2019年4月26日(金)
GWは遊びごたえたっぷりな冒険の世界へ。『SAO ホロウ・リアリゼーション』をイチから紹介
今年のゴールデンウィークは10日間の大型連休ということで、「何かガッツリ遊びごたえのあるゲームを遊んでみたいけれど、何かないかな?」と探している人はいませんでしょうか?
そんな方にオススメしたいのが、4月25日に発売されたNintendo Switch版『ソードアート・オンライン -ホロウ・リアリゼーション-(SAOHR)』です。
本作は、小説やTVアニメなどで展開する『ソードアート・オンライン』をゲーム化したもの。舞台となるのは、デスゲームと化したVRMMORPG《ソードアート・オンライン(SAO)》のサーバーを基に研究開発をかねて作られた《ソードアート・オリジン(SA:O)》という新たなゲーム。この世界を舞台に、主人公・キリトたちの冒険がボリュームたっぷりに描かれていきます。
まずはゲームの基本的な説明をしつつ、特にどんなポイントが魅力なのか? を記事の後半でご紹介したいと思います。
『ソードアート・オンライン』とは?
そもそも「『ソードアート・オンライン』ってどんな作品?」という人に向けて、簡単に紹介します。とは言えゲーム自体は小説やTVアニメなどを知らなくても楽しめます(もちろん知っていればより楽しめますが)のでご心配なく。
『ソードアート・オンライン』は、川原礫先生(イラスト:abec先生)が執筆する電撃文庫の小説で、2009年4月10日に第1巻が刊行され、2019年5月時点では第21巻(※)まで刊行されている他、3度にわたってアニメ化されています。
▲こちらは小説第1巻『ソードアート・オンライン 1 アインクラッド』の表紙です。 |
技術が進歩した近未来、ゲーム内で死ぬと現実世界でも死んでしまうデスゲーム《ソードアート・オンライン》に取り込まれ、全百層からなる巨大な浮遊城《アインクラッド》の攻略に挑む主人公・キリトの活躍を描いた《アインクラッド》編を皮切りに、さまざまな仮想世界を舞台にした物語が展開していきます。
※本編21巻の他に、《アインクラッド》第一層からクリアまでの軌跡を描くリブートシリーズ『ソードアート・オンライン プログレッシブ』は6巻まで刊行中。
『SAOHR』のストーリーや登場キャラクターを紹介
続いて、『SAOHR』のストーリーやキャラクターについて紹介していきたいと思います。
『SAOHR』の舞台は、まったく新たなVRMMORPG《Sword Art:Origin》。デスゲームを生き抜いた歴戦の勇者であるキリトたちといえども、はじめから強力なスキルを使うことはできません。そんな本作のイントロダクションはこんな感じです。
西暦2024年――
浮遊城《アインクラッド》と呼ばれる世界を舞台に、ゲームオーバー=死の《デスゲーム》が繰り広げられたVRMMORPG《ソードアート・オンライン(SAO)》。キリトと呼ばれるプレイヤーにクリアされ、この仮想現実世界は崩壊した――
《SAO事件》と呼ばれるこの出来事は、大きく社会に波紋を呼んだ。
それからしばらくの時間が流れ――生命の危険性を内包したVRハード《ナーヴギア》から、安全性が確保された《アミュスフィア》へハードを移し、VR全盛期へ突入する。
VRの新たな可能性の研究開発と称し、旧《SAO》サーバーを元に新たなゲームが立ち上がった。そのゲームの名は《ソードアート・オリジン》――通称《SA:O》
そして、西暦2026年――
キリトは新しいVRMMORPG《SA:O》で、1人のNPCの少女と出会った。ログイン直後に出会った少女は何かを伝えようとして消え、直後、キリト宛てにメッセージが届く。
「I’m back to Aincrad(私はアインクラッドに帰ってきた)」――
続いて、本作に登場するメインキャラクターのうち、特に知っておいてほしい3人を紹介します。
キリト
《ソードアート・オンライン》をはじめ、いくつものVRMMOゲームを渡り歩いてきた、《黒の剣士》と呼ばれる少年。女性のような顔立ちと線の細いシルエットだが、仮想空間における戦いの腕はトップクラスを誇る。
アスナ
《SAO》において屈指の実力ギルドだった《血盟騎士団》の副団長を務めた少女。キリトと出会い、彼とともに生きることを決めた。華麗な剣技から《閃光》の異名を持つ。物腰は柔らかいが、芯の強さも持っている。
プレミア
元々は、名前も設定も持たないNPCの少女。彼女に関するクエストにキリトが興味を持ち、知り合うことになる。“プレミア”という名前は、キリトたちに付けられたもの。
その他の登場人物たち
上で紹介した3人だけでなく、これまで『ソードアート・オンライン』の小説やゲームに登場したキャラクターたちも登場しますよ。
▲シノン | ▲リーファ | ▲リズベット |
▲シリカ | ▲ストレア | ▲フィリア |
▲クライン | ▲エギル | ▲アルゴ |
『SAOHR』はこんな人にオススメです
さて、ここまで本作の基本的な情報を紹介してきましたが、ここからは本作がどんな人にオススメなのかを書いていきたいと思います。
その1:育成要素が大好きな人
本作は、育成要素が非常に多く用意されています。プレイヤーキャラクターのレベル上限は条件を満たせば最大で300まで上げられますし、武器のスキルやソードスキルなどにも熟練度が設定されており、当然こちらも育成できます。
▲こちらはレベル1の状態です。 |
▲こちらは本作のスキルツリーの一部です。 |
▲装備品の強化もできますよ。 |
▲こちらはアスナたちのステータス画面。真ん中の大きな丸の中に小さな丸がいくつかあるのは、そのキャラの感情を表しています。 |
このように、育成要素はありすぎと言っていいほどありますので、「キャラを鍛えてじわじわと強くなっていく感覚が好き!」という人には、うってつけです。
その2:かわいい女の子と冒険や甘々なやり取りをしたい人
ヒロインたちは仲間としてプレイヤーの冒険を手助けしてくれるだけではなく、街で手をつないでデートしたり、向かい合って親密な会話を楽しんだりもできます。
▲冒険では非常に頼れる仲間ですが……。 |
▲街ではかわいらしい女の子の一面も見せてくれます。 |
さらに、絆を深めていくとお姫様抱っこできたり、添い寝までできちゃったりします。ちなみに、きちんと仲を深めてからでないと、ヒロインたちにコミュニケーションを拒まれてしまうこともあるので、注意しながら遊んでくださいね。
▲手をつないでいると、こちらのほうを見てくれたりもします。 |
▲一緒に添い寝しているところです。 |
▲添い寝シーンは、こうしたイベントCGが見られることもあります! |
▲しかし、あまりグイグイ行き過ぎると、途中でヒロインの気持ちが覚めてしまうことも……。 |
また、本作のユニークな点は、アスナたちだけでなく、冒険の拠点となる《はじまりの街》を歩くキャラクターたちでさえ、友好度が一定の数値に達していれば、一緒に冒険に連れ出せるところ(アスナたちは最初から仲間にできます)。
話しかけてみると、キャラクターたちにもいろいろと個性があることがわかりますので、街を散策する際には、そういったところにも注目してみるとおもしろいですよ。
その3:とてつもないやり込みが大好きな人
Nintendo Switch版には、ゲーム本編のみならず、PS4版で有料DLCとして配信されていたコンテンツがすべて収録されています。
ゲーム本編で遊べるメインストーリーだけでもプレイボリュームは少なく見積もって4、50時間。本編クリア後に解放される“蒼空の闘士”や、“蒼空の闘士”クリア後に遊べる全3章の“深淵の巫女”なども含めると少なくとも7、80時間は遊べるでしょう。
またこれらの時間は最初に“少なく見積もって”と書いたように、周回プレイややり込みプレイを考慮した時間ではありません。魅力のその1、その2で紹介したような要素も相当ボリュームがありますし、装備の厳選や、全1000層を冒険するランダム生成ダンジョンなど、ゴールデンウィークだけではとうてい遊びきれないくらいのボリュームがある作品です。
最大10連休に何を遊ぼうか迷っている人は、選択肢のひとつに入れてみてはいかがでしょうか?
声優陣のサイン色紙が当たるスクショコンテストを開催。作品を募集中
本作の発売を記念して、楽しい冒険の記録を送ってもらう企画《アイングラウンド写真館》を実施しています。
この企画は、『SAO HR』をプレイしていて「これは!」と思った場面をスクリーンショットにして送ってもらい、二見鷹介プロデューサー&南敬洙プロデューサー&特集担当編集が選出した作品を撮影した人にプレゼントを贈るという『SAO』ゲームシリーズおなじみの企画です。
Nintendo Switch版のユーザーには、4月25日からの楽しい冒険の記録を、PS4/PS Vita/PC(Steam)版のユーザーには、これまでの冒険を振り返ってみて、“自分の最強スキルパレット”や“自慢の最強パーティ”など、いわゆる“やり込み結果”をコメントとともに送っていただきます。
プレゼントは、キリト役の松岡禎丞さん、アリス役の茅野愛衣さん、ユージオ役の島﨑信長さんサイン色紙(※いずれか1枚)を計6名に進呈したいと思います。
作品応募の締め切りは、2019年5月12日(日)23:59まで。発表は、5月後半に記事または生放送(※毎週木曜夜に配信している電撃PS Live)などで実施予定です。松岡さんたちのサインなどのプレゼントが欲しいという人は、以下のフォームから珠玉のスクリーンショットを送ってくださいね!
※画面は開発中のものです。
※情報は発表日現在のものです。予告なしに内容が変更される場合があります。
(C)2014 川原 礫/KADOKAWA アスキー・メディアワークス刊/SAOII Project
(C)BANDAI NAMCO Entertainment Inc.
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