2019年4月10日(水)
川原礫先生の作家生活が10周年を迎え、電撃文庫より刊行中の小説『ソードアート・オンライン』シリーズも、2009年4月10日の第1巻刊行開始から10周年の節目となりました。
▲abec先生描き下ろしの10周年記念イラスト。 |
10周年を記念して、電撃文庫『ソードアート・オンライン』でイラストを担当するabec先生描き下ろしの記念イラストと記念ロゴを制作。さらに本日4月10日より川原礫&ソードアート・オンライン 10周年公式サイトがオープン。さらに、川原先生のコメントが到着しています。
▲10周年記念ロゴ。 |
▲川原礫先生。 |
川原礫先生コメント
私はいままで、「目標は10年生き残ること!」と繰り返し発言し続けてきたのですが、こうしてついにその10周年を迎えるにあたって、大きな達成感とわずかばかりの喪失感をおぼえています。
自分のホームページで『ソードアート・オンライン』の初期バージョンを連載していた頃から考えると、ここまでの道のりは決して平坦ではありませんでした。焦りや重圧に耐えかねて、「もう書けない」と思ってしまったことも何度かありました。しかしどうにか10年、作家として活動してこられたのは、私を支えてくださった多くの方々と、そしていままで私の作品を応援してくださった読者や視聴者、プレイヤーの皆様のおかげです。
まだ次の目標は見つかっていませんが、15年、そして20年を目指して地道に小説を書き続けていこうと思っています。これからもどうぞよろしくお願いいたします。
今後は、2020年3月31日までを《『ソードアート・オンライン』10周年記念期間》として、ファンに楽しんでもらうための企画が多数展開する予定となっています。
ちなみに、3月30日深夜に配信した『ソードアート・オンライン アリシゼーション』前半戦クライマックス記念 製作陣大反省会では、10周年企画でどんなことを実施するのか少し触れられていますので、まだご覧になっていない人はぜひチェックしてください。
(C)2017 川原 礫/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/SAO-A Project