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2019年4月15日(月)

『コードギアス 復活のルルーシュ』制作の裏話が飛び出した10億円突破記念舞台挨拶のレポ到着

文:電撃オンライン

 4月13日に実施された上映中の映画『コードギアス 復活のルルーシュ』の興行収入10億円突破記念舞台挨拶のオフィシャルレポートが公開されました。

『コードギアス 復活のルルーシュ』

 『コードギアス』シリーズは、2006年に『コードギアス 反逆のルルーシュ』全25話、2008年に続編『コードギアス 反逆のルルーシュ R2』全25話がTV放送され、放送から10年以上経った現在でもファンから熱い支持を得る、2000年代を代表するヒット作品の1つです。

 舞台挨拶では、本作で復活を遂げた主人公・ルルーシュ役の福山潤さんをはじめ、本作の鍵を握る不老不死の少女・C.C.役のゆかなさん、黒の騎士団所属・カレン役の小清水亜美さん、そして『コードギアス』シリーズを牽引してきた監督・谷口悟朗さんが登壇しました。

オフィシャルレポート

 2月9日に封切られ興行収入10億円突破の大ヒットロングラン上映中の『コードギアス 復活のルルーシュ』。4月13日に新宿バルトで10億円突破記念舞台挨拶が行われました。

 公開初日舞台挨拶、そして3月に開催された大ヒット御礼舞台挨拶に続いての登壇となった福山さんが「谷口に挟まれている!」と左右にMCのサンライズ谷口廣次朗さんと谷口悟朗監督という並び順に触れると、すかさず「オセロだったらみんな谷口になっちゃうね」とゆかなさんがつっこみ、なごやかな雰囲気でスタート。

 福山さんは再び舞台挨拶を行える喜びを語りました。続いてゆかなさんは、「C.C.役をやらせていただきました谷口です」と挨拶し、本作を応援しつづけてくれたファンのおかげで交流の場を持つことができたことへの感謝を口にしました。

『コードギアス 復活のルルーシュ』

 一方の小清水さんは「紅月カレン役の、谷口です! 前回の御礼の舞台挨拶で最後かなと思っていたんですが再びこのような場が設けられ、もう赤い衣装ないよ……って思っていたら、隣の谷口さん(ゆかなさん)からこの服をもらいました」と紅月カレンのイメージカラーである赤を取り入れたワンピースが実はゆかなさんからと明かし会場からは驚きと笑いが起こりました。

『コードギアス 復活のルルーシュ』

 ここまで全員が「谷口です」と自己紹介する流れを受け、谷口監督は「自己紹介するとネタになっちゃうじゃない!」と笑いつつも「こういったお話しができるのもすべてが幸せにうまいこといったおかげなんだなと思っております」と全員の挨拶を総括しました。

『コードギアス 復活のルルーシュ』

 MCより3月24日時点で10億円を突破したということへの率直な感想を求められると谷口監督は「多くの人たちの応援の積み重ねなんだろうと思っています。(興行収入10億円は)目標値として言われてはいたんですが、実際にそこまで達することができるかどうかは私たちはわからなかった。」とファン1人1人の応援の積み重ねが今回の結果であり、この記念舞台挨拶であることへの感謝を力を入れて語りました。

 それを受けて福山さんは、会場に足を運んだお客様に「今日この舞台挨拶の前の本編上映で初めて『コードギアス』に触れたという方は……」と問いかけると数人から手が上がり、「やはりいらっしゃいましたね! ようこそ! ナム・ジャラ・ラタック!」と歓迎の言葉と本作に登場したジルクスタン王国の挨拶を披露しました。

『コードギアス 復活のルルーシュ』

 さらに「『復活のルルーシュ』をこの回で初めて観たという方は……」とさらに問いかけを重ねるとこちらも数名の手が上がり、これには監督も思わず「ありがとうございます!」と声をかけました。福山さんは今も新たなファンが増え続けている状況に喜びを滲ませました。

 『R2』の後のキャラクターたちの関係性の変化についての質問に対し、福山さんは「TVシリーズの学生時代には少年の等身大の感情がありましたが、どこか偽っていて、本当のことを言っていても周りから信用されなかったりしました。ですが、ものすごくプレーンな状態の、いわゆるなにも背負っていないルルーシュをこのタイミングで演じられました。彼が意外と素直な人間性を見せたのかな、というのが『復活のルルーシュ』でルルーシュを演じさせてもらってとってもスペシャルなことだったと思いますね」と答えました。

 そのルルーシュの“プレーンさ”について谷口監督は「『復活のルルーシュ』はあちこちにそういった描写を入れました。カレンがいきなりルルーシュに抱きつくシーンで、ルルーシュはすごく困惑していて、“助かった!”という感じで話しかけた咲世子の方を見る」と答えました。

 さらにC.C.との関係性についても「TVシリーズでは、ナナリーを守らなければいけないという思いからの壁があった」と話す谷口監督に対し、ゆかなさんも2人の関係性が一番変わったと答えました。

 福山さんからは「劇場総集編3部作でC.C.の描かれ方は『復活のルルーシュ』の布石として変わりました。新たな面を見せなくてはいけないところがあり、ゆかなさんにだけわかるように僕なりの表現ですが“割を食いましたね”と言いました」と今だから言える話を披露しました。

 すると谷口監督も「C.C.にピザを食べさせるかすごく悩みました。C.C.にとってピザというのは彼女自身の自由奔放な振る舞いとかワガママを表現する何かであり今回はそれを入れられない。本編が終わってエンドロールが明けたところでルルーシュとC.C.がピザを2人でずっと食べているとか、それぐらいだったらできたんですが……」と制作の裏話も飛び出し、小清水さんが「もしワンチャンピザがあるとしたら、別れの言葉を交わしたシーンで、「ピザ、好きでしょ? 持って行きなさいよ」とカレンが渡すのはどうか」と提案し会場を沸かせました。

『コードギアス 復活のルルーシュ』

 また、本日の舞台挨拶には参加できなかった櫻井孝宏さんからのコメントが紹介されました。「これだけのヒットとなれば次なる展開を目論んでいるはず! ……でしょう、谷口さん?」と谷口監督に問いかけ、「いつになるかはわかりませんが、またこのプロジェクトが動き出す日はきっとくるでしょう。そしてそのプロジェクトを始動させたのは他でもない皆さんです。本当にありがとうございます。いつか、「飲みながらしゃべる」みたいなユルめのイベントできたらいいですね。感謝のギアスでした」と締めました。

 新しいイベントの提案が出たところで、最後に谷口監督から「人というのは、これだけ多くの思いや言葉が積み重なっていくとかえって言葉というのはなくなっていくんだと、シンプルになるんだと実感しております」と語りつくせない感謝の言葉を述べ、小清水さんも「カレンはお兄さんの代わりにだったり、お母さんのためにだったり、誰かのための人生を歩んできたところがあったのですが、今回はやっとカレンが自分で選ぶ道を生きられるんだ」とキャラクターの変化を受け、自身も『コードギアス』で受けたことを役者人生で繋げていきたいと語りました。

『コードギアス 復活のルルーシュ』

 ゆかなさんは、人前に出る緊張感を、ともに舞台に立つメンバーとこれまで応援してくれたファンの思いが大きな幸せに変えてくれたと感謝の言葉を伝え、「これからどれだけ続くかわかりませんが、これからの未来をありがとうございます。どうぞ一緒に進んで、この先も見てみたいなと思います」と述べました。

 最後に福山さんが「作中でルルーシュが「明日のために」とずっと言っていました。明日のことや未来のことはわからないです。谷口監督がさまざまな反応や批判を受け止める覚悟を示し、我々も本作を待っていただいた方、そして新たに作品を知っていただく方それぞれの新たな思いに向けての一歩になるように熱量を注いできました。ルルーシュがゼロ・レクイエムで“明日”と言っていましたが、我々はその明日がこの作品によっていただけたと思います。新たな明日を求めてまたこれからも皆さまとともに、この作品とともに歩んでいきたいと思います。本日はどうもありがとうございました」という思いを述べ、舞台挨拶は幕を下ろしました。

『コードギアス 復活のルルーシュ』
▲左から小清水亜美さん、福山潤さん、ゆかなさん、谷口悟朗さん。

(C)SUNRISE/PROJECT L-GEASS Character Design (C)2006-2018 CLAMP・ST

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