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2019年4月5日(金)

有名ゲームプレイ配信者Mrhappy氏が語る『FFXIV』の魅力。海外は日本ファンフェスの情報にどう反応した?【電撃PS】

文:電撃PlayStation

 3月23日、24日に行われ、多くの光の戦士たちを熱狂の坩堝にたたき込んだ“FINAL FANTASY XIV FAN FESTIVAL 2019 in TOKYO(以下、日本ファンフェス)”。そんな日本ファンフェスに、海外を中心に有名なゲーム配信者にして、これまでに『FFXIV』で幾度も高難度レイドの完全踏破ワールドファーストを達成したFC“Elysium”のメンバーであるMrhappy氏が来場していたことはご存知だろうか。

『ファイナルファンタジーXIV』(FF14)

 本記事では、そんなMrhappy氏にお時間をいただいたインタビューを掲載! 日本ファンフェスで出た情報に対する海外の反応や、禁断の地 エウレカ:ヒュダトス編のバルデシオンアーセナルでワールドファーストを達成した際の感想などなど、海外の配信者にしてレイド攻略の最先端をゆく彼ならではの言葉を聞いているので、ぜひ、海外の1プレイヤーとしての瑞々しい感性にふれてみてほしい。

『ファイナルファンタジーXIV』(FF14)

Mrhappy氏

 TwitchやYouTubeで絶シリーズなどの高難度コンテンツ攻略の模様を配信している人気プレイヤー。ほかのプレイヤーからの質問に答える動画を多数アップするなど、プレイ動画配信にとどまらない活動を続けている。北米のレイド攻略FC “Elysium”のメンバーでもあり、世界最高峰のレイドプレイヤーということで、日本のレイド攻略プレイヤーのファンも多い。

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『漆黒のヴィランズ』日本ファンフェス基調講演の海外プレイヤー的な反応は?

――まずは、日本へようこそ!

Mrhappy氏(以下、敬称略):Thank You!

――日本を、そして日本ファンフェスを体験してみていかがでしたか?

Mrhappy:日本に来ること自体が初めてなのでとても緊張していたのですが、息をつく暇もないほど充実した時間を過ごせました。僕は日本の食べ物がすごく好きで、スシや鉄板焼きなど美味しいものをたくさん食べられて満足です。コンビニのローソンにも行きましたよ(笑)。また、ファンフェスは北米のものと比べて規模がとても大きかったので、迷子にならないように気をつけていました。振り返ってもとても楽しい日々でしたが、残念ながら今日が最終日で……。明日の飛行機でアメリカに帰るのですが、時間がぜんぜん足りなくて。もっと長く滞在したかったですね。

――高難度コンテンツに挑む日本プレイヤーは、Mrhappyさんの配信を参考にして絶シリーズに挑むプレイヤーも多くいます。日本ファンフェスでは、日本人のプレイヤーに声をかけられることはありましたか?

Mrhappy:はい、たくさん声をかけてもらいました。基本的なあいさつぐらいしかコミュニケーションは取れなかったのですが、すごく気持ちよく対応してくれてうれしかったです。ただ、僕の邪魔になるかもしれないと思ったのか、たまに遠くから手を振るだけの人もいたんですよ。もっと気軽に話しかけてくれてもいいのに(笑)。日本のみなさんに会うのも楽しみにしていたので、もっと対話する機会があればよかったかなと思いました。

――日本ファンフェスの発表で、とくに驚いたことはなんですか?

Mrhappy:発表のなかでは、やはり新しいヒーラーが追加されなかったことが驚きでした。『漆黒のヴィランズ』では、1タンク1ヒーラーが追加されると予想していたので。ただ、それ以上に踊り子がとても楽しみです。遠隔物理DPSということで、僕も少し触れてみようと思います。

――ちなみに、海外にいるプレイヤーさんたちはとくにどのあたりに驚いていたのでしょう?

Mrhappy:海外プレイヤー的に驚いたポイントは2つあって、1つはヴィエラの男性・ロスガルの女性がプレイアブル種族として用意されなかったことですね。性別が限定されているところに、ショックを受けたプレイヤーが多いようです。2つ目は、踊り子がヒーラーではないという点で、こちらも落ち込む声が一部から聞こえてきました。ですが、僕としてはあまり気になりませんでしたね。

――日本ファンフェスでは、開発チームの方々とお話する機会はありましたか?

Mrhappy:ファンフェス中にはありませんでしたが、この直前に吉田さんへインタビューをさせていただきました。

――ちなみに、どのようなことをお話されたのでしょうか?

Mrhappy:基本的には、すでに出ている『漆黒のヴィランズ』の情報について、より詳しく確認しつつお話をお聞きました。たとえば、先ほどお話した“種族のジェンダーロック”や“踊り子”と“ヒーラー”についてですね。また、青魔道士や“禁断の地 エウレカ”のプレイヤーフィードバックがどういうものだったかといった、最近の情報についても詳しくお話を聞きました。こういった質問に対して、吉田さんからとても明確に細かく回答してもらったので、インタビュー記事はすごく長くなりそうです(笑)。聞けなかった質問があった場合にそなえていくつかバックアップの質問も用意していたのですが、吉田さんからもらえた回答ですべてがクリアになったので……バックアップとして用意していた質問は、また別の機会に尋ねてみようと思います。

――Mrhappyさん自身は、『漆黒のヴィランズ』でのバトル面の調整について、どういうところに期待していますか?

Mrhappy:モンクと侍は、いくつか調整が入ればいいなと思っています。吟遊詩人については、現状でほぼほぼ完成に近いようなバランスだと感じているので、このままでもいいかなと(笑)。逆に、機工士に関してはかなりのテコ入れがほしいところですね。ヒーラーについては、今回新しい追加がなかったということもあり、バランスがどう調整されるのかという部分を、みなさんと同様に僕も注目していきたいです。

野良プレイヤーの協力あっての“バルデシオンアーセナル・ワールドファースト”!

――少し話題が変わりますが、さきほど禁断の地 エウレカという単語が出てきましたので、この場でお祝いの言葉をお贈りしたいと思います。バルデシオンアーセナルのクリア・ワールドファースト、おめでとうございます!

Mrhappy:ありがとうございます。じつは、「ほかにワールドファーストを宣言しているチームがいなかったので、たぶんワールドファーストなんだろう」という認識でしかなかったのですが、さきほど吉田さんからワールドファーストのお祝いをしてもらいまして。それで公式に認定されたということで、ようやく実感がわきました。

――これまでとも毛色の違う、かなり緊張感のあるコンテンツでしたが、海外のみなさんがバルデシオンアーセナルをどう楽しんだか、どう感じたかについてお聞きしたいです。

Mrhappy:バルデシオンアーセナルについては、蘇生できないという緊張感をすごく楽しみました。一方で、エーテリアルノードで中に入るというシステムについては、すごく大人数で戦うものなので「入るために競うというのは違うのではないか」といった批判的なフィードバックも多いです。

――初めてクリアしたときの感想はいかがですか?

Mrhappy:絶シリーズであったとしても戦闘不能になること自体はそこまで致命的でないと言いますか、いちおうはいつでも蘇生ができるという安心感がありました。ですが、今回に関しては、みんな戦闘不能になることをすごく気をつけていて、いつも以上に安全なプレイをしようという、ほかのコンテンツにはないムーブになっていきました。そのためのパズルを完成させていくという作業が、難易度としてとてもよかったと思います。なので、今後も、ギミックが難しくなかったとしてもそういった“特有の難しさ”みたいなものは遊んでみたいですね。ただ、エーテリアルノードの部分はもうやりたくないかもしれません(笑)。

――やはり、海外でも固定で入るメンバーと野良の方と競合する場面はあったんですね。

Mrhappy:ワールドファーストを勝ち取ったときは、野良の方たちにエレメンタルレベル60がほとんどおらず、同じインスタンスに競合する人たちがいなかったので、中に入ることは難しくありませんでした。念のために、ポータルを確保するためにわざと無関係のノートリアスモンスターをポップさせるといった作戦は採りましたね。また、ひとたび中に入ると、バルデシオンアーセナルの外から応援してくれるなどみなさんが協力的で、そういったことがワールドファースト獲得につながったんだと思います。

配信者という特殊な立ち位置だからこそのゲーム体験

――全体的なお話になりますが、Mrhappyさん自身は『FFXIV』のどういうところに魅力を感じていますか?

Mrhappy:『FFXIV』は、とてもプレイしやすいゲームです。短期間ガッツリと遊んで1回休み、また復帰するというプレイスタイルもやりやすいですし、1キャラクターを育てるだけでゲームのほぼすべてを堪能できるというところも、遊びやすさにつながっているんだと思います。また、コンテンツファインダーの気軽さや、クエストの導線もわかりやすいなど、初心者にとってもプレイを始めやすい環境になっていると感じます。パッチの周期もとても安定しているので、長く楽しめるゲームですね。

――Mrhappyさんは、高難度バトルコンテンツを多くプレイされていますが、その楽しさを語っていただきたいです。

Mrhappy:『FFXIV』のバトルはどんなものでもパズルになっていて、“それをどういう戦略で解いていくか”、そしてそれを“世界で最初に解いてみせたい”という意識がすごく強くあります。もちろん、そこまでハードコアではない人にとっては、解説動画などを見て解いていくという楽しみ方もあると思いますが、僕にとっては最前線を手探り状態で解いていくのがとにかく楽しい部分ですね。

――Mrhappyさんにとって、ゲームを配信していて楽しかったところ、よかったと感じたところはどこですか?

Mrhappy:バトルのパズルを誰かに教えてもらうのではなくまず自分で解くことがとても楽しいのですが、配信では、それを「どうやるんですか?」と聞かれたときに教えてあげられるんです。そして、そのプレイヤーたちがコンテンツに挑んで『FFXIV』を楽しくプレイする……そういう流れを作れること自体が、自分にとっての楽しみになっていると思います。

 配信をしていると、異なる人に同じ質問を何度もされることがあります。なかにはそれを嫌がる配信者もいますが、僕はそうではなくて。その人にとって何か新しい情報を提供できるということはとても光栄なことで、ある意味で“人助けができている”ということを、とても喜ばしく感じています。

『ファイナルファンタジーXIV』(FF14)

――海外では、インフルエンサーがコミュニティでの意見を聞いて、インタビューに反映するというケースが多々あると思います。それはとてもいいムーブメントだと思いますがそういった流れって、海外ではどのようなところから生まれるのでしょう?

Mrhappy:北米の会社であればコンタクトを取る方法はいくつもあると思うのですが、『FFXIV』の場合は日本の企業なので少し距離が遠いと感じる人もいるようで。やはり、フォーラムでの質問に公式コメントが寄せられることを期待するよりは、彼ら自身に比べればまだ直接話す機会がある僕のような存在に質問を託すほうが、フィードバックやリクエストを聞いてもらいやすいように感じているんだと思います。今回の吉田さんへのインタビューでは、大部分の質問はもちろん自分が考えて発したものですが、それと同時にほかのプレイヤーさんからの意見も募って日本にやってきた感じです。

――最後に、日本でMrhappyさんの配信を見ているプレイヤー、また高難度バトルコンテンツを攻略している日本のプレイヤーに向けて、メッセージをお願いします。

Mrhappy:まず、僕の配信を見てくれてありがとうございます。じつは、最近まで僕の配信がこんなにも日本のプレイヤーに見てもらえているということを知らなかったので、驚くと同時にとてもうれしく思いました。温かく受け入れてくれて本当にありがとうございます。日本のレイドを攻略している人たちとは、いつか一緒に攻略したいとは思っているのですが、日本語を自動翻訳に頼らざるを得ないので……レイド攻略にはちょっとそれでは不十分ですね(汗)。

――一緒に攻略したい、遊んでみたいと思っている日本のプレイヤーも多いと思います(笑)。

Mrhappy:ありがとう(笑)。日本のレイド攻略カルチャーは非常に効率的で力強く、そういった部分はとてもうらやましく思います。これからもワールドファーストを取るために、北米や欧州のプレイヤーと熱い戦いをくり広げてくれたらうれしいです。

 最後に、これを読んでくださっている読者のみなさん、ここまでのお付き合い本当にありがとうございました。

――ありがとうございました!

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