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2019年4月16日(火)

RPG『ラストイデア』は育成とアイテム収集がめちゃくちゃ“重い”からこそおもしろい!

文:ophion

 スクウェア・エニックスが2019年4月18日に配信する、iOS/Android用アプリ『ラストイデア(LAST IDEA)』。リリースに先駆けて、いち早く本作をプレイした感想をお届けします!

『ラストイデア』

 『ラストイデア』は、スクウェア・エニックスがおくるスマホ向けトレジャーハンティングRPGです。新米トレジャーハンターを主人公に、王道冒険ファンタジーの物語が展開します。また、スマートフォンならではの直感的な操作でアクションを行えるシステム“スマコマ”を搭載しているのも特徴です。

スキルの組み合わせがとにかく幅広い!

 『ラストイデア』はスキルや装備の組み合わせでキャラクターを強化していく、育成要素重視のRPG。プレイヤーは新米のトレジャーハンターとなって、さまざまな地を冒険しながら自身を強くする装備を手に入れていきます。

 トレジャーハンターといっても宝箱の開錠などに特化したいわゆる“盗賊”的なものではなく、冒険をして戦って、敵から武器や防具を手に入れる。中世ファンタジーなどで見られる“冒険者”的な存在が主人公とその仲間たちです。

『ラストイデア』
▲オープニングアニメから、かわいい&カッコいいキャラクターたちがよく動きます。
『ラストイデア』
『ラストイデア』
▲主人公のビジュアルもカスタマイズ可能。声まで自分の好きに選べちゃいます。

 冒険の舞台も、トレジャーハントというと頭に思い描きがちな薄暗い遺跡やダンジョンばかりではなく、屋外を巡るシーンが豊富。物語もトレジャーハントの途中に訪れた場所で謎の少女を見つけたことから、少女を狙う存在と敵対し、敵対者がいるからこその協力者もありと、王道ファンタジーのRPGに近い印象です。

『ラストイデア』
『ラストイデア』
▲物語はアドベンチャー形式がベースで、重要なシーンにはアニメーションが挿入されます。

 そんな本作の育成システムはレベル制とスキル制を兼ね備えたもの。プレイヤーはゲーム開始時に“剣(近距離戦に特化)”“炎(火を操る魔導士)”“弓(遠距離戦が強力)”“死霊(いわゆるネクロマンサー)”の4種類のスキルツリーのいずれかを選択します。

 “スキルツリーを選ぶ”と書くとわかりにくいですが、実質的に最初に就く職業やクラスを選択しているようなものです。選ばなかったものも後から取得できますので、好きなスキルツリーを選びましょう。

『ラストイデア』
『ラストイデア』
▲最初のスキルツリー選択時には、それぞれの特徴をチェックできます。オートプレイに向いているかが書かれているのも親切ですね。

 自分が選んだのはオートプレイに向いていないと書かれていた弓のスキルツリー。前線で正々堂々戦うよりも、安全な場所から一方的に攻撃するほうが好きなので選んでみました。自分以外にもそんな人いますよね?

『ラストイデア』
▲弓のスキルツリーは防御を犠牲に攻撃面に特化しているようです。

 冒険のメインとなる戦闘はいくつかの区切りに分けて敵が出現する、いわゆる“WAVE制”になっています。

 戦闘ではこちらが1人もしくはNPCを含めた数人のパーティなのに対して、敵は数十体がワラワラと出現。大量の敵を広範囲攻撃で蹴散らしつつ、ボスクラスの敵や遠くから威力の高い魔法攻撃を仕掛けてくる敵などのやっかいな敵に対処していくというのが大まかな流れになります。

『ラストイデア』
▲ボス戦か否かを問わず、大きい敵はだいたい危険だと考えてOKです。

 どのスキルツリーも初期状態では自動で行われる攻撃に加えて、スワイプ操作などでMPを消費して使う強力なスキルを2種類習得済み。これらを含めたスキルをレベルアップ時に手に入るスキルポイントで自由に育てられます。

 例えば弓のスキルツリーの場合、扇状に矢を放つ“マルチショット”とほぼ直線上に大量の矢を撃ち込む“ストレイフ”というスキルを初期から習得しています。

 マルチショットを強化すればダメージとともに一度に放つ矢の本数が増えてより大群に対処しやすくなり、ストレイフを強化すれば1体の強敵に、より大ダメージを与えることが可能になります。

『ラストイデア』
▲弾数が増えたり威力が増したりと、強化するとスキルは複合的に性能が上がっていきます。

 これだけでも大群と1体の強敵、どちらと戦いやすいかという育成の幅が生まれますが、これに加えて弓のスキルツリーには、すべての攻撃が敵を貫通して飛ぶ確率を増やす“ピアース”という常時発動型のスキルもあり、どこを強化していくのかにかなり悩むことになります。

 さらに、ある程度レベルが上がると最大で3つのスキルツリーを同時にセット可能になります。例えば弓のスキルツリーと炎のスキルツリーを同時にセットすれば、炎魔法を扱える弓使いになれます。

 もちろん、スキルツリーの組み合わせは自由で、それぞれのスキルツリーで個別にスキルを習得&スキルレベルアップ可能です。より遠距離戦に特化するべきか、少しでも生き延びられるよう防御面を高めるか、はたまた上記のような魔法も使える弓使いを目指すのか。育成の幅の広さに悩むことこそが、『ラストイデア』の楽しさなんです。

『ラストイデア』
▲使用したスキルポイントはゲーム内で手に入る“ゴールド”でリセット可能。とにかく悩むほど育成の幅が広いぶん、やり直しはしやすいです。

自分だけの装備集めはやめどきが見つからない!

 スキルと同じくキャラクターの育成要素を担うのが装備収集です。『ラストイデア』では、主にクエストで武器や防具などの装備を入手できます。

 この装備の性能を決定付けるのが“プロパティ”という装備に付与された追加効果です。わかりやすい例を挙げると、同じ防具であっても“HPが追加で10増えるもの”と“与える物理ダメージが20増えるもの”があるといった具合。装備にはこういったプロパティがいくつかランダムで付与されています。

『ラストイデア』
『ラストイデア』
▲付与されるプロパティはランダムですが、装備したときにそのスキルツリーで役に立つものが付与されるようです。

 つまり、すべての装備が一品ものだと言えます。場合によっては2つの装備を比較した時に、ベースの性能が低くてもプロパティ込みになると強力ということもあります。もっとレアな装備でもっとレアなプロパティをと求めるとなると、何度同じクエストを周回しても足りません。

『ラストイデア』
▲今回の先行プレイで筆者が唯一手に入れた最高レアリティの装備! 比較対象がないので、よいプロパティが付いているのかはわかりませんでした(笑)。

 さらにプロパティには単純にステータスを強化するものだけでなく、習得しているスキルの効果を高めるものや、攻撃に毒を付与するものなども存在します。

 ちなみに、先行プレイではあまり厳選する時間もなかったので、単純に性能が高い、なんかスキルが強そう、一番レアリティが高いし……と、そんな理由で装備を選択していました。

 その結果、スキルを使うとHPを回復しつつ、そこそこの頻度で上空から隕石のような火球を落とす追加攻撃も発動。さらに広範囲を氷の魔法で攻撃するスキルも使えるという弓使いキャラクターに。弓使い要素がだいぶ薄っすらしたものになりました(笑)。

『ラストイデア』
▲火球(画面中央上)を降らすことができる弓使いです。
『ラストイデア』
▲氷柱(画面右)を落とすことができる弓使いです。

 さて、こういった手に入る装備の性能がランダムで性能が変わるゲームの場合、当然有用な装備1つが手に入るまでに今一つ性能に見劣りのする装備が山ほど手に入りますよね。こういった装備の使い道もきっちり用意されています。

 まず、拠点にある鍛冶屋で装備を分解すると装備のレアリティに応じたゴールドや素材を入手できます。そしてこの分解時に手に入る素材とゴールドで、鍛冶屋でのみ入手できる装備を作れます。つまり、実質的に複数の不要な装備を素材に新しい装備が手に入るんです。もちろん、この鍛冶屋で作れる装備のプロパティもランダム。

『ラストイデア』
▲ここまではっきりランダムです。と書かれると、なんか気持ちいいですね(笑)。
『ラストイデア』
▲実際に手に入ったのはこちら。ダメージが増えてダメージが増えてダメージが増える。つまり、強い!

 いい性能の装備を集めて、その間に集まった性能の低い装備は鍛冶屋でリサイクル。鍛冶屋で作った装備も分解できるので性能が気に入らなければ……。どうですか、そろそろ本作の果てのなさが見えてきたのではないでしょうか?

 また、手に入れた装備は“オークション”に出品して他のプレイヤーと売買することもできます。リリース後はきっとレアなプロパティが付与された装備で一攫千金を手に入れるプレイヤーもいることでしょう。

 ただし、オークションに出品できるのは自分が一度も身に着けたことがない装備だけ。使ってみてからオークションにとはいかないのが悩ましいところになりそうです。

課金の有無で代わるのはチャンスの回数!?

 上記の通り、本作は基本プレイ無料のタイトルでキャラクターのスキルに加え装備集めがとにかく重要です。ここで、「一番強いキャラや装備はガチャで手に入れるものだろう」と思った人はスマホ向けゲームに慣れた人でしょう。

 ですが、本作には抽選で装備を入手するいわゆる“ガチャ要素”はまったくないのです。レアな装備を手に入れるには、クエストでのドロップ、鍛冶屋でのリサイクル、そしてオークションで誰かが出品したものの購入のいずれかが必要になります。

 では、どこで課金できるのかというと1つはクエストに向かう際に必要なスタミナの回復。本作では多くのタイトルと同様に、クエストのクリア報酬や有償での購入で“ジェム”というアイテムを入手でき、このジェムを消費してスタミナを回復できます。

 クエストに行ける回数が増えればそれだけレアなプロパティの装備が手に入るチャンスが増加。さらに、プレイヤー間で装備の取引ができるので、装備をたくさん手に入れられることはソロプレイに特化したタイトルよりも大きなメリットになるでしょう。

『ラストイデア』
▲ストーリー中で訪れる場所も含めた、あらゆるクエストでレアな装備が手に入る可能性があります。

 そして、“トレジャーダンジョン”という特殊なダンジョンに繰り返し挑むのにもジェムが必要です。このダンジョンは基本的に一定期間に一度挑めるダンジョンで、一度挑戦すると期間内に再度挑戦するには、ジェムもしくは特定のアイテムが必要になります。

 “トレジャー”という名前のとおり、こちらは通常のダンジョンよりも装備が手に入る確率が高めの印象。装備が手に入る確率が高ければレアな……さすがに繰り返しになるので省略します(笑)。

『ラストイデア』
▲通常のクエストでは運がよくても装備のドロップ数は4つ程度。ですが、トレジャーダンジョンなら5つを超えるのが当たり前でした。

 その他、取得経験値にボーナスの入るなどのコースが有償コンテンツとして用意されているようでした。総じて、本作の有償コンテンツは時短要素と優れた装備を手に入れる“チャンス”を増やすものの様子。

 逆に言うと、「いっさいアプリにはお金をかけないし、1日1クエストくらいしか遊ばない」という人でも、運次第でコアなプレイヤーがうらやむほどの装備が手に入ることもあるでしょう。

 『ラストイデア』は、はっきり言って装備集めにほぼ果てのないタイトル。しかもレアな装備が手に入らなかったとしても、それはなんらかのリソースに変わります。

 1本のタイトルをじっくりプレイしたい人や、ここまであえてこの言葉を挙げませんでしたが“ハック&スラッシュ”という単語に目がない人なら離れられないタイトルになると思いますよ。

※画像は開発中のものです
(C) 2019 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.

データ

▼『LAST IDEA(ラストイデア)』
■メーカー:スクウェア・エニックス
■対応端末:iOS
■ジャンル:RPG
■配信日:2019年4月18日
■価格:基本無料/アイテム課金
▼『LAST IDEA(ラストイデア)』
■メーカー:スクウェア・エニックス
■対応端末:Android
■ジャンル:RPG
■配信日:2019年4月18日
■価格:基本無料/アイテム課金

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