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2019年4月16日(火)

これは未来のギャルゲーだ! 二次元美少女とARデートできる『ミエナイキズナ』をレビュー

文:カワチ

 ソニー・ミュージックコミュニケーションズによる体験型サウンドゲーム『ミエナイキズナ』のレビューをライターのカワチがお届けします。

『ミエナイキズナ』

 どうも! 美少女系ゲーム大好きライターのカワチです! 『パルフェ』や『WHITE ALBUM2』を手掛けた丸戸史明さんがシナリオを手掛けるオリジナル作品『ミエナイキズナ』のレビュー仕事が編集部より舞い込んできたため、よろこんでプレイしてきました!

『ミエナイキズナ』
▲イラストを手掛けるのは『祝姫』などで知られる和遥キナさん!

 本作は西武鉄道の駅から巡れる地域(池袋・江古田・石神井公園)にチェックインすることで、植田佳奈さん演じるヒロインとのデートが音声で楽しめるというもの。ちなみに本作を楽しむための小冊子が池袋駅・江古田駅・石神井公園駅などで配布中となっていますので、プレイする際はいずれかの駅で入手するといいでしょう。

 プレイするまでは「丸戸さんの新規シナリオは気になるけど、移動するのはちょっと面倒かなぁ……」と思ったりもしていたのですが、実際にプレイしてみると、自分が現在いる場所と連動したストーリーが音声で展開するのは予想以上に臨場感があって楽しい! 本当に女の子とデートをしているかのような雰囲気にマジでドキドキさせられます。ぜひ、多くの人にこの神ゲーをプレイしてもらいたいので、その魅力を以下で語っていきましょう。

 ちなみに本作は、現実世界の音と仮想世界の音が混ざり合う“Sound AR”体験ができるのもポイントのひとつ。ですので、プレイする際には周囲の環境音も聞こえるオープンイヤースタイルヘッドセットを使うとより一層デート気分を楽しめます。

 推奨は『Xperia Ear Duo』や有線タイプの『STH40D』となっており、今回は『STH40D』を使ってプレイしてみました。周囲の音とヒロインのボイスが同時に聞こえることで、より現実とゲームの境い目がなくなるので没入感が増します!

『ミエナイキズナ』
▲自分が使用したのはソニーの『STH40D』です。

 さて、本作の魅力なのですが、まずはしっかりストーリーに力が入っている点を挙げたい! 「ARによる新しい体験」と聞くと「あくまで実験的なものであり、ストーリーなどはおざなりなのでは?」と身構えてしまうかもしれませんが、丸戸さんを起用しているだけあってストーリーはしっかり奥の深いものが用意されています。

 女の子とイチャイチャするだけの展開だけではなく、最終的に「ああ、こういうことだったのか」と驚かされる伏線のギミックが仕込まれています。そのため、本作をプレイするならぜひすべてのスポットを回ってエンディングまでプレイしてみてもらいたいです!

『ミエナイキズナ』
▲しっかり読ませるシナリオはさすが。現地まで歩いてチェックする価値アリです!

 また、それぞれの土地で展開するストーリーもしっかりロケハンされており、建物の位置関係などの描写が細かいので臨場感があります。「石神井公園のボートに乗ったカップルは必ず別れる」といったトリビアもしっかりシナリオに反映されており、デートの展開にもひねりがあります。

 本作は地図を起動しておくとヒロインがふいに声をかけてくることもありますが(音声が出るときは振動で教えてくれます)、たとえば木の歩道を歩いているときは「このギシギシという音が好き」としゃべってくれたりします。こうした環境音とヒロインの声を違和感なく楽しめるのは、オープンイヤースタイルヘッドセットの利点でしょう。一緒に散歩をしているかのような雰囲気を楽しめます。

 個人的には池袋~江古田~石神井公園というデートコースも神がかっているのではないかと思います。まず、池袋のサンシャインシティで王道のデートを楽しむことで「これが世にいうデートというものなのか!」という感動を味わうことができますし、その後の江古田や石神井公園といった、“デートスポットとしては決してメジャーではないかもしれないけれどユニークなスポット”を回っていくことで、自分とヒロインだけの特別なデートをしている気分を味わえます。最高。

『ミエナイキズナ』
『ミエナイキズナ』
▲チェックインすることでストーリーが進行。リアルにデートをしている雰囲気が楽しめます。

 そして、本作の魅力で忘れてはいけないのはヒロイン・ゆかりの可愛さでしょう! 本作のストーリーは、幽霊であるゆかりが主人公の目の前に突如として現れて彼をデートに誘うところからスタートするのですが、彼女はぜんぜん幽霊っぽくない明るい性格で、奥手な主人公のことをグイグイとリードしてくれます。

 「ん~、なんでそんなにビビってるの? あ、もしかして、今までデートしたことないとか?」など、からかうようなセリフも多いのがオタク心をくすぐります。あ、甘えたい! 声を演じている植田佳奈さんのハキハキした声も、ゆかりの性格にすごくマッチしていてすごくイイです!

 リードしてくれるお姉さん&ちょっと非日常な世界というのはオタクの夢描くドリーム。まさに「こういうことが起きることを待っていた……」と神に感謝することになるでしょう。

 ちなみに彼女には別れた彼氏がいたようですが……その秘密はシナリオを読んでからのお楽しみということで!

『ミエナイキズナ』
▲「過去に彼氏がいたなんて設定はイヤだ~!」と思う人もいるかもしれませんが、俺たちの丸戸さんを信じてください!

 本作はバイノーラル音声の機能を存分に使った作品で、本当にさまざまな角度から音声が聴こえてくるのですが、それが幽霊の女の子といっしょにデートしている雰囲気になっており、「普通ならこんな角度や距離から他人が話しかけてくることないよ!」という変な違和感はありません。いろいろなところからしゃべられても 「幽霊だからふわふわと浮きながらいろいろなところに移動しながらしゃべっているのかな?」と納得できます。

 バイノーラル収録した音声がどのように聞こえるか気になる人は、スピーカーでなくオープンイヤースタイルヘッドセットで、サンプルボイスを確認してみてください。

『ミエナイキズナ』ゆかりサンプルボイス

 バイノーラル収録の模様は、植田佳奈さんのブログで確認できますよ。

 本作のもうひとつの魅力である各スポットでのAR写真撮影も楽しいです。本作では現地に着いたときにチェックインすることで続きのストーリーが読める仕様ですが、これは普通にチェックインしても写真を撮ってチェックインしてもOK。

 写真付きのチェックインはほかのユーザーが投稿したものも見ることができるのですが、同じエリアでも違う場所や角度、時間帯で撮っているのがおもしろいですね。それぞれのユーザーのなかにそれぞれの思い出があるのだな~と、じんわりとあったかい気分になれます。

『ミエナイキズナ』
▲いちどチェックインしたストーリーはいつでも聴き直すことができます。

 ヒロインの撮影は縦画面と横画面の両方に対応しているほか、ロゴの大きさも自由に変えることができるため、凝った写真を撮ることができます。ぜひいろいろ試してみてください!

『ミエナイキズナ』
▲地図を見ながらチェックインできるポイントを探しましょう。
『ミエナイキズナ』 『ミエナイキズナ』
▲ポイントに着いたらヒロインを撮影! 横画面と縦画面で写真の写り具合や、ゆかりと風景のバランスが変わります。こちらの2枚はスマホを縦にして撮影したもの。
『ミエナイキズナ』
▲こちらはスマホを横にして撮影したものとなります。いろいろと試してみてくださいね。
『ミエナイキズナ』
▲観光案内所は駅前にあるので、忘れずに立ち寄りましょう。

 と、いうことで街を歩きながら恋の物語を楽しめる『ミエナイキズナ』。6月30日までの期間限定コンテンツとなっているので、ぜひみなさんプレイしてみてください!

『舞台めぐり』とは?

 この記事でレビューした『ミエナイキズナ』は、ソニー・ミュージックコミュニケーションズが提供するiOS/Android用アプリ『舞台めぐり』内の新たなコンテンツとなっています。

 『舞台めぐり』は、アニメやゲームの舞台となった場所を楽しく巡るために活用できる“舞台探訪ARアプリ”です。

 『青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない』や『ゾンビランドサガ』、『ガールズ&パンツァー』をはじめ、多数の作品に対応しており、アニメシーンと同じ構図を確認したり、登場キャラクターと一緒に撮影したりできます。

『ミエナイキズナ』 『ミエナイキズナ』
▲実際に作品に登場した場面がどこをモチーフにしたのかがよくわかります。聖地巡礼をより満喫したい人にはオススメのアプリです。

 さらに、作品によっては現地チェックイン特典として作品声優によるオリジナルボイスや壁紙がプレゼントされます。『ミエナイキズナ』と一緒に、こちらも楽しんでみてくださいね。

舞台めぐり (C)Sony Music Solutions Inc.
※Sound AR はソニー株式会社の商標です

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