔女が作り出した不死身の“人形兵”たち。人形兵はそれぞれに異なる戦闘能力を持ち、プレイヤー(直接の攻撃力を持たない)の代わりに、迷宮内での戦闘を行います。

迷宮に挑む魔女の集団“カヴン”

 本作では、“カヴン”と呼ばれるキャラクターの集団が戦闘における1単位となります。カヴンには多数の種類が存在し、プレイヤーはカヴンにキャラクター(人形兵)を組み入れることで“魔女ノ旅団”を編成します。

 カヴンの能力は所属するキャラクターやカヴン自体の特性によって決まり、編成次第でさまざまな“魔女ノ旅団”を作ることができます。パーティに加えられるカヴンは最大5つ。敵との戦闘は複数のカヴンの攻防によって展開します。

『ガレリアの地下迷宮と魔女ノ旅団』
▲人形兵は、性格や容姿、名前だけでなく、成長タイプやカラータイプ、好みのスキル、果てはフレーバーテキストまで、さまざまな項目が任意で設定できます。

敵が“視覚化”された迷宮を縦横無尽に探索

 探索の舞台となる迷宮は、プレイヤーの一人称視点で進む3Dダンジョンです。フィールド上の敵は視覚化された“敵のシンボル”となっており、このシンボルとの接触によって戦闘が発生します。

 敵と味方は同時に1マスずつ移動することができます。視界やマップから得られる情報をフル活用すれば強力な敵との遭遇を避けつつ、迷宮の奥深くに眠る高レアリティのアイテムを奪取してくる……といった冒険も可能です。

『ガレリアの地下迷宮と魔女ノ旅団』

戦闘システム

 戦闘は複数のカヴンに命令を出し、それぞれのカヴンが敵に攻撃を仕掛けることで展開していきます。カヴンに所属するアタッカーたちによる総攻撃、カヴン単位で発動する特殊技、陣形効果など、さまざまな戦術を駆使して敵の撃破にあたります。

『ガレリアの地下迷宮と魔女ノ旅団』
▲各カヴンの上に表示されている“LIBERATION(解放)”とは!?
『ガレリアの地下迷宮と魔女ノ旅団』
▲カヴンへの登録を一人にすれば少人数パーティの冒険も可能。

 戦闘に直接参加するアタッカーは1つのカヴンにつき最大3人ですが、カヴンによっては最大8人のキャラクターがなんらかの形で戦闘に関与する場合もあります。カヴンの数5×8人――最大40人+αのキャラクターが戦闘に参加する集団戦、それが“魔女ノ旅団”の戦い方です。

『ガレリアの地下迷宮と魔女ノ旅団』

クリティカルゴア

 敵への攻撃がクリティカルヒットすると、大ダメージを与えるとともに敵の身体の“部位”が“ロスト(破壊)”します。これを“クリティカルゴア”と呼びます。

 ロストした部位に応じて敵のステータスが大きく低下するため、戦力を大幅に削ることができます。クリティカルの発生にはカヴンの特性をはじめとしたさまざまな要素がかかわっており、積極的にクリティカル率を高めて戦闘を有利に運ぶ……という戦略も可能です。

 ただしクリティカルゴアは味方にも発生し、部位をロストした人形兵はステータスが低下してしまいます。人形兵たちは手足や胴体を破壊されても戦い続けることができますが、頭部が破壊された場合は一撃で戦闘不能となります。また、ロストした部位は拠点で修理しない限り元には戻らず、ステータスも下がったままとなるため注意が必要です。

『ガレリアの地下迷宮と魔女ノ旅団』

陣形

 戦闘に参加しているカヴンは、“前衛”と“後衛”を切り替えることができます。 配置状況によって“陣形”を組むことができ、陣形の効果としてステータスにボーナスが付きます。陣形はさまざまな“型”と効果が存在するため、状況に応じて変更しましょう。

『ガレリアの地下迷宮と魔女ノ旅団』

 陣形にはすべてのカヴンを前衛に配置した“攻撃特化”型や、左右両端のみを前衛とした“挟撃”型、1つのカヴンを後衛にして守るように戦う“護衛”型などが存在します。

『ガレリアの地下迷宮と魔女ノ旅団』

ミラマキーナ/傀儡兵

40体の人形兵“+α”の正体!?

 40体+αの新たな戦力が“ミラマキーナ”です。“ミラマキーナ”と呼ばれるキャラクターを呼び出すと、各カヴンの前方に配置され、そのカヴンの“盾”となります。ミラマキーナに個別の命令を出すことはできず、また、制限時間(ターン)がありますが、個性豊かな能力で戦闘をサポートします。

 ミラマキーナには、物理攻撃に強い、いわゆる防御壁のようなタイプや“自立型傀儡兵”と呼ばれる独自の思考で戦闘を行うタイプがいます。

『ガレリアの地下迷宮と魔女ノ旅団』

スクリーンショット

『ガレリアの地下迷宮と魔女ノ旅団』
▲ガレリア宮の中心にあるギャラリールーム“赤のトリブーナ”を拠点に、迷宮探索は行われます。
『ガレリアの地下迷宮と魔女ノ旅団』
▲地下迷宮での探索とは別に、地上ではガレリア宮を舞台に日常をメインにした物語が繰り広げられます。
『ガレリアの地下迷宮と魔女ノ旅団』
▲迷宮内の“壁”は破壊し、新たな道を作ることも可能。スキル“壁壊し”により自由な発想で迷宮を探索することができます。

限定版・初回生産特典

 『ガレリアの地下迷宮と魔女ノ旅団』は、さまざまな特典を同梱した限定版と、早期に購入することで手に入る初回生産特典が用意されます。

■限定版特典
●サウンドトラック(音楽:佐藤天平):ゲーム内のさまざまな楽曲が収録されたサウンドトラックCD
●アイテム未定
●豪華三方背BOX

■初回生産特典
●PS Vita、PS4用オリジナルテーマ:イラストやキャラクターイラストを使用したオリジナルテーマを予定

※初回限定版、初回生産特典には数に限りがあります。
※同梱物、特典の情報はともに製作中のものです。内容が予告なく変更になる場合があります。

※本記事の内容、画像は開発中のものです。
(C)2019 Nippon Ichi Software, Inc.

データ

▼『ガレリアの地下迷宮と魔女ノ旅団(限定版)』
■メーカー:日本一ソフトウェア
■対応機種:PS4
■ジャンル:RPG
■発売日:2019年7月25日
■希望小売価格:9,200円+税
▼『ガレリアの地下迷宮と魔女ノ旅団(限定版)』
■メーカー:日本一ソフトウェア
■対応機種:PS Vita
■ジャンル:RPG
■発売日:2019年7月25日
■希望小売価格:8,200円+税
▼『ガレリアの地下迷宮と魔女ノ旅団』
■メーカー:日本一ソフトウェア
■対応機種:PS4
■ジャンル:RPG
■発売日:2019年7月25日
■希望小売価格:7,200円+税
▼『ガレリアの地下迷宮と魔女ノ旅団』
■メーカー:日本一ソフトウェア
■対応機種:PS Vita
■ジャンル:RPG
■発売日:2019年7月25日
■希望小売価格:6,200円+税
▼『ガレリアの地下迷宮と魔女ノ旅団(ダウンロード版)』
■メーカー:日本一ソフトウェア
■対応機種:PS4
■ジャンル:RPG
■配信日:2019年7月25日
■価格:7,200円+税
▼『ガレリアの地下迷宮と魔女ノ旅団(ダウンロード版)』
■メーカー:日本一ソフトウェア
■対応機種:PS Vita
■ジャンル:RPG
■配信日:2019年7月25日
■価格:6,200円+税

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